「セントジョンズの治安が気になる。どのエリアが治安が悪いのか心配。」
「セントジョンズの治安が良いエリアのホテルに泊まりたいけど場所が分からない。」
「セントジョンズで現地で避けるべき治安が悪いエリアや宿泊場所が知りたい。」
治安の良し悪しは、目的地を決めるうえで非常に重要な要素です。
セントジョンズの治安について知るには、治安が悪いエリアと良いエリアを正確に把握することが欠かせません。
この記事では、外務省海外安全ホームページとセントジョンズ在住日本人の声をもとに、セントジョンズで避けた方がよい治安が悪いエリアや、安心できる治安の良いエリア、そしてホテルを取るのにおすすめのエリアを解説します。
現地情報をふまえて、家族や自分にとって安心できる滞在先選びの参考にしてください。
セントジョンズのおすすめ滞在エリア:
>ジョージストリートウエスト周辺のおすすめホテル
ホテルをとるべきセントジョンズの治安が良いエリア
セントジョンズでの滞在先を選ぶ際、特に重視されるのが治安の良さです。
安心して宿泊できるエリアを把握することで、旅行や移住をこれから計画する人や家族連れも、不安を減らして過ごせます。
ここでは、セントジョンズで治安が良いとされるエリアの特徴や暮らしやすさ、在住日本人が選んでいる理由などをわかりやすく解説します。
治安が良いエリアの共通点
治安が良いエリアにはいくつか共通した特徴が見られます。
・住民の多くがファミリー層や長期居住者
・地域のコミュニティ意識が高く、日常的な見回りや近所同士の声かけがある
・警察によるパトロールや防犯カメラの設置が進んでいる
・学校や大型スーパー、カフェ、公園など生活インフラが充実
・夜間も人通りがあり、街灯の数も多い
このような特徴を持つエリアでは、外出時も比較的安心して行動できると感じる人が多いです。
観光客・家族連れに選ばれやすい治安が良いエリア
はじめて訪れる方には、地元でも定評のある「チャーチルパーク(Churchill Park)」や「ジョージストリートウエスト(George Street West)」周辺が安心できるエリアとしておすすめされています。
チャーチルパーク周辺は閑静な住宅街が広がり、現地の家族連れに人気です。
・通学路や歩道がしっかり整備されている
・地域住民主催のイベントや清掃活動が盛ん
・遅くまで営業しているカフェやレストランも多く、夜の移動も比較的安全
ジョージストリートウエスト付近は大型スーパーマーケットや薬局、安心して利用できるホテルが集まっており、短期の渡航者や子連れの旅行者によく利用されています。
日中は観光客やビジネスマンの往来も多く、人の目が常にあることで犯罪発生率も抑えられています。
治安の良いエリアの生活利便施設と交通アクセス
滞在中の安全性を考えたときに、周囲の生活インフラや交通アクセスの良さも重要なポイントです。
治安が良いエリアは一般に以下のような施設・利便性を備えています。
・徒歩圏内に大型スーパーマーケットやドラッグストアがある
・時間帯を問わずバスなどの公共交通機関が頻繁に運行されている
・病院やクリニックも近いため、急な体調不良時も安心
・パトカーの巡回ルートが定期的にカバーしている
・公園や広場にベンチや遊具が整備されており、昼夜問わず人目がある
こうした環境があるため、外国人や家族連れにとっても滞在しやすい街並みとなっています。
>ジョージストリートウエスト周辺のおすすめホテル
セントジョンズ在住日本人が薦める治安が良いエリア
セントジョンズに長期滞在・移住する日本人も多くの人が「チャーチルパーク」やその周辺の住宅街を選んでいます。
在住日本人に聞くと、
・トラブルに巻き込まれた経験が少ない
・ご近所同士の連絡もスムーズで助け合いが多い
・日本に比べても治安への不安を感じたことがない
といった声が多く挙がります。
このようなエリアでは「深夜に帰宅した時も特別に怖い思いをしたことはない」「夕方以降も子供が公園で遊んでいる」といった日常が送れるほど安全性が高く保たれている現状があります。
セントジョンズの住宅地は、通学路の整備状況や生活インフラの充実度合いにも差があるため、はじめて滞在する方はこのような現地の声を参考にすることも重要です。
ホテル選びで重視したいポイント
治安の良いエリアに立地するホテルを選ぶことは、快適な滞在の大きなカギです。
・ホテルの出入り口に防犯カメラやスタッフが常駐している
