シドニーのトラムの乗り方
みなさんこんにちは!シドニーにて、2週間ほど滞在経験のあるtyutoと申します!
今回はシドニーの交通機関の事についてご紹介します。
海外旅行において、日本とはまた違った交通文化を持つ国はたくさんあります。
それに惑わされてしまい、旅行プランが台無しになってしまうなんて事も!
そんな悲しい思いを皆さんには絶対にしてほしくない。そんな思いで書き始めた記事でございます。
そもそもトラムってなに?
トラム(Tram)というのは路面電車の事です。
最近、日本では見られなくなった路面電車ですが、シドニーでは今でも元気に運行中です。
自然環境にも良く、騒音も少ないシドニーのトラムは乗り心地も良かったです。
ちなみにシドニーのトラムは正式名称をシドニーメトロライトレールと言います。
現地の人は「メトロライトレール」と言ったりもしますが、「トラム」と言っても通じるので、どちらでもOKです。
実際に乗ってみると、その足の遅さには少しびっくりするでしょう。
時間にうるさい日本人でしたら、「もう少し早くならないのかなぁ。」と思うところですが、前述の通り、その分乗り心地は快適ですよ。
また、実際にシドニー市民の足としても利用されており、その客足がやむ事はありません。
今でもずっと市民の通勤・通学といった生活の一部なのです。
トラムの運行
それでは、実際にトラムの運行についてみていきましょう。
トラムは基本的にシドニーの玄関口にあたるセントラル駅からリリーフィールドと呼ばれる場所までを繋ぎます。
その直線距離は5キロメートルとかなり短いように感じますね。
しかし、油断する事なかれ。
この路面電車はその5キロメートル範囲内をぐるぐると迂回したりするので実際の運航距離はもっともっと長い!
シドニー市民の足なので、市内様々な所を回る必要があるわけですね。
トラムはゾーン1とゾーン2という区画で分けられています。
ゾーン1は次の通りの駅があります。
セントラル
キャピトル スクウェア
パディスマーケット
エキシビション センター
コンベンション
また、ゾーン2の駅は次の通り。
ピアモント・ベイ
スターシティー
ジョンストリートスクエア
フィッシュマーケット
ウェントワースパーク
グリーブ
ジュビリーパーク
ロゼールベイ
リリーフィールド
ちなみに、ゾーン2のグリーブより先はあんまりなんにもありません(笑)
寝過ごしてしまって終点だ!という事にならないようにしましょう。
まぁ、そもそも海外の路面電車で寝るのはすごく不用心なのでやめましょうね!
トラムの気になるお値段は?
ちなみに料金についてですが、ゾーン1内やゾーン2内での移動でしたら、料金を安く抑えることが可能ですが、ゾーンをまたいでしまうと値段が結構上がるので注意してください。
同一ゾーン内であれば、片道3.60ドル(子どもは半額)で運行してくれます。
また、別ゾーンの移動である場合は片道4.60ドル(子どもは半額)で運行しています。
ちなみに、往復切符というものもあり、こちらであれば安く乗る事が可能。
同一ゾーン内の場合、往復大人5.00ドル(子どもは半額)、ゾーンをまたぐ場合は6.20ドル(子どもは半額)とかなりお得。
引き返す予定のある方は絶対に往復切符ですね。
また、オーストラリアでいう子どもというのは5歳から15歳までの子どもを指します。
また、5歳以下は無料です!
お得なチケットも盛りだくさん!
その他にもお得チケットがあります!
筆者もシドニー内の移動はずっとこれを使っていたのですが、ご紹介させていただきます。
それがデイパスというものとウィークリーというもの!その名の通り、デイパスは一日、ウィークリーは一週間トラムが乗り放題になります!
ぜひ、シドニー観光の際はご活用するべしです!交通費がかなり安く抑えられます。
また、トラムの営業時間についてもお知らせします。
トラムの営業はセントラル~スターシティの場合はなんと24時間営業!
コンビニか!と思わず突っ込みたくなりますね!
その他の駅についても、朝6時~23時ころくらいまで営業をしています。
また、週末は終電がもう少し遅くなります。
さぁ、実際にトラムに乗ってみよう!
さて、運行状況も確認できましたし、実際にトラムに乗ってみよう!
皆さん、そんな意気込む必要はありません。
所詮ただの乗物です(笑)
プラットフォームについたらまず券売機でチケットを購入しましょう。
尚、券売機のないプラットフォームもありますが、車内でも購入ができるのでご安心ください。
待っていると、「ちんちん!」っというベルの音が鳴って皆さんを迎えに来てくれます。
そのまま乗り込み、座席に座っていると、車掌さんが来るのでチケットを見せてください。
また、チケットを持っていない場合は車掌さんに行先を告げることで購入が可能です。
降りる時は改札もなにもないので、そのまま下車してください。
さて、ここで注意点。
わたしが実際にした失敗です。それは「往復券」の存在。
わたしは往復券をなくしてしまったのです……。
本当に損をしました。
買った往復券と帰り余分に買った片道券合わせたらデイパス買えるじゃん!と悲しくなりました。
往復券だけは絶対に失くさないようにしてください。
まとめ
以上がシドニートラムの乗り方でした。
案外簡単なものでしょう?
日本の電車やバスとあまり変わりません。
もちろん、日本と同じように車内でのマナーは絶対に守ってください。
もしも、シドニーを旅行する皆さんのマナーが悪いと、今後やってくる日本人旅行者が白い眼でみられてしまうかもしれないからです。
日本でもシドニーでも、公共の乗物はみんなの物です!大切に使っていきましょうね!