「パラオ観光の定番モデルコースが知りたい」
「パラオの観光スポットを効率よく回りたい」
「短期間でパラオ観光を満喫したい」
パラオ観光を計画する際、限られた日程でどこを回ればよいか迷いますよね。
短期間でもパラオの魅力を最大限に楽しむには、効率的なモデルコースで観光スポットを巡ることが重要です。
この記事では、パラオ観光の鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選をまとめて紹介します。
パラオのおすすめ滞在エリア:
パラオ観光のおすすめモデルコース
パラオ観光を短期間で効率的に楽しむには、事前にしっかりとしたプランを立てることが重要です。
世界遺産ロックアイランドとダイビングスポットを中心に、滞在日数に応じた3つのおすすめコースをご紹介します。
短期集中1日プラン:世界遺産の海を満喫
限られた時間でパラオの魅力を凝縮して体験したい方におすすめのプランです。
ミルキーウェイ→ロングビーチ→ジェリーフィッシュレイク
午前8時にコロール発のボートツアーに参加し、まずは天然泥パックで有名なミルキーウェイへ向かいます。
その後、潮の満ち引きで現れるロングビーチを散策し、最後にクラゲと一緒に泳げるジェリーフィッシュレイクでシュノーケリングを楽しみます。
王道2日プラン:海×歴史を網羅
自然と歴史の両方を満喫できる、初回訪問者に最適なコースです。
1日目:ロックアイランド周遊→ミルキーウェイ→ナチュラルアーチ
2日目:ペリリュー島戦跡→ガラスマオの滝→パラオ国立博物館
アクティブ2日プラン:ダイビング重視
パラオの海中世界を本格的に楽しみたいダイバー向けのプランです。
1日目:ブルーコーナー→ジャーマンチャネル→シャンデリアケーブ
2日目:ペリリュー・エクスプレス→ウーロンチャネル→ニューブロップオフ
各ダイビングスポット間はボートで15分程度の移動時間を見込み、1日3本のダイビングが楽しめます。
パラオ観光に便利なおすすめ宿泊エリア
パラオ観光を楽しむためには、移動時間を短縮し効率的に回れる立地の宿泊先を選ぶことが重要です。
ここでは、観光やアクティビティへのアクセスが良い3つのエリアをご紹介します。
コロール中心部:ツアー集合に便利
コロール中心部は、パラオ観光において最も利便性の高いエリアです。
多くのボートツアーやダイビングツアーがこのエリアから出発するため、移動時間を大幅に短縮できます。
老舗のパラウホテルは、WCTCショッピングセンターまで徒歩1分という抜群の立地にあり、重い買い物をしても部屋にすぐ戻れます。
パレイシアホテルも繁華街に位置し、月2回開催されるナイトマーケットまで歩いて行ける距離です。
ガーデンパレスは日本人経営で、困った際は日本語で対応してもらえる安心感があります。
近くにある観光スポット
コロール中心部からは、パラオ国立博物館まで車で5分程度でアクセスできます。
徒歩圏内にWCTCショッピングセンターがあり、お土産や日用品の購入に便利です。
日本・パラオ友好の橋も車で10分程度の距離にあり、パラオと日本の歴史を学べる重要なスポットです。
食事と買い物
中心部には地元料理を味わえるレストランが点在し、特に新鮮な魚料理が楽しめます。
WCTCショッピングセンターでは、アメリカ系の食材から地元の特産品まで幅広く取り扱っています。
夜遅くまで営業している飲食店もあり、ツアー後の食事にも困りません。
宿の選び方
朝のツアー集合時間に余裕を持てるよう、ツアー会社から徒歩5分以内のホテルを選ぶのがおすすめです。
エレベーター完備のホテルを希望する場合は、パレイシアホテルやコーブリゾートパラオを選びましょう。
アイライ:空港近くで静かな滞在
アイライエリアは、パラオ国際空港から車でわずか4分という立地にあります。
