【上海観光まとめ】鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選

「上海観光の定番モデルコースが知りたい」

「上海観光スポットを効率よく回りたい」

「上海観光のおすすめスポットが知りたい」

初めて上海を訪れる場合、どの観光スポットをどう回れば良いか迷いますよね。

この記事では、上海観光の鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選を紹介します。

外灘の夜景や豫園などの定番から効率的な回り方まで、上海観光を満喫するための情報をまとめました。

上海のおすすめ滞在エリア:

>外灘周辺のおすすめホテル

上海観光のおすすめモデルコース

上海観光で特に人気が高いのは、外灘の夜景と歴史地区を組み合わせた定番ルート、陸家嘴の近未来建築群を効率的に回るコース、水郷古鎮と市内を1日で巡る充実プランです。

初めての上海なら王道の外灘・豫園・陸家嘴を押さえ、リピーターならアート街区や郊外の朱家角まで足を伸ばすのがおすすめです。

王道夜景と旧市街を1日で

豫園→南京東路→外灘夜景

午前中に豫園で明清様式の庭園と点心を楽しみ、午後は南京東路でショッピング、夕暮れから外灘で黄浦江対岸の摩天楼群を眺めるルートです。

豫園は10時開園直後が空いており、11時までに入れば混雑を避けられます。

近未来高層群とアート街区を半日で

上海タワー→東方明珠電視塔→田子坊

上海タワー展望台は午前中に訪れると視界が良く、チケット窓口の混雑も少なめです。

陸家嘴エリアで高層ビル群を満喫したあと、地下鉄9号線で田子坊へ移動し、昔ながらの路地裏カフェで休憩できます。

歴史建築とグルメをゆったり散策

新天地→上海博物館→静安寺

石庫門建築をリノベーションした新天地で洋風ブランチを取り、人民広場の上海博物館で中国美術を鑑賞、静安寺で参拝と周辺のデパートでショッピングを楽しむ文化重視コースです。

