僕ら移住します

つくづく目的がないことは続けられない性分のようです。

世界新聞デスクです。

5か月ぶりの更新となりましたが、今日はご報告があります。

尾道に移住します

2018年夏をめどに広島県尾道市に家族で移住することにしました。

東京に(今は埼玉ですけど)未練はないのですが、大学で上京してから17年ですか。

途中海外放浪したり、実家に戻った時期もありましたが、なんだかんだ拠点は東京だった訳で、大きな変化になります。

ここ数年計画してきたのですが、やっと報告できる時がきました。

ちょうどいい

僕も奥さんも尾道には縁もゆかりもありません。

坂が多くていい感じの路地がたくさんあるんでしょくらいの認識でした。

尾道を選んだのは「魔力に吸い寄せられた」とでも言いましょうか。

尾道はここらへん

 

僕らがはじめて尾道を訪れたのは2016年の春でした。

尾道に旅で出会った友人が移住していて、あくまで彼らに会いに行くという感じでした。


尾道って、ちょうどいい感じなんですよね。

田舎すぎないと言うか。

新幹線が停まる福山からローカルで30分くらいに位置し、広島空港もあるので交通アクセスも悪くない。

市街は30〜40分で見て回れるようなサイズ感。

古い街並みに移住者がどんどん入って新しい風を吹かせているイメージです。

向島で見たもの


手前が尾道市街、尾道水道の対岸が向島

移住者の生活を覗いてみたくなって、尾道で服を作っているゆうじの家にお邪魔したんです。

ゆうじの家は「向島」にありました。

向島へは尾道市街から渡船で3分くらい。

向島は尾道のベッドタウン的存在らしいんですけど、ゆうじの家は島の(尾道から見て)反対側。

 

ここがもう、本当に素晴らしくて。

尾道から少ししか離れていないところに、こんな場所があるのかと。

島の尾道側とは違い自然もたくさん残っていて、海もきれい。

そして、海の向こうには瀬戸内の島々が静かに佇んでいて。

こんなところで暮らせたらなぁ。。

 

いや、暮らせるんだ。

海を見下ろす家で暮らすゆうじを見てそう思ったのを覚えています。

移住へのいきさつ

埼玉に帰ってからも時々、向島で見た光景が思い出されたりして僕はもう、尾道の虜になってしまったようでした。

他の土地を訪れても常に、尾道と比較していたような気がします。

つまり、僕の心は尾道に決まっていたのです。

 

そういえばゆうじが、

「尾道って(人を惹きつける)魔力があるんですよね〜」

と言っていましたがその魔力に僕も当てられたようです。

 

それからの日々は尾道に移住するためにありました。

サイトの収益化に本腰を入れ、それを場所に依存しない形で実現することを目指してきました。

2016年、17年はシュミレーションのつもりで人に会うことを極力控え、家に引きこもって作業を続けました。

そして、「どこに行ってもやっていける」というめどが立ったので、これを書いている訳です。

移住する理由

移住する理由はもちろん1つではなく、たくさんあります。

それも長い時間をかけて熟成してきたものだったりします。

また次の記事で。

と言いたいところですが、半年後とかになってしまいそうなので少しだけ書いておきます。

 

ざっくり言うと、「つくる」ために移住します。

僕らは息子が生まれたのを機に深く考えることもなく、育児がしやすそうという理由で埼玉で暮らしてきました。

しかし、息子も少し大きくなって仕事の目処が立つと、僕らは今の環境をしっかり「選んだ」のかな?という疑問が浮かんできました。

 

金曜日、息子が寝たあとに「お疲れさま」と奥さんとささやかに乾杯する。

そして土曜日は息子を連れてピザ食べ放題からのイオンの定番コース。

そんな日々も確かに幸せでした。

 

でも、

自ら選んだ場所で、僕らの生活をスタートさせたい。

理想のライフスタイルを作っていきたい。

その思いは強くなっていきました。

 

