【バーミンガム治安ガイド2026】夜の雰囲気と動画でえらぶ滞在エリア

バーミンガムへの旅行を前に、治安のことが気になって調べているところでしょうか。

「イギリス第2の都市」と聞いてもエリアごとの雰囲気がまったく想像できず、どこに泊まればいいのか迷っている方も多いはずです。

この記事は、バーミンガムの治安を「良い/悪い」で評価するものではありません。

40カ国以上を渡航してきた編集長の経験から言えるのは、治安は「どの場所で」「何時に」「どう行動するか」によって変わるということです。

その視点をもとに、外務省をはじめとする公的情報をもとにバーミンガムで注意が必要なエリアを整理し、治安目線でおすすめの宿泊エリアを旅の目的別に紹介します。

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バーミンガムで注意が必要と言われるエリア

バーミンガムは観光客に人気のエリアとそうでないエリアがはっきり分かれており、どこで何に気をつけるべきかを知っておくことが大切です。

以下では、観光客が実際に足を運ぶ可能性があるエリアのうち、注意が必要とされる3か所を取り上げます。

ニューストリート駅周辺(New Street Station Area)

ニューストリート駅周辺は、混雑を利用したスリや置き引きに注意が必要なエリアです。

バーミンガム観光の玄関口であるこの駅は、ショッピングモールのグランド・セントラルやブルリングと直結しており、到着した旅行者のほぼ全員が最初に通る場所です。

外務省の海外安全情報では、英国の駅や交通の拠点、観光地やショッピングエリアでスリや置き引きが多発していると記載されています。

ニューストリート駅はイギリス国内でも乗降客数が多い駅のひとつで、混雑した改札付近や構内でのスリが起きやすい環境にあります。

スーツケースなど大きな荷物を持って移動するときは、荷物を体の前に抱えるか常に手が届く位置に置き、人混みの中で背後に注意を向けることをおすすめします。

ディグベス(Digbeth)

ディグベスは、夜間に路地でのひったくりや酔客によるトラブルに注意が必要なエリアです。

シティセンターの南東に位置する倉庫街を改装したエリアで、ナイトクラブやバー、アートスペースが集まっています。

昼間はマーケットや壁画を目当てに観光客が訪れることもありますが、Wikivoyageでは夜間に人通りの少ない路地が多く残っていることを指摘しており、深夜帯の単独行動には注意が必要と書かれています。

外務省の海外安全情報でも、夜間の繁華街や人通りの少ない場所でひったくりや暴力犯罪が発生しているとの記載があります。

夜間にディグベスを訪れる場合は、路地に入り込まず大通りを歩くようにし、帰り道は事前にタクシーやライドシェアを手配しておくと安心です。

ハンズワース(Handsworth)

ハンズワースは、観光目的で意図せず立ち入った場合に強盗や暴力犯罪のリスクがあるエリアです。

シティセンターから北西に位置する住宅地で、観光スポットはなく、旅行者が目的を持って訪れることはほとんどありません。

West Midlands Policeが公開している犯罪統計では、ハンズワース地区の暴力犯罪や反社会的行動の件数がバーミンガム市内でも高い水準にあることが確認できます。

Wikivoyageでも、このエリアは観光客が積極的に訪れる場所ではないと説明したうえで、迷い込んだ場合はすみやかにその場を離れることを勧めています。

外務省の海外安全情報でも、居住エリアの治安は地域によって大きく異なるため、見知らぬ地域への不用意な立ち入りは避けるよう注意が促されています。

宿泊先を予約する際にエリア名をよく確認し、ハンズワースが住所に含まれていないかをチェックしておくこと、また移動中に地図アプリで現在地を把握しながら行動することが、こうした被害を遠ざけることにつながります。

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バーミンガムで治安目線でおすすめの宿泊エリア

バーミンガムでの宿泊エリアを選ぶとき、「観光スポットに近いところがいいのか」「静かな場所でゆっくりしたいのか」「翌日の移動を優先したいのか」によって、最適な選択肢は変わってきます。

