[chat face=”lee2.jpg” name=”編集部Lee” align=”left” style=”type3″]海外旅行では3枚のクレジットカードを使い回す自称スマートトラベラー、編集部のLeeです。 [/chat]
海外旅行にはクレジットカードが欠かせませんが、国際ブランドをVISAにするかJCBにするか悩んでいる人もいるでしょう。
VISAとJCB、どちらもメリットがありますので、この記事ではVISAとJCBの特徴を比較して、海外旅行でVISAがおススメな人、JCBがおススメな人を紹介したいと思います!
海外旅行にどちらがおすすめかは人による
VISAとJCBには、異なる特徴がありますので、海外旅行でVISAとJCBのどちらがおススメかは、一概に言うことはできません。
まずは、VISAとJCBを徹底比較してみましょう。
国際ブランド |
JCB |
VISA |
カード発行枚数のシェア |
0.91% |
28.95% |
ATMネットワーク名 |
Cirrus |
PLUS |
総購入取引件数のシェア |
1.23% |
56% |
会員数 |
約9,000万人 |
約20億人 |
利用可能な国・地域 |
190以上 |
200以上 |
加盟店舗数 |
約2,850万店 |
約3,850万店 |
本社所在地 |
日本 |
アメリカ |
自社でのカード発行 |
あり |
なし |
カードの利用手数料 |
3%~4% |
2%~3% |
カード発行枚数のシェア、会員数はVISAが圧倒的に多いので、人気があることの証明です。
総購入取引件数のシェアもVISAが圧倒的に多いので、持っているだけでなく実際に使われていることを示しています。
利用可能な国・地域、加盟店舗数は、VISAとJCBでさほど差がありませんが、これはJCBが、ダイナースクラブやアメリカン・エキスプレス、ディスカバーなどのクレジットカード会社と提携し、加盟店を相互に利用できるようにしているためです。
海外旅行先によってはJCBがおすすめ
しかし、国や地域によっては、JCBの方がおススメな場合もあります。
人気海外旅行先にラウンジを設置
日本人観光客が多く訪れる観光地には、「JCB プラザ」「JCB プラザ ラウンジ」が設置されています。
「JCB プラザ」では、現地観光情報の入手、ホテルやレストランの予約・手配、カード紛失・盗難時のサポート(カード再発行も可)など、その地に慣れていない観光客の強い味方です。
JCB プラザよりも店舗数は少ないものの、「JCB プラザ ラウンジ」ではドリンクサービスや荷物の一時預かりも実施しており、快適な海外旅行に一役買ってくれます。
僕もパリに旅行に行ったとき、JCB プラザ ラウンジを利用しましたが、ホテルのチェックインまでの間に荷物を預かってもらい、その間は身軽にパリ観光ができました。
優待・特典が充実
また、JCBは国・地域によっては現地での優待・特典がVISAよりも充実しています。
JCBは日本人観光客が多く訪れる人気海外旅行先を対象に「JCB優待ガイド」を発行しています。
それ以外の多くの地域でも、JCBの旅行サイト「たびらば」内に、JCBの優待情報が掲載されています。
海外旅行でVISAがおすすめな人
「海外旅行でVISAとJCB、どっちがおすすめなのか」についてですけど、以下に該当する人は、VISAを選ぶといいでしょう。
メジャーでない海外旅行先に行く人
日本人観光客があまり訪れない国・地域に行く予定の人は、VISAがおススメです。
先ほどの比較表を見ると、JCBは他のクレジットカード会社と加盟店の相互利用をしているため、利用可能な国・地域ではVISAと10ほどの差しかありませんが、日本人観光客があまり訪れない国では、正直使えません。
以前モロッコに行ったとき、モロッコも一応JCBが使える国ではあったんですけど、JCBが使えるお店はなかなか見つかりませんでした。
一方、VISAが使えるお店はすぐに見つけることができましたよ。
多くのクレジットカードから選びたい人
クレジットカードの選択肢は多い方がいい人も、VISAがおススメです。
僕も海外旅行に行く前、VISA、マスターカード、JCBの3つは持っておこうと考え、VISAとJCBを新規発行しました。
JCBはさほど種類が多くなかったんですけど、VISAは種類が多くてどれにしようかなかなか決められなかったほどです。
海外旅行でJCBがおすすめな人
一方、以下に当てはまる人は海外旅行ではJCBにするといいでしょう。
日本人が多く行く国・地域に海外旅行予定の人
日本人に人気の海外旅行先に行く予定の人は、JCBカードを持っておきましょう。
ハワイやグアム、韓国やパリなど、日本人観光客が多く訪れる海外旅行先では、そうでない国や地域と比べて、JCBカードが通用します。
キャッシングについても、マスターカードのATMネットワーク「Cirrus」のステッカーが貼ってあるATMであれば、JCBカードでも現地通貨のキャッシングができるので、安心です。
パリでは「Cirrus」のステッカーの貼ってあるATMが数多くあり、日本の銀行ATMと大差ない操作方法で、ユーロを引き出すことができました。
初めての海外旅行で不安な人
初めての海外旅行で不安な人も、JCBカードがおススメです。
日本人に人気の海外旅行先に設置されている「JCB プラザ」「JCB プラザ ラウンジ」は、特に海外旅行初心者の強い味方です。
ラウンジでは日本語の話せるスタッフが常駐しており、言葉の問題もありません。
ガイドブックには載っていない、観光情報やおすすめスポットなども紹介してくれます。
そして、万が一のサポートも日本語で行なってくれるので、とっても安心です。
海外旅行でもお得になりたい人
そして、海外旅行でもお得になりたい人は、JCBがおススメです。
VISAやマスターカードと比べて、JCBは会員向けの優待・特典が充実しています。
日本人に人気の海外旅行先では「JCB優待ガイド」が発行されており、事前に取り寄せたり、「JCB プラザ」で入手することが可能です。
僕もパリを訪れる際には、使うか使わないかは別にして、とりあえずJCB優待ガイドを持っておきます。
また、JCBの旅行サイト「たびらば」には、「JCB優待ガイド」を発行していない国・地域の優待・特典情報も掲載されており、スマホから特典内容を簡単にチェックできるので、便利です。
まとめ
VISAは使える場所が多く、JCBは日本人に人気の海外旅行先でのお得感が強い、そんな特徴があります。
カードブランドとしての付帯サービスは、JCBの方が充実している感じです。
もちろん、VISAとJCBの2枚持ちをしてもOKです。
しかし、海外旅行では紛失や盗難のリスクがあるから多くのカードを持ちたくないという人は、VISAとJCBのおすすめポイントに自分が当てはまるかを考えて、どちらかを選んでください。
どうしても選べない人へ
VISAとJCB、どうしても選べない人は、とりあえずVISAにしておけば間違いありません。
海外で使える場所は多いですし、日本国内でも多くのお店で使えます。
海外旅行で「VISAを持っていて使えなかった」という経験が、僕にはありません笑。
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