三井住友VISAゴールドカードのメリットが有り余る

編集部Lee

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4枚のカードを保持し、日々クレジットカードのお得情報をリサーチしている編集部のLeeです。

三井住友VISAゴールドカードは、サービスが充実しているのに年会費割引があり、コスパ最強のゴールドカードです。

日本で有名なクレジットカードといえば「三井住友VISAカード」ですが、その中でもステータスと実用性のバランスに優れたカードが「三井住友VISAゴールドカード」です。

「クレジットカードといえば三井住友VISAカード」というほど知名度があり、しかもステータスだけでなく、保険やサービスが非常に充実したゴールドカードです。

三井住友VISAゴールドカードを検討している方も多いかもしれませんが、今回は三井住友VISAゴールドカードの年会費を安くする方法や魅力的なポイントプログラムなど、メリットを余すところなく紹介しちゃいます!

メリット1 三井住友VISAゴールドカードの年会費

インターネット申込みで初年度年会費が無料

三井住友VISAゴールドカードには、本会員、家族会員の種別があります。

また、三井住友といえば「VISA」ブランドですが、もう一つ世界で幅広く使われている「MasterCard」ブランドも追加で発行できる「デュアル発行」も行なっています。

「本会員」「家族会員」「デュアル発行の2枚目」別の税別年会費を、以下の表で見てみましょう。

本会員

家族会員

1枚のみ発行

1万円

1,000円(1人目は無料)

デュアル発行の2枚目

2,000

1,000円(1人目は無料)

会員種別や発行枚数別の年会費は以上のようになっていますが、三井住友VISAゴールドカードのホームページから入会申込を行なうと、有料会員の初年度の年会費が無料になります。

新規申込はもちろん、すでに三井住友VISAカードを持っている方も、三井住友VISAゴールドカードへの切り替えができます。

他のカード会社のゴールドカードの中には、インターネットから申し込んでも初年度からきっちりと年会費をとられるカードが少なくありません。

高いステータスと充実のサービスが自慢の三井住友VISAゴールドカードを、初年度は年会費を払わずに利用できるのは、インターネット申し込みならではのメリットですね。

2年目以降の年会費を安くする方法

家族会員(1人目)以外は、三井住友VISAゴールドカードの2年目以降の年会費が無料になることはありません。

しかし、無料になることはなくても、2年目以降の年会費を安くすることはできます。

2年目以降の年会費を安くする条件を、以下の表にまとめました。

条件

割引

割引年会費

(税別)

「マイ・ペイすリボ」登録&1回以上利用 半額 5,000
Web明細サービス」登録&6回以上請求 1,000円引き 9,000
年間100万円~300万円利用 2割引 8,000
年間300万円以上利用 半額 5,000
「マイ・ペイすリボ」&「Web明細」&6回以上請求 半額+1,000円引き 4,000
年間100万円~300万円利用&「Web明細」&6回以上請求 2割引+1,000円引き 7,000
年間300万円以上利用&「Web明細」&6回以上請求 半額+1,000円引き 4,000

※「マイ・ペイすリボ」…毎月の返済額が一定のリボ払い
「Web明細サービス」…利用明細を会員サイトで見る(紙の明細書は発行されない)

「Web明細サービス」の条件として併記されている「年6回以上請求」というのは、年間12回(12か月)ある三井住友VISAゴールドカードからの口座引き落としのうち、6回以上請求が来て引き落としされることです。

2年目以降の最安値の年会費は税別4,000円ですが、年間300万円以上利用するのは簡単ではありません。

よって、もう一つ年会費を税別4,000円にできる方法である「マイ・ペイすリボ」+「Web明細」+「年6回以上請求」が現実的でしょう。

ちなみに、「マイ・ペイすリボ」は初回手数料がかからないので、実質一括払いの設定にすれば、普通のクレジットカードの1回払いと変わりありません。

メリット2 三井住友VISAゴールドカードのポイント

三井住友VISAゴールドカードの基本的な還元率は0.5%

VISA加盟店で三井住友VISAゴールドカードを利用すると、ショッピング利用1,000円につき、「ワールドプレゼントポイント」が1ポイント付与され、1ポイント=5円相当です。

