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キャッシュパスポート利用にはマイナンバーが必要。申告方法ガイド

海外旅行ではクレカや海外プリカを駆使し、スマートトラベラーを自称する編集部のLeeです。

海外旅行にあると便利なアイテムの一つに、キャッシュパスポートがあります。

キャッシュパスポートとは、年齢制限も審査もない海外プリペイドカードですが、キャッシュパスポートの利用には個人番号(マイナンバー)が必要です。

「マイナンバーはあるけど、キャッシュパスポートにどうやって申告していいか分からない」

という人も少なくないでしょう。

そこでこの記事では、そもそもマイナンバーとは何か、そしてキャッシュパスポート利用の際にマイナンバーをどのように申告すればいいのかを紹介します。

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目次

キャッシュパスポートの利用にはマイナンバーが必要

2016年1月1日以降、キャッシュパスポートを利用する際には、マイナンバーの提出が必須となりました。

キャッシュパスポートの申し込みは簡単だが…

クレジットカードの場合、申込時に本人確認書類や引き落としに利用する銀行口座の情報の提出が必要です。

一方のキャッシュパスポートは、申込時に本人確認書類や引き落としに利用する銀行口座の情報の提出をする必要がありません。

なので、キャッシュパスポートは思い立ったときにすぐに申し込むことができます。

キャッシュパスポートはカード自体にチャージをするため、銀行口座を用意する必要がありません。

本人確認書類については、キャッシュパスポートは、カードの配達時に本人限定受取郵便(特定事項伝達型)を利用します。

この郵便を受け取るためには、印鑑とともに、氏名、住所、生年月日の記載がある本人確認書類(パスポート、健康保険証、運転免許証、在留カード)を用意しないといけません。

受取時に本人確認を行なうため、申込時には本人確認書類を提出しなくてもよいのです。

2016年1月1日以降、キャッシュパスポートの利用にはマイナンバーが必要に

しかし、2016年1月1日以降、キャッシュパスポートの利用者に対して、マイナンバーの確認が必要となりました。

マイナンバーは、法令に基づく国外送金等取引に関する確認事務のために利用されます。

マイナンバーとは?

