【パラカス観光まとめ】鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選

「パラカス観光のおすすめモデルコースが知りたい」

「パラカス観光スポットを効率よく回りたい」

「パラカスの定番観光地はどこなのか知りたい」

はじめてパラカス観光をする場合、どこを回ればいいか迷いますよね。

パラカス観光では、バジェスタス島クルーズと国立保護区を軸としたモデルコースで効率的に回ることをおすすめします。

この記事では、パラカス観光の鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選、現地での移動方法や所要時間まで詳しく解説します。

パラカスのおすすめ滞在エリア:

>プラヤ・ロハ(赤砂ビーチ)周辺のおすすめホテル

\40カ国以上旅した編集長おすすめ/

パラカス観光のおすすめモデルコース

ペルー南岸の美しいリゾート地パラカスは、バジェスタス島の海洋生物観察と砂漠の絶景を1日で楽しめる観光地です。

初回の方におすすめなのは、王道の1日モデルコースで効率よく回ることです。

おすすめモデルコース3選

コースA(王道1日)では朝8時のバジェスタス島クルーズからスタートし、午後にパラカス国立保護区の赤砂ビーチを巡ります。

風が強い日や海況不良で欠航となった場合は、コースB(充実1.5日)で前日夕方に保護区の夕景を楽しみ、翌朝リベンジするのがおすすめです。

ナスカ地上絵も同日に見たい方は、コースC(拠点活用1日)でピスコ空港発の遊覧飛行と組み合わせると移動が効率的になります。

モデルコース(順路表記)

【コースA】パラカス港→バジェスタス島クルーズ→パラカス国立保護区

港から高速ボートで約30分、島で1時間観察後、車で保護区へ移動し赤砂ビーチまで約45分のドライブです。

【コースB】パラカス国立保護区→夕景スポット→バジェスタス島クルーズ

午後に保護区を回り夕日を楽しんだ後、翌朝のクルーズで海鳥観察を行う1.5日コースです。

【コースC】パラカス港→バジェスタス島クルーズ→ピスコ空港

朝のクルーズ後、車でピスコ空港へ移動し、午後にナスカ遊覧飛行を楽しむ贅沢プランです。

パラカス観光に便利なおすすめ宿泊エリア

パラカス観光を快適に楽しむには、滞在する宿泊エリアの選択が重要です。

中心部や港周辺はレストランやツアー会社が集まり利便性が高いです。

新港のサン・マルティン港周辺は空港アクセスが便利で送迎もスムーズです。

ピスコ市内に宿泊するとナスカ遊覧など早朝フライトの利便性が高まります。

パラカス中心部(港周辺)

