【バルセロナ治安ガイド2026】夜の雰囲気と動画でえらぶ滞在エリア

バルセロナへの旅行を前に、スリや置き引きの多さが気になっている方は少なくないはずです。

複数人で組んで観光客に近づくスリの手口や、ランブラス通りでの被害報告を目にしていれば、夜の外出や宿泊エリア選びに不安を感じるのは自然なことです。

この記事は、バルセロナの治安を「良い・悪い」で評価するものではありません。

世界40カ国以上を訪れてきた編集長の経験から言えるのは、治安は「場所・時間帯・そのときの行動」の組み合わせで変わるということです。

同じ都市でも、昼と夜、大通りと路地、人の多い場所とそうでない場所では、状況がまったく異なります。

この記事では、外務省をはじめとする公的情報をもとにバルセロナで注意が必要なエリアを紹介するとともに、治安目線でおすすめの宿泊エリアを旅の目的別に案内します。

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バルセロナで注意が必要と言われるエリア

バルセロナは世界有数の観光都市である一方、観光客を狙ったスリやひったくりの被害が多く報告されている都市でもあります。

外務省もスペインの安全情報の中でバルセロナを名指しで注意を呼びかけており、旅行前にエリアごとの特徴を把握しておくことが大切です。

ランブラス通り / ゴシック地区(Las Ramblas / Barri Gòtic)

ランブラス通りとゴシック地区は、スリと置き引きに特に注意が必要なエリアです。

ランブラス通りはバルセロナ旧市街を南北に走る目抜き通りで、サグラダ・ファミリアと並ぶ観光の中心地です。

ゴシック地区はその東側に隣接する中世の旧市街で、多くの観光客がせまい路地を歩き回るエリアです。

外務省の海外安全情報では、ランブラス通りとゴシック地区は観光客を狙ったスリ・置き引きの被害が多発するエリアとして名指しで言及されています。

複数人で組んで行動し、話しかけたりぶつかったりして注意をそらす手口が典型的とされています。

Time Out Barcelonaは、バルセロナ市内で観光客の多いエリアのうち、スリ被害が最も集中しているのがランブラス通りとゴシック地区だとはっきり書いています。

カフェのテラス席に置いたバッグ、椅子の背もたれにかけたジャケットのポケットなども狙われやすい場所です。

混雑した場所ではバッグを体の前に抱える、財布はズボンの後ろポケットに入れない、といった点を意識しておくとよいでしょう。

エル・ラヴァル(El Raval)

エル・ラヴァルは、夜間のひったくりや路上犯罪に注意が必要なエリアです。

ランブラス通りの西側に位置する旧市街の一角で、ボケリア市場やバルセロナ現代美術館(MACBA)に近く、観光で立ち寄る機会も多いエリアです。

外務省の海外安全情報では、旧市街およびその周辺地区において夜間の路地でひったくりや強盗の被害が発生しているとされており、エル・ラヴァルの地理的な位置はこの記述に重なります。

Wikivoyageはエル・ラヴァルについて、バルセロナ市内のほかのエリアと比べて犯罪発生率が高いエリアであり、特に夜間はひったくりのリスクがあると明記しています。

再開発が進んでいるエリアではありますが、主要通りから外れたせまい路地では夜間の状況が変わります。

Lonely Planetも、昼間の主要通りと夜間の路地では注意すべき状況がまったく異なると説明しています。

夜間にエル・ラヴァルを歩く場合は、人通りの少ない路地を避けてランブラス・デル・ラヴァルなどの大通りを使うことをおすすめします。

バルセロネータ(Barceloneta)

バルセロネータのビーチ周辺は、荷物の置き引きに注意が必要なエリアです。

旧市街から東に位置する海岸エリアで、地中海に面したビーチが広がり、夏季を中心に多くの観光客が訪れます。

外務省の海外安全情報では、ビーチ周辺での置き引き被害が多発しており、砂浜に荷物を置いたまま海に入る際の被害に注意するよう明記されています。

Lonely PlanetとFodor’s Travelはいずれも、砂浜に荷物を置いたまま泳ぎに行くことを被害の典型的なパターンとして挙げています。

スマートフォン・カメラ・財布などをビーチに持ち込む場合は、必ず荷物を見ていられる人と交互に海に入るか、貴重品はホテルに預けてから訪れるといった行動が、被害を遠ざけることにつながります。

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バルセロナで治安目線でおすすめの宿泊エリア

バルセロナは旧市街に安価なホテルが多い一方、観光客が集中するエリアは治安上の注意が必要な場所とも重なっています。

どこに泊まるかによって、滞在中の行動パターンや夜の過ごし方が大きく変わります。

観光効率・ローカルな雰囲気・移動のしやすさ、それぞれの優先事項に合わせて3つのエリアを紹介します。

【観光重視】エイシャンプレ(Eixample)

免責事項

本記事は、公的機関の情報や統計、観光関連資料をもとにまとめています。

ただし、都市の雰囲気や治安の感じ方は、訪れる時期や時間帯、そのときの行動によっても変わります。

ここで紹介している内容は、特定の場所の安全性を保証するものではなく、あくまで滞在の参考情報のひとつです。

本記事の情報に基づく行動によって生じた損害等について、当サイトは責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

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この記事を書いた人

運営歴12年の海外旅行メディア世界新聞の編集長。世界一周を含め40カ国以上に訪問。海外旅行関連の登壇多数。旅の書籍を出版。