「ピピ島観光の効率的なモデルコースを知りたい」
「ピピ島の絶対外せない観光スポットはどこ?」
「ピピ島観光を無駄なく回りたい」
はじめてのピピ島では、どのスポットを優先すべきか迷いますよね。
結論として、マヤベイやピレラグーンなど定番スポットを押さえたモデルコースで回るのがおすすめです。
この記事では、プーケット・クラビ発の日帰りや1泊2日など状況別の鉄板モデルコース5つと、必見の観光スポット10選を紹介します。
ピピ島のおすすめ滞在エリア:
ピピ島観光のおすすめモデルコース
ピピ島観光で人気が高いのは、日帰り定番コース・1泊2日コース・家族向け安心コースの3つです。
プーケットやクラビから気軽にアクセスでき、マヤベイやピレラグーンなど必見スポットを効率よく巡れます。
日帰り定番コース|プーケット発スピードボート
ラッサダ桟橋→マヤベイ→ピレラグーン→バンブー島→トンサイ展望台→ラッサダ桟橋
朝8時頃にプーケットを出発し、スピードボートで約1時間でピピ島に到着します。
マヤベイとピレラグーンを午前中に回り、昼食後はバンブー島のビーチでリラックス、夕方16時頃にプーケット帰着する王道ルートです。
ゆったり1泊2日コース|ピピ・ドン泊
プーケット→ピピ・ドン(チェックイン)→夕景スポット→翌朝マヤベイ→ローダラム湾→プーケット
初日は午後便でピピ・ドンに渡り、トンサイ湾周辺で夕景と夜の賑わいを満喫します。
翌朝は混雑前のマヤベイに直行し、写真撮影後にローダラム湾でシュノーケリングを楽しむゆとりプランです。
家族向け安心コース|大型船+浅瀬遊び
ラッサダ桟橋→ローダラム湾→モンキービーチ→トンサイ湾(昼食)→カイ島→ラッサダ桟橋
揺れの少ない大型フェリーでゆったり移動し、浅瀬が多いローダラム湾で子どもも安心して遊べます。
トンサイ湾では本格的なタイ料理のランチビュッフェを堪能し、帰路前にカイ島で短時間シュノーケリングを楽しむファミリー向けコースです。
ピピ島観光に便利なおすすめ宿泊エリア
ピピ島観光の拠点は、プーケット・クラビ・ピピ島内の3つに大別されます。
日帰りか宿泊かによって最適なエリアが異なり、それぞれにメリットと留意点があります。
プーケット(パトン・カタ・カロン)
プーケット島西岸に連なるパトン・カタ・カロンは、ピピ島日帰りツアーの玄関口として人気のエリアです。
ラッサダ桟橋まで車で約30分、朝8時台の出発便を狙う場合は7時過ぎにホテルを出る必要があります。
パトンビーチはプーケット最大の繁華街で、バングラ通りのナイトライフと多様なレストラン、ショッピングモールが徒歩圏に集まります。
初めてのプーケット旅行や夜も賑やかに過ごしたい場合に最適ですが、ビーチ沿いは深夜まで音楽が響くため耳栓があると安心です。
カタビーチはパトンより落ち着いた雰囲気で、家族連れやカップルが多く、ビーチの透明度もやや高めです。
カロンビーチは約3kmの長い砂浜が特徴で、空の広がりと開放感を求める旅行者に人気があります。
近くにある観光スポット
パトンからはカロン・カタビーチまで車で15分、プロムテープ岬のサンセットスポットまで約40分でアクセスできます。
プーケット・タウンのオールドタウン散策やチャロン寺院観光も車で30分圏内です。
プーケット・タウン(ラッサダ桟橋至近)
プーケット・タウン東側のラッサダ桟橋周辺は、早朝便を確実に押さえたい旅行者に最適な穴場エリアです。
桟橋まで車で5〜10分と近く、朝の渋滞リスクが低いため7時半頃の出発でも余裕を持って到着できます。
