【ウェリントン治安完全ガイド】ホテルをとるべき治安のよいエリアと現地人が避ける危険エリア

「ウェリントンの治安が気になるけど、どんな感じなんだろう」

「ウェリントンには治安が悪いエリアと治安のよいエリアがあるって本当?」

「ウェリントンのホテルは治安のよいエリアに泊まりたい」

ニュージーランドの首都ウェリントンは、日本と比べると犯罪発生率が高く、エリアによって治安に大きな差があります。

ウェリントンの治安対策で重要なのは、滞在するエリアの選択と夜間の行動に気を付けることです。

外務省海外安全ホームページとウェリントン在住日本人の声をもとに、キューバストリートなどの治安が悪いエリアや、マウントビクトリアなどの治安がよいエリア、ホテルを取るのにおすすめのエリアを解説していきます。

目次

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ウェリントンの治安の現状と特徴

ニュージーランドの首都ウェリントンは、世界的に見ると比較的安全な都市として知られていますが、日本と比較すると犯罪発生率は顕著に高い状況にあります。

犯罪発生の現状

2021年のウェリントンにおける犯罪認知件数は年間9,761件で、人口21.7万人に対して犯罪率は4.49%を記録しています。

東京都の犯罪率0.53%と比較すると、約8倍以上の発生率となっています。

特に深刻な犯罪として、以下の3つが挙げられます。

・強盗発生率は日本の38倍

・侵入窃盗は日本の20倍

・性犯罪は日本の21倍

治安悪化の最近の傾向

2024年に入り、以下のような治安悪化の兆候が報告されています。

・夜間の飲酒に伴う暴行・傷害事件の増加

・銃器関連事件の発生

・家庭内暴力事件の増加

・違法薬物関連事件の蔓延

具体的な犯罪事例

2024年初頭には以下のような事件が発生しています。

・Tory Street Bunningsでの昼間の暴行事件

・Courtney Placeでのコンビニ破壊事件

・セキュリティ機能付きアパートからの自転車盗難

・住居侵入未遂事件の増加

ニュージーランド国内での位置づけ

ウェリントンは、オークランドやクライストチャーチと比較すると、以下の特徴があります。

・行政機関が集中しているため、警備体制が比較的充実

・コンパクトな都市構造により、人口密度が高い

・海と丘陵地に囲まれた地理的特徴により、犯罪が特定のエリアに集中する傾向

地理的特徴と治安の関係

海と山に囲まれた地形により、以下のような治安面での特徴が生まれています。

・平地が少ないため人口が密集し、犯罪が起きやすい環境

・丘陵地があることで、人通りの少ない危険エリアが点在

・観光地と住宅地が近接しているため、観光客が犯罪に巻き込まれるリスクが存在

時間帯による治安の変化

ウェリントンの治安は時間帯によって大きく変化します。

昼間は比較的安全な都市として機能していますが、夜間には様相が一変します。

特に夕方以降は以下のような状況が発生します。

・人通りが急激に減少

・飲酒による暴行事件の増加

・路上での詐欺被害の発生

・公共交通機関での犯罪リスクの上昇

季節による治安の変動

観光シーズンや学生の長期休暇期間には、以下のような傾向が見られます。

・観光客を狙った置き引きやスリの増加

・学生の長期休暇中の住居侵入事件の増加

・夏季の夜間における路上犯罪の増加

防犯体制の現状

ウェリントン市では、増加する犯罪に対して以下のような対策を実施しています。

・警察によるパトロールの強化

・防犯カメラの増設

・地域コミュニティと連携した防犯活動の推進

これらの対策にもかかわらず、2024年に入ってからも犯罪発生率は上昇傾向にあり、特に夜間の治安悪化が懸念されています。

ウェリントンで治安が悪いエリアと注意点

外務省海外安全ホームページによると、ウェリントンには特に注意が必要なエリアがいくつか存在します。

キューバストリート周辺の治安

キューバストリートは、昼間はおしゃれなカフェやショップが立ち並ぶ人気観光スポットです。

