[chat face=”lee.jpg” name=”編集部Lee” align=”left” style=”type3″]4枚のクレジットカードを保持し、日々クレジットカードのお得情報をリサーチしている編集部Leeです。
結論としては、楽天プレミアムカードは比較的取得しやすいステータスカードと言えます。
人によっては即日審査も可能ですよ![/chat]
「楽天プレミアムカード」は、年会費が税別1万円ながら、「プライオリティパス」によって海外の空港ラウンジも無料で利用可能で、海外旅行保険も自動付帯するなど、充実の特典やサービスが魅力的なクレジットカードです。
プライオリティパスで利用できるスワンナプーム国際空港のラウンジ
新たに楽天プレミアムカードを利用しようと考えている方はもちろん、楽天カードからのアップグレードを希望する方もいるでしょう。
スペックの高い楽天プレミアムカードだからこそ、審査が厳しいのではないかと不安に思っている方もいるかもしれません。
そこで今回は、楽天プレミアムカードの審査難易度や切り替えの際の注意点などを解説します。
結論:楽天プレミアムカードの審査を怖がる必要なし
楽天プレミアムカードはゴールドカード以上の存在
現在、楽天カードのステータスとしては4段階が設定されています。
年会費無料の「楽天カード」、年会費が税別2000円かかる「楽天ゴールドカード」、年会費が税別1万円かかる「楽天プレミアムカード」、そして年会費が税別3万円の「楽天ブラックカード」です。
かつては楽天プレミアムカードがゴールドカードのような扱いでしたが、2016年に楽天ゴールドカードが誕生して以降、ゴールドカード以上の存在としてその地位を確立しています。
楽天プレミアムカードの発行スピードは早い
一般カードですと、セゾンカードやエポスカードなどのように、即日審査、即日発行も可能です。
しかし、ステータスの高いカードになればなるほど審査にも時間がかかり、即日審査はまず望めません。
一方、楽天プレミアムカードの場合は即日審査も十分に可能です。
楽天プレミアムカードは、24時間365日、パソコンやスマートフォンから簡単に申し込みが可能です。
申し込みを受け付けると審査が行われ、審査を通過すると「発行手続き完了のお知らせ」のメールが届きます。「申し込み後3分~2時間でメールが届いた」との口コミもあります。
その後約1週間程度で、楽天プレミアムカードが手元に届けられます。
楽天プレミアムカードでは、本人確認の提出は申込時に行わず、カード配達時に運転免許証などで本人確認を実施します。
楽天プレミアムカードの引き落とし口座も、申込時に設定するのではなく、カード発送時に同封されている依頼書に記入をして、返送する形をとっています。
楽天プレミアムカードの入会資格
ゴールドカード以上の存在である楽天プレミアムカードですので、審査が厳しいのではと考えている人もいるでしょう。
しかし、楽天カードの審査へのスタンスは楽天プレミアムカードにも引き継がれています。
楽天プレミアムカードの入会資格は、「原則として20歳以上の安定収入のある方(楽天プレミアムカード独自の審査基準により発行させていただきます)」と記載されています。
「安定収入のある方」と言う条件が付いてくるので、専業主婦や無職の方は申し込めませんが、パートやアルバイトの方でも申し込めるあたりは、他のゴールドカードと比べても条件は緩いです。
楽天プレミアムカードの審査基準
楽天プレミアムカードに新規で申し込む人は、切り替えで申し込む人と比べて審査に時間がかかる傾向があります。
ただし、以下のような注意点を守れば、スピード審査も夢ではありません。
楽天プレミアムカードのキャッシング枠と他社借入の合計が100万円を超えないこと
貸金業法によって、自社と他社のキャッシングによる借入金額が100万円を超える場合には、収入証明書類の提出が必要となってきます。
当然その分審査に時間がかかりますし、人の目による審査も入ってきますので厳しくなります。
他社借入を把握して、100万円を超えない範囲でキャッシング枠を設定するのもいいですが、最初からキャッシング枠を「0円」にすると審査がよりスピーディーになります。
金融事故を起こしている人は一定期間経過していること
新規申し込みで有利と言えるのは、金融事故に関する扱いでしょう。
金融事故を起こした楽天カードから楽天プレミアムカードへのアップグレードを望んでも、社内に半永久的に記録が残ってしまいますのでほぼ不可能です。