ここでは旅行のスタイル別に3つのエリアを取り上げ、それぞれの特徴と夜の雰囲気を整理します。

【観光重視】シティセンター/ブリンドリープレイス(City Centre / Brindleyplace)

https://www.youtube.com/watch?v=K9ngKNqjyZg

おすすめする理由

シティセンター/ブリンドリープレイスは、バーミンガムの観光スポットをまとめて回りたい人におすすめのエリアです。

ニューストリート駅を中心に、ブルリング、バーミンガム博物館・美術館、ガス・ストリート・ベイスン(運河エリア)、ブリンドリープレイスがすべて徒歩圏内に収まっており、荷物を持って移動する手間が最小限で済みます。

キャドバリー・ワールドへはニューストリート駅から列車で約15分、ジュエリー・クォーターへは路面電車で約10分とアクセスもよく(Wikivoyage)、コッツウォルズ方面への日帰り移動にも対応しやすい立地です。

ホテルは大手チェーンの中規模〜大規模タイプから4〜5つ星クラスまで幅広く揃っており、予算に合わせて選びやすいエリアです。

ブリンドリープレイス方面には運河沿いに建つ落ち着いた雰囲気のホテルもあります。

夜の雰囲気

ニューストリート駅周辺の大通りは夜間も人通りがあり、飲食店やバーが営業を続けています。

ブリンドリープレイスとガス・ストリート・ベイスン沿いは、昼間の観光客の賑わいが落ち着いたあと、運河沿いのバーやレストランでゆっくり食事をする旅行者の姿が見られます。

Time Outでは、この運河周辺エリアを夜も過ごしやすいゾーンとして紹介しています。

夜間は人の多いエリアに自然と旅行者が集まる一方、駅周辺は混雑が続くため、移動の際は荷物管理を意識しておくとよいでしょう。

【落ち着いた滞在】ジュエリー・クォーター(Jewellery Quarter)

おすすめする理由

ジュエリー・クォーターは、シティセンターの混雑を避けてローカルな雰囲気の中で過ごしたい人におすすめのエリアです。

シティセンターの北西に位置し、路面電車を使えばニューストリート駅まで約10分でアクセスできます(Wikivoyage)。

エリア内には独立系のカフェやレストラン、個性的なショップが点在しており、観光地の喧騒とは異なる日常的なバーミンガムの雰囲気を感じながら過ごせます。

ホテルの数はシティセンターより少なく、歴史ある建物を改装した中規模のブティック系施設が中心です。

大型チェーンホテルをほとんど見かけないエリアのため、観光エリアならではの割高感を避けたい旅行者にも向いています。

夜の雰囲気

昼間は宝飾店やカフェに地元の人が行き来していますが、夕方以降は人通りが落ち着き、エリア全体が静かな雰囲気に変わります。

Time Outではいくつかのバーやレストランが夜の選択肢として紹介されており、完全に閑散とするわけではありませんが、夜間に選べる飲食の選択肢はシティセンターより限られます。

夜に食事や飲みに出かけたい場合は、お目当ての店を事前に調べておき、路面電車やタクシーを使ってシティセンター方面に移動する旅行者も多いようです。

【交通アクセス重視】バーミンガム国際空港・NEC周辺(Birmingham Airport / NEC Area)

