【シディ・ブ・サイド観光まとめ】鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選

「シディ・ブ・サイド観光のモデルコースを知りたい」

「シディ・ブ・サイドの観光スポットを効率よく回りたい」

「青と白の街並みを写真に収めたい」

初めてシディ・ブ・サイド観光をする場合、どの観光スポットから回ればよいか迷いますよね。

シディ・ブ・サイド観光では、半日から1日のモデルコースに沿って効率的に観光スポットを巡るのがおすすめです。

この記事では、シディ・ブ・サイド観光の鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選、アクセス方法や所要時間まで詳しく解説します。

シディ・ブ・サイドのおすすめ滞在エリア:

>バルド国立博物館周辺のおすすめホテル

\40カ国以上旅した編集長おすすめ/

シディ・ブ・サイド観光のおすすめモデルコース

シディ・ブ・サイド観光で失敗しない鍵は、坂と日差しを意識した動線と時間帯です。

定番の観光スポットをつなぐモデルコースを使えば、半日でも満足度が高まります。

ここでは3つのおすすめルートを、移動手段と所要の目安つきで紹介します。

駅前の坂道→白青の路地→テラス展望

TGMでチュニス市内から約30分、駅から徒歩で白と青の街並みを撮影しながら上ります。

10時〜12時の柔らかい光で撮影し、カフェ・デ・ナットで休憩後に駅へ戻る王道ルートです。

所要は3〜4時間、交通とカフェで合計40〜70TNDが目安です。

カルタゴ遺跡→白青の路地→夕景カフェ

午前に遺跡で直射を回避し、午後は街歩きと夕景で締める歴史探訪コースです。

タクシー移動で体力を温存し、日没60分前にカフェ・デ・デリスで席を確保します。

所要は6〜8時間、移動主体で80〜120TNDが目安です。

路地散策→邸宅博物館→テラス展望

日中は屋内中心で暑さを避け、気温が下がる時間に撮影と夕景を狙います。

ダール・エル・アナビの邸宅見学を組み込み、復路はタクシーに切替えます。

所要は4〜5時間、入場料とカフェで50〜80TNDが目安です。

シディ・ブ・サイド観光に便利なおすすめ宿泊エリア

宿泊拠点しだいで、シディ・ブ・サイド観光の移動効率と快適さは大きく変わります。

旅の目的と滞在時間に合わせて、チュニス中心部、海沿いリゾート、現地泊の3択から選びましょう。

チュニス中心部(新市街・メディナ周辺)

主要バス/電車の起点が近く、旧市街や博物館とセットで計画しやすい立地です。

飲食の選択肢が多く、夜の移動も比較的容易です。

特徴とメリット/デメリット

メリットは多路線アクセス、飲食店の豊富さ、価格帯の選択肢です。

デメリットはシディ・ブ・サイドまでの距離がある点で、朝夕の移動時間がかかります。

TGMの発着駅まで徒歩10〜15分程度で、シディ・ブ・サイドまでは約45分〜1時間の移動時間を見込みます。

市内に国際チェーンホテルから中級宿まで豊富で、1泊50〜200TNDと幅広い選択肢があります。

近くにある観光スポット

・旧市街メディナ

・バルド国立博物館

・独立通りの近代建築群

・チュニス大聖堂

・フランス門

>バルド国立博物館周辺のおすすめホテル

ラ・マルサ/ガマルト(海沿いリゾート)

海景の落ち着いた雰囲気で、夕方の散歩やビーチカフェを楽しめます。

シディ・ブ・サイドとは近接し、タクシー移動が短時間で済みます。

特徴とメリット/デメリット

メリットは海沿いの静けさと、夕景後の短距離移動です。

デメリットは市中心部の博物館から離れ、昼間の移動頻度が増える可能性です。

シディ・ブ・サイドまでタクシーで約10〜15分、料金は15〜25TNDが目安です。

海を見渡せるリゾートホテルが中心で、1泊80〜150TNDの中級から高級クラスが多いです。

近くにある観光スポット

・ラ・マルサの海岸

・ガマルトのビーチカフェ

・高台の展望散歩道

・マリーナとヨットハーバー

・海沿いの遊歩道

>ラ・マルサのビーチ周辺のおすすめホテル

シディ・ブ・サイド(現地泊)