中心部は徒歩圏内に主要なレストランやショップが集まっており、観光の拠点に最適です。

パラカスの中心部は観光客向けのインフラが整っており、初めての訪問者におすすめのエリアです。

特に港から半径500メートル以内には必要な施設がすべて揃っています。

近くにある観光スポット

・バジェスタス島クルーズの出発港

・パラカス国立保護区まで車で約15分

・プラヤ・ロハ(赤砂ビーチ)も徒歩圏内

・カンデラブロ(燭台の地上絵)観察ポイント

現地在住の日本人ガイドによると「朝8時のクルーズに参加する場合、中心部のホテルから徒歩3分で港に到着できるので余裕をもって準備できます」とのことです。

レストランとツアー会社が集まる利点

・現地のペルー料理を楽しめるレストランが多数

・現地ツアーの予約も容易で日本語対応も一部あり

・ATMやコンビニエンスストアも徒歩圏内

・海鮮料理の有名店「インティ・マール」まで徒歩5分

港周辺には新鮮なホタテやマスなどを使った地元料理が味わえるレストランが集中しています。

>プラヤ・ロハ(赤砂ビーチ)周辺のおすすめホテル

新港(サン・マルティン港)周辺

このエリアは港と空港の中間に位置し、利便性が高いロケーションです。

比較的新しく整備されたエリアで、宿泊施設も近代的な設備が整っています。

近くにある観光スポット

・パラカス国立保護区の北入口に近い

・砂漠展望台へのアクセスも良好

・プラヤ・デ・ラ・ミナまで車で10分

・パラカス考古学博物館まで徒歩15分

現地ツアーガイドの経験では「新港周辺に宿泊すると国立保護区への移動時間が短縮され、朝の光が美しい時間帯に赤砂ビーチを訪れることができます」とのことです。

空港アクセスと送迎のポイント

・リマからの長距離バス到着後の乗り換えがスムーズ

・ピスコ空港行きのバス停も近く、早朝フライト利用に便利

・タクシーやレンタカーでの移動も効率的

・送迎サービスを提供するホテルが多い

長距離移動の疲れを考慮すると、バスターミナルから近いこのエリアは体力的な負担を軽減できます。

>パラカス国立保護区周辺のおすすめホテル

ピスコ市内

ナスカ地上絵観光を重視する方に適した拠点となるエリアです。

パラカスから少し離れますが、ナスカ遊覧飛行の利便性を優先する場合の選択肢です。

近くにある観光スポット

・ナスカ遊覧飛行の拠点であるピスコ空港

・ピスコ川沿いの自然景観や市場巡り

・ピスコ博物館(地域の歴史文化)

・地元のピスコ酒造見学ツアー

現地の旅行会社スタッフによると「ピスコ市内に前泊すると早朝7時発のナスカ遊覧飛行に余裕で参加でき、天候の良い時間帯に地上絵を鑑賞できる確率が高まります」とのことです。

早朝フライトと遊覧飛行の利便性

・早朝のナスカ遊覧飛行にアクセス良好で遅延リスクを軽減

・パラカスからの移動時間は車で約1時間30分

・空港での待ち時間を短縮可能

・天候不良時の代替プランも立てやすい

ナスカ地上絵の観光を最優先に考える場合、ピスコ市内での宿泊は戦略的な選択となります。

>ピスコ空港周辺のおすすめホテル

パラカス観光のモデルコース5つ

パラカス観光のモデルコースは目的や滞在時間に合わせて選べます。

初めて訪れる方は、1日で人気スポットを効率よく回るコースがおすすめです。

時間に余裕があれば2日かけてじっくり楽しむモデルもあります。

予算や体力に応じて低予算やフォトジェニック重視のプランも選べます。

王道1日モデル

パラカス観光の定番コースで、主要観光スポットを効率よく回ることができます。

朝の涼しい時間帯にクルーズを楽しみ、午後は砂漠の絶景を満喫するバランスの良いプランです。

朝クルーズ→保護区ドライブ→海辺ディナー

パラカス港(8:00)→バジェスタス島クルーズ(8:30-10:30)→パラカス国立保護区(11:30-16:00)

