海外旅行にクレジットカードは何枚?への最終回答

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by frankieleon

こんにちは!これまでにアジア、アフリカ、ヨーロッパへの渡航経験、そしてフランスへの留学経験がある編集部のLeeです。
海外旅行ではクレジットカードを使い倒しています笑。

結局、海外旅行にクレジットカードは何枚持っていけばいいの?

海外旅行にクレジットカードを持って行くと、支払いがとっても簡単になりますし、万が一の時の補償やサービスも充実しています。

海外旅行にはクレジットカードが必携と考えている人が少なくないと思いますが、「結局何枚持っていけばいいの?」と思っている人もいるかもしれません。

私は、海外旅行にはクレジットカードを複数(最低2枚)持って行くことをおススメしますが、今回はなぜクレジットカードを複数持って行くのがいいのか、そしてどんなクレジットカードを持って行けばいいのかを紹介します。

海外旅行にクレジットカードを複数持って行くべき理由

・万が一の時の予備カードとして

まずは、危機管理の面から、海外旅行に複数のクレジットカードを持って行くことをおススメします。

海外旅行では、日本国内よりもクレジットカードの盗難や紛失のリスクが高まる傾向にあります。

クレジットカード会社によっては、現地で緊急用カードを再発行してくれるところもありますが、再発行まで1日~2日はかかります。

クレジットカードが使えないと、多額の現金を持ち歩かなければなりませんし、レンタカーやホテルなどでは保証金を現金で納めなければなりません。
再発行を待つ間、もう1枚のクレジットカードを持っていれば、クレジットカードのない不便さを回避できるのです。

・海外旅行保険の合算用として

クレジットカードには海外旅行保険が付帯しているものがあります。

この海外旅行保険が付帯しているクレジットカード、実は「死亡・後遺障害」という補償以外は、複数のクレジットカードの補償を合算できます。
1枚では不足気味の補償も、複数合わせれば十分な補償になりますね。

・様々な現地サポートを受けられる

例えば、JCBカードを持っている人は、海外の主要観光地にある「JCBプラザ」を利用でき、現地の観光案内や各種手配などを承ってくれます。

アメリカンエキスプレスを持っていれば、英語が堪能なオペレーターに面倒な英語での交渉事をお願いすることもできます。

複数のクレジットカードを持っていれば、これらのサービスを合わせて利用できるので旅がより快適になります。

メインで使う海外旅行のクレジットカードの選び方

クレジットカードを複数持って行くとしても、そのいずれも頻繁に利用する必要はありません。

役割を決めて、「メインカード」「サブカード」としてもいいでしょう。

では、メインカードで持って行くべきクレジットカードの条件には何があるのでしょうか?

・国際ブランドはVISAかマスター

現在、主なクレジットカードの国際ブランドは5つありますが、メインカードとして使うならVISAかマスターがおススメです。
他の3種類の国際ブランドは、地域によって使えるところと使えないところに差がありますが、VISAとマスターなら世界中ほぼどこでも利用できます。

・日本国内でも「使える」クレジットカード

海外旅行でメインとするクレジットカードは、日本国内でも使い勝手が良い方がいいでしょう。

例えば、メインカードとして利用を集中させることでポイントが多く貯まる、年間利用金額によって年会費無料になるなどの特典があるカードなら、メインカードに据えたいところです。

・海外旅行保険が利用付帯のカード

クレジットカードの海外旅行保険の適用条件として、「自動付帯」「利用付帯」があります。

海外旅行の費用をカードで支払ったときに限り保険が付帯するのが「利用付帯」です。

支払いを集中させるためにも、利用付帯ながらその他の条件が良い(海外利用分はポイント倍、一定金額以上利用で年会費無料など)クレジットカードはメインにすべきです。

サブで使う海外旅行のクレジットカードの選び方

・国際ブランドはメインとは異なるものに

サブカードの国際ブランドは、メインとは異なるものにしましょう。

メインカードがJCB、ダイナース、アメックスと言う方は、万が一のことも考えてサブはVISAかマスターにしておきましょう。

・一芸に秀でたクレジットカードをサブに

一芸に秀でたカードをサブカードとして位置づけるのもいいでしょう。

例えば、「年会費無料で海外旅行保険が自動付帯」というようなクレジットカードは、海外旅行保険の合算用としてサブカードとしては最適です。

海外旅行に持って行くクレジットカードの組み合わせ例

では、具体的なクレジットカードを例に挙げて、メインとサブのおすすめ組み合わせを見てみましょう。

僕が海外旅行におすすめする「三井住友VISAクラシックカードA」「楽天プレミアムカード」「JCB EITカード」「楽天カード」を例に挙げます。

・三井住友VISAクラシックカードA(メイン)+楽天プレミアムカード(サブ)

三井住友VISAクラシックカードAは、旅行代金を支払うことによって死亡・後遺障害の補償額がさらに上乗せされます。

楽天プレミアムカードは持っているだけで自動的に海外旅行保険が付帯し、無料登録できるプライオリティ・パスを使って空港のVIPラウンジも利用できます。

・楽天カード(メイン)+JCB EITカード(サブ)

いずれも年会費が無料なカードですが、楽天カードの海外旅行保険は利用付帯ですので、メインとして使った方がいいでしょう。

JCB EITカードは海外旅行保険が自動付帯なものの、リボ払い専用カードなのでメインカードとしてはあまり向いていません。

海外旅行にクレジットカードは何枚?役割をつけて最低2枚

いかがでしょうか?

カードによって様々な特徴がありますので、その特徴を見極めたうえで「メインカード」「サブカード」と役割をつけましょう。
クレジットカードは最低2枚持って行くと、万が一の時も対応できますし、旅を快適にするサービスを多く受けられますよ。

海外旅行にオススメのクレジットカード3枚をまとめた記事はこちら

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