しかし夜間は様相が一変し、以下のような危険が潜んでいます。

・バーやクラブが多く、酔っ払いによる暴行事件が頻発。

・薬物使用者の目撃情報が多数。

・スリや置き引きの被害が集中。

時間帯による危険度の変化

午後8時以降は特に注意が必要で、以下のような状況が報告されています。

人通りが急激に減少し、路上犯罪のリスクが高まります。

深夜になると、酔客同士の喧嘩や暴行事件が増加します。

コートニープレイスの夜間の状況

コートニープレイスは、ウェリントン在住日本人によると、以下のような事件が発生しています。

・コンビニ強盗や器物損壊事件。

・ATMを狙った破壊行為。

・路上での暴行事件。

特に夕方6時以降は、一人での外出を控えることが推奨されています。

最近の犯罪傾向

2024年に入ってからは、以下のような犯罪が報告されています。

・昼間でも物乞いによる暴力事件。

・ホームレスによる威嚇行為。

・店舗のガラスを破壊する器物損壊。

テ・アロ地区の危険性

テ・アロ地区は、以下の特徴から治安の悪化が指摘されています。

低所得者層が多く居住する地域性から、犯罪発生率が高くなっています。

特に夜間は路上犯罪のリスクが高まるため、以下の対策が必要です。

・人通りの少ない路地は避ける。

・貴重品は目立たないように持ち歩く。

・複数人での行動を心がける。

犯罪発生の傾向

この地区では、以下のような犯罪パターンが確認されています。

・住居侵入や自転車盗難が多発しています。

・セキュリティ設備のある建物でも、侵入未遂事件が報告されています。

・夜間の路上では、見知らぬ人からの声掛けや付きまとい被害も発生しています。

共通の注意点

これらの地域で安全に過ごすために、以下の点に注意が必要です。

・夜間の一人歩きは絶対に避ける。

・飲酒後は特に警戒を強める。

・見知らぬ人からの接触には注意する。

貴重品の管理も重要で、以下の対策を推奨します。

・現金は必要最小限だけを持ち歩きます。

・パスポートなどの重要書類は宿泊先の金庫に保管します。

・スマートフォンは人目につかないように使用します。

ウェリントンでホテルをとるべき治安のよいエリア

外務省海外安全ホームページと現地在住日本人の情報によると、ウェリントンには特に治安の良好なエリアが存在します。

マウントビクトリア地区の特徴

マウントビクトリアは、ウェリントンで最も治安の良いエリアの一つとして知られています。

高台に位置する住宅地で、観光客向けの宿泊施設も充実しています。

以下の特徴から、安全な滞在が期待できます。

・24時間体制の警備員が常駐する高級ホテルが多い

・大使館や領事館が集中する外交官エリア

・住民の多くが富裕層で、防犯設備が充実

おすすめホテル街の特徴

マウントビクトリアのホテル街には、以下のような安全対策が施されています。

防犯カメラが街路樹に設置され、死角が少なくなるよう工夫されています。

深夜でも明るい街灯が整備されており、人通りも途絶えません。

オリエンタルベイの治安状況

オリエンタルベイは、高級住宅街として知られる閑静なエリアです。

海岸沿いに位置し、観光客にも人気の高い地域となっています。

以下の理由から、安全な滞在先として推奨されます。

・地域コミュニティによる自主防犯パトロールが活発

・高級ブティックホテルが立ち並び、セキュリティが充実

・観光警察の巡回が頻繁

宿泊施設の特徴

オリエンタルベイの宿泊施設には、以下のような特徴があります。

客室のセキュリティカードキーが24時間ごとに更新されます。

エレベーターは宿泊者以外使用できないシステムを採用しています。

ウェリントン中心部(CBD)の安全性

CBDは、行政機関や企業が集中する地域で、以下の特徴があります。

・警察署が近く、緊急時の対応が迅速

・24時間営業のコンビニエンスストアが多く、人通りが絶えない

・大型ホテルチェーンが集中し、セキュリティ体制が整っている

ビジネス街の特徴

ビジネス街には以下のような安全対策が施されています。

警備員による定期巡回が行われています。