オールドタウンの中華系コロニアル建築や、夜のサンデーマーケット、ローカル食堂が徒歩圏内に揃います。
ビーチリゾート感は薄いものの、タイらしい生活感と観光の効率を両立したい中級〜上級者向けの選択肢です。
近くにある観光スポット
オールドタウンのタラン通りカラフル建築群、チャロン湾のボートツアー発着所、シャロン寺院までいずれも車で15分圏内です。
夜のサンデーマーケットはタラン通りで毎週日曜16〜21時頃に開催され、食べ歩きと雑貨巡りが楽しめます。
クラビ(アオナン・クロンムアン)
クラビ本土のアオナン・クロンムアン桟橋は、ピピ島まで大型フェリーで約2時間、スピードボートで約1時間の距離です。
アオナンビーチはプーケットに比べて落ち着いており、ライレイビーチやタイガーケーブへの日帰りアクセスも良好です。
雨季の波が穏やかな日が多く、船酔いが心配な旅行者はプーケット発より揺れが少ない大型船を選べます。
クロンムアン桟橋周辺はホテル数が少ないため、アオナン中心部に宿泊し朝ソンテウで桟橋へ向かうのが一般的です。
近くにある観光スポット
アオナンからライレイビーチまでロングテールボートで10分、タイガーケーブ寺院まで車で15分、エメラルドプールまで約1時間です。
クラビタウンのナイトマーケットは週末に開かれ、シーフード屋台とローカル雑貨が並びます。
ピピ・ドン島内(トンサイ・ローダラム)
ピピ・ドン島に1泊以上する場合、トンサイ湾とローダラム湾が主要な宿泊エリアです。
トンサイ湾は桟橋直結で移動が楽、レストラン・コンビニ・ツアー会社・ATMが徒歩圏に揃い、初めてのピピ島滞在でも安心です。
夜はビーチバーとファイヤーショーが盛り上がりますが、湾の奥まった場所を選べば騒音を避けられます。
ローダラム湾はビーチバーとDJイベントが深夜まで続くナイトライフの中心地で、若いグループ旅行者に人気があります。
白砂ビーチと透明度の高い海が魅力ですが、静かな滞在を求める場合は避けた方が無難です。
近くにある観光スポット
トンサイ湾からトンサイ展望台まで徒歩30分(急坂)、ローダラム湾から徒歩で約20分です。
モンキービーチまではロングテールボートで10分、早朝の静かな時間帯に訪れると猿との距離が近く写真撮影に最適です。
ロ・バカオ湾の高級リゾートエリアやレムトンビーチの隠れ家ステイも、自然派やハネムーン旅行者には魅力的な選択肢となります。
ピピ島観光のモデルコース5つ
ピピ島観光のモデルコースは、滞在日数や目的によって柔軟に組み立てられます。
日帰りか宿泊か、写真重視かシュノーケリング重視かで最適なルートが変わります。
モデル1|王道日帰り(写真重視)
ラッサダ桟橋→マヤベイ→ピレラグーン→ローサマ湾→トンサイ湾(昼食)→バンブー島→カイ島→ラッサダ桟橋
プーケット発のスピードボートツアーで最も人気が高い定番ルートです。
朝7時にホテルピックアップ、8時頃にラッサダ桟橋を出港し、約1時間でピピレー島のマヤベイに到着します。
映画「ザ・ビーチ」で有名なマヤベイは午前9時台が最も混雑前で、白砂と青い海のコントラストを独占できるチャンスです。
エメラルドグリーンのピレラグーンではボートから飛び込んで遊泳、ローサマ湾では浅瀬でのシュノーケリングを楽しみます。
正午前後にピピ・ドン島のトンサイ湾に移動し、ビーチサイドレストランでタイ料理ビュッフェランチを堪能します。
午後はバンブー島の白砂ビーチでリラックスタイム、透明度の高い海で熱帯魚とのシュノーケリングが可能です。
帰路はカイ島に立ち寄り、浅瀬で最後の海水浴を楽しみ、16時頃にプーケットに帰着します。
