【サンセバスチャン治安完全ガイド】ホテルをとるべき治安のよいエリアと現地人が避ける危険エリア

「サンセバスチャンの治安は大丈夫なのかな」

「治安の良いエリアと悪いエリアを知りたい」

「夜のバル巡りも安全に楽しめるホテルはどこ?」

スペインの観光地で治安を気にする方は多いものです。

サンセバスチャンは、スペインの中でも治安が良好な都市として知られています。

外務省海外安全ホームページとサンセバスチャン在住日本人の声をもとに、治安の良いエリアと悪いエリアの特徴、ホテルを取るのにおすすめのエリア、夜のバル巡りを楽しむ際の注意点を詳しく解説します。

目次

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サンセバスチャンの治安の特徴と現状

サンセバスチャンは、スペインの中でも特に治安が良好な都市として知られています。

比較的裕福な人が多く住む地域性から、市民の生活にゆとりがあることが、治安の良さにつながっています。

治安レベルの特徴

外務省海外安全ホームページによると、スペイン全土での一般犯罪件数は年間約196万件で、前年比10.8%増加しています。

その中でもサンセバスチャンは、マドリッドやバルセロナと比較して犯罪発生率が低い都市です。

特に観光客を狙った重大犯罪の発生は極めて少なく、安心して観光を楽しめる街として評価されています。

観光客が注意すべき犯罪

観光客に関係する犯罪の大半は、以下のような軽犯罪です。

・バル街での置き引き

・混雑時のスリ

・深夜の人気のない道でのひったくり

・飲食店でのクレジットカード詐欺

時間帯による治安の変化

日中の観光スポットや繁華街は、非常に安全です。

地元住民や観光客で賑わう通りは、夜間でも十分な明るさと人通りがあります。

特にバル街は、現地住民も多く集まる活気のある雰囲気で、夜でも比較的安全に過ごせます。

季節による治安の変化

観光のピークシーズンである夏季は、スリや置き引きの発生率が若干上昇します。

特に8月の祭り期間中は、街全体が観光客で混雑するため、より一層の注意が必要です。

冬季は観光客が減少するため、犯罪の発生率も低下する傾向にあります。

防犯対策の基本

サンセバスチャン在住日本人によると、以下の対策を心がけることで、安全に滞在できるとのことです。

・夜間の一人歩きを避ける

・バッグは必ず前掛けにする

・パスポートなど貴重品はホテルのセーフティボックスに預ける

・人通りの多い通りを選んで移動する

・飲酒時は荷物を最小限にする

緊急時の連絡先

万が一の事態に備えて、以下の緊急連絡先を控えておくことをお勧めします。

・緊急通報(警察・救急・消防):112

・国家警察:091

・市警察:092

・在スペイン日本国大使館:(34) 91-590-7600

サンセバスチャンで治安が悪いエリアと注意点

サンセバスチャンは全体的に安全な都市ですが、いくつかの地域では特に注意が必要です。

現地の状況を理解することで、より安全な旅行を楽しむことができます。

旧市街の深夜帯の治安

旧市街は昼間は観光客で賑わう人気エリアですが、深夜は状況が一変します。

特に午前2時以降は、以下のような危険要素が増加します。

・酔った若者グループの喧嘩

・スリや置き引きの発生率上昇

・薬物取引の増加

要注意スポット

サンセバスチャン在住日本人によると、特に下記のエリアには深夜の立ち入りを避けるべきとのことです。

・コンスティトゥシオン広場の裏通り

・サンタマリア教会周辺の路地

・港に続く細い路地

グロス地区の危険な場所

グロス地区は、サーフィンスポットとして有名なズリオラビーチがある観光エリアです。

しかし、以下のようなエリアでは注意が必要です。

・サグエス地区の深夜帯

・ナバラ通りの人通りの少ない区間

・グロス橋周辺の暗がり

具体的な犯罪傾向

このエリアでは、以下のような犯罪が報告されています。

・若者グループによる置き引き

・深夜のひったくり

・観光客を狙った偽警官による詐欺

オンダレッタビーチ周辺の夜間の注意点

オンダレッタビーチは、王族も訪れる高級リゾートエリアとして知られています。

しかし、夜間は以下のような状況に注意が必要です。

・ビーチ沿いの人通りの少ない遊歩道