・客室までの導線が見通しの良い設計(廊下に死角が少ない)
・徒歩3分以内に大型スーパーやカフェ、薬局などが複数ある
・夜間のタクシー配車がスムーズにできる
予約時には、実際に宿泊した人や現地在住者の口コミを参考にし、滞在先の安全性を確認します。
また、セントジョンズ在住日本人によると、「駅やバスターミナル、主要な幹線道路沿いは基本的に人通りが多く安心して利用できる」「ホテルのフロントで地元の治安情報や安全な帰宅ルートを聞いておくと安心感が増す」といったアドバイスも役立ちます。
セントジョンズで治安が悪いエリア・現地住民が避ける危険エリア
セントジョンズには治安が良いエリアが多いものの、中には現地の人や在住日本人から「避けた方がいい」とされる危険エリアも存在します。
どの都市でもそうですが、住む場所やホテル選びの際には「夜間の外出リスク」や「犯罪発生率の高い地区」を事前に把握することが重要です。
このセクションでは、セントジョンズの中で特に注意すべき具体的なエリア、よくあるトラブルや犯罪の傾向、防犯意識を高めるための知識について詳しく紹介します。
犯罪発生リスクが高い具体的なエリア
セントジョンズには観光地や住宅地が広がっていますが、どのエリアでも同じような治安状況というわけではありません。
現地警察や住民によって「犯罪発生やトラブルが増えている」と指摘されるエリアが存在します。
グレイヒル地区(Gray Hill District)
グレイヒル地区は、セントジョンズの中でも犯罪発生件数が高いとされるエリアのひとつです。
この地区では以下の事例が報告されています。
・夜間のひったくりや置き引き
・若者による騒ぎや器物損壊
・車上荒らしや小規模な窃盗事件
・違法薬物の売買やトラブルが散発
特に観光客や短期滞在者が夜遅くに出歩くと、強盗や詐欺などのリスクが高くなります。
現地在住日本人も夜間の一人歩きを避けるべきとアドバイスしています。
昼間は比較的落ち着いていますが、夕方~深夜にかけて人通りが少なくなり、犯罪リスクが上がるとされています。
ポイント地区(Point District)
ポイント地区もセントジョンズ市内で注意が必要なエリアとされています。
この地域では、事件やトラブルが発生しやすい以下の特徴があります。
・空き家や老朽化した建物が多く、見通しが悪い
・不法侵入や窃盗・自転車の盗難
・ドラッグ関連のトラブルや集団のたむろ
・公共施設や路地裏で治安が悪化する時間帯がある
現地警察によると、外見は閑散としていますが、実際には突発的なトラブルが起きる場合もあり、夜間の単独行動や路地への立ち入りは推奨されていません。
一方、日中は人通りも一定数あり、出張や観光での短時間滞在であれば過度に不安を感じる必要はありませんが、警戒心を持つことが大切です。
治安が悪いエリアで多いトラブル・犯罪手口
セントジョンズの治安が悪いエリアでは、以下のようなトラブルがよくあります。
・スリやひったくり
・繁華街やバス停での置き引き
・ナイトスポット周辺での飲酒トラブルや暴力事件
・車内や店舗での窃盗
・偽のチャリティー詐欺や署名詐欺
特に観光シーズンや祝日、イベント期間中は人が多く集まるため、犯罪のターゲットになりやすいです。
観光客を狙った詐欺や、言葉巧みに近づいてくる人物には用心しましょう。
人混みでの荷物管理や、見知らぬ人からの親切すぎる申し出には注意が必要です。
路地裏や人気のない通りのリスク
・強盗の標的になりやすい路地裏や人通りの少ない通り
・街灯が少なく夜間は見通しが悪い道
・住宅街の一角で発生する住居侵入や窃盗
こうした場所には不用意に近づかないことが安全対策の基本です。
夜遅くの帰宅や外出が必要な場合は、できる限り大通りや交通量の多い道路を選びましょう。
治安が悪いエリアに近づかないためのコツ
知らずに治安が悪いエリアへ入り込んでしまうケースもあります。
以下のコツを実践して、余計なリスクを避ける意識を持つことが重要です。
・現地の在住者やホテルスタッフに「安全なルート」「注意すべきエリア」を事前に聞く
・外務省海外安全ホームページで最新の注意情報を随時確認する
・夜間はタクシーや配車アプリを積極的に活用する
・道に迷った場合は明るい建物やカフェに一時的に避難する
・バッグや貴重品は身につける/後ろ手持ちを避ける
・地元の人から「このあたりは危ない」と言われたら素直に従う
