成田空港からミュンヘンまでの航空券の相場とルート5パターン

成田空港からミュンヘンまでの航空券の相場とルートの詳細を紹介します! 

 

ドイツ人と結婚し、現在ドイツ在住のコウキです!

 

成田空港からミュンヘンまでの航空券の相場

ミュンヘンはアジアから近い欧州における大きい国際空港を持つ都市になります。そのこともあり、美しい街並みと豊かな自然に囲まれたミュンヘン訪問を目的とした乗客のみならず、欧州各国へミュンヘンを乗り継いでさらに移動人々をミュンヘン空港では目の当たりにすることでしょう。

成田空港からミュンヘンまでは直行便が存在することはご存知でしょうか。乗り換えなしでミュンヘンへ到着する選択肢があるのは嬉しいですよね。

しかしながら直行便は比較的高い価格設定になっているので、価格を抑えた航空券でミュンヘンへ向かう場合はアジア系航空会社やドイツ以外の欧州の航空会社で一度は他の国を経由することになります。

エコノミークラスでの移動を前提として5タイプの成田空港からミュンヘンまでの往復ルートと各航空券の価格をご案内したいと思います。なお、価格は税・燃油サーチャージ込みの価格になります。

昨今油の価格自体が上がっていることから、購入時期によっては燃油サーチャージが2017年1月現在と比較し、さらに追徴される可能性があります。

 

成田空港からミュンヘンまでのルートと航空券1:中国国際航空(最安クラス)

・成田空港からミュンヘンまでのルート&値段1(最安クラス)

年間を通じて総じて一番安いのはアジア系の航空会社になります。中国、タイ等の経由が主となり、ストップオーバーできる航空券であればミュンヘンへ行く前に経由地を少し楽しんでからミュンヘンへ向かうことが出来ます。私自身は学生時代、時間は十分ありましたが、予算は限られていたことから下記ルートでミュンヘンへ向かいました。北京経由でしたので、北京でストップオーバーし、万里の長城や北京市内観光をした後にミュンヘンへ向かいました。

 

航空会社:中国国際航空
乗り継ぎ回数:1回 (経由地・北京)
移動時間:往復共に20時間前後
往復航空券価格:55,000円

 

成田空港からミュンヘンまでのルートと航空券2:エティハド航空

次に安いといわれているのが中東系の航空会社でしょう。カタール、ドバイ、アブダビ、トルコのいずれかを経由することになります。中東系の航空会社はサービスが素晴らしいので、エコノミークラスでも機上の旅を楽しむことは出来るでしょう。そしてもし、金銭的に余裕がある様であればビジネスクラスでの旅行を試してみて下さい。飛行機全部で飛行時間が20時間程でも充実したエンターテイメントにおいしい食事、広々としたシートと最初から最後まで機上で楽しむことが出来るでしょう。

 

航空会社:エティハド航空
乗り継ぎ回数:1回 (経由地・アブダビ)
移動時間:往復共に20時間前後
往復航空券価格:エコノミークラス57,000円
ビジネスクラスキャンペーン中の参考価格 200,000円

 

成田空港からミュンヘンまでのルートと航空券3:アエロフロート・ロシア航空

ロシア系航空会社であるアエロフロート・ロシア航空が10万円弱でモスクワを経由するにも関わらず、飛行時間が最も少ないルートになります。しかしながら、ロストラゲッジが頻発すると耳にすることが多い航空会社になりますので、預け荷物にしたスーツケースが仮に紛失することを想定し、後日到着になる可能性を考慮しておきましょう。手荷物には翌日の生活に支障が無い様当面の生活が出来る様に必需品を入れておくことをおすすめします。

 

航空会社:アエロフロート・ロシア航空
乗り継ぎ回数:1回 (経由地・モスクワ)
移動時間:往復共に17時間前後
往復航空券価格:65,000円

 

成田空港からミュンヘンまでのルートと航空券4:スカンジナビア航空

欧州系航空会社であるスカンジナビア航空会社を中心にヘルシンキやコペンハーゲン、スイス等へ飛び、そこからミュンヘンへ乗り継ぐことになります。なお、スカンジナビア航空はフライトキャンセルになることが多いので、旅慣れた方でないとキャンセルになった際の対応が難しいかもしれません。

 

航空会社:スカンジナビア航空
乗り継ぎ回数:1回 (経由地・コペンハーゲン)
移動時間:往復共に18時間前後
往復航空券価格:92,000円

 

成田空港からミュンヘンまでのルートと航空券5:全日空(ANA)・ルフトハンザドイツ航空

直行便がやはり一番高い価格になります。日系航空会社である一社のJALはミュンヘンへの直行便はありません。スターアライアンスグループのANAとドイツ系航空会社であるルフトハンザドイツ航空の同グループ2社運行となることで、2社共に常に似たり寄ったりの価格帯で販売しています。夏休みなどのハイシーズン時には200,000円近くなることもあります。価格が同じことから日本人はANAで予約をすることが多いので、日本で連休、夏休み、冬休みの時期にはANAがあっという間に満席になります。

 

航空会社:全日空(ANA)・ルフトハンザドイツ航空
乗り継ぎ回数:0回
移動時間:往復共に12時間前後
往復航空券価格:120,000円(税込み)

 