朝8時にパラカス港からバジェスタス島クルーズに出発し約2時間の海洋生物観察を楽しみます。

アシカやフンボルトペンギン、ペリカンなどの野生動物を間近で観察できます。

クルーズ終了後は車でパラカス国立保護区に移動し、赤砂ビーチや砂漠丘陵を散策します。

展望台から見下ろすプラヤ・ロハの絶景は圧巻で、写真撮影にも最適なスポットです。

現地ガイドによると「午前中のクルーズは海が比較的穏やかで、動物たちも活発に動いているため観察しやすいです」とのことです。

移動手段と所要時間のめやす

・パラカス港からバジェスタス島:高速ボートで約30分

・港から国立保護区:車で約15分

・保護区内の展望台巡り:約3-4時間

・保護区からレストラン:車で約10分

移動はタクシーやツアーバス利用が一般的で、現地ツアーに参加すると移動の心配がありません。

個人で回る場合は、レンタカーやタクシーチャーターがおすすめです。

2日満喫モデル

時間に余裕がある方におすすめの、ゆったりとパラカスを楽しむコースです。

風や海況による欠航リスクにも対応できる安心プランです。

夕景の赤砂ビーチと翌朝の海鳥観察

1日目:パラカス国立保護区(14:00-18:00)→夕食

2日目:バジェスタス島クルーズ(8:30-10:30)→自由時間

1日目の午後は国立保護区をじっくり散策し、プラヤ・ロハで夕日鑑賞を楽しみます。

砂漠に沈む夕日は幻想的で、写真撮影には絶好のタイミングです。

2日目の朝は再びバジェスタス島クルーズで海鳥やアシカの観察を行います。

朝の時間帯は動物たちが最も活動的で、鳴き声や動きを間近で体験できます。

現地在住者によると「夕方の保護区は観光客が少なく、静寂な砂漠の雰囲気を独占できるのが魅力です」とのことです。

欠航時の保護区アクティビティ

風が強い日や波が高い日は、バジェスタス島クルーズが欠航になることがあります。

その場合は保護区内でのハイキングやパラカス考古学博物館見学に変更できます。

・砂漠ウォーキング:約2-3時間のトレッキング

・博物館見学:パラカス文化の歴史を学習

・地元市場散策:新鮮な魚介類やお土産探し

欠航時でも十分にパラカスの魅力を堪能できるアクティビティが揃っています。

ナスカ遊覧組み合わせモデル

ナスカ地上絵とパラカス観光を同日に楽しむ贅沢なコースです。

移動距離は長くなりますが、ペルーの2大観光スポットを効率よく回れます。

ピスコ空港発で同日往復

パラカス港(8:00-10:00)→ピスコ空港(11:00)→ナスカ遊覧飛行(13:00-14:00)→パラカス(16:00)

朝のバジェスタス島クルーズ後、車でピスコ空港に移動します。

ピスコ空港発のナスカ遊覧飛行で有名な地上絵を上空から観察します。

遊覧飛行は約1時間で、ハチドリやナスカ・ライン、猿などの巨大な地上絵を見ることができます。

午後にはパラカスに戻り、夕方は国立保護区の夕景を楽しめます。

現地ツアー会社によると「ナスカ遊覧は午前中の方が視界が良く、地上絵がはっきり見えるため13時頃の便がおすすめです」とのことです。

時間調整と集合場所の注意

・パラカス港からピスコ空港:車で約1時間30分

・遊覧飛行の集合は出発30分前

・天候による遅延や欠航の可能性あり

・昼食は空港内または機内で軽食

時間に余裕をもったスケジュール調整が重要で、特に遊覧飛行は天候に左右されやすいため注意が必要です。

低予算モデル

費用を抑えてパラカス観光を楽しみたい方向けの節約プランです。

公共交通機関と地元向けサービスを活用して旅費を削減できます。

公共バスと現地混載ツアー活用

リマ→パラカス(長距離バス)→現地混載ツアー→宿泊

リマからパラカスまでは長距離バスを利用し、移動費を大幅に削減します。

現地では英語ガイド付きの混載ツアーに参加し、他の観光客と費用をシェアします。

・長距離バス料金:約15-25ソル(片道)

・混載クルーズツアー:約40-60ソル

・保護区入場料:約30ソル

・簡易宿泊施設:約80-120ソル(1泊)

合計で約200ソル程度(約6,000円)で1日観光が可能です。

昼食・入場の節約テク

・地元の市場で新鮮な魚介類を購入

・軽食スタンドでセビーチェやエンパナーダを注文

・保護区では水とスナックを持参

・クルーズでは船酔い薬を事前準備

現地の人が利用する食堂や市場を活用すると、観光地価格より安く食事ができます。

地元の人によると「港近くの市場では朝獲れの魚介類が格安で手に入り、その場で調理してもらうこともできます」とのことです。

フォト派モデル

写真撮影を重視した観光客向けの特別コースです。

最適な光の条件と撮影スポットを押さえた計画的なプランです。

カンデラブロと赤砂ビーチの撮影順

早朝(6:00)→カンデラブロ(7:00)→バジェスタス島(8:30)→赤砂ビーチ(15:00)