ホテルへは17時前後に戻れるため、夜のパトンビーチ散策や夕食の時間も十分に確保できます。
モデル2|1泊2日で島時間満喫
初日|プーケット→ピピ・ドン(チェックイン)→トンサイ展望台→夕景撮影→ナイトライフ
2日目|早朝ツアー→マヤベイ→ピレラグーン→バンブー島→ローダラム湾→プーケット
ピピ島に宿泊すると、早朝の静かなマヤベイを独占できる贅沢な時間が手に入ります。
初日は昼過ぎのフェリーでピピ・ドンに渡り、トンサイ湾のホテルにチェックイン後、軽装でトンサイ展望台へ向かいます。
展望台までは徒歩約30分の急坂ですが、トンサイ湾とローダラム湾を同時に見渡せる絶景ポイントです。
夕暮れ前に登り始めれば、サンセットと夜景の両方を楽しめます。
夜はトンサイ湾のビーチバーでファイヤーショーを観賞し、シーフードレストランで新鮮な魚介を味わいます。
2日目は朝6時台にホテル前から出発する早朝ツアーに参加し、日帰り観光客が到着する前の静かなマヤベイを訪問します。
波打ち際に人影がなく、記念撮影も思いのままです。
ピレラグーンでの朝の遊泳、バンブー島での朝食ピクニック、ローダラム湾でのシュノーケリングを満喫した後、午後便でプーケットに戻ります。
島内に泊まることで移動の慌ただしさがなくなり、のんびりとピピ島の魅力を堪能できます。
モデル3|家族向け安心ルート
ラッサダ桟橋→カイ島→ローダラム湾→トンサイ湾(昼食)→モンキービーチ→ラッサダ桟橋
揺れの少ない大型フェリーでゆったり移動し、子ども連れでも安心して楽しめるファミリー向けコースです。
朝8時半にラッサダ桟橋を出港、大型フェリーで約2時間かけてピピ島に向かいます。
最初に立ち寄るカイ島は遠浅のビーチで波が穏やか、小さな子どもも足が届く範囲で海水浴が楽しめます。
ライフジャケットは無料レンタルされ、浮き輪の持ち込みも可能です。
ローダラム湾では浅瀬でのシュノーケリングを楽しみ、カラフルな熱帯魚を間近で観察できます。
正午にトンサイ湾のビーチサイドレストランでビュッフェランチ、子ども向けのパスタやフライドライスも揃っています。
午後はモンキービーチで野生の猿を観察しますが、餌やりは禁止されているため距離を保って撮影します。
帰路のフェリーは15時台に出港し、17時過ぎにプーケット到着、ホテルへは18時前後に戻れます。
船酔いが心配な場合は、乗船前に酔い止め薬を服用し、デッキの後方中央席を確保すると揺れを最小限に抑えられます。
モデル4|シュノーケリング特化
ラッサダ桟橋→ヌイ湾→ローサマ湾→ピレラグーン→バンブー島→モンキービーチ→ラッサダ桟橋
海中の透明度と熱帯魚の多様性を最優先したシュノーケリング愛好家向けの贅沢ルートです。
朝7時半にラッサダ桟橋を出発、最初の訪問地ヌイ湾は波が穏やかで、サンゴ礁と色鮮やかな熱帯魚の群れが観察できます。
透明度は15〜20m、ハタタテダイやチョウチョウウオが目の前を泳ぐ光景に感動します。
ローサマ湾では湾奥の浅瀬でシュノーケリング、小型のエイやウミヘビに出会えることもあります。
ピレラグーンではラグーン内の静かな水面で浮遊感を味わい、午後のバンブー島では白砂の沖合いで大型魚を狙います。
各スポットで30〜45分の遊泳時間が設けられ、合計3時間以上海に入れる充実プランです。
シュノーケリング装備は船に常備されていますが、度付きマスクやフィンが必要な場合は事前にツアー会社へリクエストします。
GoProやアクションカメラを持参すれば、海中の思い出を鮮明に記録できます。
モデル5|雨季の代替&柔軟プラン
