世界新聞の松崎です。
広島県尾道市でウェブマーケティングの会社をやっています。
先日、しまなみ商工会の担当さんから「会員の社長さんの相談に乗ってほしい!」というオファーがありました。
ウェブのご相談かと思いきや、がっつり経営のお話で焦ったのですが、結果的に「引き続きコンサルして!」と言っていただけました。
考えてみればウェブの案件でも似たようなことはさせていただいているんですよね。
今回は社名や相談内容は伏せた上で、どんな流れでお話したのかシェアしたいと思います。
新規事業の作り方
今回の相談内容はざっくり「売り上げUP」でした。既存事業を伸ばすというより、持っているリソースで何か新規事業ができないかということでした。
こんな感じの流れでお話しました。
1.スキル(強み)の棚卸し
下記のポイントに当てはまる独自のスキルやサービスがないかヒアリングをしました。
・売れた実績がある
・高単価
・他社(商圏の)が真似できない
すると、年に数回ニッチな高単価の依頼があるとのことで、着目します。
2.競合リサーチとニーズ調査
1で売れた実績を挙げた目的はニーズがあるかどうかの確認なのですが、具体的に調べます。
1.サービス名+エリアでグーグル検索して競合調査
2.サービス名+エリアの検索回数を調べる
2.はGoogleの広告ツールで調べられます。何かと検索ボリュームを調べてしまうのはウェブマーケターあるあるですよね。
3.届ける方法を考える
2.で十分な検索ボリュームがあれば、「メディアを作って集客しましょう」となるのですが今回は、
・既存の顧客リストに新サービスを告知
・SNSで新サービスのお客様の声を発信
から初めてみては?という提案をさせていただきました。
まとめ
経営者の方には「わたしは怠慢だった、できることをやっていなかった」「引き続きコンサルしてもらえない?」と言っていただけ、スッキリされたようでよかったです。
ふだん、「経営相談」などはやっていないのですが、地域の経営者の方の実情を垣間見ることができ僕としても非常に勉強になりました。
ちなみに3.で「メディアを作って集客しましょう」となってプロデュースさせていただいたのが、こちらの府中市のタテイシ広美社さんのオウンドメディアです。
ウェブを使った新規事業のご相談があればお声掛けください。