スマートフォンの地図アプリだけでなく、地域コミュニティの公式ウェブ情報やSNSも活用し、現地の治安状況をリアルタイムで把握しましょう。
現地警察署への緊急連絡は「911」。
不明点があれば、Royal Newfoundland Constabulary(現地警察)の公式窓口や、セントジョンズ在住日本人の翻訳・相談サポートも役立ちます。
複数人での行動や、危険を感じたら迷わず周囲の人に助けを求める心構えが大切です。
このように、セントジョンズにも一般的な観光都市と同様、避けるべき治安の悪いエリアはありますが、正しい知識と防犯意識を持つことでリスクを大幅に減らすことができます。
自身の安全と大切な人の安心を守るためにも、最新の現地情報を常にチェックし、万が一の際の連絡先を把握しておくことがセントジョンズ滞在成功のポイントです。
セントジョンズのダウンタウン・ウォーターフロントの治安と観光事情
セントジョンズの中心地、ダウンタウンやウォーターフロントは観光の拠点として人気があります。
昼夜問わず多くの人が行き交うこのエリアですが、観光客や短期滞在者にとっては治安面が気になるポイントです。
ここでは観光客にとって特に大切な、街の中心部の治安状況と、滞在時に注意したいポイントについて解説します。
ダウンタウンエリアの治安状況
セントジョンズのダウンタウンは、オフィス街やレストラン、カフェが立ち並び、現地の若者や観光客の姿が絶えません。
歴史的な建物やカラフルな家並みが美しく、観光気分を盛り上げてくれます。
しかし、人が集まるエリアだからこそ、観光客を狙ったトラブルも起きやすい傾向があります。
・主要なショッピングストリート(Water StreetやDuckworth Street)では昼間は比較的安全
・週末やイベント時期には酔客や路上トラブルが増加傾向
・夜間には一部路地や裏通りでのスリ・置き引き・暴力事件に注意
公共交通が便利なため比較的多くの人が利用しますが、夜遅くのバスや公共スペースでは貴重品を胸元で管理する意識を持つと安心です。
夜間の治安や注意点
夜のダウンタウンはバーやレストランが営業しており、多くの人が集まります。
一方で、下記のポイントに気をつける必要があります。
・人通りの少ない通りや裏道は避ける
・飲食店から出る際は周囲の様子をよく確認
・深夜のタクシーや配車アプリ利用時はナンバープレートと運転手名を必ずチェック
地元警察によるパトロールは強化されていますが、酔客によるトラブルや、財布・携帯電話を狙った犯罪も発生しています。
観光や出張の場合は、帰宅が遅くなる予定であれば、あらかじめ信頼できる交通手段を確保しておくと安心です。
女性や学生の一人歩きはなるべく控えるよう、在住日本人もアドバイスしています。
ウォーターフロントエリアの安全性と雰囲気
ウォーターフロント周辺は観光スポットが多く、日中は地元住民や観光客でにぎわうエリアです。
大きな港町ならではの雰囲気を感じられるうえ、マリーナや散歩道など開放的な空間もあります。
・昼間は家族連れや観光客も多く、明るい雰囲気
・夜間はライトアップされるエリアもあるが、一部は人気が減る
・観光シーズン中は臨時警備員も巡回
ただし、広い港周辺には照明が十分でない場所もあるため、夕方以降の散策は複数人で行動するのが理想です。
水辺周辺では足元がすべりやすい場所や、徒歩圏内に人通りの少ないエリアが点在しているため、不測の事態に備え携帯電話の充電や緊急連絡先の登録は欠かさずに。
海沿い散策・港周辺の注意事項
ウォーターフロントエリア散策時の注意点をまとめます。
・路面が濡れている場所が多いので滑りやすい
・人気の少ない時間帯はスリや声かけ詐欺に用心
・夜は暗い小道や駐車場を避ける
・港に面したフェンスのない場所や柵のない桟橋は小さな子ども連れの場合特に注意
観光案内所やインフォメーションセンターが開いている時間帯に相談するのも安心材料です。
また、現地では地元の人と交流することでリアルな治安状況や交通事情を聞くことができます。
ホテルのスタッフやタクシー運転手も治安情報の発信者として頼りになります。
セントジョンズのダウンタウン・ウォーターフロントは、適切な注意と防犯意識を持てば、多くの人が快適に過ごせる場所です。
しかし、油断せず常に自分の身を守る行動を心がけることで、より一層安全な滞在となるでしょう。
セントジョンズのおすすめ滞在エリア:
>ジョージストリートウエスト周辺のおすすめホテル