ポイントの有効期限は3年間ですので、じっくりポイントを貯められますね。

貯まったワールドプレゼントポイントの主な交換先は、以下のようになっています。

交換先

最小単位

移行後の金額

ポイント還元率

楽天スーパーポイント 200 1000 0.5%
iDバリュー 200 1000 0.5%
三井住友WAON 200 1000 0.5%
ビックポイント 200 1000 0.5%
au WALLETポイント 200 1000 0.5%

表で見て分かるように、一般的なポイント還元率は「0.5%」です。

還元率からいうと、正直ごく平凡な還元率です。

ポイントUPする条件とは

しかし、三井住友VISAゴールドカードには、0.5%の基本還元率からポイントアップさせる方法があります。

リボ払いでポイント2倍

三井住友VISAゴールドカードで「マイ・ペイすリボ」を利用すると、リボ払い手数料が発生した月に関してはポイントが2倍となり、ポイント還元率は1%となります。

しかし、三井住友VISAゴールドカードのリボ払い手数料は「年率15%」ですので、ポイント欲しさにリボ払いにすると、ポイント還元以上のリボ払い手数料を支払う可能性もあります。

そこで、「リボ払いの対象を少額にする」という方法があります。

例えば、「マイ・ペイすリボ」の設定金額を「2万円」にして、その月の請求金額が「20,100円」だったとしましょう。

この場合、リボ払い手数料が発生するのは超過分の100円に対してのみであり、リボ払い手数料よりも得られるポイントの方が大きくなります。

年間利用額に応じてポイントアップ

三井住友VISAゴールドカードを使い倒せば、もらえるポイント数がさらにアップします。
「ワールドプレゼントポイント」には、前年度の利用金額に応じてボーナスポイントが付与されるシステムがあります。

利用金額の条件とアップするポイントの詳細を、以下の表にまとめました。

前年度の合計利用金額

ボーナスポイント

50万円~100万円 50万円で100ポイント付与

以降10万円ごとに30ポイント付与

100万円~300万円 150万円で150ポイント付与

以降10万円ごとに30ポイント

300万円以上 350万円で300ポイント付与

以降10万円ごとに60ポイント

300万円以上利用するのは正直かなり難しいので、100万円以上利用してポイントアップを狙うのが現実的ですね。

「プレミアムポイント加盟店」を利用する

お店に以下のようなステッカーが貼ってあれば、それは「プレミアムポイント加盟店」です。


ステッカーに「×10」と表示されていれば、通常の10倍のワールドプレゼントポイントをゲットできます。

リアル店舗(ホテルモントレ銀座、三井ガーデンホテル大阪淀屋橋など)だけでなく、インターネットサイト(V-collectuin内のグルメ、ファッションなどの商品)でもプレミアムポイント加盟店はあります。

「ココイコ!」利用でリアル店舗がお得に

三井住友VISAゴールドカード会員は、「ココイコ!」を利用できます。

「ココイコ!」とは、事前にエントリーしたクレジットカードを使い対象店舗でお買い物をすると、「ボーナスポイント」もしくは「キャッシュバック」が得られるシステムです。
主な加盟店は、以下の表のようになっています。

店舗 ボーナスポイント キャッシュバック
大丸 3倍 1%
三井アウトレットパーク 3倍 1%
京急百貨店 2倍 0.50%
洋服の青山 6倍 2.50%
Victoria 4倍 1.50%
東急ハンズ 3倍 なし
ビッグエコー 2倍 0.50%

 

「ポイントUPモール」経由でお買い物をする

三井住友カードが運営するインターネットモール「ポイントUPモール」を経由してお買い物をすると、通常獲得できるポイントに加えて、さらに多くのポイントが貯まります。

ポイントUPモールにはおなじみの店舗(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング、ベルメゾンなど)もあり、最大で20倍のポイント付与も夢ではありません。

三井住友VISAゴールドカード公式サイトはこちら

メリット3 三井住友VISAゴールドカードの付帯保険

クレジットカードには各種保険が付帯している場合があり、ステータスが高くなるほど付帯保険の種類は多くなり、その補償金額も多くなる傾向にあります。

三井住友VISAゴールドカードにも、数多くの保険が付帯しています。

海外旅行傷害保険

まずは、「海外旅行傷害保険」です。

家族会員も本会員と同様の補償を受けられるだけでなく、「家族特約」があります。

「家族特約」とは、三井住友VISAゴールドカードの本会員の家族(非家族会員、本会員と生計を共にする19歳未満の親族及び別居の未婚の子が対象)も、保険が適用されるサービスのことです。