成田空港からミュンヘンまでのルートと航空券の補足

10時間以上もかかる日本とドイツ間の移動ですので、エコノミークラスのみに絞らず、最近出てきたプレミアムエコノミークラスでの旅も検討してみては如何でしょうか。

少しでも体を休められると旅先へ到着してから疲労困憊になることも避けられます。時期によってはビジネスクラスでもキャンペーンを実施している航空会社がありますので、長時間フライトを快適に乗り切るためにも是非ホームペーや旅行代理店で航空券価格を確認してみてください。

 

成田空港からミュンヘンまでの航空券のまとめ

日本とドイツどちらでも夏休み期間である7月、8月は満席の日が続き、需要と供給のバランスから年間を通じて最も航空券の価格が高くなる時期でしょう。

また、一番安くなる時期は冬休みが終った1月中旬頃から春休み前の3月頭頃になります。双方の国が観光には適さない冬という季節であることから乗客が少なくなるのが背景の様です。

 

関空からミュンヘンまでの航空券の相場とルート5パターン

関空からミュンヘンまでの航空券の相場とルートの詳細を紹介します!

 

ドイツ人と結婚し、現在ドイツ在住のコウキです!

関西からミュンヘンへ行く場合はどのような選択肢があるでしょうか。

直行便が存在しない現在、アジア系航空会社やドイツ以外の欧州の航空会社を中心に少なくとも一度は他の国を経由し、ミュンヘンへ向かうことになります。

エコノミークラスでの移動を前提として5タイプの関西空港からミュンヘンまでのルートと各往復航空券の価格をご案内したいと思います。なお、価格は税・燃油サーチャージ込みの価格になります。

昨今油の価格自体が上がっていることから、購入時期によっては燃油サーチャージが2017年1月現在と比較し、さらに追徴される可能性があります。

 

関空からミュンヘンまでのルートと航空券1:中国国際航空(最安クラス)

中国国際航空が日本からミュンヘンへ行く際の最安値航空券を扱っています。

ミュンヘンの街中のドイツ人に聞くと10年前と比較して中国人観光客や留学生が相当増加したとのことですので、中国人の旅行客が一番伸びているのでしょう。

中国の旧正月時期等、中国における長期休暇前後は航空券価格は跳ね上がります。

 

航空会社:中国国際航空
乗り継ぎ回数:1回 (経由地・北京)
移動時間:乗り継ぎ飛行機次第16~30時間
往復航空券価格:66,000円

 

関空からミュンヘンまでのルートと航空券2:タイ国際航空

東南アジアの人気観光都市バンコクでの経由となります。フライト時間が長いので、タイの空港に着いたら空港内のマッサージで一度フライトの疲れを癒してから改めてヨーロッパ行きのフライトに乗ると長時間移動も乗り切れるのではないでしょうか。

 

航空会社:タイ国際航空
乗り継ぎ回数:1回 (経由地・バンコク)
移動時間:往復共に20時間前後
往復航空券価格:77,000円

 

関空からミュンヘンまでのルートと航空券3:シンガポール航空

今大人気の旅行先シンガポールを経由していくルートですが、本当に最長で40時間程かかる長時間移動となります。

ですが、世界でもサービストップクラスのシンガポール航空で空の旅そのものも満喫出来る余裕があればミュンヘンまでの道のりも楽しめるでしょう。

乗り継ぎ時間が7時間前後あるので、一度出国してシンガポールのチャンギ空港周辺の街並みを散策し、シンガポールのグルメを堪能してから空港に戻っても時間はたっぷりあります。

チャンギ空港は乗り継ぎ客のために簡易休憩場所を設けているので、疲れている人はそこで休むのもいいでしょう。

 

航空会社:シンガポール航空
乗り継ぎ回数:1回 (経由地・シンガポール)
移動時間:25~40時間前後
往復航空券価格:102,000円

 

関空からミュンヘンまでのルートと航空券4:KLMオランダ航空

KLMオランダ航空は価格も手ごろで総移動時間も比較的短く関西空港からミュンヘンへ異動が出来ます。同じ価格帯でフィンランド航空も航空券を出すことがありますが、移動時間が30時間近くなってしまうことから、やはりここはKLMオランダ航空をおすすめしたいと思います。

 

航空会社:KLMオランダ航空
乗り継ぎ回数:1回 (経由地・アムステルダム)
移動時間:往復共に17時間前後
往復航空券価格:106,000円

 

関空からミュンヘンまでのルートと航空券5:ルフトハンザドイツ航空(高額クラス)

一番移動時間時間が短いのがドイツ系航空会社であるルフトハンザドイツ航空でフランクフルト乗換えでミュンヘンへ向かうルートです。提携会社であるANA(全日空)が関西空港とフランクフルト間の航空会社になることもあります。

 

航空会社:ルフトハンザドイツ航空
乗り継ぎ回数:1回 (経由地・フランクフルト)
移動時間:往復共に16時間前後
往復航空券価格:140,000円

 

関空からミュンヘンまでのルートと航空券のまとめ

 

東京発と比較し、関西空港発のミュンヘン行きは選択肢が少ないことから航空券は比較的高めです。例えば航空券単品で購入するとなるとエコノミーは10万円前後、そしてビジネスクラスだと40万円前後になります。

自分自身で宿も手配するのが面倒だという場合はビジネスクラス利用のパッケージツアーを利用すればビジネスクラス航空券、ホテル込みのパッケージ商品がほぼ航空券と同額で手配可能です。

航空会社や日程がご自身の旅程と合うようであればパッケージツアー等を利用することも視野に入れておいたほうがよいかもしれません。

 

ミュンヘン国際空港からミュンヘン市内へのアクセス方法を完全解説

ミュンヘン国際空港からミュンヘン市内へのアクセス方法の全てです。(交通機関・時間・料金・乗り方、etc)

 

こんにちは。小学生までドイツで育ち、現在も機会があればドイツを旅行しているkuritaroです!

