海外プリペイドカードと国際キャッシュカードは何が違うの?
これまでにアジア、アフリカ、ヨーロッパへの渡航経験、そしてフランスへの語学留学の経験がある編集部のLeeです。
海外留学を予定している方、海外旅行初心者にとって、お金の管理は頭の痛い問題です。
海外プリペイドカードもいいけど、国際キャッシュカードもよさそうで、どちらにするか悩んでいる方も多いのでは?
今回は海外プリペイドカードと国際キャッシュカードの違いを徹底比較して、どちらがおススメかを教えちゃいます!
国際キャッシュカードとは?
国際キャッシュカードとは、海外でも使える銀行のキャッシュカードと言えば分かりやすいでしょう。
キャッシュカードですので、クレジットカードとは異なりショッピングに使うことはできません。
また、国際キャッシュカードを利用するには、銀行の口座を開設する必要もあります。
海外プリペイドカードとは?
海外プリペイドカードは、海外のATMで現金も引き出せますし、お店でショッピングもできます。
国際キャッシュカードが口座の残高から利用した分だけ引き落とす「後払い」なのに対して、海外プリペイドカードは、あらかじめ入金しておいた金額のみ利用できる「前払い」なのが違いです。
海外プリペイドカードの(国際キャッシュカードと比べた)メリット・デメリットは?
国際キャッシュカードと比べた場合、海外プリペイドカードにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
海外プリペイドカードのメリット1:ショッピングにも使える
国際キャッシュカードはあくまでも「キャッシュカード」ですので、ショッピングでは使えません。
その点、海外プリペイドカードは現金引き出しにもショッピングにも利用できます。
すぐにほしい商品があるけど手持ちの現金がない、そんなときにもカード払いできるのです。
海外プリペイドカードのメリット2:レートを自分で決められる
国際キャッシュカード(三井住友銀行)では、Visaが定めたレート+5%(例えばVisaが定めたレートが1米ドル=100円だとすると、国際キャッシュカードのレートは1米ドル=105円となる)が為替レートとなっています。
一方、海外プリペイドカードは、日本円で入金→外貨両替の手順を踏みますが、外貨両替のタイミングは自分で決められますので、レートの良い時期に両替しておけばよりお得です。
海外プリペイドカードのデメリット1:手続きが面倒
国際キャッシュカードは、日本円で口座に入れておけば、両替手続きを自分で行う必要はありません。
一方、海外プリペイドカードでは、入金→外貨両替の手続きを自分で行わなければなりません。
海外プリペイドカードのデメリット2:日本国内では使いにくい
国際キャッシュカードは、海外はもちろん、日本国内でも普通に利用できます。
一方、海外プリペイドカードは日本国内では使えないカードが多いです(マネパカードは国内ショッピングが可能ですが、国内での現金引き出しはできません)。
メリット・デメリットを総合してみると、手間をかけたくない人は国際キャッシュカード、ショッピングにも使いたい人は海外プリペイドカードがおすすめです!
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