アイライウォーターパラダイスホテル&スパは、到着日や出発日の移動時間を最小限に抑えられる理想的な立地です。
空港近くでありながら静かな環境で、ゆったりとした島時間を満喫できます。
敷地内には大型プールやウォーターパークがあり、ホテル内だけでも十分に楽しめる施設が充実しています。
近くにある観光スポット
アイライエリアからは、ガラスマオの滝まで車で15分程度でアクセスできます。
バベルダオブ島の自然散策やトレッキングの拠点としても便利な立地です。
静かな環境を活かして、朝日や夕日を眺めるスポットも徒歩圏内にあります。
食事と買い物
ホテル内レストランでは、地元食材を使った料理が味わえます。
小規模な商店はありますが、大型ショッピングはコロール中心部まで移動する必要があります。
空港内の売店で最後のお土産購入ができるため、出発直前の買い物にも便利です。
宿の選び方
フライト時間を重視する方は、送迎サービスが充実したホテルを選ぶと安心です。
長期滞在の場合は、ホテル内施設が充実した物件を選ぶと飽きずに過ごせます。
バベルダオブ島南部:自然派に好適
バベルダオブ島南部は、手つかずの自然を満喫したい旅行者におすすめのエリアです。
パラオプランテーションリゾートは、市街地にありながらジャングルやタロイモ畑に囲まれた自然派リゾートです。
3年かけて作られたネイチャーリゾートで、プライベート感抜群のコテージタイプの客室が特徴です。
目の前には白砂のプライベートビーチが広がり、都市部の喧騒から離れてリラックスできます。
近くにある観光スポット
ガラスマオの滝まで車で30分程度で、トレッキングや自然散策が楽しめます。
古代遺跡や石柱群など、パラオの歴史を感じられるスポットも点在しています。
バベルダオブ島の最高峰への登山も、このエリアから挑戦できます。
食事と買い物
ホテル内レストランでは、オーガニック野菜を使った健康的な料理が味わえます。
地元農家との連携により、採れたての新鮮な食材を使った料理が楽しめます。
買い物については事前にコロール中心部で済ませておくか、ホテルに相談するのがおすすめです。
宿の選び方
自然体験を重視する方は、ジャングル散策やバードウォッチングができる施設を選びましょう。
日本人スタッフがいるホテルを選ぶと、言語の心配なく自然体験を楽しめます。
パラオ観光のモデルコース5つ
パラオ観光を最大限に楽しむためには、滞在日数や興味に応じたモデルコースを選ぶことが重要です。
ここでは、初心者から上級者まで満足できる5つのモデルコースを詳しくご紹介します。
モデルコースA:ロックアイランド定番周遊
パラオ初心者に最も人気の王道コースで、世界遺産の美しさを存分に味わえます。
このコースは現地在住の日本人ガイドからも「初回訪問なら絶対に外せない定番中の定番」と推薦されています。
1日の流れと見どころ
午前8時にコロールの港を出発し、まずは世界遺産ロックアイランド群の中でも最も美しいとされるセブンティアイランドへ向かいます。
ミルキーウェイ→ロングビーチ→ジェリーフィッシュレイク
最初に訪れるミルキーウェイでは、数千年をかけて蓄積された石灰質の白い泥で天然の泥パック体験ができます。
現地ガイドによると「午前中の方が泥の質が良く、美容効果も高い」とのことで、最初に訪れるのがベストタイミングです。
続いて潮の満ち引きによって現れるロングビーチへ移動し、エメラルドグリーンの海に浮かぶ真っ白な砂の道を歩きます。
最後にジェリーフィッシュレイクで、毒を失った黄金色のクラゲと一緒に泳ぐ幻想的な体験を楽しみます。
移動手段と予約のポイント
ボート移動が中心となり、各スポット間は15分から30分程度の航行時間です。
現地在住の日本人によると「乾季(12月から4月)は海況が安定するため、ボート酔いしやすい方でも安心」とのことです。
予約は少なくとも1週間前に済ませ、特に1月から3月の乾季のベストシーズンは1ヶ月前の予約が推奨されます。