今回は、ミュンヘン国際空港からミュンヘン市内へのアクセス方法についてお伝えしたいと思います。

 

約12時間の長時間のフライトを経て、ようやくミュンヘン国際空港に到着・・・ここまで来たら、あとはミュンヘン市内まで少しです。長旅で疲れも出てきているとは思いますが、あと少し頑張って移動しましょう。

ちなみに、ミュンヘン空港から市内までは約45分。ミュンヘン空港にはスーパー「EDEKA」が入っていますので、軽食や飲み物を買いたい方はこちらで購入するのも良いでしょう。

 

ミュンヘン国際空港からミュンヘン市内へのアクセス方法

さて、まずはミュンヘン国際空港から市内までの距離と移動方法をご紹介します。

ミュンヘン国際空港とミュンヘン市内は約40キロ離れています。空港から市内までの移動の方法ですが、①シャトルバス(ルフトハンザ・エアポートバス)、②タクシー、③電車(Sバーン)の3つがありますので、ご紹介していきます。

 

ミュンヘン国際空港からミュンヘン市内へのアクセス方法1 バス

ルフトハンザ・エアポートバス:所要時間約45分、料金10.50€

一つ目はルフトハンザ・エアポートバスです。ターミナル2から発車し、ターミナル1A、セントラルエリア、ターミナル1Dを順番に巡回します。6:25~22:25の間を、約20分間隔で運行しています。

「ルフトハンザ」という名前がついていますが、利用航空会社に関係なく利用できます。乗ってしまえば空港から市内までノンストップで到着でき、荷物も預けられるのでおすすめです。

 

乗り方

1 まずは到着ロビーにあるサービスカウンターでチケットを購入します(10.50€)

2 バスが来たら運転手に切符を見せ、乗り込んでください。

3 次に「BUS」という案内表記にしたがって進んでください。徒歩数分で乗り場に到着します。

 

ミュンヘン国際空港からミュンヘン市内へのアクセス方法2 タクシー

タクシー:所要時間約45分、料金約70€

次にタクシーで市内へ向かう場合についての説明です。バスや電車を使うよりも割高になってしまいますが、夜遅くに到着した場合などに、安全を買うと思って、ぜひご検討ください。なお、トランクに荷物を預ける場合は、一つにつき0.60€の料金が加算されますのでご注意ください。

 

乗り方

1 空港に到着したら出口へ向かい、タクシー乗り場に向かってください。ミュンヘンのタクシーはクリーム色で、ベンツのことが多いです

2 タクシーの扉は日本と違って自分で開けます。

3 タクシーに乗り込んだら、行き先を告げてください。ドイツ語や英語に慣れていない方は、ホテルの住所が書いてあるメモを運転手の方に見せましょう。ミュンヘンには名前が似ているホテルがいくつかあるので、間違わないようにしましょう。

4 目的地まで到着をしたら、料金を払います。この際、料金の端数を切り上げてチップも一緒に払いましょう

 

ミュンヘン国際空港からミュンヘン市内へのアクセス方法2 電車

Sバーン:所要時簡約40分、料金10.80€

空港からミュンヘン市内への移動の3つ目は、電車(Sバーン)を使う方法です。電車を使う方が多いと思いますので、次の項で少し詳しくご説明します。

 

SバーンでMünchen Hauptbahnhof(ミュンヘン中央駅)まで行く方法

では、SバーンでMünchen Hauptbahnhof(ミュンヘン中央駅)まで行く方法です。

1 空港に到着をしたら、Sバーンの空港中央ターミナル駅まで歩きます(徒歩7~10分です)。

2 チケットを購入します。券売機で中央駅を選択し、10.80€を入れて支払います。

3 チケットを購入したら、ホームに行きます。ホームに着いたら、必ずチケットを打刻機に入れて、日付を打刻してください。チケットに日付が押されていないと、無賃乗車扱いとなり、罰金60€を支払う必要があります。

4 電車に乗ります。ドイツの駅には、日本と違って改札がありません。チケットに日付を打刻したら、【S1】もしくは【S8】の電車に乗ります。両方とも約20分置きに出発をしているので、来た電車に乗るのが良いでしょう。S1、S8ともに約40分でミュンヘン中央駅に到着します。

注意:電車を使う際は、必ずチケットに打刻がされていることを確認しください!

 

 ミュンヘンでは無賃乗車に対する取締りが厳しくなり、抜き打ち検査が増えています。もし検査時に、チケットに日付が打刻されていない場合、電車から降ろされ、身分証を提示し、中央駅まで行って罰金60€を支払わなければなりません。観光客に対しても容赦なく罰金が科せられるので、余計なストレスがかからないように、打刻には気をつけましょう。

 

ミュンヘン国際空港からミュンヘン市内へのアクセスまとめ

 

今回は、ミュンヘン空港からミュンヘンの市内までの行き方をご紹介しました。

筆者のおすすめは、①深夜・早朝でなければルフトハンザ・シャトルバスもしくはSバーン、②深夜・早朝の到着の場合はタクシーです。シャトルバスやSバーンは20分程度待てば次のものが来ますし、多くの人が乗るので、迷うことも少なく到着できるでしょう。

それに比べタクシーは値が張りますが、人数が多かったり、荷物が多い場合にはタクシーを使うのをおすすめします。

 

ミュンヘンのタクシーの乗り方を徹底解説(料金と注意点も)

ミュンヘンのタクシーの乗り方や料金相場など、徹底解説します!