早朝と夜の空気を独占でき、混雑前後の路地撮影に向きます。

夕食後の帰路を気にせず、時間の自由度が高いです。

特徴とメリット/デメリット

メリットは朝夕のゴールデンタイムに歩けることと、坂道移動の負担軽減です。

デメリットは宿数が限られ価格が上がりやすい点と、夜遅くの飲食選択肢が少ない点です。

ダール・サイッドやヴィラ・ブルーなど海景の高級宿が中心で、1泊120〜300TNDが相場です。

観光地価格のため、同等設備でも市内より2〜3割高くなる傾向があります。

近くにある観光スポット

・白と青の路地群

・テラスカフェの展望

・邸宅ミュージアムとギャラリー

・工芸品ショップ

・灯台周辺の展望台

>シディ・ブ・サイド周辺のおすすめホテル

宿泊エリア選びの判断基準と旅程別の最適解

1〜2泊の短期はチュニス中心部が総合力で有利です。

海景と夕景重視はラ・マルサ/ガマルトが相性良好です。

写真最優先はシディ・ブ・サイド現地泊で朝夕を確保します。

現地在住者の口コミでは、初回訪問はチュニス中心部を拠点に電車とタクシーを使い分けるのが効率的とされます。

リピーターや写真目的の滞在では、現地泊で混雑を避けた撮影時間を確保する価値があります。

コストパフォーマンス重視なら市内、体験重視なら現地または海沿いが適しています。

シディ・ブ・サイド観光のモデルコース5つ

シディ・ブ・サイド観光では、坂と日差し、混雑を意識した順路が鍵です。

ここでは目的別に5本のモデルコースを提示し、移動手段や所要、費用の目安まで具体的に解説します。

半日王道フォトジェニックコース

駅前の坂道→白青の路地→テラス展望

撮影重視の初回訪問者に最適な定番ルートです。

午前中の柔らかい光で白と青の発色が良く、混雑も控えめです。

移動手段/所要時間/費用の目安

往路はTGMでチュニス市内からSidi Bou Said駅へ約30分、運賃は片道3TNDです。

復路はタクシーを利用すると疲労を軽減でき、駅から市内まで25〜35TNDが目安です。

所要は3〜4時間、カフェ休憩とバンバルーニ(揚げドーナツ)購入を含みます。

費用は交通費(往復30TND)、カフェ(30TND)、軽食(10TND)で合計70TNDが標準的です。

混雑回避と服装・マナーのポイント

現地在住者の口コミでは、13時以降は坂と日差しが厳しく写真も白飛びしやすいため、10時〜12時の訪問を強く推奨されます。

路地の住宅は住民が生活しているため、扉の接写時は声掛けが安心です。

石畳は滑りやすい区間があるため、靴底のグリップがあるスニーカーを着用します。

サンセットとミントティーを味わう黄昏コース

路地散策→邸宅博物館→テラス展望

海に沈む夕日で白と青の色彩がドラマチックに変化します。

夕景の名所カフェは席争いが起きるため、日没60分前に入店すると余裕があります。

移動手段と時間配分

往復タクシー利用で体力を温存し、坂の上下移動を最小化します。

所要は4〜5時間、15時頃到着して日没まで滞在します。

費用はタクシー往復(50TND)、ドリンクと軽食(40TND)で1人90TNDが目安です。

現地在住者のアドバイス

日没15分前から10分後が最も色が深く、飲み物は甘いミントティーが定番です。

テラス席は段差があり、中央は混むため端の列が見晴らし良好です。

夕食時間帯の帰路は渋滞があるため、駅まで徒歩で下る方が早い場合があります。

カルタゴ遺跡セットの歴史探訪コース

カルタゴ遺跡→白青の路地→夕景カフェ

午前に遺跡で直射を回避し、午後は街歩きと夕景で締める充実プランです。

高低差の少ない遺跡から、坂の多い街へ段階的に移動します。

移動手段と順序最適化

08:30にホテル出発、タクシーでカルタゴ遺跡へ移動します。

11:00に遺跡観光完了後、シディ・ブ・サイド上部にドロップして街歩き開始です。