一方、他社カードで金融事故を起こしても、一定期間以上経過すれば記録が消えてしまいますので、楽天側としては知るすべがありません。
とはいえ、数年は待った方が賢明でしょう。
楽天カードから楽天プレミアムカードに切り替える際の審査基準
全くの新規で楽天プレミアムカードに申し込むのと、楽天カード(一般カード)から楽天プレミアムカードに切り替えを希望するのとでは、後者の方がよりスピーディーかつ柔軟な審査が期待できます。
楽天カードの時の基本情報や利用状況を、そのまま楽天プレミアムカードの審査に反映させることができるからです。
楽天カードから楽天プレミアムカードに切り替えをする際には、以下のような点に注意するとさらにスピーディーかつ柔軟な審査となるでしょう。
登録事項に変更がないこと
楽天カードに登録されている住所や家族構成、職業などの登録事項に特に変更がなければ、楽天プレミアムカードの審査はスムーズに行きます。
特に、職業に変更があると返済能力にかかわってきますので、機械審査だけではすまずに審査部の人間による審査が必要となります。
よって、3分で審査結果が出るというわけにはいきません。
楽天カードを一定以上利用していること
いくら楽天カードを持っていても、持ち始めてから1か月程度で楽天プレミアムカードに切り替えを希望したところで、審査がスムーズにいくとは限りません。
1か月程度では利用状況のデータ蓄積がありませんので、新規で申し込むのとさほど変わりないからです。
最低でも半年以上は楽天カードを利用していると、審査がスムーズに行くでしょう。
一定期間だけでなく、一定金額以上楽天カードを利用していることも重要です。
半年以上楽天カードを持っていても、全く利用していないのでは利用状況が把握できません。
どれくらい利用していればいいのかについては確かなことは言えませんが、年間10万円の利用でも審査可決した例も報告されています。
楽天カードで金融事故を起こしていないこと
楽天カードで延滞をしたり債務整理をしたりすると、楽天プレミアムカードへの切り替えは絶望的です。
というのも、延滞や債務整理の記録は、半永久的に会社に残っているからです。
くれぐれも金融事故は起こさないようにしましょう。
プライオリティパスが欲しい人は楽天プレミアムカードに切り替えるべし
楽天カードを利用している人でプライオリティパスがほしい人は、楽天プレミアムカードに切り替えるべきです。
楽天カードを持っているだけでは、プライオリティパスのプレステージ会員(無制限にラウンジ利用可能)になるのに4万円近くしますが、楽天プレミアムカードならば無料でプレステージ会員になれるからです。
年会費(US) |
会員利用料金 |
同伴者利用料金 |
|
スタンダード | 99ドル | 27ドル | 27ドル |
スタンダード・プラス | 249ドル | 10回まで無料 | 27ドル |
プレステージ | 399ドル | 無料 | 27ドル |
楽天プレミアムカードの年会費が税別1万円ですので、これだけでも十分に年会費の元は取れます。
プライオリティパスを利用すればワンランク上の旅に
プライオリティパスを利用すれば、世界400都市950ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるようになります。
誤解している人が多いのは、プライオリティパスで利用できるラウンジは他のゴールドカードで利用できるラウンジとは別の「VIPラウンジ」だということ。
プライオリティパスで利用できるラウンジと他のゴールドカードで利用できるラウンジをざっくり比較してみるとこのような感じです。
プライオリティパスで利用できる ラウンジ |
他のゴールドカードで利用できる ラウンジ |
---|---|
|
|
落ち着いた空間 | カジュアルな空間 |
軽食、ソフトドリンク アルコール、メインディッシュ があるラウンジも |
軽食、ソフトドリンク |
出国審査の後にある →混んでいないことが多い →搭乗ギリギリまでくつろげる |
出国審査の前にある →混んでいることが多い →搭乗ギリギリまでくつろげない |
シャワー、スパ などがあるラウンジも |
空港には早めに行く人がほとんどだと思いますが、「VIPラウンジ」が利用できると空港の待ち時間が快適に過ごせます。
プライオリティパスを利用すればワンランク上の旅が実現するのです。
海外旅行によく行くなら楽天プレミアムカードがおすすめ!