 

こんにちは。小学生までドイツで育ち、現在も機会があればドイツを旅行しているkuritaroです!

今回は、ミュンヘンのタクシーの乗り方や値段、注意点についてご紹介したいと思います。

 

ミュンヘンのタクシーの乗り方解説1:安全なので気軽に使える

ドイツのタクシーの中でも、ミュンヘンのタクシーは比較的安心して乗れる、と言われています。友人と話していても、ミュンヘンのタクシーでぼったくられた、と言う話はほとんど聞きません。夜遅くに女性だけで帰る場合や、観光をして疲れたときなど、ぜひ気楽に使ってみてください。

また、ドイツのタクシーはベンツが多く走っていることも特徴です。特に高級タクシーと言うわけではなく、ドイツのタクシーは一昔前まで基本ベンツのみでした。日本にいたらなかなか見られない光景ですので、そこもミュンヘン観光の一つとして楽しんでください。

 

ミュンヘンのタクシーの乗り方解説2:タクシーに乗る

まず、タクシーに乗ってから降りるまでの一連の流れをお伝えします。

タクシーを止める

空港や駅の近くでは「タクシー乗車場」があるので、そこで乗るか、空車のタクシーを止める方法があります。空車のタクシーの場合はランプが点灯しているので、手をあげて止めます。

 

タクシーに乗り込む

日本と違って扉は自動ではないので、自分でドアを開けて乗ります。乗ったら「Guten Tag(こんにちは)」と挨拶をしましょう。ドイツは挨拶をする文化なので、タクシーに乗り込むときやお店に入るときは必ず挨拶をしましょう。

 

行き先を告げる

口頭で、もしくは地図で指し示して、行き先を告げます。念のため、タクシーが走り出したら必ずメーターが倒れていることを確認しましょう。

ミュンヘンのタクシーはドイツの中では比較的評判が良いですが、ごく稀にタクシー料金をぼったくろうとする運転手もいるので、走り出したら必ずメーターが動いているか、を確認してください。不安な方は、行き先を告げた際に「大体いくらくらいかかるのか?」を運転手に確認しておくと安心です。

 

ミュンヘンのタクシーの乗り方解説3:降り方

目的地についたら支払いを済ませる

目的地についたら、料金を支払います。50€以上の高額紙幣は嫌われるので、高額紙幣しかない場合は、事前に崩しておくように注意しましょう。また、支払う際に若干のチップを上乗せして支払います。

ちなみに、タクシーのチップは「料金の端数を切り上げる」というのを目安にしていただければ結構です(例えば、24.60€→25€、18.30€→19€など)。日本人の方々は、比較的チップを多めに支払う気がしますが、現地のドイツ人は、たいていは端数切り上げ(非常に良いサービスだったら+0.5~1.0€程度)ですので、ご参考までに。

 

降りる

降りる際も、扉は自分で開けて降ります。降りた後も、ドアを閉めます。また、忘れ物がないかどうかも確認してくださいね。降りるときには「Danke!(ありがとう)」と運転手に挨拶しましょう。

 

ミュンヘンのタクシーの乗り方解説4:タクシー料金の相場

次に、タクシー料金についてお伝えします(2017年1月現在)。

料金体系

・初乗り 3.70€

・5キロまで 1.9€

・5-10キロ 1.7€

・10キロ以降 1.6€

 

さらに、以下のような場合に追加料金がかかりますのでご注意を。

・荷物1つにつき 0.6€

・呼び出した場合 1.2€

・5人以上乗るとき 6.0€

 

料金相場

次に、簡単な料金相場を書いておきます。また、タクシーに乗る前に料金を以下のページで検索することもできるので、事前に調べておきたい方はぜひ使ってみてください。

www.taxi-rechner.de/

ただし、そのときの交通事情などによっても料金が多少前後することもありますので、そこはご承知おきください。

・ミュンヘン中心部~空港 約67-72€

・ミュンヘン中心部~メッセ会場 約27-34€

・ミュンヘン中心部~アリアンツアリーナ 約27-31€

中心部から空港へタクシーで向かうとやはり70€以上はかかってしまうことが多そうです。電車で行くよりも金額は高くなってしまいますが、荷物が多いときや複数人で行く際は、タクシーを検討しても良いと思います。

 

ミュンヘンのタクシーの乗り方解説5:注意点

さて、これまで挙げてきた、タクシーに乗る際に気をつけるべきことをまとめるので、ご確認してください。以下5つのことを守っていれば、安心してタクシーに乗車できると思います。

 

1 メーターが倒れているかを確認 →ぼったくり防止

2 高額紙幣は崩しておく→現金で支払うときは高額紙幣NG

3 支払う際にチップを払う →端数切り上げ

4 後部座席でもシートベルト着用 →閉めないと運転手さんに注意されます

5 喫煙は禁止 →喫煙はNGです

 

ミュンヘンのタクシーの乗り方まとめ

ここまで、ミュンヘンのタクシーの乗り方についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

ミュンヘンはドイツの中でもタクシーの評判が良く、観光客になれている運転手さんも多いので、そこまで身構えずに乗ってみましょう。

英語が話せない場合でも、地図を示したり、ホテルの場合は住所が書いてあるカードを見せると問題なく送ってもらえます。ぼったくりなどの事件もほとんどないので、安心してください。

 

ミュンヘンのバスの乗り方を徹底解説(料金と注意点も)

観光中のミュンヘンのバスの乗り方を解説します!