おすすめする理由

バーミンガム国際空港・NEC周辺は、移動効率と空港へのアクセスを最優先にしたい人におすすめのエリアです。

空港とホテルが徒歩または連絡橋で直結しており、早朝便や深夜便を利用する旅行者が前泊・後泊の拠点として使いやすい立地です(Wikivoyage)。

シティセンターへはエア・レイル・リンクとシティラインを乗り継いで約30分でアクセスできます(Wikivoyage)。

コッツウォルズ方面へレンタカーで向かう場合や、ロンドンへの帰路で空港乗り換えを予定している場合にも、このエリアに宿を取ることで移動の負担を減らすことができます。

ホテルはビジネス・乗り継ぎ利用を想定した大型チェーンが中心で、実用的なつくりの施設が多く揃っています。

夜の雰囲気

空港・NEC周辺は夜間の飲食・娯楽の選択肢が限られており、夕食はホテル内のレストランが主な選択肢になります。

夜間に外へ出て食事やナイトライフを楽しむ雰囲気のエリアではなく、チェックインして翌朝の移動に備えるという過ごし方が中心です。

バーミンガム市内の観光を複数日にわたって楽しむ予定がある場合は、シティセンターとの往復に毎回約30分を要するため、滞在の目的と日程を照らし合わせたうえでエリアを選ぶことをおすすめします。

バーミンガムの治安概要

バーミンガムはロンドンに次ぐイギリス第2の都市であり、観光客にとって気になるのは「実際のところどうなのか」という治安の実態ではないでしょうか。

公的機関と旅行ガイドの情報をもとに、まずバーミンガムの治安について大まかな傾向を整理します。

バーミンガムに対する公的情報のアナウンス

外務省は、英国全土の危険度をレベル1(十分注意してください)としており、バーミンガムを名指しした特別な注意喚起は出していません。

国全体の傾向として、スリ・置き引き・ひったくりといった一般的な犯罪が多く発生しているとしており、日本人の被害事例としてはスリや置き引きが最も多く報告されています。

在英日本国大使館も同様の方向性で、繁華街や歓楽街での夜間の犯罪リスク、公共交通機関を利用する際の荷物管理について注意を促しています。

バーミンガムの治安の特徴

バーミンガムは純粋な観光都市というよりも、製造業を基盤に発展してきたビジネス・文化都市であり、コッツウォルズやストラトフォード・アポン・エイヴォンへの周遊拠点として利用する旅行者が多い街です。

Lonely PlanetやWikivoyageで紹介される観光エリアはシティセンターに集中しており、旅行者が自然と行き来するのもその範囲に限られます。

一方でシティセンターから外れると、地区ごとに雰囲気が大きく変わるのがバーミンガムの特徴です。

シティセンター内には防犯カメラが整備されており、大規模な国際イベントを複数開催してきた実績もあります。

ただし、整備の行き届いたエリアと再開発途上のエリアが隣接しているため、少し路地に入ったり、地図アプリなしに移動したりするだけで雰囲気が一変することがあります。

夜間は特にその差が大きくなるため、自分がいる場所とその性格を常に把握しながら行動することが大切です。

バーミンガムの治安まとめ

バーミンガムはロンドンに次ぐ規模を持つ都市であり、観光エリアと生活エリアがはっきり分かれているのが特徴です。

治安は「良い/悪い」で語れるものではなく、どのエリアで、何時に、どう動くかによって変わります。

この記事では、外務省の公的情報をもとにニューストリート駅周辺・ディグベス・ハンズワースの3エリアで注意が必要な場面と犯罪の種類を整理し、シティセンター・ジュエリー・クォーター・バーミンガム国際空港周辺の3エリアを旅の目的別に紹介しました。

事前にエリアの性格を把握しておくことで、現地での行動の幅は自然と広がります。

宿泊エリアをどこにするかが、バーミンガム滞在の快適さに直結します。

自分の旅のスタイルに合ったエリアのホテルを、以下から探してみてください。

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免責事項

本記事は、公的機関の情報や統計、観光関連資料をもとにまとめています。

ただし、都市の雰囲気や治安の感じ方は、訪れる時期や時間帯、そのときの行動によっても変わります。

ここで紹介している内容は、特定の場所の安全性を保証するものではなく、あくまで滞在の参考情報のひとつです。

本記事の情報に基づく行動によって生じた損害等について、当サイトは責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

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この記事を書いた人

運営歴12年の海外旅行メディア世界新聞の編集長。世界一周を含め40カ国以上に訪問。海外旅行関連の登壇多数。旅の書籍を出版。