早朝の柔らかい光の中でカンデラブロ(燭台の地上絵)を撮影します。

朝日に照らされた砂漠と海岸線のコントラストが美しい写真を生み出します。

バジェスタス島クルーズでは望遠レンズを使って野生動物を撮影します。

午後の赤砂ビーチでは逆光を活かしたシルエット写真や夕景撮影を楽しめます。

プロカメラマンによると「パラカスの撮影では朝夕の光が最も美しく、正午の強い日差しは避けた方が良い写真が撮れます」とのことです。

風対策とレンズ選び

・防塵カバーやレンズフィルターの準備

・三脚は風に強い重量のあるタイプ

・望遠レンズ(200-400mm)で動物撮影

・広角レンズ(14-24mm)で風景撮影

・予備バッテリーと充電器の持参

パラカスは風が強いエリアのため、機材の保護と固定に十分注意が必要です。

砂や塩分による機材への影響を最小限に抑える準備をしておくと安心です。

パラカスのおすすめ観光スポット10選

パラカス観光で外せない定番から、時間に余裕がある時に回したい穴場まで網羅します。

営業時間や料金、住所などの基本情報もあわせて掲載します。

バジェスタス島

海鳥とアシカ、フンボルトペンギンの楽園として知られる無人島群です。

観光ボートは朝の時間帯に集中し、約2時間で周遊します。

見どころ

・カンデラブロ(燭台の地上絵)の沖合からの観察

・アシカやペンギン、ペリカンの営巣地

・海食洞やアーチ状の奇岩群

基本情報(営業時間/定休日/料金/住所)

・営業時間:8:00-10:30のボート出航が中心

・定休日:なし(海況により欠航あり)

・料金:ボート約25USD+港税約1USD+自然保護区税約3USD

・住所:Paracas Tourist Pier(エル・チャコ桟橋)発着

パラカス国立保護区

砂漠と海が接する広大な自然保護エリアです。

ビューポイントや赤砂のビーチなど多様な景観が楽しめます。

見どころ

・プラヤ・ロハ(赤砂ビーチ)の絶景

・カセロネスやカテドラル跡の展望

・砂漠ドライブと海岸線のコントラスト

基本情報(営業時間/定休日/料金/住所)

・営業時間:9:00-17:00(各施設に準拠)

・定休日:なし

・料金:入園料約11PEN

・住所:Reserva Nacional de Paracas, Ica

プラヤ・ロハ(赤砂ビーチ)

酸化鉄を含む赤い砂と群青の海が作るコントラストが美しいビーチです。

日の低い時間帯は赤色がより鮮やかに見えます。

見どころ

・崖上の展望台からのワイドビュー

・夕景と波打ち際の写真撮影

・断崖と海のレイヤーが織りなす地形

基本情報(営業時間/定休日/料金/住所)

・営業時間:9:00-17:00目安(保護区に準拠)

・定休日:なし

・料金:保護区入園料に含む

・住所:Paracas National Reserve内

プラヤ・デ・ラ・ミナ

透明度の高い海で人気のスイムスポットです。

入り江状で風の影響が比較的少ないのが特徴です。

見どころ

・穏やかな入り江での海遊び

・白砂とターコイズの色彩

・磯場の小魚観察

基本情報(営業時間/定休日/料金/住所)

・営業時間:9:00-17:00目安(保護区に準拠)

・定休日:なし

・料金:保護区入園料に含む

・住所:Paracas National Reserve内

カンデラブロ(燭台の地上絵)

半島北岸の砂斜面に刻まれた巨大ジオグリフです。

ボートからの観察が一般的で、朝の光が綺麗に見えます。

見どころ

・幾何学的な線刻の迫力

・海上からの俯瞰的な視界

・周囲の砂丘と海の対比

基本情報(営業時間/定休日/料金/住所)

・営業時間:8:00-10:30のボート時間に準拠

・定休日:なし(海況により欠航あり)

・料金:バジェスタス島クルーズ代に含む

・住所:Paracas半島北岸(沖合から観察)

インティ・マール(貝養殖場レストラン)

新鮮なホタテを使った料理が評判の海辺レストランです。

景色と味の両方を楽しめるローカル人気店です。

見どころ

・殻付きホタテの炭火焼

・海を望むテラス席

・地元産ピスコのカクテル

基本情報(営業時間/定休日/料金/住所)

・営業時間:12:00-20:00目安

・定休日:不定休

・料金:メイン約40-80PEN

・住所:Av. Paracas周辺 海沿い

パラカス港(エル・チャコ桟橋)

観光ツアーの出発拠点となる桟橋です。

周囲には飲食店や土産店が集まります。

見どころ

・ボートの出航風景

・海鳥が集まる桟橋先端

・夕暮れの散策

基本情報(営業時間/定休日/料金/住所)

・営業時間:6:00-18:00目安

・定休日:なし

・料金:無料(クルーズ参加時に港税)

・住所:El Chaco, Paracas

パラカス考古学博物館(フリオ・C・テージョ)

パラカス文化のテキスタイルや出土品を展示する博物館です。

保護区内に位置し、見学と景観を同時に楽しめます。

見どころ

・色鮮やかなパラカス織物

・副葬品や人骨から見る文化史

・コンパクトで効率的な導線

基本情報(営業時間/定休日/料金/住所)

・営業時間:9:00-17:00

・定休日:月曜

・料金:大人7.5PEN/学生4PEN

・住所:Reserva Natural de Paracas, Carr. Pisco-Puerto San Martín Km.27

ピスコ空港(ナスカ遊覧の拠点)

ナスカ地上絵の遊覧飛行が発着する空港です。

パラカスから車でアクセス可能です。

見どころ

・小型機での上空遊覧

・待合ラウンジの展示

・出発前の安全ブリーフィング

基本情報(営業時間/定休日/料金/住所)

・営業時間:7:00-16:00目安(便に準拠)

・定休日:なし(天候次第)

・料金:遊覧約90-120USD

・住所:Pisco International Airport, Pisco

砂漠展望台(保護区内ビューポイント)

砂丘と断崖が連続する壮大な地形を一望できます。

強風の日は防砂対策をして訪れたいスポットです。

見どころ

・海と砂漠のパノラマ

・グアノ採取で栄えた歴史の痕跡

・静寂の音風景

基本情報(営業時間/定休日/料金/住所)

・営業時間:9:00-17:00目安(保護区に準拠)

