世界一周含めこれまで40カ国以上を旅した世界新聞編集長です。
はじめての海外旅行、ドキドキワクワクしますよね。
でも、そんな高揚感の中で「やってはいけない行動」を知らずにしてしまい、トラブルに巻き込まれるケースも意外と多いんです。
私も初めて海外に出たとき、今思えば「よく無事だったな……」と思うような失敗をたくさん経験しました。
この記事では、海外旅行初心者がやりがちなNG行動を、リアルな経験談とあわせて10個ご紹介します。
この記事を読めば、同じ失敗を防げるはずです!
それでは、出発しましょう!
1. 現金を大量に持ち歩く
日本では当たり前の現金決済ですが、海外では大金を持ち歩くとスリや強盗のターゲットになりかねません。
私も東南アジアで、財布を見せた瞬間に周囲の視線を感じてヒヤッとしたことがあります。
できるだけクレジットカード払いを基本に、現金は必要最低限に抑えましょう。
2. パスポートをホテルに置きっぱなしにする
「ホテルの部屋にパスポートを置いて観光へ」というのもNGです。
万が一部屋に侵入されたら取り返しがつきません。
私は一度、セーフティボックスに預け忘れて冷や汗をかいた経験があります。
外出時はパスポートのコピーを持ち歩き、原本はセーフティボックスに保管しましょう。
3. スマホの充電を油断する
海外ではスマホが命綱です。
地図、翻訳、連絡手段……全部スマホ頼みなのに、バッテリー切れは本当に焦ります。
私はイタリアの田舎町で、スマホが切れて迷子になり、現地の人に身振り手振りで助けてもらいました。
モバイルバッテリーは必須アイテムです。
4. 地図を広げてキョロキョロする
地図を堂々と広げる=「私は観光客です!」とアピールするようなものです。
スリや詐欺師に狙われやすくなります。
道に迷ったらカフェに入って落ち着いて調べるか、人通りの多い場所でスマホを確認しましょう。
できるだけ自然な振る舞いを心がけるのが安全の秘訣です。
5. 親切な現地人を信用する
「写真を撮ってあげるよ」「この店が安いよ!」など、親切を装って近づいてくる人には要注意です。
私もパリで「駅まで案内するよ」と声をかけられ、最後にチップを要求されたことがあります。
知らない人からの申し出には、基本的に警戒心を持つことが大切です。
6. 空港・ホテルWi-Fiを過信する
無料Wi-Fiは便利ですが、セキュリティリスクも高いです。
カフェのWi-Fiでクレジットカード情報を盗まれた話も珍しくありません。
大事な操作(ネットバンキングやショッピング)は、できるだけ避けましょう。
必要ならVPNアプリを使うのも一つの手です。
7. 街中で荷物を椅子に置く
カフェやレストランで、椅子の背にバッグをかけるのは非常に危険です。
一瞬の隙をついて盗まれる可能性が高いからです。
私はスペインで隣の席の人がバッグを盗まれる瞬間を目撃しました。
バッグは膝の上に置くか、腕にしっかりかけて管理しましょう。
8. 夜遅くに人気(ひとけ)のない道を歩く
夜遅く、人通りの少ない道を歩くのは非常に危険です。
ローマでは、裏道に入った途端に不穏な空気を感じ、慌てて人通りの多い通りに戻ったこともあります。
夜の移動はタクシーや配車アプリ(Uberなど)を活用しましょう。
安全な交通手段を選ぶことで、トラブルのリスクは大きく減らせます。
9. 「なんとかなる精神」で下調べしない
「まあ、現地でどうにかなるだろう」という気持ちは初心者の大きな落とし穴です。
現地の交通手段、営業時間、治安情報などは必ず事前に調べておきましょう。
私はロンドンで最終バスの時刻を知らずに徒歩でホテルまで3時間歩いた経験があります。
最低限の情報は準備しておくべきです。
10. 海外旅行保険に入らない
保険代をケチって無保険で行くのは本当に危険です。
私は世界一周中、病院にかかる機会が2回ありましたが、保険のおかげで自己負担ゼロでした。
特に初海外なら、必ず海外旅行保険に加入しましょう。
何も起きなければそれで良し、起きた時に守ってくれるのが保険です。
まとめ:リスクを減らして、最高の旅にしよう!
海外旅行初心者がやりがちなNG行動を10個紹介しましたが、どれも「ちょっとした意識」で防げるものばかりです。
リスクを避けることができれば、海外旅行は本当に素晴らしい経験になります。
最初は慎重すぎるくらいでちょうどいい。
慣れてきたら、少しずつ自分なりの旅のスタイルを見つけていきましょう。
あなたの初めての海外旅行が、安全で楽しいものになりますように!
Have a nice trip!