上海博物館は入場無料ですが混雑するため、開館直後の10時入館がおすすめです。

上海観光に便利なおすすめ宿泊エリア

上海の宿泊エリアは観光拠点として外灘・人民広場・陸家嘴・新天地周辺が人気です。

空港からのアクセス、地下鉄路線、観光スポットへの動線、治安、ホテル価格がエリアごとに大きく異なります。

初めての上海なら外灘や人民広場、夜景重視なら陸家嘴、グルメやカフェ巡り好きは新天地エリアが最適です。

外灘周辺

黄浦江沿いに広がる欧風建築群と陸家嘴の夜景を望める、上海観光のハイライトが集中するエリアです。

地下鉄2・10号線の南京東路駅が最寄りで、人民広場や豫園へも徒歩圏内、上海駅や浦東空港からリニアと地下鉄を乗り継いで約40分で到着します。

近くにある観光スポット

外灘の歴史的建築群は徒歩5分以内、南京東路歩行街まで徒歩3分、豫園まで地下鉄10号線で1駅約5分の距離です。

夜は外灘の遊歩道でライトアップされた対岸の摩天楼を眺め、昼間は南京東路でショッピングやレストラン巡りを楽しめます。

宿泊のメリット・注意点

観光スポットが徒歩圏内に集中し、地下鉄2・10号線の乗り換えで市内全域へアクセスしやすい利便性が最大の魅力です。

上海和平ホテルなど老舗ラグジュアリーホテルが多く、リバービューの客室は宿泊費が1泊3万円以上になる場合もあります。

週末や連休は観光客で混雑するため、静かな環境を求める場合は平日の滞在がおすすめです。

>外灘周辺のおすすめホテル

陸家嘴エリア

上海タワー・東方明珠電視塔など近未来の超高層ビル群が立ち並ぶ、上海のスカイライン象徴エリアです。

地下鉄2号線陸家嘴駅が中心で、浦東空港からリニアと2号線で約30分、外灘へは地下鉄で1駅約3分と観光拠点に最適です。

近くにある観光スポット

上海タワー展望台まで徒歩5分、東方明珠電視塔まで徒歩10分、上海海洋水族館や上海環球金融中心も徒歩圏内に揃います。

黄浦江沿いの遊歩道から対岸の外灘歴史建築群を眺められ、夜景撮影スポットとしても人気です。

宿泊のメリット・注意点

高層階の客室から上海の夜景を一望でき、陸家嘴駅周辺には大型ショッピングモールや日本料理店が充実しています。

グランドハイアット上海やシャングリ・ラ ホテル 浦東など国際チェーンが多く、ビジネス客にも人気のエリアです。

朝の通勤時間帯は地下鉄2号線が混雑するため、観光で早朝移動する際は時間に余裕を持つことをおすすめします。

>陸家嘴駅周辺のおすすめホテル

人民広場〜南京東路

地下鉄1・2・8号線が交差する交通の要所で、外灘・豫園・静安寺など主要スポットへ15分以内で移動できるエリアです。

上海博物館や上海大劇院など文化施設が集中し、南京東路歩行街には老舗デパートや上海料理店が軒を連ねます。

近くにある観光スポット

上海博物館まで徒歩5分、南京東路歩行街まで徒歩3分、外灘まで地下鉄10号線で1駅約5分、豫園まで地下鉄8号線で2駅約8分です。

人民広場の周辺には上海城市規劃展示館や上海音楽庁があり、文化的な滞在を楽しめます。

宿泊のメリット・注意点

地下鉄3路線が交差し空港や上海駅からアクセス抜群、初めての上海旅行でも迷わず移動できる立地です。

南京東路周辺は24時間営業のコンビニや深夜まで開いている飲食店が多く、夜遅くまで観光した後でも安心して帰れます。

人民広場駅は乗り換え客で常に混雑しており、大きなスーツケースを持っての移動は時間に余裕を見ておくと良いでしょう。

>上海博物館周辺のおすすめホテル

新天地〜淮海中路

石庫門建築をリノベーションしたおしゃれなカフェやブティックが集まる、グルメ・ファッション重視の旅行者に人気のエリアです。

地下鉄10・13号線の新天地駅が中心で、外灘や人民広場へ地下鉄で10分以内、静安寺や田子坊へも15分程度でアクセスできます。

近くにある観光スポット

新天地のショッピング街まで徒歩3分、田子坊まで地下鉄10号線で2駅約6分、淮海中路の高級ブランド街まで徒歩10分です。

周辺には中国共産党第一次全国代表大会会址や思南公館など歴史スポットもあり、文化散策も楽しめます。

宿泊のメリット・注意点

