ニュージーランド在住ライターのRoseです。
私のニュージーランド最初の訪問は1990年代でした。その後数回の渡航を重ね、2002年から永住して16年目になります。
この記事ではこれから初めてニュージーランドを訪れる人に向けて、私の体験を元にニュージーランドのクレジットカード事情をお伝えしたいと思います。
記事末でニュージーランドでおすすめのクレジットカードもご紹介!
Roseのニュージーランド滞在データ
滞在時期:2002年〜現在
渡航目的:旅行、長期滞在、ワーキングホリデーを経て永住
訪問都市:オークランド、ロトルア、ウェリントン、ネルソン、クライストチャーチ、クイーンズタウン、ダニーデン
持っているクレジットカード:VISA2枚
ニュージーランドのクレジットカード事情まとめ
ニュージーランドでは早くから「EFTPOS(エフトポス)」と呼ばれるキャッシュレス支払い機能を各商店などに設置し始めたこともあり、キャッシュカードやクレジットカードの普及率がとても高いです。
お隣オーストラリアの方が規模も人口もニュージランドより上回っていますが、キャッシュレス(クレジットカード)事情はニュージーランドの方がはるかに便利です!
このため、ニュージーランドのほとんどのレストラン、商店でクレジットカードを使うことが可能で、旅行をする際はとても便利です。
他にももちろん、旅行中に利用するであろうガソリンスタンド、スーパーマーケット、タクシー、病院などでもクレジットカードが使えるのでとても便利です。
強いて言えば、たまに小さな個人経営のお店や、食べ物のテイクアウトのお店などで「Cash Only」つまり「現金のみ」や「カード利用は20ドル以上」というお店がありますが、それはとても珍しいです。こ
このような状況から、ニュージーランドを旅行する際は、現金を持ち歩くことなく外出することができるので現金の紛失の心配もなく、安全面でもおすすめです。
デビットカードの発行も可
現地銀行のANZ銀行では、長期滞在者、ワーキングホリデー、学生を対象に銀行口座の開設とデビットカードの発行をしてくれます。同時に、オンライン口座のアカウントも開設してくれます。以前はニュージーランドの現地銀行もこのようなサービスを行なっていたのですが、現在はANZ銀行のみとなっています。
観光スポット、ホテル、交通機関でのクレジットカード事情
ニュージーランドでは観光地でのショッピングや飲食からホテル滞在費までクレジットカードで支払うことが可能です。
公共交通機関利用の場合は、窓口や設置されている販売機から乗車前に乗車券を買うシステムなので、そこでもクレジットカードが使えます。
今はニュージーランドドルも安定
私が初訪問した1990年代には、ニュージーランドドル1ドルが50円になったかと思うと、じわじわと100円近くになったりと大きな動きがありました。その度に、為替の変動を見ながらクレジットカードを使うか、まとめて両替や送金をするか判断していました。最近は75円から80円の間で動きがあるものの、極端な変化は見られていません。
ニュージーランドでのVISA・マスターカード・JCBの使える度は?
ニュージーランドでは、VISAカード、マスターカードはまずどこでも使えます。
JCBカードは、以前は取り扱いのないお店もありましたが、近年では日本からの観光の需要の増加とともに主要都市のほとんどのお店での利用が可能になりました。
アメックス(アメリカンエキスプレスカード)も同様です。
ニュージーランドでクレジットカードが利用できないシーン
先にも記したように、中には小さな個人商店などでクレジットカードの取り扱いがない場合や、クレジットカードの取り扱いああっても、1から2パーセントの手数料をとるお店もあります。
ただし、これは珍しいケースです。
ニュージーランドでキャッシング可能なATMについて
ニュージーランドのATM事情は、主要都市ではショッピングモールや商店街に、郊外ではスーパーマーケットやガソリンスタンドに設置してあります。
ATMに「PLUS」と記してあればVISAで、「Cirrus」と記してあれば「マスターカード」「JCB」でのキャッシングが可能です。
ただしキャッシングの際には、引き出す金額、クレジットカードによって手数料が違ってくるので確認をすることをおすすめします。
ニュージーランドで手数料なしで現金を手に入れる裏ワザ
ニュージーランドのガソリンスタンドとほとんどのスーパーマーケットでは、お買い物のついでに現金を引き出すこと(キャッシュアウト)が可能です。これは例えば、80ドルの買い物をした際に、20ドルのキャッシュアウトをお願いします。100ドル分クレジットカード決済すると、20ドルの現金が引き出せるシステムです。この場合はATMで引き出すような手数料がかからないので、少しだけ現金が欲しい場合は便利です。キャッシュアウトはお店によって上限金額があるので、確認することをおすすめします。
ニュージーランドでおすすめのカードブランドの組み合わせと使い分け
ニュージーランドでは、国内でどこでも問題なく使えるVISAカードとマスターカードがおすすめです。
JCBカードとアメックスの取り扱いも以前と比べるとだいぶ多くなりましたが、郊外の小さな町ではまだ取り扱いのないお店もあります。
ですので、VISAカードやマスターカードなしで郊外へお出かけの際は、現金が少しあった方が良いかもしれません。
ニュージーランドの医療費は日本の2倍かかることも
旅行者がニュージーランドにおいてスポーツや交通事故などで怪我をした場合、ACC(The Accident Compensation Corporation)という国の事故補償制度での治療を受けることができます。この場合、基本的にその治療費が補償対象になりますが、病院によってサーチャージがかかる事があります。
ただし、旅行者がニュージーランドにおいて病気になった場合は、そのような保証制度はありません。ニュージーランドでの医療費は高く、日本の2倍かかる場合もありますので、医療保険に加入することをおすすめします。クレジットカードの特典として、海外損害保険が付いてくる事があるので、旅行前にご確認することをおすすめします。
VISA or マスターカードが選べる!持ってるだけで保険適用!!
コメント