IT導入補助金がもうすぐ終了。要点と対応策まとめ

世界新聞の松崎です。
広島県尾道市でウェブマーケティングの会社をやっています。

今回は「使える」補助金としておなじみIT導入補助金について書きます。
IT導入補助金はECサイト制作やITツール導入費用の最大450万円が補助されるので、利用しない手はないです。
弊社でもIT導入補助金を利用したECサイト制作やITツール導入をやらせていただいています。

ただ、2023年度の補助金が2024年1月29日締切(デジタル化基盤導入類型)分で終了してしまうので、詳しくは公式ページを見ていただくとして、ここでは要点と対策を書いてみたいと思います。

IT導入補助金のメリット

補助額が大きい

ECサイトの制作であれば最大2/3(350万円)が補助されます。仮に300万円費用がかかったとしたら、最大2,055,555円が補助されます。
事業者の実費は94万円程度と、補助額の大きさが魅力です。

手続きが簡単

IT導入補助金は比較的手続きがやさしい補助金だと言われています。
その上、IT導入補助金支援事業者がサポートしてくれるので、よっぽどのことがない限り申請できると思います。

70%の採択率

IT導入補助金の採択率は7割程度(デジタル化基盤導入枠の場合)なので高いと言えます。
採択の基準には以下のようなものがあると言われています。

・社歴
・年商
・年商と補助額のバランス

IT導入補助金でできること

IT導入補助金の対象は中小企業・小規模事業者です。対象業種が広いのでほぼ全ての中小企業・小規模事業者が使えると思ってOKです。

ECサイト制作

本格的なECサイトを作ろうとすると相場は200万〜300万円。
IT導入補助金を使ってECサイトを制作すれば、300万円ほどのECサイトが100万円弱の実費で作れてしまいます。
ECのプラットフォームもワードプレス、shopify、ECキューブなど選択することができます。

各種ソフトの導入

インボイス制度に焦点を当て、デジタル化を一気に進めるため、会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフトの導入費用とそれらを機能させるハードウェアの導入費用が対象になります。
ビジネスプロセスのデジタル変革を促進し、円滑な取引フローを確立します。

PC/ハードウェアの購入

IT導入補助金では下記の購入も補助対象になります。例えば、ECサイト制作にプラスしてPCの購入費用も補助してもらうことができます。

PC / タブレット / プリンター / スキャナ / 複合機 / POSレジ

2024年度IT導入補助金は1月29日で終了

冒頭にも書いた通り、2023年度のIT導入補助金が2024年1月29日締切(デジタル化基盤導入類型)分で終了します。
要は、現行の内容の補助金を使うことができるのは1月29日までということです。
年度が変わると、補助率や上限など内容が変更になるというのは補助金あるあるなので、検討されている方は注意しましょう。

年内にIDを申請しておくべし

IT導入補助金を申請するためには「gBizIDプライムアカウントID」の取得が必要になり、発行まで2週間かかります。
1月29日の締切から逆算すると、年内にアカウントIDの発行申請が必要になります。
ID取得は事業者単体で今すぐできるので、「補助金申請するかも」という人はID取得だけでも済ませておくのが賢明です。

弊社ではIT導入補助金を使った「ECサイトの制作」と「受発注ソフト」の導入が可能です。
お気軽にご相談ください。

IT導入補助金2023公式サイト

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