 

こんにちは。小学生までドイツで育ち、現在も機会があればドイツを旅行しているkuritaroです!

今回は、ミュンヘン観光中に頻繁に乗るであろう、バスについて、乗り方をご紹介したいと思います。

 

ミュンヘンのバスの乗り方解説1:4つのZONE

ミュンヘンには、地下鉄(Uバーン)、トラム、バス、タクシーなどが沢山走っており、交通網が発達しています。ミュンヘンのバスや地下鉄はMVV(ミュンヘン交通局)によって運営されており、旅行中は最も利用する交通機関のひとつだと思います。

 

4つのZONE(区分)

ミュンヘンの交通網は、右の図のように1~4までの4つのZONEに分けられています。電車やバスに乗る場合は、ZONEごとに料金が決まっており、ZONEをまたいで移動をする場合は料金が高くなります。

ただ、ミュンヘンの観光地のほとんど(中心部、旧市街、中央駅など)がZONE1内にあるので、そこまで移動は難しくありません。ちなみに、空港から市内に移動する場合は、ZONE4の切符を購入することになります。

 

ミュンヘンのバスの乗り方解説2:運賃と乗車券の有効期限

次に、実際のチケットの買い方と運賃について、解説します。

ミュンヘンの地下鉄のチケットは、有効時間内であればバスとトラムにも乗れます。チケットにはいくつか種類があり、「1回券」「1日券」、そして「City Tour Card」なるものがありますので、ここではその3種類をご紹介します。

 

1回券(Einzelfahrkarte)

片道分のチケット。ZONEにより料金が異なります。チケットの有効期限はZONE1なら3時間、ZONE2が4時間です。また、有効時間内であれば乗り換えが可能です。ただし、往復や逆の方向に向かうことはできないので、ご注意ください。

 

1日券(Tageskarte)

1日3回以上電車に乗る方は、1日券のほうがお得になります。

 

City Tour Card

他にも、観光客向けに、電車のチケットと美術館などの割引入場が出来るカードです。詳細は以下のホームページをご確認ください。

http://www.mvv-muenchen.de/de/tickets-preise/tickets/tageskarten/citytourcard/index.html

 

ミュンヘンのバスの乗り方解説3:乗車券購入

実際にバスの切符を買い、乗るまでを解説していきます。

 

乗車券を購入する

まずは、乗車券の購入を行います。方法は【券売機】【運転手から購入】【WEB上で購入】の3つですが、たいていの場合は券売機か、運転手からの購入になります。

 

券売機を使う場合

目的地とZONEを確認→乗車券の種類を選択→券売機にコインを入れる、という流れになります。行き先のZONEさえわかれば、特に難しいことはありません。

 

運転手から直接購入する場合

バスの場合は、バス停付近に券売機がないこともあるので、その場合はバスの運転手から直接購入しましょう。

バスに乗ったら、運転手に行き先を告げると、料金をいわれるのでその場で払います。ちなみに、バスの中でチケットを買う場合は小銭を用意しておきましょう。

 

バスが来てから

バスが来たら、行き先を確認してください。目的地に行くかわからないときは、運転手に聞いてみてくださいね。

ドイツの運転手は無愛想にみえることが多いですが、意外に親切に教えてくれるので、臆せずに話しかけてくださいね。

 

ミュンヘンのバスの乗り方解説4:乗車券を買って乗り込んでから

ミュンヘンのバスは、日本と違って自動ドアではないので、自分で開けて入ります。扉付近にボタンかレバーがあるので、それを押す・引くことでドアを開けて入ります。

 

注意:チケットに打刻する

チケットを購入したら、必ず打刻機にチケットを入れ、日付を刻印してください。バスによっては打刻機がないものもあるので、その場合は運転手にチケットを見せてください

ちなみに、必ずチケットは打刻機に入れて日付を記録してください。日付の打刻が無い場合、無賃乗車と判断され、60ユーロの罰金(2017年1月現在)を課せられます。

観光客でも問答無用で罰金を取られるので、チケットを買ったら必ず日付を打刻してください!

 

チケットの検査は抜き打ちで行われるため、突然自分の隣に座っていた男性が身分証明書を見せながら立ち上がり、「チケットを見せてください」とチェックを始めることがあります。

バスや電車に乗る際は、チケットを取り出しやすいところにしまっておいてくださいね。

最近、ミュンヘンでは無賃乗車者の取り締まりが厳しくなっており、抜き打ち検査の頻度も増えてきています。旅行先で無用なストレスを避けるためにも、チケットを買ったら必ず打刻!というのを徹底してください。

 

ミュンヘンのバスの乗り方解説5:降りるとき

降りる駅が近づいてきたら、ボタンを押します。ボタンが点いたことを確認し、停留所が来たら降ります。日本のバスと基本的には変わりません

ただし、降りるときも、ドアは自動で開かないので、扉付近のボタンやレバーを押してください。

 

ミュンヘンのバスの乗り方まとめ

 

以上、今回はミュンヘンのバス事情をみてきました。ミュンヘンの観光地の多くはZONE1に集中していますが、短い時間で多くの場所を観光するために、ぜひバスや電車を有効活用して楽しい旅行にしてください。

 

チケット購入時は要注意!ミュンヘンの電車の乗り方を徹底解説(料金も)

ミュンヘンでトラブルに合わないための電車の乗り方を徹底解説します。

 

ミュンヘンの電車の乗り方紹介

こんにちは。小学生までドイツで育ち、現在も機会があればドイツを旅行しているkuritaroです!