セントジョンズでホテルを選ぶ際の防犯ポイントと安全対策
セントジョンズで安全に滞在するためには、ホテル選びと滞在中の防犯対策が欠かせません。
旅行や出張、親子での長期滞在など、さまざまな宿泊シーンに対応できる具体的な安全対策を知ることが安心の第一歩となります。
このセクションでは、予約前に役立つ治安情報の確認ポイントや現地での実践的な防犯術、子連れや女性にもおすすめの安全確保法について詳しく解説します。
ホテル予約前にチェックすべき治安情報
ホテル選びで最も重要なのは、その地域の治安を事前にリサーチすることです。
特に初めてセントジョンズを訪れる場合、観光案内だけでなく現地在住者や旅行経験者の声も参考にしましょう。
・外務省海外安全ホームページで最新の安全情報やエリア別注意事項を確認する
・地元警察や市の公式ウェブサイトに掲載されている犯罪マップや治安警告を参照する
・Googleマップや旅行口コミサイトで、「夜でも人通りがある」「トラブルが少ない」などの実際の口コミをチェックする
ホテル予約時には、以下の設備や立地条件も比較検討しましょう。
・フロントが24時間体制で営業している
・エントランスのセキュリティがしっかりしている
・大通り沿いやバス通りなど人通りが多いエリアにある
・ダウンタウンや繁華街のすぐそばではなく、閑静な住宅街に面した場所
・緊急時の避難口や連絡手段が分かりやすく掲示されている
口コミやレビューでは「夜でも安心」「騒がしさがない」といった記述があるかどうかも見逃せません。
トラブルが多発しているエリアや、治安に不安があるなどマイナスの口コミが目立つホテルは避けるのが得策です。
滞在中にできる安全対策と防犯グッズ
安心・安全な滞在を実現するためには、ホテル選びだけでなく自分自身でできる防犯対策も重要です。
現地で使える具体的なポイントと、おすすめの防犯グッズをご紹介します。
・部屋の施錠を必ず確認し、チェーンや補助ロックを活用する
・不要な現金やパスポートはフロントのセーフティボックスに預ける
・貴重品はバッグ内の見えない場所や体に密着したポーチに保管する
・夜遅く戻る場合は可能な限りタクシーや配車アプリを利用する
・「Do Not Disturb」札を活用し、留守時でも部屋に人がいるように見せかける
・不審者がいた場合は無理にかかわらず、すぐフロントへ報告する
また、便利な防犯グッズとしては以下のものがあります。
・ドアアラームやポータブル補助ロック(携帯扉ストッパー)
・盗難防止機能のあるバックパックや肩掛けバッグ
・Wi-Fiで位置情報共有ができるスマートタグやGPS端末
・緊急用の防犯ブザーやホイッスル
外出時には、貴重品を最小限にコンパクトにまとめ、不要なものは持ち歩かないのが基本です。
特に、パスポート・現金・クレジットカードは3箇所以上に分けて携帯し、万が一の紛失や盗難に備えましょう。
子連れ・女性向けの安心ポイント
家族連れや女性の一人旅では、より一層の安全対策が必要です。
特に小さな子どもがいる場合や女性のみでの滞在の際は、以下のポイントを押さえると安心できます。
・子どもの手を離さない/目の届く場所に常にいる
・ホテルの部屋はできればフロントやエレベーターから遠すぎない階や位置を選ぶ
・女性専用フロアやセキュリティカメラ完備のホテルも検討する
・夜間や早朝の外出は控え、人通りが多い時間帯に行動する
・現地スタッフに「安全な移動ルート」や「避けるべきエリア」を事前に聞く
・子どもにも「知らない人について行かない」「困ったらホテルスタッフへ助けを求める」など繰り返し教えておく
滞在先を選ぶ際には、「ベビーベッドや子どものアメニティの貸し出しがあるか」「施設内に託児スペースやプレイルームがあるか」も確認しましょう。
防犯意識を高めるだけでなく、現地社会のルールやマナーにも目を向けることで、トラブルリスクを未然に防ぐことができます。
セントジョンズでは、多くのホテルで日本人宿泊客への配慮や多言語対応が進んでいます。
困ったことがあれば、実際に複数のホテルで「スタッフが日本語や翻訳アプリでサポートしてくれた」との体験談もあるため、不安を抱えすぎず、積極的に相談する姿勢を持つことが大切です。
トラブル時の連絡先や便利なサービス
安全な滞在のためには、万が一の際にすぐ相談できる連絡先やサービスも把握しておきましょう。
・現地警察(Royal Newfoundland Constabulary):911