三井住友VISAゴールドカードに付帯している海外旅行傷害保険の詳細を、以下の表にまとめました。

補償内容

補償金額

家族特約

傷害死亡・後遺障害

自動付帯:1000万円 自動付帯:1,000万円
利用付帯:4000万円 利用付帯:なし

傷害治療

300万円 200万円

疾病治療

300万円 200万円

賠償責任

5,000万円 2,000万円

携行品損害

年間50万円(自己負担3000円) 50万円

救援者費用

500万円 200万円

※自動付帯…自動的に保険が付帯する
利用付帯…旅行代金を当該カードで支払った場合のみ保険が付帯する

特に注目すべきは、「傷害治療」「疾病治療」で、海外では最も利用頻度の高い補償項目です。

海外の医療費は日本より高いのが一般的なので、最高300万円設定されているのは心強いです。

国内旅行傷害保険

三井住友VISAゴールドカードには、海外のみならず国内旅行傷害保険も以下のように付帯しています。

補償項目

補償金額

傷害死亡・後遺障害

自動付帯:1,000万円
利用付帯:4,000万円

入院

日額5,000

通院

日額2,000

手術

最高20万円

一般的な医療保険並みの補償がついていますね。

ショッピング保険

三井住友VISAゴールドカードには、ショッピング保険も付帯しています。

三井住友VISAゴールドカードで購入した商品が、破損・盗難の被害に遭ったとき、購入日もしくは購入日翌日から90日間、最高年間300万円補償してくれます。

一般のクレジットカードにもショッピング保険が付帯している場合もありますが、リボ払いのみ対象、海外の利用のみ対象など、利用条件が結構厳しいです。

しかし、三井住友VISAゴールドカードは、どこで利用しても、リボ払いでも1回払いでもショッピング保険の対象となりますので安心してお買い物できますね。

三井住友VISAゴールドカードならではのメリット

三井住友VISAゴールドカードならではの、お得なメリットもあります。

ドクターコール24

三井住友VISAゴールドカードの会員は、「ドクターコール24」を利用できます。

24時間365日、医師や看護師、保健師に無料で電話相談できるサービスで、自身の体調不良はもちろんのこと、体調が急変しやすいお子さんの相談も受け付けてくれます。

空港ラウンジが使える

また、空港ラウンジも使うことができます。

対象となる空港ラウンジは国内の主要28空港に及び、ソフトドリンクはもちろん、アルコールやスナックが用意されているラウンジもあります。

フライト当日の搭乗券や航空券を提示すれば、本人だけでなく同伴者も1名まで無料で利用できます。

三井住友VISAゴールドカードの審査難易度

三井住友VISAゴールドカードの申込条件は、「原則として満30歳以上で、本人に安定継続収入のある方」ですので、専業主婦は本会員として申し込めません。

年収300万円程度あれば、パートや派遣社員の方でも作成することはできます。

とはいえ、非正規雇用よりも正社員の方が審査に通る可能性が高いです。

より審査に通過しやすくするためには、下位カードである「三井住友VISAクラシックカード」、「三井住友VISAカードアミティエ」(女性専用)、「三井住友VISAプライムゴールドカード」(20代専用ゴールドカード)などで利用実績を積み上げれば、三井住友VISAカードからインビテーション(招待状)が届く可能性が高いです。

三井住友VISA各カードの詳細を見る

JCBゴールドと三井住友VISAゴールドの比較

…と、三井住友VISAゴールドカードのメリットを見てきましたが、比較対象があった方がサービスが充実しているかどうかわかりやすいですよね。

そこで、三井住友VISAゴールドカードと比較対象になることが最も多いであろう、JCBのゴールドカード「JCBゴールド」と主要項目を比較してみました。

三井住友ゴールド JCBゴールド
年会費
税別1万円/初年度無料
年会費
税別1万円/初年度無料
2年目以降の年会費
最大税別4千円まで割引
2年目以降の年会費
割引なし
カードブランド
VISA、MasterCard
カードブランド
JCB
還元率
0.5%
還元率
0.5%
海外旅行傷害保険
最高5000万円(家族特約あり)
海外旅行傷害保険
最高1億円(家族特約あり)
航空機遅延費用保険
なし
航空機遅延費用保険
あり
国内旅行傷害保険
最高5000万円
国内旅行傷害保険
最高5000万円
ショッピング保険
300万円
ショッピング保険
500万円
追加カード
ETC、iD、家族カード、
PiTaPa、バーチャルカード
追加カード
ETC、QUICPay、家族カード

海外に行くならJCBはオススメしない

詳しく見ていく前に、前提としてJCBゴールドのカードブランドは当然、JCBのみです。

なので、VISAorマスターがいい人はこの時点でJCBゴールドはナシです。

JCBは日本では最大の加盟店数を誇りますが、海外ではVISAorマスターに比べると圧倒的に使えるお店は少ないです。

なので、海外によく行かれる方は三井住友VISAゴールドカードを選ぶのが賢明です。

JCBゴールドには2年目以降の年会費割引がない

次に、最も気になるであろう年会費について。

三井住友VISAゴールドカード、JCBゴールド共に初年度の年会費1万円が無料になるところは同じです。

しかし、JCBゴールドには2年目以降の年会費割引はありません。

前述した通り、三井住友VISAゴールドカードでは2年目以降の年会費が最大4千円まで割引になります。

個人的にこの差はとても大きいです。

しかも、三井住友VISAゴールドカードの年会費割引の条件は、それほどハードルが高くないので、JCBゴールドに割引の余地がないのは余計に見劣りしていまいます。

JCBゴールドが優っている点

逆に、JCBゴールドが優っている点で主なものがショッピング保険、航空機遅延保険です。

海外旅行保険について、JCBゴールドの最高1億円は賠償責任、傷害死亡の滅多に利用することのない項目の金額です。

海外旅行保険で最重要視すべき傷害・疾病治療は300万円の同額なので、両者の差は実質あまりないと考えていいです。

結論としては、僕ならVISA、マスターが持てて、年会費が割引になる三井住友VISAゴールドカードを迷わず選びます。

JCBでなければいけないというこだわりのある方は別ですけどね。

三井住友VISAゴールドカードのメリットまとめ

三井住友VISAゴールドカードは、高いステータスに違わず、保険やサービスが充実しています。

その一方で、工夫次第で本会員の年会費を税別4,000円にまで下がることができ、家族会員やデュアル発行というお得な方法もあります。

あらかじめカードの知識を蓄えておけば、よりお得に三井住友VISAゴールドカードを使いこなせるでしょう。

三井住友VISAゴールドカード公式サイトはこちら

【編集長の見解】三井住友VISAカードのおすすめ6種類比較


三井住友VISAカードを
10年以上愛用する
編集長です。

三井住友VISAカードの
おすすめ6種類の
特徴を比較してみました。

基本的にはこれだけ
押さえておけばOKです!

クラッシック
(年会費1250円)
・最もベーシックな1枚
・保険付帯なし
クラッシックA
(年会費1500円)
・国内/海外旅行保険が付帯
デビュープラス
(年会費1250円)
18〜25歳限定
・ポイント還元率が倍(1%)
・保険付帯なし
・「プライムゴールド」へ自動ランクアップ
アミティエ
(年会費1250円)
女性専用
・携帯電話/PHSの支払いでポイント倍
・国内/海外旅行保険が付帯
プライムゴールド
(年会費5千円)
20〜29歳限定
・国内/海外旅行保険が付帯(家族特約あり)
・空港ラウンジ、専用デスクなどの特典
ゴールド
(年会費1万円)
・国内/海外旅行保険が付帯(家族特約あり)
・空港ラウンジ、専用デスクなどの特典

次に、
タイプ別におすすめのカードを
まとめてみました。

一般カード希望で
保険が必要な人
クラッシックA
一般カード希望で
保険は必要ない人
クラッシック
18〜25歳で
保険は必要ない人
デビュープラス
一般カード希望の
女性
アミティエ
ゴールドカード希望で
20歳〜29歳の人
プライムゴールド
ゴールドカード希望の人 ゴールド

すべてのカードが、
初年度年会費無料
です!

三井住友VISAカードは
編集長が、
自信を持って
おすすめできる1枚です。

クラッシック(A)・アミティエの申込みはこちら

デビュープラスの申込みはこちら

ゴールド・プライムゴールドの申込みはこちら