状況A|プーケット→カイ島→コーラル島→プーケット
状況B|クラビ→ピピ・ドン(島内散策)→トンサイ展望台→クラビ
雨季(5〜10月)や天候不良時は、波が高くピピレー島周辺のツアーが中止になる場合があります。
状況Aは、荒天でピピ島行きが困難な日に選ぶプーケット近海の代替ルートです。
カイ島とコーラル島はプーケットから30分圏内で、波が比較的穏やかなためツアー催行率が高い利点があります。
透明度はピピ島に劣りますが、シュノーケリングとビーチリラックスは十分に楽しめます。
状況Bは、クラビ発でピピ・ドン島に渡り、海のアクティビティは避けて島内散策に集中するプランです。
トンサイ湾のローカル市場散策、トンサイ展望台ハイキング、ビーチサイドカフェでのんびり過ごす時間を重視します。
雨季でも午前中は晴れ間が出やすく、午後に雨が降るパターンが一般的です。
朝便で渡り、昼過ぎまで活動して午後の帰路便を選べば、雨に濡れるリスクを減らせます。
天候アプリで波の高さと風速を事前チェックし、波高1.5m以上の予報なら無理をせず代替案を選ぶのが賢明です。
ピピ島のおすすめ観光スポット10選
ピピ島観光で外せない定番から、上級者が通う穴場までを厳選して紹介します。
営業時間や料金などの基本情報も添えるので、旅程づくりにそのまま使えます。
マヤベイ
断崖に囲まれた白砂とエメラルドの海が象徴的な、ピピ島観光のハイライトです。
環境保護のため入場制限や季節閉鎖が実施されることがあり、最新ルールの確認が重要です。
基本情報
営業時間:6:00〜18:00目安(季節で変動)。
定休日:雨季に一定期間の閉鎖あり。
料金:国立公園入場料が必要(大人400THB目安)。
住所:Maya Bay, Ko Phi Phi Leh, Krabi。
ピレー(ピレ)ラグーン
切り立つ石灰岩に囲まれた碧の入り江で、静水面の浮遊感と写真映えが抜群です。
午前は逆光が弱く透明感が出やすく、混雑前の早便が狙い目です。
基本情報
営業時間:ツアー催行時間に準拠。
定休日:なし(荒天時は中止)。
料金:国立公園入場料に含まれるケースあり。
住所:Pileh Lagoon, Ko Phi Phi Leh, Krabi。
バンブー島
粉砂のような白砂と浅瀬のグラデーションが美しく、長めのビーチ滞在に好適です。
波が穏やかな日はシュノーケリングで色鮮やかな魚群を狙えます。
基本情報
営業時間:6:00〜18:00目安。
定休日:なし(荒天時は上陸不可あり)。
料金:国立公園入場料が必要。
住所:Ko Mai Phai (Bamboo Island), Krabi。
ローサマ湾
浅瀬でのシュノーケリングに向く入り江で、初級者でも水中観察を楽しめます。
ツアーは短時間停泊が多いので、マスク・シュノーケルの準備をすぐ整えられる配置がコツです。
基本情報
営業時間:ツアー催行時間に準拠。
定休日:なし(海況により変更)。
料金:国立公園入場料に準拠。
住所:Loh Samah Bay, Ko Phi Phi Leh, Krabi。
ヴィキングケーブ
海つばめの巣で知られる洞窟で、壁画が残ると言われる歴史スポットです。
安全管理上、洞窟への上陸は不可でボートからの見学が基本です。
基本情報
営業時間:ツアー催行時間に準拠。
定休日:なし。
料金:見学はツアー料金に含まれることが一般的。
住所:Viking Cave, Ko Phi Phi Leh, Krabi。
モンキービーチ
野生の猿が暮らす小湾で、砂浜からほど近い位置で観察できます。
接触や餌やりは禁止のため、十分な距離を保ち撮影マナーを守ると安全です。