・救急車/火事も911
・在カナダ日本大使館:緊急時のパスポートやトラブル相談
・タクシー配車アプリ「GoTaxiNL」や、地元の交通アプリ「NL Info」
・ホテルのフロント、または24時間サポートダイヤル
緊急の場合、まずは「911」で警察・救急に通報、続けてホテルスタッフや日本大使館に連絡を取るよう心がけてください。
盗難や紛失時にも、現地警察の証明書があればクレジットカードや保険などの手続きがスムーズに進みます。
万全の備えが安心のカギとなります。
このように、セントジョンズで快適に過ごすには、ホテルの選び方や防犯意識、トラブル時の対応力が欠かせません。
大切な家族や仲間、自分自身の安全のために、知識と心構えをしっかりと持って滞在を楽しんでください。
セントジョンズの治安に関する最新データ・在住者の声
セントジョンズの治安を正しく把握するには、現地の最新データや実際に暮らす人々の声をもとに総合的な情報を収集することが大切です。
この章では犯罪統計や現地住民・在住日本人の口コミ、そして外務省海外安全ホームページの最新アドバイスをもとに、今本当に知るべき治安情報を整理します。
犯罪統計・発生件数の現状
治安状況を客観的に知るためには、犯罪発生率や具体的な件数の把握が欠かせません。
セントジョンズ市警が毎年発表するデータによると、直近の数年で以下のような傾向が見られます。
・年間の犯罪件数はわずかに増加傾向
・車上荒らしや窃盗など「財産犯罪」が目立つ
・暴行や強盗など「身体的な犯罪」は全体の2割強
・薬物使用・販売に起因した事件も一部報告されている
外務省海外安全ホームページによると、観光客の増加に伴い、繁華街や人が集まるイベント時期にはスリや置き引きが目立つ時期があると指摘されています。
一方で重大犯罪の割合はカナダ国内の他都市と比べて低い水準にとどまり、必要な対策を取れば長期滞在にも適した環境といえます。
時期や場所ごとの犯罪発生パターン
犯罪には季節性やエリアごとの変動がみられます。
・観光シーズンや祝祭日前後は都市中心部でスリが増加
・学校周辺や公共交通機関では置き引き・盗難が多発
・深夜のダウンタウンでは飲酒絡みのトラブル・暴力が増える
警察では、これらの時期や場所に集中してパトロールを強化しています。
現地在住者からも「イベントやフェスティバル時には荷物の管理に十分注意した方がいい」との声が多く上がっています。
セントジョンズ在住日本人や現地警察のアドバイス
データだけでは見えない現地の雰囲気や細やかな事情は、実際に生活する在住日本人や地元警察の声が大きなヒントになります。
・「通りは思った以上に明るく、家族連れでも暮らしやすい」—日本人主婦
・「夜22時以降は静かになるので、不要な外出は控えている」—現地ワーキングホリデー経験者
・「知らない人から話しかけられた際は丁寧に断ることを意識」—留学生
治安面で不安な場面に出会ったら「現地警察(Royal Newfoundland Constabulary)の911へ迷わず通報を」「ホテルや学校のスタッフも親身に相談に乗ってくれる」との具体的なアドバイスも寄せられています。
また「危険と言われるエリアでも昼間の人通りが多い時間帯なら大きな問題は感じていないが、人気(ひとけ)が少ない小路は避けるようにしている」という口コミもあります。
在住者の体感治安とポイント
実際に暮らす日本人や現地の人々が感じている安全・危険のバランスについてもまとめます。
・公共の場では「自分の持ち物から目を離さない」という基本を徹底
・地元コミュニティに積極的に参加することでトラブルが減る
・万一困ったときは英語がうまく話せなくても助けを求める姿勢を大切にする
こうした体感治安の知恵は、現地暮らしの質を高めるだけでなく、訪れる側の予防策にも直結します。
日本人同士のネットコミュニティ(SNSや掲示板)で最新情報を交換することも安全確保につながっています。
外務省海外安全ホームページでの治安情報
渡航前・渡航中に必ず目を通しておきたい情報が、外務省海外安全ホームページに掲載されています。
最新の安全情報欄には「セントジョンズ中心部ではスリ、置き引き、軽犯罪への注意が必要」とあり、渡航者向けに下記のようなアドバイスが記載されています。
・人通りが少ない時間・場所での行動を避ける
・現地の治安悪化傾向や犯罪多発エリアは定期的に情報を更新する