所要は6〜8時間、遺跡は屋外中心のため帽子と水(1人1L以上)を携行します。

費用はタクシー代(80TND)、遺跡入場料(12TND)、食事代(60TND)で合計150TNDが目安です。

効率化のポイント

現地在住者の口コミでは、遺跡は直射が強いので朝一に回り、昼は屋内展示に逃がすと体力消耗を抑えられます。

遺跡からの移動時にタクシーで坂上側に乗り付けると、街歩きの上りを省けます。

通りの分岐が多いため、主要ポイントだけ地図にピン留めしておくと迷いにくいです。

邸宅・博物館で文化を深掘りするインドアコース

駅→ダール・エル・アナビ→エンナジュマ・エッザフラ→カフェ

暑さを避けて屋内見学中心で文化体験を深めるルートです。

建築様式や展示内容をじっくり観察でき、雨天時にも対応できます。

移動手段と所要時間

駅から徒歩圏で完結するため、体力負担が少ない設計です。

所要は3時間、開館時間(9:00〜17:00)に合わせた逆算スケジュールが必要です。

入場料はダール・エル・アナビ(10TND)、エンナジュマ・エッザフラ(イベントにより変動)、カフェ(30TND)で合計50TND程度です。

運用のコツと注意点

定休日と最終入館時刻を事前確認し、余裕のある時間配分を設定します。

館内は撮影制限があるため、受付でルールを確認してから見学を開始します。

アンダルシア様式の装飾や中庭の美しさ、テラスからの街並み俯瞰が見どころです。

海風を感じるのんびりカフェはしごコース

駅→路地のカフェ→展望カフェ→海岸散策

時間に追われず、ゆったりとした雰囲気を味わうリラックス重視のプランです。

複数のカフェで異なる角度からの眺望と地元の空気を満喫できます。

移動手段と時間配分

徒歩と短距離タクシーを組み合わせ、疲れを感じる前に休憩を挟みます。

所要は3〜4時間、飲み物はこまめに補給してデハイドレーションを予防します。

費用はカフェ2軒(60TND)、バンバルーニ(5TND)、短距離タクシー(15TND)で合計80TNDが目安です。

カフェ選びのポイント

現地在住者の口コミでは、午後は陽射しが強いため日陰の列を選ぶと快適に過ごせます。

カフェ・デ・ナットは伝統的な造り、カフェ・デ・デリスは海景重視と特色が異なります。

バンバルーニは揚げたての熱いうちが香り豊かで、屋台近くで食べると砂糖がこぼれても安心です。

会計はテーブル会計が多く、現金の少額紙幣(10TND、20TND札)を用意するとスムーズに進行します。

シディ・ブ・サイドのおすすめ観光スポット10選

白と青の街並みと地中海の眺望、伝統邸宅やカフェ文化が凝縮したシディ・ブ・サイド観光の必見スポットを厳選します。

各スポットは徒歩圏で回遊できるため、時間帯と順路の最適化で満足度が大きく変わります。

営業時間や定休日、料金などの基本情報もあわせて確認してください。

カフェ・デ・ナット

見どころ/混雑/席選び

石段に座して寛ぐ伝統的スタイルのティーハウスで、ミントティーや松の実ティーが名物です。

昼は混雑しやすく、写真目的は午前の柔らかい光が向きます。

通り側の上段席は回転が早く、短時間の滞在に便利です。

基本情報

営業時間:10:00〜22:00目安。

定休日:不定休。

料金:ドリンク20〜30TND。

住所:中心通り上部の石段沿い。

カフェ・デ・デリス(カフェ・シディ・シャバーン)

見どころ/撮影ポイント

段々状のテラスから地中海をワイドに望む夕景の名所です。

ポストカードで有名な眺望は入口付近からも楽しめます。

日没60分前の入店で席確保が安定します。

基本情報

営業時間:10:00〜23:00目安。

定休日:不定休。

料金:ドリンク25〜35TND。

住所:海側の高台テラスエリア。

ダール・エル・アナビ(邸宅博物館)

邸宅内部とテラスの魅力

アンダルシア様式の邸宅で、装飾タイルと中庭が美しく再現されています。

テラスから白と青の街並みを俯瞰でき、屋内中心で暑さ回避にも適します。

展示は写真映えの小物が多く、滞在30〜45分が目安です。

基本情報

営業時間:9:00〜17:00(季節により〜18:00)。

定休日:無休が多いが臨時休あり。

料金:5〜10TND。

住所:Rue Hedi Zarrouk沿い。

エンナジュマ・エッザフラ(コンサートホール)

建築と展示の見どころ

歴史的建築のホールで、音響と装飾が見どころです。

音楽イベント開催日は混雑しやすく、スケジュール事前確認が安心です。

外観だけでも雰囲気を味わえます。

基本情報

営業時間:イベント開催時間に準ずる。

定休日:イベント非開催日。

料金:公演により変動。

住所:中心街上部の文化施設エリア。

シディ・ブ・サイド駅周辺の坂道と白青の路地

撮影に最適な時間とルート

駅から上りながら扉や格子の装飾を撮影でき、午前は白壁の反射が柔らかく発色が良好です。

帰路は下りで駅に戻る設計が体力的に楽です。

石畳は滑りやすい箇所があるため滑りにくい靴が安心です。

基本情報

営業時間:散策自由。

定休日:なし。

料金:無料。

住所:Sidi Bou Said駅から旧市街方向の坂道一帯。

ルー・ヘディ・ザルーク通り

フォトスポットの集中エリア

青い扉やアイアンワークのバルコニーが連続し、路地の曲がり角が絵になります。

午前の順光、夕方の斜光で立体感が出ます。

住居が多いため撮影時の配慮が必要です。

基本情報

営業時間:散策自由。

定休日:なし。

料金:無料。

住所:中心街上部の住宅通り。

灯台(ファロ)周辺の展望

地中海のパノラマと風の強さ対策

高台からのパノラマが爽快で、空気が澄む冬場は遠景が伸びます。

風が強い日が多く帽子は固定推奨です。

日没後は足元が暗くなるため早めの撤収が安心です。

基本情報

営業時間:外観散策自由。

定休日:なし。

料金:無料。

住所:岬の高台部。

工芸品とギャラリー密集エリア

雑貨/陶器/ジャスミン香水の選び方

手描き陶器は色むらや釉薬の厚みで風合いが変わり、好みで選べます。

香水は小瓶が携行に便利で、試香は外気でリセットします。

価格交渉は笑顔で短時間がスマートです。

基本情報

営業時間:店舗により10:00〜19:00目安。

定休日:店舗により異なる。

料金:入場無料(購入品は別途)。

住所:中心通りと周辺路地。

海岸下りの散策路(マリーナ方面)

坂道の安全対策と靴選び

旧市街から海側へ下る石段と砂地が混在し、グリップのあるスニーカーが安全です。

往路は下り、復路はタクシー利用で体力を温存できます。

夕方は写真映えするが暗くなる前に戻ります。

基本情報

営業時間:散策自由。

定休日:なし。

料金:無料。

住所:旧市街からマリーナ方面の下り道。

バンバルーニ屋台

揚げドーナツの買い方と食べ歩きマナー

揚げたてが外カリ中ふわで、砂糖がこぼれやすいため屋台近くで食べるのが無難です。

行列の回転は速く、現金の小額紙幣がスムーズです。

熱いシロップに注意します。

基本情報

営業時間:昼前〜夕方。

定休日:不定休。

料金:1個3〜5TND。

住所:中心通り沿い数カ所。

シディ・ブ・サイドの港(マリーナ)

絵になる漁船と夕景の対比

白い建物と青い海、カラフルな船が写真的に映えます。

海風が強い日は上着があると安心です。

夕景のグラデーションを狙うなら三脚なしでも撮れる時間帯が快適です。

基本情報

営業時間:24時間。

定休日:なし。

料金:無料。

住所:Avenue Habib Bourguiba沿いの北側マリーナエリア。

シディ・ブ・サイド観光のベストシーズンと回り方のコツ

快適な季節と時間帯、服装やマナーを押さえると満足度は大きく向上します。

現地在住者の声も交えて、短時間でも成果が出るポイントを整理します。

気候と服装/日差し対策

シディ・ブ・サイド観光は春(4〜6月)と秋(9〜11月)が最も快適で、湿度が低く歩きやすいです。

真夏(7〜8月)は強い日差しと高温のため、屋外は午前と夕方に絞り、正午前後は屋内見学に切り替えます。

帽子とサングラス、SPF50の日焼け止め、薄手の長袖、こまめな水分補給を徹底します。

春秋が快適/真夏は時間帯調整

午前は10:00まで、夕方は日没前後のゴールデンアワーに屋外撮影を集約します。

真夏は15:00以降に坂上へ移動し、日没60分前から展望テラスで待機する運用が効率的です。

女性は露出を抑えた涼感素材のワンピースやパンツが安心で、肩掛けストールが日差し除けに役立ちます。

女性視点の服装と防犯の要点

石畳は滑りやすく、ローヒールやグリップ付きスニーカーが安全です。

斜め掛けの小さめバッグで前方管理を徹底し、撮影時は貴重品から手を離さない運用が基本です。

路地の住宅前では長時間の撮影を避け、住民への配慮を優先します。

混雑を避ける時間帯と曜日

平日の午前が最も歩きやすく、観光バスが到着する前に撮影がはかどります。

週末と祝日はカフェと展望エリアが混み合うため、開店直後または夕方早めの入店が席確保の近道です。

イベント開催日はカフェ・デ・デリス周辺で混雑が顕著になり、代替カフェの候補を持っておくと安心です。

午前/夕方が写真向き

白飛びを避けるなら、太陽が低い時間帯で壁面の陰影を活かします。

日没15分前から10分後に色が最も深くなり、テラス席は端の列が抜けの良い画を得やすいです。

斜光を利用した扉や格子の接写は標準域レンズで歪みを抑えます。

週末とイベント日の回避

週末は11:00〜15:00が最混雑の傾向で、邸宅や博物館は午前の早い時間に入館すると待ち時間が短縮します。

イベント日はカフェが長時間の滞在で回転が遅くなるため、ドリンク注文は入店直後に済ませると確保率が上がります。

夕景後の帰路は渋滞が起きやすく、駅まで徒歩で下る方が早い場合があります。

現地在住者のリアルアドバイス

短時間滞在でも外せない順路を明確にし、坂と高低差を味方にした動線で体力を温存します。

到着地点を坂上に設定し、下りながら撮影と買い物を組み込むと負担が軽くなります。

2時間/4時間/6時間の配分例を持っておくと、混雑や天候に応じて柔軟に切り替えられます。

滞在2時間/4時間/6時間の配分案

・2時間:駅→白青の路地→テラス展望→駅で撮影集中。

・4時間:路地撮影→邸宅見学→カフェ休憩→駅で写真と文化体験を両立。

・6時間:カルタゴ遺跡セットまたはサンセット待機で夕景まで滞在。

坂道と高低差を味方にする順路

配車は「坂上の通り」を降車地点に設定し、登りを回避します。

主要ポイントを地図にピン留めし、撮影→休憩→屋内見学の交互配置で体力消耗を抑えます。

帰路は電車で座って移動する計画にすると、夕食後も余裕が生まれます。

シディ・ブ・サイド観光のアクセス/移動手段と費用

移動はTGM(郊外電車)とタクシーの併用が現実的で、時間と体力の両面で効率化できます。

周辺のカルタゴやラ・マルサと組み合わせる周遊動線を設計すると、シディ・ブ・サイド観光の満足度が上がります。

TGM(郊外電車)の乗りこなし

チュニス中心部からシディ・ブ・サイド駅へ直通でアクセスでき、渋滞の影響を受けにくいのが利点です。

切符は窓口または券売機で購入でき、片道の運賃は安価で旅行者に優しい設定です。

発着駅/切符購入/所要と本数

発着はチュニス側ターミナルからで、乗車前に小額紙幣やコインを用意すると購入がスムーズです。

所要は約30分、日中は10〜20分間隔の運行が目安で、復路は日没直後が混みやすい傾向です。

ホームは編成中央より前方が空きやすいので、並ぶ位置をずらすと着席率が上がります。

混雑/治安/乗車位置のコツ

混雑時間帯はドア付近が停車ごとに詰まりやすく、1両奥側に移動してスペースを確保します。

荷物は前方で保持し、背面ポケットや開口部の広いトートは避けると安心です。

駅構内では写真撮影に夢中になり過ぎず、乗降の流れを優先します。

タクシー/配車アプリの使い分け

夕景後や荷物が多い日、複数人移動ではタクシーの時短効果が高いです。

配車アプリを使えば事前見積りと無現金決済でトラブルを避けられます。

料金目安と降車ポイント

チュニス中心部からシディ・ブ・サイドまでの片道は距離と渋滞で変動し、目安は20〜40TNDです。

降車は坂上の通り(カフェや邸宅エリア付近)を指定すると、上りを省いて下り中心の散策ができます。

帰路は駅付近で流しを拾うより、アプリで予約した方が待ち時間を短縮できます。

英語/仏語での伝え方フレーズ

英語:「To Sidi Bou Said, drop at the upper street, please.」

仏語:「Sidi Bou Saïd, rue haute s’il vous plaît.」

目的地に近づいたら「Here is fine.」「Ici, c’est bien.」で安全な場所に停車を促します。

カルタゴ/ラ・マルサ/チュニスとの周遊動線

短時間で密度を上げるには、地理関係を意識したループ動線が効果的です。

屋外と屋内、上りと下りの配分を交互に配置すると、体力の消耗を抑えられます。

同日周遊の最短ルート

午前にチュニス→カルタゴで屋外遺跡を回り、昼食後にシディ・ブ・サイドで街歩きとカフェを楽しむのが定番です。

夕景鑑賞後はラ・マルサへ短距離移動して夕食、配車で宿へ戻ると移動効率が高まります。

TGMとタクシーを併用し、渋滞時間帯は電車、短距離は車と棲み分けます。

帰路渋滞と日の入り時間の注意

日没後は道路が混みやすく、駅まで徒歩で下り電車に乗ると所要が読みやすくなります。

日の入り60分前を基準にカフェへ着席し、退店はピーク直後を避けると移動がスムーズです。

夜間は照明が控えめの区画があるため、足元を照らせるスマホライトを準備すると安心です。

費用の目安と現金管理のコツ

移動と軽食、カフェを含む半日観光の目安は、電車主体で1人60〜90TND、タクシー主体で90〜140TNDです。

小額紙幣(10TND/20TND)を多めに持つと、カフェや屋台、チップ対応がスムーズです。

観光地価格のため、同額の飲食でも市内より2〜3割高くなる傾向を念頭に置くと予算超過を防げます。

現地在住者のリアルアドバイス

坂上に到着し、下りながら撮影と買い物を重ねる順路が最も楽に回れます。

TGMは往路に、復路は渋滞状況で電車とタクシーを切り替える運用が実践的です。

カフェは現金の会計が多いので、会計時短のため小銭と小額紙幣を手前のポケットに分けておくと便利です。

まとめ:シディ・ブ・サイド観光を楽しむために

シディ・ブ・サイド観光は、坂と日差し、時間帯を意識したモデルコースで満足度が大きく変わります。

半日なら駅起点で路地とテラス展望、1日ならカルタゴ遺跡と組み合わせて密度を高めます。

春秋の午前と夕方に屋外、正午は邸宅やカフェなど屋内を活用すると体力を温存できます。

夕景狙いは日没60分前の席確保で成功率が上がり、帰路は電車とタクシーの併用が実用的です。

宿泊はチュニス中心部・ラ・マルサ/ガマルト・現地泊の3択から、目的に合わせて選ぶと移動がスムーズになります。

シディ・ブ・サイドのおすすめ滞在エリア:

>バルド国立博物館周辺のおすすめホテル

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この記事を書いた人

運営歴12年の海外旅行メディア「世界新聞」が運営しています。50カ国500都市以上の治安・観光情報を掲載中。