基本情報
営業時間:日中のツアー時間帯。
定休日:なし(荒天時は接岸不可)。
料金:ツアー料金に含まれるケースが多い。
住所:Monkey Beach, Ko Phi Phi Don, Krabi。
ヌイベイ
岩稜に囲まれた小さな入江で、透明度とサンゴ群落の観察に適します。
混雑が比較的少なく、静かなシュノーケリングを楽しめます。
基本情報
営業時間:ツアー催行時間に準拠。
定休日:なし(海況に依存)。
料金:ツアー料金に含まれることが多い。
住所:Nui Bay, Ko Phi Phi Don, Krabi。
ローダラム湾
遠浅の美しい砂浜と賑やかなビーチバーが並ぶ、ピピ・ドンの中心エリアです。
日中は海遊び、夜はファイヤーショーで雰囲気が一変します。
基本情報
営業時間:終日(店舗は各営業時間)。
定休日:なし。
料金:ビーチ入場無料。
住所:Loh Dalum Bay, Ko Phi Phi Don, Krabi。
トンサイ展望台(ビューポイント)
トンサイ湾とローダラム湾を見下ろす絶景の撮影名所です。
徒歩で急坂を30分ほど登るため、朝夕の涼しい時間帯が快適です。
基本情報
営業時間:6:00〜19:00目安。
定休日:なし。
料金:入場料約30THB前後。
住所:Viewpoint, Ko Phi Phi Don, Krabi。
カイ島(合わせ技スポット)
プーケット寄りの小島で、ピピ島ツアーの帰路立ち寄り先として定番です。
遠浅で波が穏やか、短時間でも海水浴と写真撮影を楽しめます。
基本情報
営業時間:日中のツアー時間帯。
定休日:なし(海況に依存)。
料金:上陸料や椅子代が別途かかる場合あり。
住所:Khai Island, Phuket近海。
ピピ島観光のベストシーズンと天候対策
ピピ島観光は乾季と雨季で海況や楽しみ方が変わります。
天候に合わせた持ち物や当日の判断軸を押さえると、満足度が大きく変わります。
乾季・雨季の海況と過ごし方
乾季は11〜4月で、波が穏やかで透明度が高く、マヤベイやバンブー島の写真映えに最適です。
日差しが強く脱水になりやすいため、朝の早便で動いて昼は日陰で休む配分が快適です。
雨季は5〜10月で、午前晴れて午後にスコールが降る日が多く、風向きで外洋側のうねりが強くなります。
荒天時は外洋に出ない近海スポットに切り替えると安全で、島内散策や展望台を軸に組み替える判断が有効です。
風速や波高の予報を前夜に確認し、波高1.5m以上の予報なら大型船や代替ルートを選びます。
旅程に予備日を1日入れておくと、天候の良い日に海のアクティビティを合わせられます。
船酔い・雨対策の持ち物
酔い止め薬は出航30分前に服用し、追加用にガムや生姜タブレットも用意します。
視線を水平線に置ける座席を選ぶと酔いを抑えやすく、船尾中央の着席が比較的安定します。
レインジャケットと速乾タオル、濡れても滑りにくいマリンシューズがあると上陸時に安心です。
スマホとカメラは防水ポーチへ入れ、移動中の飛沫での故障を避けます。
リーフセーフの日焼け止めとラッシュガードで紫外線と環境負荷の双方に配慮します。
大判の薄手ストールは日差し・冷房・小雨の三役をこなせる万能アイテムです。
閉鎖情報(マヤベイ8–9月)と代替案
マヤベイは例年8〜9月に保護のため上陸閉鎖される期間があり、船上見学のみになる場合があります。
上陸不可の時期は、ピレラグーンの遊泳やバンブー島の長め滞在で満足度を確保します。
写真重視なら、マヤベイの代わりに朝一でローサマ湾に入り、逆光が弱い時間帯に撮影します。