・定休日:なし

・料金:保護区入園料に含む

・住所:Paracas National Reserve内

パラカス観光の持ち物と季節の注意点

パラカス観光は強風の沿岸砂漠と日差し、寒暖差への対策が鍵です。

朝のボートと午後の砂漠で体感が大きく変わるため、重ね着と防砂装備を基準に準備します。

風対策・防寒・日差し対策

ボートでは体感温度が下がるため、防風性のある薄手シェルと中間着の重ね着が安心です。

砂漠は照り返しが強く、UVカットの帽子とサングラス、こまめな日焼け止め塗り直しが必須です。

・防風ジャケット(フード付き)と薄手フリースを重ね着

・UVカット帽子、偏光サングラス、日焼け止めSPF50

・首元を守るバフやストール、長袖の通気シャツ

・小型の折り畳み傘は砂塵時は不向きのためサンシェードは帽子で代替

現地在住の日本人ガイドいわく「午後は突風が増え砂塵が舞うので、目元保護と首元のカバーが助かります」。

砂と塩に強い装備リスト

パラカスは塩分を含む海風と微細な砂で機材と衣類が傷みやすい環境です。

密閉できる収納と簡易メンテナンス用品を携行すると行動が快適になります。

・ジップ袋やドライバッグで機材と衣類を個別保護

・カメラ用防塵カバー、レンズ保護フィルター

・マイクロファイバークロスとブロアーで砂落とし

・防水スマホポーチ、モバイルバッテリー1-2本

・速乾タオルと替えソックス、肌当たりの柔らかい長袖

現地の写真好きの居住者は「風の強い桟橋ではレンズ交換を避ける」と助言します。

体調管理と安全

日射、乾燥、船酔いが三大リスクです。

水分と電解質の補給、乗船前の体調管理で疲労を抑えます。

・500mlボトル×2本と経口補水パウダーを常備

・船酔い薬は乗船30分前に服用、ガムや生姜飴で追い対策

・砂漠ウォーク前は帽子と長袖、こまめな休憩

・小銭と現金を少額+カードで分散携行

地元の運航スタッフは「朝の海はうねりが少ないことが多く、酔いやすい人は午前便が無難」と話します。

野生動物への配慮

観察距離を保ち、餌付けやフラッシュ撮影は厳禁です。

保護区ではドローンや立入制限に留意し、足元は岩礁で滑りに注意します。

・ボート上では立ち上がらず手すりを保持

・ゴミは必ず持ち帰り、軽量袋を携行

・保護区の表示に従い、崖縁に近づかない

・望遠撮影で距離を置き、音の小さい連写設定に変更

現地ガイドは「ペリカンやアシカは距離を詰めすぎると驚くのでズームで寄るのがマナー」と強調します。

パラカス観光の予約・交通・予算

パラカス観光をスムーズに楽しむには、リマからの移動、現地ツアーの予約、費用感の把握が重要です。

混雑しやすい朝のクルーズは事前予約が安心で、風の強い季節は柔軟に動ける計画が役立ちます。

予約のコツ

朝発のバジェスタス島クルーズは人気が高く、前日またはオンラインでの事前予約が安心です。

欠航や遅延リスクに備え、無料変更や全額返金のプランを選ぶと安全です。

・英語混載の現地ツアーは午前便が多く、集合は出航30分前が基準

・連結ツアー(クルーズ+保護区)は移動がスムーズで時短になる

・キャンセルポリシーは「天候理由の全額返金可」を選ぶ

・欠航時の代替として保護区ドライブや博物館見学を準備

現地オペレーターは「柔軟なキャンセル規定のプランを選ぶと、風での欠航時に損失を抑えられる」と案内しています。

交通とアクセス

リマからパラカスへは長距離バスで約3.5-4時間が目安です。

主要会社はクルス・デル・スールやペルー・ホップで、早朝便やホテル送迎付きも選べます。

・所要時間:リマ→パラカスは約4時間(交通状況で変動)

・出発時刻例:08:30/11:30/12:00/18:00(クルス・デル・スール)

・ホテル送迎:ペルー・ホップはホテル発着で英語アシストあり

・復路の最終便は夕方出発が多く、夜の到着に注意

チケットは公式サイトや比較サイトで早割を狙うと座席と価格の選択肢が広がります。

予算のめやす

パラカスの1日あたりの旅行費は、スタイルにより大きく変わります。

目安として、低予算は約$35、標準は約$80、快適重視なら約$160です。

・低予算:ドミトリー+混載ツアー中心で$35前後

・中間:中級ホテル+現地ツアーとレストランで$80前後

・上位:海沿い高級ホテル+専用車手配で$160前後

・ボート料金:$25程度+港税$1+保護区税$3の加算に留意

両替は空港・市内のレート差があり、カードと少額現金の併用が安心です。

欠航リスクと季節

パラカスは通年乾燥していますが、強風の発生が多い地域です。

重ね着と防風装備の準備に加え、午前便中心の計画が安定度を高めます。

・強風は通年で発生、語源はケチュア語の「砂嵐」

・夏季12-5月は晴天で地元客も増え混雑傾向

・冬季4-11月は気温が下がり、防寒着が役立つ

・午前の海は比較的穏やかで船酔いリスクも軽減

現地向けガイドは「風対策にウィンドブレーカーが必須」と装備の重要性を強調します。

まとめ:パラカス観光を楽しむために

パラカス観光は「朝の海」と「午後の砂漠」を組み合わせると満足度が上がります。

朝はバジェスタス島クルーズ、午後はパラカス国立保護区で赤砂ビーチや展望台を回る配分が王道です。

移動は港近くの宿に滞在すると集合が楽で、ピスコ発のナスカ遊覧を組み込む場合は前後で時間に余裕を持たせます。

風が強い日は欠航が起きやすいため、予備日や代替プランをセットで用意しておくと安心です。

装備は防風ジャケットと日差し対策を基本に、砂と塩に強いパッキングを心掛けます。

予約は午前便中心、キャンセル柔軟な現地ツアーを選ぶと天候変動にも対応しやすいです。

パラカスのおすすめ滞在エリア:

>プラヤ・ロハ(赤砂ビーチ)周辺のおすすめホテル

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