それは埼玉にいてもできるのかもしれません。

でも、僕は常々変えられるのは環境だけだと思っているし、何よりその方が面白いと思うんです。

だから、僕らの生活をつくるために移住するのだと思っています。

 

移住に向けてのハードルは幾つかありますが、以後よろしくお願いします。

MacBookおじさん批判の正体について

一応このブログは週1で書く、日曜日にコワーキングスペースのソファでのそっと書くって決めているのですが、1週空いてしまったのは先週はコワーキングスペースに行かなかったからです。

日曜日はコワーキングスペースに行くようにします。

 

巷でMacBookおじさんなるものが流行っていますが、それがらみで書きます。

 

MacBookおじさんとは、恵まれない若者に知らないおじさんがMacBookをプレゼントする流れです。

上記のサイトではブロガー・イケダハヤト氏をはじめたくさんのおじさんがMacBookの提供を名乗り出ています。

 

素晴らしいことだと思うんですが、MacBookおじさんを批判する人もいる訳です。

MacBookおじさんへの批判の大元って誰もが子供の頃に一度は言われた、

「知らない人からものをもらっちゃダメ」

あれだと思うんです。

 

いや、それは知らない人から食べ物とかもらったら毒とか入ってるかもしれないからであって、ネットで実名で活動している人からMacBookもらうのとは訳が違うと思うんですが。

でも、MacBookおじさんに批判的な人って意外とサイレントマジョリティーな気がします。

 

残念ながら日本には「人に助けてもらうのは悪」という風潮があります。

ややこしいのが「人を助けるのは善だけど、人に助けてもらうのは悪」なんです。

 

僕自身も「人に助けてもらうのは悪」だとずっと思っていました。

 

なるべく自分でやらないといけない

助けてもらったら成長がない

助けてもらうと迷惑がかかる

 

でも、助けてもらうことって「手段」な訳で。

何か目標があってそれを達成するための手段でしかない訳で。

手段と目標どっちが大事なんだって話。

 

Macbookなんか積極的にもらった方がいいと思うんです。

そんで、もっと「助けて」って言える人が増えればいいなーって思います。

KPIを聞かれたので「どこでも指数」と答えておいたよ

デスクです。

行きつけのコワーキングスペースのソファでのそっと書いています。

自分のブログはコワーキングスペースのソファで書くようにしています。

場所によってやることを決めておくのおすすめです。

ブログが続いているのはこのおかげです。

KPIって何さ

さて、今日はKPIについて書きます。

 

〜3年前〜

[chat face=”man1″ name=”ベンチャー系の人” align=”left” style=”type1″]デスクさん、世界新聞のKPIって何ですか?[/chat]

[chat face=”desk-240-240.jpg” name=”デスク” align=”left” style=”type1″](・・・KPIって何さ。KGBなら知ってるんだけどなー)[/chat]

[chat face=”man1″ name=”ベンチャー系の人” align=”left” style=”type1″]?[/chat]

[chat face=”desk-240-240.jpg” name=”デスク” align=”left” style=”type1″]あーKPIねKPI。うちのKPIは面白いコンテンツを作ることかな[/chat]

[chat face=”man1″ name=”ベンチャー系の人” align=”left” style=”type1″]そうですか。。[/chat]

 

と、以前はKPIを全く理解してなかったのですが、KPIって要は「最重視する数字」です。

KPI(Key Performance Indicator)とは、重要業績評価指標と呼ばれ、最終的な目的を達成するための過程を計測するための中間指標のことです。

最終的な目標を達成するためには、様々な過程を経ていかなければいけません。その最終目標を達成するために不可欠な過程をを洗い出し、過程をどのくらいの状態で通過できれば、最終的な目標が達成できるか、そしてしっかりとクリア出来ているかどうかを数値で計測するのが「KPI」です。

ferretより

3年前の僕の回答にベンチャーの人が困っちゃう訳ですよね。

僕の仕事のKPIは「どこでも指数」

今後誰かに聞かれた時のために、今のKPIを書いておきたいと思います。

僕の仕事のKPIは、

世界中どこでも仕事ができるか?

です。

ひとりで「どこでも指数」と呼んでいます。

 

「どこでも指数」は以下の図式で求められます。

世界中どこでもできる仕事の売り上げ÷総売り上げ

もちろん、売り上げや利益も大事ですけど、

僕は場所にとらわれずに生活したい(下記事参照)ので、どこでも指数はかなり重視しています。

http://sekaishinbun.net/desk/workstyle-change/

どこでも指数100%

で、僕の仕事のどこでも指数はほぼ100%です。

アフィリエイトをはじめとした広告収益はネット上で完結。

プロバイダを挟んでいるので、クライアントとのやりとりはありません。

世界新聞もリアルな場としての「編集部」はなく、facebookグループでやりとりしています。

ライターの面接もskype。

外部とのミーティングや打ち合わせも基本的にskypeにしてもらいます。

今はなまじ首都圏に住んでいるので、初見の人は会うこともあるんですけど、極論すると誰とも会わなくても成り立ちます。

会う必要性について

もちろん、どこでも指数100%が可能なのは僕がネットでビジネスをしているからというのはあります。

でもビジネスにおいて「会う」必要ってどれだけあるのかなと思うんです。

だって、互いにメリットがあるからビジネスをやる訳です。

相手が好きだからではありません。

そこにメリットがあるなら、会わなくてもビジネスは成立するはずです。

 

僕はビジネスではなく、この人好き、一緒にいると楽しい人と積極的に会いたい。

 

まぁ僕の場合、どこでも指数の前に売り上げ自体を上げろって話なんですけどね。

 

げんきになったらやりたいこと3つ

デスクです。

ようやく会社の決算が終わりまして、なんとか3期目をスタートできる運びになりました。

あーでもないと今期の計画を練っているところです。

「忍」

結論から言うと今期も「忍」ですね。

(TVの大家族の石田さんちでお父さんが美容師の道に入る末っ子に「隼司、忍だぞ」と言うシーンが好きです)

昨期少々投資しすぎまして、体力がないのです。

なので、今期のテーマは「体力回復からの基礎体力の向上」です。

手堅く稼いで、楽しいアクティビティーは来期以降にお預けです。

 

でも、体力を回復することばかりしていると心が病んでしまうので、げんきになったらやりたいアクティビティーを書いてモチベーションを上げておきます。

1 You tuber

動画って旅コンテンツのためにあるようなものですよね。

手っ取り早いし、ネタには困らない。

でも、意外とやっている人っていないのです。

ジョーブログさんの旅動画はめちゃくちゃおもろいですけどね。

あと、旅する鈴木。

夫婦ユニットで旦那さんが365日奥さんを撮り続けているんですが、奥さんがとってもステキです。

 

You tuberやるなら、

タイでトゥクトゥク買って縦断とかしてみたいです。

2 世界新聞英語版

これは編集長のがぅちゃんがやりたいと言っていて、世界新聞の記事を翻訳して海外に出しましょうよと。

いわく英語での「シリア」とか「キューバ」とか「イラン」の検索需要って「北朝鮮」並みに大きいんですって。

世界新聞は上3カ国の記事多いですからね。

でもこれは英語の検索エンジン攻略ができないとなぁって感じです。

ただ、英語は日本語の10倍以上市場があるので可能性は秘めてますね。

というかこれ、丸ごとアウトソースできないかなぁ。

3 世界新聞のテコ入れ

テコ入れって簡単に言いましたけど、まとまってないです。

でも、世界新聞もそろそろ2000記事なので、これをどうにか活かせないかなぁと。

翻訳するなり、切って貼ってするなり、プラットフォームを変えるなりしてもう一度スポットライトを当ててあげたいです。

アイディアがあったらここから教えてください。

 