家族連れや雨季のうねりが強い日は、プーケット近海のカイ島・コーラル島に振り替えます。
クラビ滞在者は、ピピ・ドン島内のトンサイ展望台やローダラム湾の浅瀬遊びへ軸足を移します。
旅行前に最新の国立公園ルールとツアー催行状況を確認し、可否が直前に変わる前提で柔軟に対応します。
ピピ島観光のチケット・ツアー予約術
ピピ島観光は現地の海況と混雑の影響を強く受けます。
狙いのスポットに確実に行くために、予約の基本とオペレーター選び、当日の運用を具体化します。
フェリー/スピードボートの選び方
フェリーは所要約120分で揺れが少なく、船内が広くてトイレも複数あり、家族連れや船酔いが心配な人に向きます。
スピードボートは所要約60分で短時間移動が魅力ですが揺れやすく、前後の席で体感が変わるため中央付近の着席が安心です。
往復の混載ツアーはコスト重視に適し、貸切ロングテールやプライベート・スピードボートは自由度と写真撮影の主導権が得られます。
現地在住者の口コミでは、乾季は朝一便の混雑が少ない日が多く、雨季は午後のうねりが出やすいので午前便推奨という声が目立ちます。
ツアー集合はプーケットならラッサダ桟橋付近、クラビならアオナンやヌプラデ桟橋集合が一般的で、送迎付きプランは遅延リスクを抑えます。
迷ったら「体力と三半規管に不安→フェリー」「滞在時間を最大化→スピードボート」で選ぶと判断が速くなります。
信頼できる現地オペレーター基準
安全装備(ライフジャケット・救急箱・通信手段)と乗客数の上限管理を明示していることが第一条件です。
英語または日本語のブリーフィングと、天候悪化時の代替行程ポリシーを事前案内できる会社を選びます。
口コミは最新順で確認し、雨天キャンセルや返金対応の実例があるかを重視します。
写真重視の場合は「マヤベイの入場枠」「ピレラグーンの停泊時間」「ドローン可否」の取り扱いを確認します。
家族連れは子ども用ライフジャケットのサイズ、ステップラダーの有無、日陰席の確保可否が快適性を左右します。
現地在住者の口コミでは、乾季ピークの満席回避には48時間前までの確定が安心で、朝の集合は15分前行動が定着しています。
事前予約のタイミングと価格変動
乾季(11〜4月)は需要が高く、週末と連休は3〜7日前の予約で価格が上がりやすい傾向があります。
マヤベイの入場制限がある期間は、早朝便の枠が先に埋まるため1週間前の確保が無難です。
雨季(5〜10月)は当日朝の海況判断が入るため、前日夕方の天気と波高予報を見て可否を決める柔軟予約が機能します。
オンライン予約は割引と送迎込みでの総額管理がしやすく、窓口購入は在庫があれば当日安価になる例もあります。
価格は燃料サーチャージや国立公園入場料の別払い有無で実質差が出るため、総額の内訳を必ず確認します。
在住者メモとして、乾季の朝発はホテル朝食をテイクアウト依頼し、乗船前に軽食を済ませると船酔いと到着後のエネルギー切れを防げます。
まとめ:ピピ島観光を楽しむために
ピピ島観光は「朝の先回り」「安全第一」「柔軟な代替案」の3点を押さえると満足度が大きく伸びます。
朝一便でマヤベイとピレラグーンを優先し、昼は日陰とビーチで体力を温存します。
移動は体質に合わせてフェリーかスピードボートを選び、酔い止めと防水対策で不安を減らします。
雨季や海況悪化時は、島内散策や近海の代替スポットへ切り替えて計画を守ります。
事前に国立公園のルールと最新の催行状況を確認し、良い日に良い海を狙うのが成功の近道です。
ピピ島のおすすめ滞在エリア:


