シドニーで食べられている世界のこんなグルメ
こんにちは!計4年に渡る世界一周の後、縁あってオーストラリアに移住したmiaです。
日本料理といえば、寿司、すき焼き、焼き鳥、おでんでもなんでも、日本を象徴する料理や各県のソウルフードがあるものです。
オーストラリアでは食文化はそれほど発達しておらず、オーストラリアグルメといえば私などは「バーベキュー?」と思います。
ですが、逆に日本にはないグルメ文化の魅力もあります。
移民の多いオーストラリア、特に都市であるシドニーでは本当に様々な国のグルメを、手軽にいただくことができるのです。
シドニーグルメのバラエティを、いくつかご紹介します。
『フィッシュアンドチップス』は代表選手!
ルーツがイギリスにあるオーストラリアでは、やはりフィッシュアンドチップスがよく食べられています。
シドニーグルメとしても、人気は抜群で、地元のバーやビーチの前のショップではテイクアウトできる用に売られています。
いつもではなくても、たまに食べたくなる味で、ビールをお供に揚げたてのサクサクを頬張る瞬間に幸せを感じます。
イギリスのバー文化を色濃く取り入れているので、フィッシュアンドチップスと並んで、パイも同等に人気があります。
『ケバブ』や『ベトナミーズポークロール』は食べ歩きに
今や日本でもいわずと知れたケバブは、シドニーでも人気のグルメ。
香ばしいラム肉とフレッシュな野菜をピタパンに包んでヨーグルトソースをたっぷり垂らして、齧り付く!こぼれそうなボリュームに反して、お手頃な価格で常用食としてよく買いました。
さらにシドニーでB級グルメとして忘れてならないのが、ベトナミーズポークロールの存在です。
ベトナムのサンドイッチで、フランス統治時代の名残かフランスパンで挟む一品です。
お肉のほかに人参や大根のピクルス、オニオン、パクチーなど、一見相容れない具材が絶妙にマッチ!特にこのパクチーが、クセになるんですよ。
もちろん苦手な人はお断りしてもいいと思いますが、私の中でベトナミーズサンド=パクチーなので、ぜひ試していただきたいです。
こういう手軽でボリュームいっぱいのサンドは5ドル程度で買えてお得、食べ歩きやピクニックのお供におすすめです。
いたるところで見かける『寿司ロール』はもはや日本グルメじゃない!?
寿司は日本人の心、ソウルフードといっても過言ではないでしょう。
でも実は昨今のシドニーのグルメでも大きな存在を占めているのです。
市内などではワンブロック歩くと、ショーウィンドーに巻き寿司のようなものをずらりと並べて販売しています。
でも良く見ると、日本の巻寿司とは似ても似つかない具材のオンパレード。
アボカドサーモンは王道ですが、中にはチーズが入っていたり、たこ焼きが乗っているものまで!
お稲荷さんでさえ、詰め込まれたご飯を覆うように、とび子をはじめ様々なものが乗っかっています。
もはやシドニーグルメと呼んでも間違いはない、創作寿司なのです。
最初は「?」となっていても、だんだん愉快にさえなってきて、色々試したくなるものです。
しかも、一本2ドル前後とお手頃価格なのも、物価の高いシドニーでは魅力的です。
韓国・中華・タイなどアジアングルメを制覇しよう
移民の多さで知られるシドニーですが、中でもだんとつに多いのがアジア全般からの留学生や移民です。
おかげで日本人としては嬉しい、アジアングルメの宝庫!
焼肉が食べたいときなど、日本レストランのそれは多少値が張るので、韓国バーベキューの店を目指します。
ボリューム満点の韓国グルメや焼肉を、マッコリや韓国ビールといただくのも乙なものです。
そして中華やタイは恐らく、市内では一番多く見かけるレストランの種類ではないでしょうか。
フードコート内も合わせれば、その数は相当なものです。
数あるお店の中から美味しい一軒に出会いたいなら、やはりその国の人に聞くのが一番です。
私は元同僚がタイ人だったため、タイ料理なら美味しい店をたくさん知っています。
もし旅行中で友人がいない場合でも、店内や外にその国の人が多いお店なら、信頼度は高いでしょう。
シドニーが誇る『カフェグルメ』もぜひ!
シドニーやメルボルンなど、オーストラリアの都市部では特にカフェ文化が盛んです。
街角にひとつやふたつはカフェがあり、そのどれもが賑わっています。
仕事に行く前、休憩中、仕事中、人々はコーヒーを求めてカフェに立ち寄ります。
テイクアウェイのコーヒーは日本ではスターバックスやコンビにくらいでしか見ませんが、シドニーでは有名なロースター(焙煎工場)がいくつかあり、そのカップを手に颯爽と街を歩いている人をよく見かけます。
もちろん店内でゆっくり味わいたい場合は、「エッグスベネディクト」や「オムレツ」、「パンケーキ」などのカフェグルメもブランチがてら楽しんでみてください。
他にも書ききれませんが、もちろんイタリアン、フレンチや、レバニーズ、アルゼンチン料理など、移民の国の数だけグルメのレパートリーはあります。
これほどに国際色豊かな街は、世界広しといえどもそう多くはないでしょう。
シドニーならではのグルメ、ぜひ堪能してください。