洋風ブランチやクラフトビールバーなど欧米スタイルの飲食店が充実し、カフェ巡りやナイトライフを重視する旅行者に最適です。

ザ ランガム上海シンティエンディなど高級ホテルが多く、上質な滞在体験を求める場合におすすめです。

新天地エリアはホテルやレストランの価格帯が高めで、予算を抑えたい場合は人民広場や陸家嘴周辺の検討も良いでしょう。

上海観光のモデルコース5つ

上海は定番の外灘夜景と豫園から、郊外の水郷古鎮や家族向けディズニーまで多彩なルート選択ができる都市です。

滞在日数や目的に応じて効率良く回れるよう、1日コース2種類と半日コース2種類、家族向け1日コースの計5パターンを紹介します。

各コースは地下鉄やタクシーの移動時間を含め、無理なく観光とグルメを両立できる時間配分にしています。

1日モデル:外灘と旧市街

初めての上海で絶対に外せない定番スポットを1日で巡る王道ルートです。

明清時代の庭園、繁華街ショッピング、黄浦江夜景を朝から夜まで効率的に楽しめます。

豫園→南京東路→外灘夜景

時間割と移動

午前9時30分にホテルを出発し、地下鉄10号線で豫園駅へ向かいます。

10時の開園直後に豫園に入場すると混雑を避けられ、明清様式の庭園と九曲橋をゆっくり撮影できます。

豫園商城で小籠包の朝食を楽しんだ後、12時頃まで散策し、地下鉄10号線で南京東路駅へ移動します。

南京東路では歩行街を散策しながらデパートや老舗茶葉店を巡り、15時頃までショッピングを満喫します。

16時に外灘エリアへ徒歩で移動し、歴史建築群を見学しながら黄浦江沿いの遊歩道へ向かいます。

18時30分頃から日没とともにライトアップが始まり、対岸の陸家嘴高層ビル群が美しく輝きます。

食事と予約のコツ

豫園商城の南翔饅頭店は平日10時台でも30分待ちになるため、開店直後の訪問がおすすめです。

南京東路の杏花楼や王宝和酒家など老舗レストランでランチを取る場合、12時前の入店で席待ちを回避できます。

外灘での夕食は上海料理のM on the Bundなど人気店が集中し、事前予約が必須です。

半日モデル:陸家嘴の展望台めぐり

上海の近未来スカイラインを半日で体感する、高層ビル群を効率的に巡るコースです。

午前中に訪れると視界が良く、展望台の混雑も少なめで快適に観光できます。

上海タワー→東方明珠電視塔→上海環球金融中心

時間割と移動

午前9時に地下鉄2号線陸家嘴駅に到着し、徒歩5分で上海タワーへ向かいます。

9時30分の開館直後に展望台へ登ると、空気が澄んだ状態で上海市街と黄浦江を一望できます。

11時に東方明珠電視塔へ徒歩10分で移動し、球体展望台とガラス床の記念撮影を楽しみます。

12時30分に上海環球金融中心の展望台へ徒歩5分で移動し、地上474メートルの空中回廊を体験します。

13時30分に陸家嘴駅周辺のショッピングモールでランチを取り、半日コースは終了です。

チケット購入の実務

上海タワーのチケットは公式サイトで事前購入すると窓口価格より20元安く、入場待ち時間も短縮できます。

3つの展望台を巡る場合、上海タワー180元・東方明珠160元・環球金融中心180元で合計520元かかります。

現地在住者の間では、視界が良い日を狙って上海タワー1つに絞る方が満足度が高いと評判です。

半日モデル:新天地と田子坊

石庫門建築のリノベーションカフェと昔ながらの路地裏アートを巡る、グルメと写真映え重視のルートです。

午前中から昼過ぎまでゆったり散策し、上海のおしゃれな一面を楽しめます。

新天地→田子坊→思南公館

時間割と移動

午前10時に地下鉄10・13号線新天地駅に到着し、石庫門建築の商業施設を散策します。

新天地のカフェで洋風ブランチを楽しみ、ブティックや雑貨店を11時30分まで巡ります。

12時に地下鉄10号線で田子坊駅へ移動し、迷路のような路地裏のアートギャラリーやショップを探索します。

14時に田子坊から徒歩15分で思南公館へ移動し、歴史的洋館とカフェで休憩します。

15時に半日コース終了後、地下鉄10号線で次の目的地へ移動できます。

写真映えスポット

新天地の石庫門建築は赤レンガと白い窓枠のコントラストが美しく、午前中の自然光で撮影すると発色が良くなります。