監視カメラが主要な交差点すべてに設置されています。

緊急通報ボタンが街路に200メートルおきに設置されています。

安全な滞在のための注意点

これらの治安の良いエリアでも、以下の点に注意が必要です。

・夜間の一人歩きは避ける

・貴重品は部屋のセーフティボックスに保管

・ホテルの部屋番号は他人に教えない

緊急時の対応

緊急時には以下の連絡先を利用できます。

警察・救急・消防への緊急通報は111番です。

在ニュージーランド日本国大使館の電話番号は04-473-1540です。

ホテルのフロントデスクには英語対応可能なスタッフが常駐しています。

ウェリントンの治安対策と安全に過ごすコツ

外務省海外安全ホームページによると、ウェリントンでは年々犯罪発生率が上昇傾向にあります。

夜間の注意点と対策

夜間は特に注意が必要で、以下の対策を徹底することが重要です。

・午後8時以降は人通りの少ない道は避ける。

・複数人での行動を心がける。

・タクシーは正規のものを利用する。

暗くなってからは、繁華街でも人通りが急激に減少します。

特にキューバストリートやコートニープレイスでは、飲酒による暴行事件が頻発しています。

深夜の移動手段

深夜の移動には、以下の方法が推奨されています。

正規のタクシー会社の予約アプリを利用します。

ホテルのフロントに配車を依頼します。

見知らぬ人からの乗車の誘いは、絶対に断るようにします。

公共交通機関での防犯対策

バスや電車を利用する際は、以下の点に注意が必要です。

・貴重品は必ず手元に置く。

・深夜のバス停では周囲に注意を払う。

・乗車中は居眠りを避ける。

公共交通機関内での置き引きや、バス停での暴行事件も報告されています。

特に夜間は、できるだけ前方の席に座ることをお勧めします。

運転手の近くの席は、比較的安全とされています。

スマートフォンの取り扱い

公共の場でのスマートフォンの使用には細心の注意が必要です。

画面を見ながらの歩行は、スリの標的になりやすいです。

駅のホームでは、スマートフォンの使用を最小限に抑えましょう。

緊急時の連絡先と対応方法

緊急時に備えて、以下の連絡先を携帯電話に登録しておきましょう。

・警察・救急・消防:111

・在ニュージーランド日本国大使館:04-473-1540

・最寄りの警察署:04-381-2000

緊急通報の際は、落ち着いて以下の情報を伝えます。

現在地の住所や目印となる建物を具体的に説明します。

事件や事故の状況を簡潔に説明します。

自分の名前と連絡先を伝えます。

トラブル発生時の基本行動

万が一トラブルに巻き込まれた場合は、以下の対応を心がけます。

・まずは安全な場所に避難することを最優先します。

・大声で助けを求め、周囲の注意を引きます。

・近くの店舗やホテルに駆け込みます。

防犯グッズの活用

以下の防犯グッズの携帯が推奨されています。

・防犯ブザー

・懐中電灯

・ホイッスル

これらは、日本から持参するか現地のスーパーマーケットで購入できます。

防犯ブザーは、バッグの取り出しやすい場所に付けておきます。

夜間の帰宅時には、懐中電灯を手に持って歩くことをお勧めします。

ウェリントンの治安に関する最新情報

2024年に入り、ウェリントンの治安状況には新たな変化が見られています。

コロナ禍以降の治安変化

外務省海外安全ホームページの最新データによると、2024年はコロナ禍以前と比較して犯罪傾向に変化が現れています。

特に以下の犯罪が増加傾向にあります。

・車上荒らしの発生率が1.5倍に上昇。

・住居侵入事件が前年比で30%増加。

・路上での置き引き被害が急増。

変化の要因

治安悪化の背景には、以下の社会的要因があります。

・経済状況の悪化により、窃盗犯罪が増加しています。

・観光客の急激な増加に伴い、観光客を狙った犯罪が多発しています。

・夜間営業店舗の増加により、深夜の路上犯罪が増えています。

現地在住者の治安に関する声

ウェリントン在住日本人によると、以下のような変化が報告されています。