今回は、旅先でも最も移動手段として活躍するであろう、ミュンヘンでの電車の乗り方について、お伝えしたいと思います(電車はUバーン、地下鉄を想定しています)。

ミュンヘンの電車は簡単すぎてちょっと特殊ですが、仕組みさえ理解してしまえば大体どこにでもいけるので、ぜひここでマスターしてください。

 

ミュンヘンの電車の乗り方解説1:4つのZONE

ミュンヘンには、地下鉄(Uバーン)、トラム、バス、タクシーなどが沢山走っており、交通網が発達しています。電車やバスはMVV(ミュンヘン交通局)によって運営されていて、旅行中は最も利用する交通機関のひとつだと思います。

 

4つのZONE(区分)

ご存知の方も多いと思いますが、ミュンヘンの交通網は、1~4までの4つのZONEに分けられています。各ZONEごとに料金が決まっており、ZONEをまたいで移動をする場合は料金が高くなります。

ただ、ミュンヘンの観光地のほとんど(中心部、旧市街、中央駅など)がZONE1内にあるので、そこまで移動は難しくありません。

ちなみに、空港から市内に移動する場合は、ZONE4の切符を購入することになります。

 

ミュンヘンの電車の乗り方解説2:運賃と乗車券の有効期限

次に、実際のチケットの買い方と運賃について、解説します。

ミュンヘンの電車のチケットは、有効期限内でしたらバスにもトラムにも使うことができます。チケットには数種類ありますが、使う機会が多いのは「1回券」「1日券」、そして「City Tour Card」になると思いますので、ここではその3種類をご紹介します。

 

1回券(Einzelfahrkarte)

片道分のチケット。ZONEにより料金が異なります。チケットの有効期限はZONE1なら3時間、ZONE2が4時間。有効期限内であれば、乗り換えが可能です。ただし、往復や逆の方向に向かうことはできないので、ご注意ください。

 

1日券(Tageskarte)

1日3回以上電車に乗る方は、1日券のほうがお得になります。

 

City Tour Card

他にも、観光客向けに、電車のチケットと美術館などの割引入場が一緒になっているカード「Ciyu Tour Card」があります。こちらは、観光したい場所が該当していればかなりお得に回れるので、もしご興味があればこちらもご検討ください。

ちなみに、2017年版だと、ニンフェンブルク城やアリアンツアリーナの入場割引、バンジージャンプやヘリコプター飛行の割引、美術館の入館料割引、レストランやカフェでの割引やお土産など、様々な特典がつくみたいです。

詳細は以下のホームページをご確認ください。

http://www.citytourcard-muenchen.com/

 

ミュンヘンの電車の乗り方解説3:チケット購入時は絶対注意

ミュンヘンの電車の乗り方の中で最も戸惑う部分なのですが、チケットを購入したら、必ず、チケット販売機周辺の打刻機にチケットを入れ、日付を押す

ここが一番の注意ポイントです。必ず、電車に乗る前にチケットを打刻機に入れて日付を記録してください。改札のないミュンヘンでは、これが改札の役割を果たします。

日付の打刻が無い場合、問答無用で無賃乗車と判断され、60ユーロの罰金(2017年1月現在)を課せられます。観光客でも問答無用で罰金を取られるので、チケットを買ったら必ず日付を打刻してください!

ドイツの電車の名物行事と言わんばかりにバンバン罰金を取られているので、これだけはきをつけてください。

 

チケット検査は割と頻繁に抜きうちで行われる

ちなみに、チケットを持っているかどうかの検査は抜き打ちで行われるため、突然自分の隣に座っていた男性が身分証明書を見せながら立ち上がり、「チケットを見せてください」とチェックを始めることがあります。

もしチケットに打刻がされていない場合は、その場で電車から降ろされ、身分確認があり、その後中央駅で罰金を支払う、ということになります。

これは時間的にも金銭的にも大ダメージですので、「日付の無いチケットは必ず打刻!」と肝に銘じてください。

ミュンヘンは、無賃乗車者の数が多いため、近年また取締りを厳しくしました。せっかくの旅行ですから、このようなことで不要なストレスを受けることは避けましょう。

わからなかったら駅員さんに聞いてみてください。

 

ミュンヘンの電車の乗り方解説3:改札無は無い

ドイツの場合、日本と違って改札がありません。そのため、チケットを購入したらそのままホームへ向かってください。電車が来たら、行き先を見て乗車する電車を確認してください。

 

ミュンヘンの電車の乗り方解説4:電車のドアを自分で開ける

基本的に電車の扉は自分で開けます。扉の横についているボタンを押すか、取っ手が付いている場合はそれを引っ張ってください。

電車によっては、止まりきっていない状態でドアが開くこともあるので、ドアには寄りかからないようにしましょう。

 

ミュンヘンの電車の乗り方まとめ

 

以上、今回はミュンヘンの電車の仕組みや乗り方についてご紹介しました。

ミュンヘンの観光名所の多くはZONE1に集中しているので、ZONE1の中の移動が多いと思います。

また、1日で3回以上Uバーンに乗るならば1日券がお得ですし、観光先が決まっている方はCity Tour Cardをチェックして、該当観光場所があればそれを、というように、自分の旅行プランに合わせてチケットを購入してください。

また、繰り返しになりますが、決してチケットの打刻を忘れないこと!それさえ守っていただければ、問題なく乗れるでしょう。

 

ミュンヘンの1年分の天気と月ごとの服装アドバイス


ミュンヘンは割と寒いです。ミュンヘンの1年分の天気をと月ごとの服装アドバイスを紹介します!