・深夜のパーキングエリア

・ビーチから旧市街に向かう暗い路地

安全に過ごすためのポイント

以下の点に気をつければ、比較的安全に過ごすことができます。

・22時以降は、メインストリートを歩く

・複数人での行動を心がける

・貴重品は必要最小限にする

・タクシーはホテルやレストランで呼んでもらう

現地警察のアドバイス

サンセバスチャンの警察は、観光客に対して以下のような注意を呼びかけています。

・深夜の一人歩きを避ける

・路上でのスマートフォン使用に注意する

・見知らぬ人からの親切の申し出には慎重になる

・飲食店での支払いは、カードを視界から離さない

これらの地域でも、基本的な防犯対策を心がければ、深刻な問題に巻き込まれるリスクは低いと言えます。

サンセバスチャンで治安が良いエリアとホテル選び

サンセバスチャンには、観光客が安心して滞在できる治安の良いエリアが複数存在します。

ホテル選びは、滞在中の安全性を大きく左右する重要な要素となります。

アンティグオ地区の特徴と安全性

アンティグオ地区は、高級住宅街として知られる治安の良いエリアです。

サンセバスチャン在住日本人によると、以下の特徴から特に女性の一人旅でも安心して滞在できるとのことです。

・24時間体制の警備員が常駐するホテルが多い

・高級住宅が立ち並び、地域の防犯意識が高い

・観光警察のパトロールが頻繁

・街灯が多く、夜間も明るい

おすすめのホテルエリア

特に以下のエリアにあるホテルは、安全性が高く評価されています。

・ミラコンチャ通り沿い

・オンダレッタビーチ周辺

・イゲルド山の麓

セントロ地区の安全なホテルエリア

セントロ地区は、観光スポットへのアクセスが良好で、以下の特徴があります。

・メインストリートは深夜まで人通りがある

・警察署が近く、緊急時の対応が早い

・防犯カメラの設置が多い

・コンビニや薬局が24時間営業

ホテル選びのポイント

セントロ地区でホテルを選ぶ際は、以下の点に注目します。

・フロントの24時間対応

・エレベーターのセキュリティカード必須

・大通り沿いの立地

・明るい通りに面している

グロス地区の安全なホテル街

グロス地区は一部に注意が必要なエリアがありますが、以下の場所は安全です。

・ズリオラビーチ沿いのホテル街

・サンセバスチャン駅周辺

・カテドラル周辺

セキュリティ面での特徴

安全なホテルには、以下のような設備が整っています。

・エントランスの防犯カメラ

・夜間の入口施錠システム

・客室階への部外者立入制限

・セーフティボックス完備

具体的な選び方のコツ

以下の条件を満たすホテルを選ぶことをお勧めします。

・メインストリートから50m以内

・最寄りの警察署から徒歩10分圏内

・24時間営業店舗が近くにある

・公共交通機関へのアクセスが良好

これらの条件を満たすホテルであれば、夜のバル巡りから帰る際も比較的安全に過ごすことができます。

サンセバスチャンでの犯罪被害を防ぐコツ

美食の街として知られるサンセバスチャンですが、観光客を狙った犯罪も発生しています。

適切な対策を取ることで、安全に観光を楽しむことができます。

スリや置き引きの具体的な手口と対策

サンセバスチャン在住日本人によると、以下のような手口が報告されています。

・日傘を使って死角を作り、リュックから財布を抜き取る手口

・観光客が地図を見ている際に近づき、所持品を狙う手口

・バルでの混雑時に、カバンから現金だけを抜き取る手口

被害を防ぐための具体的な対策

以下の点に気をつけることで、被害のリスクを大幅に減らすことができます。

・リュックは必ず前掛けにする

・現金は分散して持ち歩く

・パスポートは常にホテルのセーフティボックスに預ける

・人混みでは特に荷物から目を離さない

バル巡り時の防犯対策

バル巡りを楽しむ際は、以下の点に特に注意が必要です。

・必要最低限の現金のみを持ち歩く

・バッグは常に体の前で持つ

・カード決済時は必ず目の前で処理してもらう

・深夜のバル巡りは避け、22時までには切り上げる

安全なバル選びのポイント

以下の特徴がある店を選ぶことをお勧めします。

・店内が明るく清潔

・現地の常連客が多い

・スタッフの目が行き届いている

・メインストリートに面している