・昼間でも人通りの少ない路地では、スリや置き引きの被害が増えています。

・特にキューバストリート周辺では、深夜のトラブルが頻発するようになりました。

・公共交通機関内での置き引き被害も増加傾向にあります。

地域別の治安変化

マウントビクトリアエリアでは、以下の対策が強化されています。

・防犯カメラの設置数が2倍に増加しました。

・警察のパトロール頻度が増えています。

・地域コミュニティによる自主防犯活動が活発化しています。

観光客に対する犯罪傾向

観光客を狙った新たな犯罪手口として、以下が確認されています。

・偽のツアーガイドを装った詐欺被害。

・レンタカーを狙った車上荒らし。

・観光スポットでの写真撮影時を狙ったスリ。

最新の防犯対策

ウェリントン市警察は、以下の新しい防犯システムを導入しています。

・緊急通報用のスマートフォンアプリが利用可能になりました。

・観光地には24時間体制の警備員が配置されています。

・主要な観光スポットには多言語対応の防犯案内が設置されています。

2024年の新たな治安対策

ウェリントン市は以下の新施策を実施しています。

・繁華街における防犯カメラの増設。

・夜間パトロールの強化。

・観光客向けの防犯アプリの無料提供。

これらの対策により、特に観光客の多いエリアでは、警備体制が強化されています。

市内の主要なホテルには、24時間体制のセキュリティスタッフが配置されるようになりました。

緊急時の多言語対応サービスも充実し、日本語での通報にも対応可能になっています。

まとめ:ウェリントンの治安と安全な滞在のために

ウェリントンの治安は、日本と比較すると注意が必要な水準にあります。

エリア別の治安まとめ

安全に滞在するために、以下のエリアの特徴を把握しておくことが重要です。

・マウントビクトリアは24時間体制の警備があり、治安が良好です。

・オリエンタルベイは高級住宅街で、自主防犯パトロールが充実しています。

・キューバストリートは夜間の外出を避けるべきエリアです。

時間帯による危険度の変化

ウェリントンの治安は時間帯によって大きく変化します。

日中は比較的安全に過ごせますが、夕方6時以降は注意が必要です。

特に深夜のコートニープレイスやキューバストリート周辺では、飲酒絡みの事件が多発しています。

犯罪の傾向と対策

最近増加している犯罪には以下の特徴があります。

・車上荒らしや置き引きが前年比で30%増加。

・住居侵入事件が増加傾向。

・路上での暴行事件が頻発。

具体的な防犯対策

安全に過ごすために、以下の対策を実践することをお勧めします。

・夜間の一人歩きは絶対に避けましょう。

・貴重品は必ず部屋のセーフティボックスに保管します。

・緊急時の連絡先(111)は必ず携帯電話に登録しておきましょう。

滞在時の基本ルール

以下の基本ルールを常に意識して行動することが大切です。

・人通りの多い明るい道を選んで歩く。

・見知らぬ人からの声掛けには応じない。

・深夜のバス・電車の利用は避ける。

最新の治安状況

2024年の統計によると、以下の変化が見られます。

・犯罪発生率は前年比で微増傾向にあります。

・特に観光客を狙った犯罪が増加しています。

・市内中心部での防犯カメラの設置が進み、警備体制は強化されています。

今後の対策

ウェリントン市は以下の新たな治安対策を実施しています。

・繁華街での警察官のパトロール強化。

・防犯カメラの増設。

・観光客向けの防犯アプリの提供。

これらの対策により、特に観光客の多いエリアでは、警備体制が充実してきています。

緊急時の多言語対応サービスも整備され、日本語での通報にも対応可能になっています。

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この記事を書いた人

ヨーロッパ、北米、オーストラリアetc、治安をはじめとした海外情報をお届け。運営歴11年の海外旅行メディア世界新聞が監修しています。

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