 

こんにちは。小学生までドイツで育ち、現在も機会があればドイツを旅行しているkuritaroです!

慣れていない国に行く際、準備に困ることって多いですよね。今回はミュンヘンの天気と、月ごとの服装アドバイスをお伝えしたいと思います。

 

ミュンヘンの天気について

ミュンヘンは、北海道の稚内よりも北に位置しており、「夏は日本よりも涼しく、冬は日本よりも寒い」と想定していただくのが良いと思います。

また、湿度が低く乾燥しているので体感温度が低く、真夏でも日本ほど暑いと感じることはありません。日本人にとって、ミュンヘンの夏は過ごしやすいといえるでしょう。

一方で、秋から冬になると一気に冷え込みが厳しくなります。特に冬は最高気温が0度を超えない日もあるので、その時期に旅行をする場合は防寒対策を万全にすることをおすすめします。

では、次にミュンヘンの各月の天候と、その時期の服装アドバイスをお伝えします。

 

ミュンヘンの天気1年分と服装アドバイス

ミュンヘンの春:3~5月

3月:3月になると少しずつ日差しが暖かく感じられるようになります。気温が10度を超える日もありますが、寒いと氷点下以下になり雪がちらつくこともあるので、厚手のコートにセーター、ニットを着ることをおすすめします。

4月:この時期になるとより暖かさを実感することが増えます。日中の最高気温が12度前後になりますが、最低気温は4度前後まで冷え込むので、コートにセーター、ニットが良いと思います。

5月:5月になると日照時間が増え、ミュンヘンの人たちの中では半そでや半ズボンを着る人も現れ始めます。「暑い」と感じる日も出てきます。一方で、肌寒いと感じる日もあるので、カーディガンやセーターを着て外出することをおすすめします。

 

ミュンヘンの夏:6~8月

6月:暑いと感じる日が増え、夏っぽくなります。最高気温は20度を越す日もありますが、朝夕は冷え込むので、カーディガンを持っていくのがよいでしょう。また、同時に雨が降る日も増えるので、折り畳み傘を持っていくと良いと思います。

7月:一年間の中で最もミュンヘンの気温が高い月になります。暑い日が続きますが、日本に比べて乾燥しているので湿度が低く、不愉快な暑さではありません。半袖・半ズボンやTシャツに夏用スカート、サンダルなどの格好で良いでしょう。また、レストランやデパートは冷房が効いていて寒いこともあるので、薄手のカーディガンを持参するのが良いと思います。

8月:8月も引き続き暑く、30度を超える日もあるので、半袖、半ズボン、Tシャツ、夏用スカートという格好で良いと思います。ただ、8月下旬になると朝夕に冷え込む可能性もあるので、やはり羽織るものを持っていくほうがベターでしょう。

 

ミュンヘンの秋:9~11月

9月:9月になると、一日の中で寒暖差が増え、朝夕は寒くなります。ジャケットや長袖、ブーツなどを持参すると良いでしょう。また、9月後半になると朝は息が白くなることもあるので、後半にミュンヘンに行く方はコートを持参した方が良いです。

10月:10月は最高気温が13度程度、最低気温が5度前後になるので、暖かい格好をしていきましょう。具体的には厚手のコート、セーター、タートルネックを持って行き、その日の気温にあわせて服装を組み合わせるのをおすすめします。

11月:11月にはサマータイムが終了し、最高気温が5度にならない日もありますので、かなり寒いです。なお、11月の最終日曜日以降からはクリスマスマーケットも開催されるので、ぜひ訪れたいところ。16時頃には暗くなり始めるので、イルミネーションを楽しむ時間も十分にあります。ただミュンヘンの地面は石畳が多いので、足元から冷えます。厚手のコートにセーター、タートルネックやユニクロのヒートテックなどを着込みましょう。また、帽子や手袋も必需品です。十分に防寒対策をした上で、クリスマスマーケットのホットワインで体を温めてください。

 

ミュンヘンの冬:12~2月

12月:いよいよミュンヘンの本格的な冬が到来です。最高気温は3度、最低気温はー4度くらいになります。日本よりも寒いですし、雪が多く降るので、ダウンジャケット、厚手のセーター、ニット、タートルネック、ヒートテックは勿論、帽子や手袋、マフラーも必需品です。雪で足元が悪いときに備え、スノーブーツや防水がしっかり施された靴を履くことをおすすめします。また、寒気が強く顔が寒いことも多いので、私はマスクを持っていったり、マフラーで顔を覆っていました。

1月:一年間で最も気温が低いのが1月です。最高気温は2度、最低気温はー5度にまで冷え込みます。12月と同じく、ダウンジャケットや厚手のセーターなど、防寒対策をしっかり行っててください。アンダーパンツや厚手のタイツも、おすすめです。

2月:最高気温は3度、最低気温は-2度くらいになります。1月に比べれば少しずつ気温は上がっていますが、それでも厳しい寒さです。引き続きダウンジャケット、厚手セーター、ニット、タートルネックなど、暖かい格好をしてください。

 

ミュンヘンの天気と服装まとめ

 

ここまで見てきたように、ミュンヘンは日本と比べて寒く、夏でも冬でも「寒さ対策」が大きな鍵となることがわかります。

特に、ミュンヘンはドイツの中でも寒い、と言われているので、しっかりとした防寒対策をして、服装に気をつけて旅行をしてくだい。

 

ミュンヘンの屋外・室内の気温まるっと1年分(服装アドバイスも!)

