旅料理研究家・山本ジャーニーが世界一周中、宿のキッチンで作った超豪華シェア飯とそのレシピを公開します!
世界一周中はキッチンで味気ないパスタばっか作ってました。デスクです。
海外のゲストハウスなどに泊まると、他の旅人と材料費を出し合って、ご飯を作るということがあります。これがいわゆるシェア飯です。今日は、山本ジャーニーに超豪華なシェア飯の作り方を教えてもらいました。ようこんなの作りますわ……。
1 ロブスターとアスパラガスのパスタ @スペイン/バルセロナ
【作り方】
1. ロブスターを茹でる。
2. 茹で上がったロブスターを縦に半分に切る。
3. 2のロブスターをにんにくのみじん切りとオリーブオイルで軽く焼き、一度取り出す。
4. 3のフライパンに1の茹で汁を加え、白ワインと塩で味をつける。
5. 4のソースに茹でたパスタを絡め、ソテーしたアスパラガスとロブスターを添えれば出来上がり。
「ロブスターはバルセロナの市場で12€で購入。日本ではなかなか手に入らないので、見かけたら是非!」
2 牛肉のステーキ @アルゼンチン/ブエノスアイレス
【作り方】
1. ステーキ肉に塩・胡椒をふって、少し寝かせる。
2. ステーキ肉を鉄鍋があれば鉄鍋で、なければフライパンで焼く。
3. にんにく、生姜、玉ねぎをそれぞれすり下ろしたものに醤油、水、砂糖を加え、タレを作る。
4. 焼きあがったステーキに4のタレをかけて完成。
「アルゼンチンは牛肉大国で、美味しい牛肉が安く手に入ることで有名。スーパーでステーキ肉を買ってきて、宿のキッチンで焼いて食べるのが定番です」
3 海鮮パエリア(風) @メキシコ/メキシコシティ
【作り方】
1. にんにくをみじん切りにしてオリーブオイルで炒める
2. 1に貝類を加えて軽く火を通したところに水を加える ※貝は半分余らせておく
3. 2に白ワインを入れ、コンソメキューブ、塩、サフランで味をつけていく
4. 3のスープストックで米を炊く
5. イカや海老、余らせておいた貝を別で炒めて、炊きあがったご飯に乗せて出来上がり
「本格的なパエリアを宿で作るのは難しいけれど、炊き込みご飯ならカンタン。サフランもムール貝も日本に比べて安いから是非試してみて!」
4 フォアグラのポワレ @ブダペスト/ハンガリー
【作り方】
1. フォアグラに塩・胡椒をして、小麦粉をまぶす
2. バルサミコ酢と赤ワインに砂糖を加え、弱火で煮詰めてソースを作る
3. フォアグラをソテーする。この際、大量の脂が出るが大丈夫
4. 脂をよく吸うズッキーニと茄子を付け合せに
5. フォアグラを慎重に取り出して、2のソースをかけたら完成
「ハンガリーではフォアグラが安く手に入る(ブダペストの中央市場で購入)。フォアグラは焦げやすく崩れやすいので、火の加減に注意。はじめは弱火で。」
5 ティラピアの握り @アワサ/エチオピア
【作り方】
1. フィレ状で売られているティラピアをそぎ切りにしたあとミネラルウォーターですすぎ、水気を切る
2. 2の切り身に塩をふって、冷蔵庫でしばらく寝かせる
3. ビネガーと塩と砂糖で酢飯を作る
4. 握る!
「エチオピアの一部では生食の文化があり、ティラピアという淡水魚をネタに、現地人に寿司を握りました。淡水魚には寄生虫がいたりして衛生的にはよくないので、良い子はマネしないように。僕?もちろん焼いてから食べましたよ!」
そんな、山本ジャーニーの旅食メディアがオープン!
地球の歩き方とタイアップして、山本ジャーニーが一年間の世界一周の中で食した全1165皿を世界中の風景や人々の暮らしを交えて綴る旅食紀。
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取材協力:山本ジャーニー
文:デスク
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