という訳で、楽しいアクティビティーができるように頑張ります。

零細ITを起業して4年。働き方が160度くらい変わってきた

デスクです。

こうやってブログを書くのは、ずいぶん久しぶりな気がします。

もちろん世界新聞で記事は書いていたのですが。

純粋に自分のことを書くとなると、4年ぶりですか。

いつまで続くかわかりませんが、たまに書いていきたいと思います。

「人生の主語」が変わりつつある

久しぶりということで、今回は今の僕の働き方について書きます。

考え方もやってることもかなり変わったので。

起業当初と比べるとたぶん160度くらい変わりました。

 

世界新聞を立ち上げた頃は、

・僕が成功したい

・世界新聞を成功させたい

この一辺倒でした。

 

でも今は、

・家族で幸せになりたい

・世界新聞に関わってくれてる人と楽しくやりたい

そんな感じです。

 

僕はビジネスだけでは幸せになれないタイプだと思うんです。

例えば仕事で大きな成果が出ても、奥さんとケンカしてたら嬉しさ半減なんです。

子供が病気だったら、仕事どころじゃありません。

メンヘラっぽいですけど、一緒に喜んでくれる人がいないとダメみたいです。

 

実はアドラー心理学にハマっておりまして、アドラー心理学で言う「人生の主語」が変わりつつある状態なんだと思います。

僕→僕たち

って感じです。

アドラー心理学では人生の主語が変わることが「幸せの第一歩」なんだそうです。

 

アドラーは今の僕にしっくりくるので積極的に取り入れています。

またちょいちょい書くかもしれません。

 

働き方のアプローチを変えてみた

そんなこんなで、違ったアプローチをした方がいいんじゃないかと思ったんです。

僕はこれまで、

①ビジネスで成功→②(結果的に)家族が幸せになる

こんな順序で物事を考えていました。

成功するまでは何事も我慢。

欲しがりません勝つまでは的な。

楽しくないやつですね…。

 

でも、家族で幸せになることが目的なら、ビジネスで成功するまで待つ必要はないんじゃないか。

僕にとって一番大事なのは未来ではなく、家族と過ごす今。

だってビジネスで成功しないことだって大いにあり得る訳です。

そもそも成功の基準が曖昧です。

 

だから、

家族で幸せになるやり方でビジネスをしよう

と発想を変えてみました。

場所にとらわられない働き方

数年前から僕らは、移住を考えています。

国内外問わず、自分たちが気に入った場所で暮らしたい。

これを叶えるためにはこれまでの働き方では無理でした。

 

かつて世界新聞では、企業からの広告を収益の柱に据えていました。

しかし、この収益モデルだとクライアントワークが生じるので、場所にとらわれてしまう。

クライアントに対応するのは僕だけなんで、時間も取られてしまいます。

 

なので、1年前くらい前から収益モデルを刷新しています。

基準としては、

世界中どこでもPC一台で稼げる仕事であること

現在は企業からの広告は受けておらず、アフィリエイトを収益の柱にしています。

 

アフィリエイトの何がいいって、自分のペースで仕事ができることです。

アフィリエイトも広告には変わりないんですが、アフィリエイトには締め切りがない。

収益を上げたければ、記事を作る。

といった感じで仕事量をコントロールすることができるんです。

これから

実は、収益モデルを刷新すると決めてから世界新聞の編集から一切手を引きました。

僕は主に収益化をやっている状態です。

正直、今やっていることが世界新聞がやりたいことではありません。

でも、まだまだ経済的な基盤を固める必要があるのです。

 

世界新聞がやりたいことってやっぱり、ディープ系の「メジャーではない」ことなので。

財布が別にあった方がやりやすいのは確かです。

 

組織としてはより柔軟に、フットワークのあるイメージです。

必要以上に売り上げは追いません。

今後も人は雇わないと思いますし、メンバーは最少限でいいと思っています。

 

自立したメンバーと自立した僕が、

面白いことがやりたくなったらちょっとペースを合わせる。

 

という感じで仕事ができればいいなぁと思っています。

 

個人的には早く移住して、

好きな時に、金にならない取材を、気の済むまでできる

そんな状態になることを目指しています。