いかがでしょうか?
楽天プレミアムカードにしようかどうか悩んでいる方、楽天プレミアムカードの審査を怖がる必要はありません。
海外旅行によく行く人であれば、プライオリティパスや自動付帯の海外旅行保険がある楽天プレミアムカード、間違いなくおススメです。
楽天プレミアムカードの審査を怖がる必要がない理由
楽天カードの第一目的は入会者数増
前述の通り、楽天プレミアムカードの審査を怖がる必要はありません。
大々的にCMなどでキャンペーンを行っているカードというのは楽天カードに限らず、とにかく会員数を増やしたいという思いがあります。
ですので、楽天プレミアムカードはゴールドカード以上の存在といっても構えることはありません。
確実に審査通過したいのであれば新規よりも切り替えで
とはいえ、誰でも新規の申し込みで楽天プレミアムカードの審査に通過するかというとそうではありません。
入会資格である「20歳以上」という年齢制限と「安定収入」という要件をクリアしなければ原則として新規で発行することはできません。
しかしながら、もうすでに楽天カードを保有しており、なおかつ毎月楽天カードを利用しており、事故がない方であれば、審査のハードルはグッと低くなります。
楽天カードの利用履歴が信用力となっていますので、たとえば「安定収入」という要件をクリアしていなくても発行できる可能性が高くなります。
楽天プレミアムカードの審査に確実に通りたい方は、まずは楽天カードのクレジットヒストリーを積み重ねるところから始めても良いかもしれません。
楽天プレミアムカードの審査スピードはかなり早い
最短2分程度で審査に通過する
この楽天プレミアムカードで特筆すべき点が審査のスピードが異常に早いということです。
新規の方でも早いのですが、特に楽天カードからの切り替えで申込した方はかなり早めに審査が終了します。
切り替えの申し込みをしてから本当に早い人では2分程度で「カード発行手続き完了のお知らせ」というお知らせが来ます。
これだけ早いということは機械審査ということですので、要件を満たしていれば審査に通過するということです。
もし申し込んでから審査通過のお知らせが来るのが遅かった場合は何かしらの問題点があり、機械審査ではなく人が審査している可能性が高いです。
ですので、審査に時間がかかっている場合は審査に通過しない可能性も出てきます。
審査に在籍確認はほとんどなし
楽天プレミアムカードはゴールドカード以上なので、在籍確認はあるかと思いきやほとんどの場合はありません。
入力ミスや職場の変更などの特別な事情がない限り、原則として職場に連絡がかかってくることはありません。
他社のゴールドカードでは在籍確認が行われるカードが多い中、楽天プレミアムカードはかかってこないので、これだけでも少し気が楽になりますね。
到着も最短1週間程度
また楽天プレミアムカードは審査の通過が速いだけではなく、到着するスピードも非常に早く、最短で1週間程度で自宅に到着します。
通常のゴールドカードでは早いカードであっても最短2週間程度ですので、その速さがお分かり頂けるかと思います。
急な海外旅行や出張などのときでもこれだけ早くカードが届けば安心できますね。
学生でも楽天プレミアムカードの審査に通過する可能性あり
審査条件を見ると学生は通過しないように見えるが…
楽天プレミアムカードの入会資格は上記のとおり「原則として20歳以上の安定収入のある方」と記載があります。
これだけ見ると安定収入がない学生の方は審査に通過しづらいように見えますが、実は学生の方でも審査に通過する方は通過します。
審査に通過するコツは下記のとおりです。
しっかりと楽天カードを利用していることが重要
学生の方の場合は安定収入を得ることが原則難しいです。
では、どのようにすれば楽天プレミアムカードの審査に通過できるのでしょうか?
答えは単純で、楽天カードでしっかりとクレジットヒストリーを積み重ねることです。
学生の方が新規の申し込みで楽天プレミアムカードの審査に通過するのは難しいですが、今まで楽天カードを利用してきた方であれば、審査の基準がグッと下がります。
学生の時に海外旅行に行かれる方もいるかと思いますが、プライオリティパスは海外旅行の時にゆっくりくつろげる優雅な空間を提供しています。
安定収入がないからといってあきらめるのではなく、一度チャレンジしてみても良いと思いますよ!