費用と時間配分
ツアー料金は1人あたり150ドルから200ドル程度で、ランチと入場料が含まれています。
所要時間は約8時間で、朝8時出発、夕方4時頃にコロールに戻る日程です。
モデルコースB:ダイビング上級者向け
パラオの海中世界を本格的に楽しみたいダイバーのための本格派コースです。
アドバンスドオープンウォーター以上の資格と、流れのあるポイントでの経験が必要です。
1日の流れと見どころ
午前7時30分にダイビングショップに集合し、まずは装備の確認と当日のブリーフィングを受けます。
ブルーコーナー→ジャーマンチャネル→シャンデリアケーブ
最初に世界的に有名なブルーコーナーでドリフトダイビングを楽しみます。
現地のダイビングガイドによると「マンタレイは1月から4月に遭遇率が最も高く、特に午前中の1本目がチャンス」とのことです。
次にジャーマンチャネルでマンタクリーニングステーションを観察し、運が良ければマンタの優雅な舞いを間近で見ることができます。
最後にシャンデリアケーブで洞窟ダイビングを体験し、神秘的な鍾乳洞の美しさを堪能します。
移動手段と安全対策
各ダイビングポイント間はボートで15分から20分の移動時間です。
流れの強いポイントが多いため、リーフフックの使用が必須で、ダイビングショップで無料レンタルできます。
現地ガイドからは「流れに逆らわず、常にバディと一緒に行動することが最も重要」とのアドバイスがあります。
費用と時間配分
3ダイブパックで200ドルから300ドル程度、器材レンタル代が別途50ドル必要です。
朝7時30分集合で夕方5時頃解散の、丸1日かけたダイビングツアーです。
モデルコースC:歴史文化と島時間
パラオの歴史や文化に触れながら、のんびりとした島時間を楽しむコースです。
太平洋戦争の激戦地ペリリュー島と、パラオの首都機能があるバベルダオブ島を巡ります。
1日の流れと見どころ
午前9時にコロール港を出発し、まずはペリリュー島へ向かいます。
ペリリュー島戦跡→パラオ国立博物館→日本・パラオ友好の橋
ペリリュー島では、太平洋戦争時の日本軍とアメリカ軍の激戦地を巡り、平和の大切さを学びます。
現地在住の日本人ガイドによると「戦跡巡りは暑さ対策が重要で、帽子と水分補給は必須」とのことです。
午後はコロールに戻り、パラオ国立博物館で伝統文化や自然についての理解を深めます。
最後に日本・パラオ友好の橋を渡りながら、両国の友好関係の歴史を振り返ります。
移動手段と注意点
ペリリュー島までは高速ボートで約1時間、海況によっては揺れが激しくなることがあります。
島内の戦跡巡りは徒歩が中心となるため、歩きやすい靴と日焼け対策が必要です。
費用と時間配分
ツアー料金は120ドルから150ドル程度で、昼食と入場料が含まれています。
朝9時出発で夕方5時頃帰着の、文化と歴史に触れる充実した1日です。
モデルコースD:家族で楽しむ海遊び
小さなお子様連れの家族でも安心して楽しめる、安全性を重視したコースです。
浅瀬でのシュノーケリングと砂遊びがメインで、泳げないお子様でも十分楽しめます。
1日の流れと見どころ
午前10時にゆっくりと港を出発し、家族向けの穏やかなスポットを巡ります。
イルカシティ→ココス島→マラカル島
最初に訪れるイルカシティは、野生のイルカに遭遇する可能性が高い穏やかな海域です。
現地ガイドによると「午前中の方がイルカの活動が活発で、子供たちも喜ぶ遭遇率が高い」とのことです。
次にココス島の白い砂浜で海水浴とシュノーケリングを楽しみ、色とりどりの熱帯魚を観察します。
最後にマラカル島でバーベキューランチを味わいながら、のんびりとした島時間を過ごします。
移動手段と持ち物
ボート移動は比較的短距離で、揺れの少ない穏やかな海域を選んで航行します。
