クレジットカードを4枚所持し日々、クレジットカードのお得情報を探している編集部のLeeです。
クレジットカードにはできるだけコストをかけたくないですよね。
「三井住友VISAクラシックカード」は、最初の1枚としてはピッタリなカードですが、最初の1枚を使い倒すかタンスの肥やしになるかは、カードを実際に使うまでは分かりません。
仮に三井住友VISAクラシックカードとの相性があまりよくなく、タンスの肥やしになってしまったら、支払う年会費が無駄になってしまいますよね。
実は三井住友VISAクラシックカードは、初年度年会費が無料なのはもちろん、2年目以降も条件を満たせば年会費を支払う必要がありません。
そこで今回は、三井住友VISAクラシックカードの年会費を安く(無料に)する方法を紹介します。
三井住友VISAクラシックカードの年会費を2年目以降無料にする方法
三井住友VISAクラシックカードの年会費は?
三井住友VISAクラシックカードには、通常の「三井住友VISAクラシックカード」と「三井住友VISAクラシックカードA」があります。
三井住友VISAクラシックカードAは、三井住友VISAクラシックカードよりも旅行傷害保険が充実しているカードですが、それぞれ年会費が以下のように異なります。
三井住友VISAクラシックカード |
三井住友VISAクラシックカードA |
|
年会費 |
税別1,250円 |
税別1,500円 |
家族会員 |
税別400円 |
税別550円 |
旅行傷害保険が充実しているだけに、三井住友VISAクラシックカードAの方が年会費は高いです。
仮に、三井住友VISAクラシックカードがタンスの肥やしになってしまっても、毎年1,500円近いお金を支払わなければなりませんので、申込もためらってしまいますよね。
しかし、三井住友VISAクラシックカードは、インターネットからの申込をすれば、いずれのカードも初年度の年会費はかかりません。
また、家族会員のカードも、1人目は初年度の年会費が無料となっています。
三井住友VISAクラシックカードの年会費を2年目以降無料にする方法
初年度は年会費が無料になるので安心ですが、問題は2年目以降です。
三井住友VISAクラシックカードは、2年目以降の年会費も以下のような条件さえ満たせば割引、あるいは無料にすることができます。
①WEB明細書サービスの利用で年会費500円引き
三井住友VISAクラシックカードの毎月の利用明細は、通常は紙の明細書が発行され、利用者の自宅に送られてきます。
紙の明細書発行をやめて、インターネット上で閲覧できる「WEB明細書サービス」を利用して、過去1年間(12回の請求)で6回以上の請求がある本会員は、翌年度の年会費から税別500円引きとなるのです。
②前年度の利用実績に応じて年会費が半額・無料
三井住友VISAクラシックカードの前年度(前年2月~当年1月)の合計利用金額に応じて、翌年度の年会費が以下のように割り引かれます。
・利用金額が100万円以上300万円未満→次回年会費が半額
・利用金額が300万円以上→次回年会費が無料
300万円以上利用するとなると、1か月で25万円以上利用しないといけないので、クリアするのは簡単な条件ではありません。
現実的には、100万円以上利用して年会費半額を狙うのがいいでしょう。
③「マイ・ペイすリボ」登録+利用で年会費無料
三井住友VISAクラシックカードの2年目以降の年会費を無料にする最も確実な方法が、「マイ・ペイすリボ」登録+年1回以上カード利用です。
これだけで、2年目以降の年会費が無料になります。
年会費無料の条件「マイ・ペイすリボ」とは?