緊急時の連絡先と対応方法

万が一の事態に備えて、以下の連絡先を控えておきましょう。

・緊急通報(警察・救急・消防):112

・国家警察:091

・在スペイン日本国大使館:(34) 91-590-7600

被害に遭った場合の対応手順

速やかに以下の手順で対応することが重要です。

・すぐに最寄りの警察署に被害届を提出する

・クレジットカードの利用停止手続きを行う

・大使館に連絡し、必要な支援を受ける

・ホテルのスタッフに状況を説明し、協力を依頼する

サンセバスチャンの治安に関する最新情報

外務省海外安全ホームページによると、サンセバスチャンは比較的治安の良い都市として評価されています。

しかし2024年に入り、観光客を狙った新たな手口も確認されています。

コロナ禍以降の治安変化

観光客の増加に伴い、以下のような犯罪が報告されています。

・日傘を使って死角を作り、リュックから財布を抜き取る手口

・現金だけを抜き取り、財布は元に戻す巧妙な手口

・バルでの混雑時に、カバンから貴重品を抜き取る手口

現地在住日本人の治安評価

サンセバスチャン在住日本人によると、以下の特徴があるとのことです。

・スペイン国内では比較的治安が良好な都市

・裕福な住民が多く、市民の生活にゆとりがある

・バル街での置き引きには特に注意が必要

観光客が注意すべきポイント

2024年の被害報告から、以下の点に注意が必要です。

・バスターミナルから宿泊先までの移動時

・バルでの飲食時の荷物管理

・人混みでのスマートフォン操作

観光警察の巡回エリアと時間帯

観光客の安全を確保するため、以下のエリアで警察の巡回が強化されています。

・旧市街のバル街

・ラ・コンチャビーチ周辺

・バスターミナル付近

安全に過ごすための対策

以下の対策を心がけることで、より安全に滞在できます。

・貴重品は必ずホテルのセーフティボックスに預ける

・バッグは必ず前掛けにする

・深夜の一人歩きを避ける

・カード決済時は目の前で処理してもらう

まとめ:サンセバスチャンを安全に楽しむために

サンセバスチャンは、スペイン国内でも特に治安の良い都市として知られています。

しかし、観光客を狙った軽犯罪は発生しているため、基本的な注意は必要です。

安全に過ごすための重要ポイント

以下の点を意識することで、より安全な旅行を楽しむことができます。

・貴重品は必ずホテルのセーフティボックスに預ける

・バッグは常に前掛けにする

・深夜の一人歩きは避ける

・人通りの多い通りを選んで移動する

治安の良いエリアの特徴

以下のエリアは特に治安が良好です。

・アンティグオ地区の高級住宅街

・セントロ地区のメインストリート

・ラ・コンチャビーチ周辺の観光エリア

宿泊時の注意点

安全な滞在のために、以下の点に気をつけましょう。

・24時間体制のフロントがあるホテルを選ぶ

・セキュリティカメラが設置されている施設を優先する

・メインストリートから50m以内の立地を選ぶ

緊急時の対応まとめ

万が一の事態に備えて、以下の連絡先を控えておきましょう。

・緊急通報(警察・救急・消防):112

・国家警察:091

・在スペイン日本国大使館:(34) 91-590-7600

被害に遭った場合の手順

・すぐに最寄りの警察署へ被害届を提出する

・クレジットカードの利用停止手続きを行う

・パスポートを紛失した場合は大使館へ連絡する

・ホテルのスタッフに状況を説明し、協力を依頼する

サンセバスチャンは美食の街として世界的に有名で、バル巡りを楽しむ観光客も多く訪れます。

基本的な防犯対策を心がけることで、美食と観光を安全に楽しむことができます。

特に夜間のバル巡りの際は、飲酒による気の緩みに注意が必要です。

観光警察による巡回も強化されており、観光客の安全確保に力を入れています。

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この記事を書いた人

ヨーロッパ、北米、オーストラリアetc、治安をはじめとした海外情報をお届け。運営歴11年の海外旅行メディア世界新聞が監修しています。

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