田子坊は路地の奥にあるカラフルな壁画やネオンサインが人気で、人通りが少ない平日午前中がベストタイミングです。

思南公館のフランス租界時代の洋館は、緑の並木道と組み合わせると絵になる構図が撮れます。

1日モデル:朱家角水郷+外灘夜景

郊外の水郷古鎮でレトロな運河風景を満喫し、夕方に市内へ戻って外灘夜景を楽しむ充実プランです。

上海の歴史と現代が1日で体験でき、移動時間を含めても無理なく観光できます。

朱家角古鎮→外灘夜景→南京東路ディナー

時間割と移動

午前9時に人民広場から地下鉄17号線で朱家角駅へ向かい、約1時間で到着します。

10時30分から朱家角古鎮の石橋と運河を散策し、手漕ぎ舟で水郷風景を楽しみます。

12時に古鎮内の郷土料理店で上海蟹や白灼蝦のランチを取り、14時30分まで散策を続けます。

15時に地下鉄17号線で市内へ戻り、17時に外灘エリアへ到着します。

18時30分から外灘夜景を鑑賞し、19時30分に南京東路のレストランで夕食を楽しみます。

費用目安

地下鉄往復は1人約14元、朱家角入場料は80元、手漕ぎ舟は1艘200元で4人乗りなら1人50元です。

古鎮内のランチは1人100元前後、南京東路のディナーは1人150元前後で、交通費と食事込みで1人400元が目安です。

現地在住者によると、朱家角の手漕ぎ舟は複数グループで相乗りすると1人あたり費用を抑えられるとのことです。

家族向け:上海ディズニー+市内夜景

子連れ家族に人気の上海ディズニーリゾートで1日遊び、夕方に市内へ戻って短時間で夜景を楽しむプランです。

開園から閉園まで滞在すると移動時間が厳しいため、夕方退園して外灘夜景を組み合わせる効率重視のルートです。

上海ディズニーリゾート→外灘夜景

時間割と移動

午前8時30分にホテルを出発し、地下鉄11号線で上海ディズニーリゾート駅へ向かいます。

9時の開園直後に入場し、人気アトラクションのソアリンやトロン・ライトサイクル・パワーランを優先的に回ります。

12時にキャラクターダイニングでランチを取り、15時まで園内のショーとパレードを楽しみます。

16時にパークを退園し、地下鉄11号線と2号線を乗り継いで18時に外灘エリアへ到着します。

18時30分から外灘夜景を鑑賞し、19時30分にホテル近くのレストランで夕食を取ります。

待ち時間対策

上海ディズニーの公式アプリでファストパスを事前取得すると、人気アトラクションの待ち時間を大幅短縮できます。

開園直後の1時間は入場ゲート付近が混雑するため、奥のエリアから攻略すると効率的です。

平日なら主要アトラクション5〜6個を半日で体験可能で、土日祝日は3〜4個が現実的な目安です。

上海のおすすめ観光スポット10選

上海観光で必ず訪れたい定番から、街歩きが楽しいエリアまで厳選して紹介します。

各スポットは見どころと基本情報を添え、営業時間や料金を確認しやすい形でまとめます。

現地在住者の口コミも交えて、空いている時間や撮影の狙い目も提示します。

外灘

歴史的建築群と対岸の陸家嘴高層ビル群が向かい合う、上海を象徴する夜景スポットです。

夕暮れ直後のライトアップ開始直後は混むので、平日20時以降が歩きやすいです。

基本情報

営業時間:24時間

定休日:なし

料金:無料

住所:黄浦区中山東一路

豫園

明代様式の古典庭園で、龍壁や九曲橋、太湖石などが見どころです。

土日は大行列になるため、平日10時の開園直後の入園が快適です。

基本情報

営業時間:10:00〜20:00(季節変動あり)

定休日:なし(施設点検による臨時休有)

料金:大人40〜50元(季節変動)

住所:黄浦区安仁街137号

上海タワー(上海中心大厦)

高さ632m、118階展望台から市街を一望できます。

晴天日の午前中は視界がクリアで、入場待ちも短めです。

基本情報

営業時間:9:00〜21:30(最終入場21:00)

定休日:なし

料金:展望台約180元

住所:浦東新区世紀大道501号

東方明珠電視塔

球体が連なるデザインのテレビ塔で、ガラス床展望が人気です。

混雑を避けるなら朝一の入場、夜景撮影は平日が狙い目です。

基本情報

営業時間:9:00〜21:00(季節変動あり)

定休日:なし

料金:展望台約160元

住所:浦東新区世紀大道1号

上海博物館

青銅器や陶磁器の名品を収蔵する市の代表的ミュージアムです。

無料入場ですが事前予約制のことがあるため、公式アプリ確認が安心です。

基本情報

営業時間:10:00〜18:00(最終入館17:00)

定休日:月曜

料金:無料

住所:黄浦区人民大道201号(人民広場内)

田子坊

路地にアトリエや雑貨店、カフェが並ぶフォトジェニックなエリアです。

人が少ない平日午前は撮影に最適、昼過ぎから混み合います。

基本情報

営業時間:店舗により異なる(目安10:00〜21:00)

定休日:店舗により異なる

料金:散策無料

住所:黄浦区泰康路210弄

新天地

石庫門建築を再開発したショッピング&ダイニング街区です。

ブランチ利用は10〜11時が空いていて、行列店でも待ち時間短めです。

基本情報

営業時間:店舗により異なる(目安10:00〜22:00)

定休日:店舗により異なる

料金:散策無料

住所:黄浦区興業路・馬当路周辺

M50創意園区

旧紡績工場群を再生した現代アートの複合スペースです。

ギャラリーは夕方に閉まることが多いので、午前〜午後早めの訪問が安心です。

基本情報

営業時間:ギャラリー目安10:00〜18:00

定休日:ギャラリーにより異なる

料金:散策無料(企画展は有料の場合あり)

住所:普陀区莫干山路50号

静安寺

都心に佇む由緒ある仏教寺院で、金色の屋根が印象的です。

出勤前の時間帯は落ち着いて参拝でき、写真も撮りやすいです。

基本情報

営業時間:7:30〜17:00

定休日:なし

料金:境内参観約50元

住所:静安区南京西路1686号

朱家角古鎮

市内から地下鉄で行ける水郷で、石橋と運河、手漕ぎ舟が風情を演出します。

昼前から混むため、到着は10時前がおすすめです。

基本情報

営業時間:古鎮エリアは概ね8:30〜17:00

定休日:なし(施設により異なる)

料金:入場約80元、手漕ぎ舟1艘約200元

住所:青浦区朱家角鎮

上海観光の支払いと移動の実務ガイド

上海観光を快適に楽しむには、支払い方法と市内移動の準備が重要です。

外国人でも使えるモバイル決済の設定、地下鉄や配車アプリの使い分けを押さえると、現地でのストレスが大きく減ります。

現地在住者の口コミも交えて、具体的な手順と時間短縮のコツをまとめます。

モバイル決済と外国人の設定

外国人でも微信支付(WeChat Pay)や支付宝(Alipay)が使えるようになり、VISAやMastercardの紐づけで導入が容易になりました。

事前にアプリ本体を最新化し、パスポート情報と日本で発行したクレジットカードを登録しておくと、現地到着後の認証がスムーズです。

WeChat Pay・Alipayの登録

WeChat Payは「Me→サービス→ウォレット」から実名認証とカード登録を行い、SMS認証が受け取れる環境を確保します。

Alipayは「Tour Pass」や海外カードの直接登録に対応しているため、短期滞在はAlipayのほうが導入が速いという声が多いです。

現地在住者の口コミでは、地下鉄改札やコンビニ、小型商店でもQR決済が最もスムーズという評価です。

日本発行カードの対応

VISA・Mastercardは都市部の大型店やモールでの通りが安定していますが、中小店舗はQR優先です。

JCBは対応店舗が限られるため、QR決済か銀聯対応のバックアップを持つと安心です。

オフライン時は決済が失敗するため、eSIMかポケットWi‑Fiで常時接続を確保してください。

地下鉄・タクシー・配車アプリ

上海の地下鉄は路線網が発達しており、観光スポットの大半に乗り換え1回以内で到達できます。

雨天や夜間は配車アプリ「滴滴出行」の需要が急増し、料金と到着時間が変動します。

切符購入とIC代替

短期滞在は駅券売機のシングルチケットか、QR乗車(WeChat・Alipayの交通コード)利用が便利です。

紙の交通カードはデポジット払い戻しが不要な訪日者向けには非優先で、QR乗車が最短動線です。

券売機は高額紙幣に対応しない場合があるので、小額紙幣かQR支払いを準備してください。

滴滴の使い方の要点

アプリ言語は英語表示が可能で、行き先は地図からピン指定すると誤入力を避けられます。

朝夕のピークは混雑で配車が捕まりにくいため、地上で流しのタクシーと並行してリクエストするのが実務的です。

空港への移動は渋滞リスクがあるため、地下鉄2号線やリニアとの併用で到着時間を固定化できます。

地下鉄・徒歩・フェリーの賢い組み合わせ

外灘と陸家嘴間は地下鉄2号線が最短ですが、外灘観光は徒歩が主体で動線が短く効率的です。

黄浦江の観光フェリーは景観重視の移動手段として人気で、夕暮れの時間帯に合わせると満足度が高まります。

現地在住者の口コミでは、外灘の夜景は南京東路駅側から南下する動線が混雑回避に有利とのことです。

チケットと予約の実務ハック

展望台や博物館は公式アプリや公式ミニプログラム予約で待ち時間が短縮されます。

人気レストランは18時台に集中するため、17時台の早めディナーか20時以降の遅め予約で待ち時間を圧縮できます。

ディズニーは公式アプリの仮想待ち時間とモバイルオーダー併用で、滞在効率が大きく改善します。

通信と安全の基本

地図と配車、決済の安定運用に通信は不可欠です。

eSIMでのデータプランを事前購入し、空港到着後すぐにアクティベートできるようQRを保存しておきます。

深夜帯の繁華街ではスリ対策として、前掛けバッグとスマホのストラップ装着が有効です。

観光動線の最適化のコツ

・午前は豫園や展望台など並びやすい施設、午後はショッピングや街歩きに配分します。

・外灘の夜景は日没15分前に到着し、ライトアップ開始を前列で待つと視界が確保できます。

・朱家角など郊外スポットは午前発で混雑前に入場し、午後は市内に戻って屋内施設に切り替えます。

あると便利な持ち物

・パスポート原本とホテル名刺(中国語表記)