日本よりは寒いミュンヘンの1年分の気温と、ちょっとした服装のアドバイスを紹介します!

 

こんにちは。小学生までドイツで育ち、現在も機会があればドイツを旅行しているkuritaroです! 

海外に旅行に行くとき、気になることの一つは気温ですよね。どのような気温かによって、持っていく服も変わってきますし、現地での予定も変わると思います。

そこで今回は、ミュンヘンの一年間の気温について、簡単にお伝えしたいと思います。

 

ミュンヘンの気温

ミュンヘンは北緯48度付近にあり、日本で言うと北海道の稚内よりも北に位置します。四季はありますが、年間を通じて「夏は日本より涼しく、冬は日本より寒い」場所です。ミュンヘンに旅行に行く際は、日本での格好よりも暖かくしていくことが基本となります。

また、一日の中で寒暖の差が激しいのも特徴です。例えば、真夏は涼しく過ごしやすいですが、朝夕は冷え込み上着が必要になる日もあります。また、冬は気温が氷点下まで下がることも多く、日照時間も短いので、防寒対策はしっかりしたほうが良いです。

ドイツの建物は「寒さに強く」できています。秋~冬の寒い期間が長く厳しいため、基本的にどの部屋にもヒーター(ハイツングと言います)がついており、部屋はポカポカして快適です。

一方で、冷房を備え付けている建物は限られてきます。ハイクラスのホテルであれば普通は冷房も完備されていますが、リーズナブルなホテルだと暖房しかついていないことも。

日本の夏ほど暑くなることは稀ですが、基本的に窓に網戸がついていないので、窓を開けるとホコリや騒音などが気になる場合もあるでしょう。夏の時期に旅行をする方は、ホテルが冷房つきか否かを確認することをおすすめします。

 

12か月分のミュンヘンの気温と体感温度

 次にミュンヘンの1年間の気温の変化を見てみましょう。まず、年間の温度変化をご覧ください。

 

春(3~5月頃)

春はドイツ人が活気付きはじめる季節です。というのも、ミュンヘンに限らずドイツ全体で「暖かい」「太陽が出る」日は貴重なので、春になるとドイツ人は散歩をしたり、カフェのテラス席で食事をします。まだまだ肌寒い日が多いですが、少しずつ日が出はじめるので、旅行も選択肢が増えます。

この時期にミュンヘンにいらしたら、ぜひ朝食に白ソーセージ(ヴァイスヴルスト)をテラス席で食べてみてください。ミュンヘンっ子の気分が味わえます。

 

夏(6~8月頃)

夏は、多くのドイツ人が楽しみにしている、一年間で最も過ごしやすい季節です。猛暑の日もありますが、日本に比べて空気が乾燥しているので体感温度は低く、過ごしやすい日が続きます。

エアコンのついていないバスやタクシーに乗ってサウナ状態になることもあれば、レストランや百貨店の冷房が寒すぎて上着を羽織ることも。ドイツ人は、日本人と比べて暑さには寛容なイメージです。

さて、夏になると観光客の数も急増し、多くの町がにぎわいを見せます。ドイツ人も、貴重な夏を存分に堪能するべく、近所の公園に出かけて日光浴をしたり、庭でバーベキューをしたりと、リラックスをして過ごします。

 

秋(9~10月頃)

短い夏が終わると、日に日に寒くなっていくのがわかります。ミュンヘンの秋は、暖かい日は最高気温が20度近くになることもありますが、日が落ちるとあっという間に寒くなるので、暖かい格好をするのをおすすめします。

夏は終わってしまったものの、秋には来場者数が600万人を超えるオクトーバーフェストが開催されるので、ミュンヘンは混んでいます。オクトーバーフェスト開催中はホテルの予約がとりにくくなったり、値段が高くなったりしますが、ミュンヘンの秋晴れの空の下で飲むビールは格別です。

 

冬(11~2頃)

11月から2月頃までは、ミュンヘンの本格的な冬になります。冬の間は日照時間が短く、太陽の姿を見ることも稀で、一日中雪が降っていることもあります。ただし、個人的にはミュンヘンの冬は一番好きな季節でもあります。

確かに寒いですが、雪景色の中のマリエン広場やレジデンツ、フラウエン教会がとても美しいですし、クリスマスマーケットも楽しいイベントの一つ。寒い中で飲むホットワイン(グリューワイン)は絶品ですし、鉄板で焼かれた熱々のソーセージを頬張るのも良いですよ。

 

ミュンヘンの気温まとめ

 

このように、ミュンヘンは北海道よりも北にあるので、日本よりも気温が寒くて乾燥している場所です。

また、季節にかかわらず日中の寒暖差が大きいので、旅行に行く際には持っていく服装にご注意ください。特に、冬は氷点下まで下がる日がほとんどなので、雪国向けの格好で行くことをおすすめします。

日本人にとって一番過ごしやすいミュンヘンの気温は7~8月頃ですが、それ以外の季節も特色があるので、色々な季節に訪れてみてください。訪れる際には、ぜひインターネットでミュンヘンの最新の気温を調べてから、旅行支度をしてくださいね。