専業主婦や自営業は楽天プレミアムカードの審査に通過しない?
専業主婦でも審査に通過可能だが申し込み方法に注意
では、収入が原則としてない専業主婦の場合は楽天プレミアムカードの審査に通過するのでしょうか?
実は専業主婦の方でも審査に通過します。
安定収入が必要なんじゃないの?と思われる方もいるでしょう。
もちろんパートやアルバイトをしていれば審査に通過しやすいようですが、専業主婦の場合は旦那さんの方がしっかり働いていれば大丈夫ということですね。
ただ注意すべき点として、楽天プレミアムカードの申し込み画面には本人収入の他に世帯年収を記入する欄があります。
専業主婦の方は本人の年収は0(ゼロ)と記入しても大丈夫ですが、世帯年収を忘れずにしっかり記載するようにしましょう。
実は自営業でも比較的容易に審査に通過する
安定収入ではない自営業の人は楽天プレミアムカードの審査に通過しづらいように思われますが、実はこれも他のゴールドカードと比較しても審査に通過しやすいようです。
さらに特段高い年収が必要なわけではなく、年収200~300万円程度の自営業の方でも審査に通過した例が数多くあります。
ですので、発行要件のところに安定収入と記載はしてありますが、そこまで安定収入があることを重要視しているカードではないということがわかりますね。
楽天カードから楽天プレミアムカードへ切り替えた後の注意点
楽天カードから楽天プレミアムカードへ切り替えをした後には、以下のような注意点があります。
楽天カードが利用できなくなる
切り替え後は、以前の楽天カードは利用できなくなります。
家族カードは手続きが面倒
楽天カードで家族カードを利用していて、楽天プレミアムカードでも家族カードを利用する場合、楽天カードの家族カードは利用できなくなります。
家族カードの切り替えは本会員の申し込みと同時にはできませんので、楽天プレミアムカードが届いてから手続きをしてください。
楽天Edy機能付き楽天カードのチャージ金額は引き継げない
楽天プレミアムカードでも電子マネー「楽天Edy」が利用できますが、楽天カードにチャージされた楽天Edyのチャージ金額を楽天プレミアムカードへ引き継ぐことはできません。
チャージ金額は使い切りましょう。
ETCカードにも注意
楽天プレミアムカードは年会費無料でETCカードを利用でき、楽天カード時に作ったETCカードもそのまま利用できます。
ただし、楽天カード発行時と楽天プレミアムカード発行時の楽天IDが異なると、引き続き利用できませんので、楽天プレミアムカードを申し込む際には、楽天カード申込時と同じIDで申し込むようにしましょう。
楽天プレミアムカードの審査に通過しなかった場合の対処法
信用情報機関に問い合わせてみる
楽天プレミアムカードは審査に通過するのが難しくなく、学生や自営業、専業主婦など無職以外の方であればだれでも通過する可能性があります。
万一心当たりがなくて審査に通過しなかった場合は、過去に金融事故がある可能性が高いです。
ですので、まずは信用情報機関である㈱CICに自分の信用情報を問い合わせてみると良いでしょう。
知らぬ間に自分の信用情報に傷がついているかもしれません。
リボ払い、キャッシングをなしにして申込する
また再申し込みする場合はリボ払いなしやキャッシング枠を0(ゼロ)にして申し込むのが良いでしょう。
リボ払いやキャッシング枠は信用力が高い人にはほとんど審査に影響することはないのですが、審査に通過するかどうか際どい人には審査に影響します。
リボ払いやキャッシング枠を設定するとそれだけ債務の増加を招く事態になる可能性があるということになりますので、支払余力がない人にリボ払いやキャッシング枠を設定するのはカード会社としても不安だということです。
原則として6ヶ月以上待ってから再申込
楽天プレミアムカードまたは他のクレジットカードの審査に通過しなかった人が楽天プレミアムカードに再申込する際は6ヶ月以上の期間を空けてから申込しましょう
カードの申し込み履歴というのは6ヶ月間残ります。
一度クレジットカードの申し込みに落ちた方というのはどのカードでも審査に通過しづらくなります。
ですので、まずは6ヶ月以上時間を空けてその間に自分の属性を少しでも良くし、再度チャレンジしてみましょう。
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