・小額現金100〜200元と予備カード

・モバイルバッテリーと折り畳み傘

・ポケットWi‑FiかeSIMの予備QR

現地在住者のちょい足しアドバイス

豫園は10時台でも混むため、入口と出口の動線を先に確認すると滞留を避けられます。

外灘の撮影は風の少ない日を選び、遊歩道の手すりに肘を固定すると夜景の手ブレが減ります。

陸家嘴の展望台は視界が悪い日は1カ所に絞り、チケットの払い戻し条件を事前確認すると損失を抑えられます。

上海観光のベストシーズンと混雑回避

上海観光は春秋が最も快適で、街歩きや夜景鑑賞に適しています。

季節ごとの服装と天候の特徴、人気スポットでの混雑回避テクニックを具体的にまとめます。

行列ができやすい展望台や豫園も、時間帯と動線を工夫すれば快適に巡れます。

気温・降雨と服装

春(3〜5月)は平均気温が15〜22℃で湿度も低く、薄手のジャケットと長袖シャツが活躍します。

秋(9〜11月)は20〜25℃で晴天が多く、日中は半袖+羽織り、夜は薄手のニットがちょうど良いです。

夏(6〜8月)は30℃超と高湿度の日が続くため、吸汗速乾の半袖と帽子、日傘の準備があると快適です。

冬(12〜2月)は体感が冷えやすく、ダウンコートと防風インナー、首元の保温があると屋外観光も問題ありません。

雨は梅雨と台風期に集中し、折り畳み傘と撥水スニーカーで足元の不快感を抑えられます。

花粉は春先に増えますが日本ほど強くない傾向で、軽いマスクと目薬があれば安心です。

混雑を避ける時間帯

外灘の夜景は日没直後が最混雑のため、開始15分前に到着して前列を確保するか、20時以降にずらすと歩きやすいです。

豫園は開園直後の10時に入園し、出口側に近いエリアから逆動線で巡ると滞留を避けられます。

上海タワーの展望台は午前中が視界良好で待ち時間も短く、霧の出やすい夏は午後遅めを避けると快適です。

東方明珠電視塔は朝の入場がスムーズで、夜景狙いは平日の20時台が写真の密集を回避できます。

田子坊は平日午前が撮影ベスト、週末は14時以降に混み合うため午前訪問が定石です。

上海ディズニーは開園ダッシュで人気3アトラクションを先行し、昼のパレード時間帯に室内ライドへ回すと効率的です。

チケットと予約のコツ

・展望台や博物館は公式アプリやミニプログラム予約で入場時間を固定化します。

・人気レストランは17時台の早めディナーか20時以降に設定し、現地到着の直前に最終確認をします。

・水郷古鎮は入場券+舟券のセットを事前購入し、午前便を選ぶと待ち時間を短縮できます。

写真撮影の狙い目

外灘は風の弱い日に水面反射が映え、南京東路側から南下すると人流を避けやすいです。

陸家嘴は上海タワーの足元広場で広角レンズが活き、薄暮のブルーアワーに空の色が整います。

田子坊は路地奥の壁画やネオンサインが午前の斜光で発色が良く、人の映り込みも減らせます。

雨天・猛暑日の代替プラン

・雨天は上海博物館、上海城市計画展示館、上海自然博物館など屋内施設に切り替えます。

・猛暑日は午前に屋外、午後は巨大モール(ifc、正大広場、環球金融中心)で休憩と買い物を組み合わせます。

・夕方の気温が下がった時間帯に外灘や北外灘の遊歩道へ移動し、夜景鑑賞に再配分します。

移動と休憩の最適化

地下鉄はラッシュ(7:30〜9:30、17:30〜19:30)を避けると乗換がスムーズです。

タクシー・配車は雨天と夕方に需給ひっ迫が起きやすいため、地下鉄併用で時間リスクを分散します。

1〜2時間ごとに屋内での水分補給とトイレ休憩を挟み、無理のない歩行距離に抑えると疲労が残りません。

祝日・イベント時の注意

中国の大型連休(春節、清明節、労働節、国慶節)は観光地と交通が極端に混雑します。

連休中は朝7〜8時台の先行入場、夜は20時以降に主要スポットへ入るなど時間戦略が重要です。

イベント日は一部道路が規制されるため、迂回の地下鉄ルートを事前に確認します。

安全と体調管理

人混みでは前掛けバッグとスマホストラップでスリ対策を徹底します。

水分と塩分を小まめに補給し、夏は電解質ドリンク、冬はホットドリンクで体調を維持します。

夜景撮影時は寒暖差対策の一枚を携行し、風よけの薄手アウターがあると快適です。

まとめ:上海観光を楽しむために

上海観光は、外灘・豫園・陸家嘴の王道と、田子坊やM50などの街歩きを組み合わせると満足度が高いです。

滞在日数に応じて「午前は行列ができる施設、午後は街歩きやショッピング、夜は外灘の夜景」という流れにすると、移動と待ち時間のバランスが取れます。

宿泊は外灘・人民広場・陸家嘴・新天地から目的別に選び、地下鉄2・10号線沿いに拠点を置くと動線が短くなります。

支払いはAlipayやWeChatでのQR決済を準備し、通信はeSIMやポケットWi‑Fiで安定させると実務のストレスが減ります。

朱家角など郊外は午前発、外灘夜景は日没15分前到着が定石で、写真と人流の両立がしやすいです。

混雑期は早朝と夜の時間戦略が鍵になり、予約・事前購入・アプリ活用で待ち時間を圧縮できます。

上海のおすすめ滞在エリア:

>外灘周辺のおすすめホテル

※最新の治安情報は外務省海外安全ホームページやSNSなどで収集することをおすすめします

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