・荷物の管理と周囲への注意を徹底するよう促されている
また緊急事態が発生した場合は、カナダ警察、病院、在カナダ日本大使館への連絡先一覧や緊急時Q&Aも用意されています。
外務省は、「地図アプリと連携した治安警告サービス」や「スマートフォンで現地情報を受け取るための登録制メール」なども推奨しており、情報収集の手段として積極的に利用できます。
リアルタイムの治安情報入手のためのツール
セントジョンズ滞在時、必要に応じて使えるサービスも多様です。
・外務省「たびレジ」登録でメールによる治安情報受信
・Royal Newfoundland Constabularyの公式X(旧Twitter)で最新事件・注意喚起を確認
・現地コミュニティでの口コミ共有(facebookグループ・掲示板)
・緊急時は「911」への電話、「NL Info」アプリで警察・医療機関の場所や連絡先を簡単検索
こうした公式・非公式の情報網を上手に利用することで、渡航者自身の治安感度を高めることが可能です。
現地の状況は日々変化するため、最新情報や他の滞在者の事例にも常に目を向けてください。
このように、統計データと現地体験談、外務省の公式アドバイスの三本柱を押さえておくことで、セントジョンズの治安を多角的に理解し、安心できる滞在を叶えることができます。
まとめ
セントジョンズはカナダ東端の港町として、多くの旅行者や留学生、移住希望者が訪れる都市です。
複数のエリアに治安のばらつきがあり、ホテル選びや滞在先の決定には慎重な判断が必要とされます。
このまとめでは、これまで解説してきた安全に関するポイントや、安心して滞在するための心構えを再度整理します。
セントジョンズの安全なエリア・危険なエリアの再確認
セントジョンズ市内では中心部から少し離れた住宅街(Churchill Square、Georgestown、East Endなど)が治安の良いエリアとして特に評判です。
家族連れや女性の単独滞在者にも選ばれる理由は、地域ぐるみの防犯対策や街灯・交通アクセスの充実、そして地域コミュニティの見守りが行き届いているためです。
一方で、Gray Hill DistrictやPoint Districtといったエリアは、現地の住民や在住日本人から「夜間のひとり歩きは避けたい」「置き引きや窃盗のリスクが高い」と指摘されています。
特に夜遅くやイベント時期は、治安が悪いエリアに迷い込まないよう注意が必要です。
滞在時に心がけるべき安全対策のポイント
安心して過ごすためには、滞在先のホテルやアパートだけでなく、日常の移動や観光時にも以下のようなポイントを実践しましょう。
・ホテル選びでは立地や口コミだけでなく「エントランスのセキュリティ」「フロントの24時間対応」なども重視
・貴重品管理は分散携帯やセーフティボックスの活用、現金やパスポートは必要最低限のみ持ち歩く
・夜間外出はなるべく控え、人通りの多い道や公共の交通機関を利用
・現地警察や大使館、緊急サービス(911)の連絡先はスマートフォンに登録しておく
・タクシーや配車アプリの正規サービスを利用し、運転手情報や車両IDはチェック
滞在者同士やホテルスタッフ、現地在住日本人のアドバイスを積極的に聞くことで、トラブルのリスクを低減することも重要です。
安全・安心なステイを叶えるための情報収集術
近年は外務省海外安全ホームページや現地警察のSNS、在住日本人ネットワークを通じてリアルタイムな治安情報を得ることができます。
渡航前の最新安全情報の確認に加え、現地到着後も「たびレジ」やコミュニティ掲示板で逐一情報をチェックすることで、急な治安悪化やイベント時のトラブルにも対応しやすくなります。
旅行アプリやGoogle翻訳、位置情報共有サービスも活用し、緊急時の備えを徹底しましょう。
セントジョンズ滞在をより安全・快適にするために
セントジョンズは自然の魅力とカラフルな街並み、温かな住民で知られる街です。
「治安が悪いエリア」の存在は事実ですが、正しい知識・予防策・現地情報の収集といった3つの心がけさえ守れば、滞在は格段に快適なものとなります。
家族や大切なパートナー、自分自身の安全に最大限配慮しながら、現地の文化や人々との交流も楽しんでください。
旅行者にも移住者にも、この記事がセントジョンズでの安心・安全な生活のサポートとなることを願っています。
セントジョンズのおすすめ滞在エリア:
>ジョージストリートウエスト周辺のおすすめホテル