いきなり登場した言葉の「マイ・ペイすリボ」ですが、これは、毎月の支払い金額を利用者自身が決めるリボ払いです。
「リボ払い」とは、利用金額に関係なく毎月の返済金額が一定な返済方式です。
毎月の返済金額が一定なので、返済計画が立てやすいメリットがあります。
マイ・ペイすリボの最低返済金額は5,000円で、それ以上の金額であれば、毎月の返済金額を増額して全額支払っても構いません。
例えば、毎月の返済金額を「2万円」に設定している人が、5万円のお買い物をしたとしましょう。
以下のような返済パターンをとることができます。
こんな場合は |
返済金額 |
計画通りに支払う | 2万円+手数料 |
余裕があるときは追加で支払い | 2万円+追加分+手数料 |
ちょっと苦しい時は減額して | 2万円–減額分+手数料 |
一気に返済して完了 | 5万円全額 |
マイ・ペイすリボは、利用金額に関係なく毎月の返済額が一定なので、特にお金がない時はうれしい返済方法ですね。
しかし、マイ・ペイすリボを利用すると返済金額の他に手数料を支払わなければなりません。
リボ払いの手数料は年率15%となっており、利用残高に対してかかります。
例えば、以下のような利用をした方がいるとしましょう。
・6月15日に5万円利用
・支払い日は毎月26日
・マイ・ペイすリボの返済額は5,000円
返済金額と手数料の内訳は、以下の表のようになります。
7月26日返済 (1回目) |
8月26日返済 (2回目) |
|
返済金額 |
5,000円 |
5,092円 |
内手数料 |
0円 |
92円※ |
返済後の残高 |
45,000円 |
4万円 |
※45,000円×15.0%×5日(7/27~7/31)÷365日=92円
マイ・ペイすリボは1回目の返済には手数料が発生しません。
しかし、2回目以降はリボ払い手数料がかかりますので、返済期間が長ければ長いほど、リボ払い手数料がかさんでしまいます。
マイ・ペイすリボで実質一括払いにする方法
マイ・ペイすリボに登録して1回でもカード利用をすれば、2年目以降の年会費はかかりません。
でも、できればリボ払い手数料は支払いたくないものですよね。
実は、三井住友VISAクラシックカードには、リボ払いを実質一括払いにする方法があるのです。
パソコンの場合
①会員サイト「Vpass」にログインし、「リボ払い&キャッシング」→「マイ・ペイすリボ」とクリックする
②「お支払いコース変更」をクリック→「マイ・ペイすリボお支払い金額変更お申し込み」にジャンプする
③「お支払いコースのご変更」の下の入力欄に、三井住友VISAクラシックカードの利用限度額と同額の金額を入力する
スマホの場合
①ログイン→「メニュー」をタップ
②「カテゴリメニュー」→「リボ払い&キャッシング」をタップ
③「マイ・ペイすリボ」→「お支払いコース変更」をタップ
④利用限度額と同じ金額を入力→「確認する」をタップ
いずれの場合も、支払金額を限度額いっぱいに変更することで、一括払い扱いとなります。
しかも、三井住友VISAクラシックカードの年会費無料の条件は「マイ・ペイすリボ登録+年1回以上」であり、リボ払い手数料が発生しない一括払い扱いでも、マイ・ペイすリボに登録さえしていれば2年目以降の年会費はかかりません。
ETCカードの年会費も無料にできる!
三井住友VISAクラシックカードには、カーライフに便利な「ETC専用カード」を追加することもできます。
ETC専用カードの初年度年会費は無料ですが、2年目以降は税別500円の年会費が発生します。
ただし、前年度に1回でもETC利用の請求があれば、翌年度のETCカード年会費はかかりません。
三井住友VISAクラシックカードの基本情報
三井住友VISAクラシックカードの基本的な情報を、以下の表にまとめました。
三井住友VISAクラシックカード |
三井住友VISAクラシックカードA |
|
年会費 |
税別1,250円 |
税別1,500円 |
家族会員 |
年会費税別400円 |
年会費税別550円 |
入会資格 |
高校生を除く18歳以上の方 |
|
発行期間 |
インターネット申込み最短3営業日 |
|
デュアル発行 |
本会員、家族会員とも年会費税別プラス250円 |
|
ポイント還元率 |
0.5% |
|
海外旅行保険 |
最高2,000万円(利用付帯) |
最高2,500万円(自動付帯あり) |
国内旅行保険 |
なし |
最高2,000万円(自動付帯あり) |
三井住友VISAクラシックカードの年会費まとめ
三井住友VISAクラシックカードは、初年度の年会費はもちろん、2年目以降の年会費も割引、あるいは無料にすることができます。
特に「マイ・ペイすリボ」に登録して年1回以上カード利用をすれば、年会費は簡単に無料になるのでおすすめです。
ただし、リボ払い手数料もバカになりませんので、あらかじめリボ払いの返済金額を限度額いっぱいにまで引き上げておけば、実質一括払いとなってリボ払い手数料は発生しません。
このような手続きがとれる三井住友VISAクラシックカードは、年会費を気にせず安心して申し込めますね。
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