シドニーのバスの乗り方
こんにちは!シドニーで二週間、アボリジニの文化を学んできたtyutoでございます!
初めての海外で失敗した事は数えられません!
その度にあたふたして周りの人に助けられたのは良い思い出。
ですが、実際その時は本当に焦りまくりました……。
せっかくの旅行でミスはしたくないものですよね。
さて、今回は日本人観光客が難しいと思う、「シドニーのバスの乗り方」について詳しく説明させていただきます!
シドニーバスとは何か
その名の通り、シドニーにて運行しているバスですが、ここでは市バスの事を指します。
シドニートラムに次いで市民の足となっている乗物なので、ローカルに触れるチャンスです。
しかし、ただのバスだからといって油断は禁物。
その乗り方、車内マナー、降り方は日本と違うところだらけで戸惑ってしまう事も。
実際筆者も初めてシドニーバスに乗る時は失敗を犯しました。
それについては後述!
でも、これを乗りこなすことができれば、シドニー市内旅行はかなり楽になると思います。
なんだかんだトラムや地下鉄と違い、バスは小回りが利きますからね。
また、それが市民から長く愛される要因なのかもしれませんね。
シドニーバスに乗ろう!
まず、シドニーバスその物の外観ですが、白地に青いラインが通った物が多いです。
その他の色も若干ありますが、基本的には青と白です。
また、色の異なるバスは移動目的が若干違ったりするため、注意が必要です。
さて、シドニーバスに乗るには当たり前の事ですが、バス停にて待たなければなりません。
バス停についたらまず、自分の行く場所や降りるバス停を掲示板によってチェックしてみてください。
また、古いバス停の中には、屋根が付いていない物も存在するので、雨の日は大変です。
しかし、基本的には雨風が凌げるタイプの物になっているのでご安心ください。
また、バス停によってはいくつもバスが来る事があります。
乗り込んでしまったバスが行先と全く違う方向に行っている!なんて事も全然有り得ますので、注意が必要です。
バスが近づいてきたらバスの電光掲示板を見ましょう。
そこに番号が書いてあるので、自分が乗るべき番号のバスかどうかを確認しましょう。
さて、バスが近づいてきました。
さぁ乗り込みましょう!というわけにはいかないのです。
シドニーのバスは乗り込むためにもう1クッション必要な事があるのです。
それが手を上げるという事。
「タクシーかよ!」と突っ込む人がいるかもしれませんが、まさにその通りです。
元気よく手を伸ばす必要はありませんが、皆さんが普段タクシーを止めるような感じで手を上げてください。
するとバスは止まってくれるはずです。
逆にこれをしないと、いくらバス停に人が待っていたとしてもバスが止まってくれるような事はありません。
実際私もスマホをいじっていて、手をあげるのを忘れ、素通りされた事があります。
本当に注意が必要です!
また、バス内に15人以上立っている人がいる場合もバスは止まってくれません。
いくら元気よく手を伸ばしてアピールしても無駄ですので、その時は大人しく諦めましょう。
まぁ、これはなんというか、接客という意識概念のすくないオーストラリアではよくありますし、一種のカルチャーだと思って一々気にしないのが一番です!
シドニーバス内のマナー
シドニーバスに乗り込み、乗車時にお金を払います。
家族連れの場合は代表者が人数分払います。
そして出発したシドニーバス!さて、ここでも気を付けなければいけないマナーが幾つかあります。
日本と同じですが、車内では喫煙が禁止されています。
また、これは日本では黙認されがちな事ですが、飲酒も禁止。
それはおろかなんと、飲食も禁止!
堂々とパンを食べていたりすると顰蹙をかうので絶対やめましょう
しかし、ちょっとした水やお菓子は黙認されていますので、どうしてもという時は大丈夫です。
シドニーはお年寄りや体の不自由な人に対しての親切が徹底されています。
日本では車内が混んでいない時、優先座席に座る人がよくいますが、シドニーバスでは座らないのが賢明な判断だと思います。
また、自分が優先座席に座っていなくても、目の前にお年寄りや体の不自由な方がいる場合は席を譲らなければなりません。
その際は恥ずかしがらずに「エクスキューズミー、プリーズハブアシートヒア」と言いましょう。
大体の人はこれで「サンクス」と言ってくれます。
また、声を掛けるのが恥ずかしいからといってお年寄りを前に座り続けるのはNGです。
シドニーバスにおいて、その行為はもっとも顰蹙をかい、恥ずかしい事なのです!
もしも声を掛ける勇気がない人は始めから座席に座らないでおくか、そういう人が来たなと思ったら無言で立ち上がる事をおすすめします。
こういう親切さをもう少し接客にいかしてくれないかなぁと思うのはわたしだけでしょうかね(笑)
シドニーバスを降りよう!
さぁ、後は降りるだけです!
ここでも油断は禁物!下手をすると降りられなくなっちゃいます。
まず、日本と同じように降車を知らせるためのボタンを押さなければなりません。
そうすると、前後のドアが両方ひらくので、どちらから降りてもOKです。
「え、簡単じゃん!」っと思う人がいるのですが、これまた難しい。
シドニーバスでは次の停留所がなんなのかのアナウンスが流れないので、自分で把握するか、運転手さんに聞くしかないのです!
英語が流暢でないわたしはかなり戸惑いました……。
また、いざ降りようとしても後ろのドアが開かない時もしばしば。
その時は「バックドア!」と叫んで開けてもらいましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
シドニーバスはこんな感じで意外にも面倒くさい事ばかりです。
しかし、今となってわたしは思うのですが、これも一つの文化なのではないかなと思います。
バス検査官に無賃乗車を疑われたりもしましたが、それも良い思い出。
まぁ、その時はほんとうに青ざめましたけど!
さて、そんなややこしい事だらけのシドニーバスも使いこなせれば超便利!
みなさんもどうぞご活用くださいね!