マイナンバーとは、住民一人一人に与えられる12桁の番号です。

特殊な事情を除いて、マイナンバーは結婚や転居をしても一生変わりません。

行政を効率化するマイナンバー

これまで、行政機関や地方公共団体によって、個人に様々な番号が与えられてきました。

しかし、これらの番号に共通性はなく、利用者が転居した場合などに情報の引継ぎが困難となってきました。

行政機関や地方公共団体で一つの番号(マイナンバー)を利用することで、手続きをより効率化することができます。

利用者の利便性を向上させるマイナンバー

恩恵を被るのは行政や地方公共団体だけではありません。

利用者も恩恵にあずかれます。

これまでは、手続きをするためには、行政機関や地方公共団体によって異なる添付書類や番号が必要でした。

しかし、マイナンバーに一元化されることによって、添付書類や手続きの手間が減り、利用者の負担も軽減されます。

公正・公平な社会を実現するマイナンバー

行政機関や地方公共団体によって、個人に様々な番号が与えられてきたこれまでは、税負担などを不正に免れたり、不正に受給したりということが少なくありませんでした。

行政や地方公共団体の枠を超えて情報を共有できることによって、不正受給や税逃れを防止することができます。

マイナンバーの確認・取得方法

通知カードでマイナンバーを確認

マイナンバーの12桁の数字は、通知カードで知ることができます。

通知カードは紙製のカードで、簡易書留で送られてきます。

そこにはマイナンバーや氏名、住所や生年月日、性別などが記載されています。

マイナンバーのみを必要とする手続きについては、12桁の番号さえ分かっていれば何ら問題はありません。

顔写真付きならば「マイナンバーカード」を

ただし、身分証明書としてマイナンバーを活用したい人などは、マイナンバーカードを発行するのがいいでしょう。

かつては、住民基本台帳カードがその役割を担っていましたが、マイナンバーの登場以降は、マイナンバーカードがその役割を引き継ぎつつあります。

マイナンバーの通知カードには顔写真が添付されていませんが、マイナンバーカードには顔写真が付きます。

ただし、マイナンバーカードを発行するためには、顔写真と通知カードとともに、運転免許証やパスポートなどが必要です。

マイナンバーカードの申請は、郵送やパソコン、スマホや街中の写真機で可能です。

新生したマイナンバーカードは、お住まいの市区町村窓口で受け取りましょう。

キャッシュパスポートへのマイナンバー申告の手順

キャッシュパスポートは、インターネットはもちろん、郵送やFAXでも申し込み可能です。

審査がありませんので、申込から最短1週間でキャッシュパスポートが発行されます。

ここでは、キャッシュパスポートが自宅に届いてから、マイナンバーを申告するまでの手順を紹介しましょう。

①キャッシュパスポートを受け取る

先ほども申しました通り、受取の際に本人確認書類を提示してキャッシュパスポートを受け取ります。

②キャッシュパスポート利用の準備をする

受け取ったら、キャッシュパスポート(メインカードとスペアカード)、利用ガイド、スタートアップガイド、マイナンバーに関する書類が同封されていることを確認してください。

キャッシュパスポートを受け取ったら、カードの裏に本人の署名をしましょう。

③個人番号申告書を作成する

キャッシュパスポートに同封されている「個人番号申告書」に、必要事項を記入します。

個人番号申告書には、提出書類の貼り付け以外にも、氏名、住所、マイナンバーの記入、キャッシュパスポートのカード番号下4桁、申告書の作成日を記入します。

個人番号申告書を紛失してしまった場合は、キャッシュパスポートのホームページからダウンロード、プリントアウトも可能です。

④マイナンバーが記載されている書類を準備する

さらに、マイナンバーが記載されている書類も合わせて提出しなければなりません。

マイナンバーが記載されている書類で有効な書類は、「通知カードの両面コピー」「マイナンバーカードの両面コピー」「マイナンバーが記載されている住民票のコピー」です。

マイナンバーが記載されている住民票のコピーについては、本籍の記載や家族の記載は必要ありません。

⑤必要書類を郵送する

「個人番号申告書」に、上記3種類のいずれか1種類の提出書類を添付して、返信用封筒で返送してください。

これで、キャッシュパスポートへのマイナンバーの申告は完了です。

キャッシュパスポートのマイナンバー申告は簡単にできる!

キャッシュパスポートにおけるマイナンバーの申告はさほど難しくはありません。

・マイナンバーカードを持ってる方→マイナンバーカードの両面をコピー
・通知カードのみ持っている方→通知カードの両面をコピー
・どちらも持っていない方→マイナンバーが記載されている住民票のコピー

事前に上記の書類を準備して、記入した個人番号申告書に同封の上で郵送するだけです。

マイナンバーの取り扱いも万全

極めて重要な役割を果たすマイナンバーだけに、キャッシュパスポート側のマイナンバーの取扱は、気になるところでしょう。

カードローンの中には、源泉徴収票の提出を求める場合もありますが、源泉徴収票にマイナンバーが記載されている場合は、その部分を黒塗りするように求められます。

たとえ黒塗りしても、マイナンバーの情報が漏れないか気になりますよね。

一方、キャッシュパスポートの受取の際には、郵便局の「本人限定受取郵便」を利用します。
受取の際には、パスポートや運転免許証などが必要ですが、いずれの書類もマイナンバーが記載されていませんので、マイナンバーが漏れることはありません。

マイナンバーは受け取り後の1回のみ提出をしますが、書類が不正利用されたり情報漏えいしたりすることがないよう、確認後に書類を廃棄しています。

また、関連会社へのマイナンバーの提供も行なっていません。

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