お子様用のライフジャケットは無料でレンタルでき、日焼け止めとラッシュガードの持参がおすすめです。
費用と時間配分
家族パック料金で大人1人100ドル、子供1人50ドル程度です。
朝10時出発で午後3時頃帰着の、家族向けの短時間コースです。
モデルコースE:写真映えスポット集中
インスタグラムなどのSNS投稿を意識した、写真映えする絶景スポットを効率的に巡るコースです。
プロカメラマンの同行オプションも用意されており、記念写真にこだわりたい方におすすめです。
1日の流れと見どころ
午前8時に港を出発し、最も美しい光の条件で各スポットを訪れます。
セブンティアイランド展望台→ナチュラルアーチ→ミルキーウェイ→ロングビーチ
最初にセブンティアイランドの展望台で、世界遺産ロックアイランドのパノラマ絶景を撮影します。
現地の写真ガイドによると「午前中の斜光が島々の立体感を最も美しく演出する」とのことです。
次にナチュラルアーチで自然が作り出した石のアーチと青い海のコントラストを撮影します。
ミルキーウェイでは乳白色の海での泥パック姿、ロングビーチでは海の上を歩く幻想的な写真が撮影できます。
移動手段と混雑回避
観光客の少ない午前中を狙って各スポットを巡るため、人の映り込みを避けた写真撮影が可能です。
プライベートボートを利用することで、撮影に集中できる環境が確保されています。
費用と時間配分
写真重視のプライベートツアーで250ドルから350ドル程度です。
プロカメラマン同行オプションは追加で100ドル必要ですが、プロ品質の記念写真が約50枚もらえます。
朝8時出発で午後2時頃帰着の、撮影に集中した半日コースです。
パラオのおすすめ観光スポット10選
パラオ観光の見どころは、世界遺産ロックアイランドをはじめ、独特の海洋環境と歴史に根ざした多彩なスポットにあります。
ここでは、初めてでも外さない定番から、写真映え抜群の穴場まで10カ所を厳選して紹介します。
ロックアイランド群と南ラグーン
ロックアイランドは、マッシュルーム型の無人島が点在する世界遺産で、複合遺産として自然と文化の両面で評価されています。
コロール発のボートツアーで巡るのが一般的で、透明度の高い海と多様な海洋生物に出会えます。
見どころ
・セブンティアイランドの空撮パノラマは、世界屈指の絶景として知られます。
・カヤックやシュノーケリングで、島影にできる静かな入り江を体感できます。
基本情報
営業時間:ツアーに準ずる。
定休日:なし。
料金:日帰りツアー150〜200ドル目安。
住所:コロール発着の沖合一帯(ロックアイランド群)。
ミルキーウェイ
海底の石灰質泥が作る乳白色の海で、天然の泥パック体験が人気です。
肌に塗って数分置き、海で洗い流すのが現地流です。
見どころ
・全身泥パックは写真映えが抜群で、午前中は水色がより鮮やかに出ます。
・浅く穏やかな入り江で、泳ぎが苦手でも楽しめます。
基本情報
営業時間:ツアーに準ずる。
定休日:なし。
料金:ロックアイランド周遊ツアーに含まれることが多い。
住所:ロックアイランド群内ミルキーウェイ入り江。
ロングビーチ
干潮時だけ現れる砂州で、海の上を歩くような体験ができます。
潮位と風向きで見え方が変わるため、日程に余裕があると安心です。
見どころ
・鏡面のように空を映す水面で、幻想的な写真が撮れます。
・干潮のピークに合わせると、白い砂の道が長く現れます。
基本情報
営業時間:ツアーに準ずる(干潮時が見頃)。
定休日:なし。
料金:ロックアイランド周遊ツアーに含まれることが多い。
住所:ロックアイランド群内ロングビーチ周辺。
ジェリーフィッシュレイク
毒性が弱いクラゲと一緒に泳げる海水湖で、保護のためルール遵守が必須です。
スノーケリングのみで、スキューバ機材の使用は不可です。
見どころ
・黄金色のクラゲ群に囲まれる非日常の浮遊体験ができます。
・曇天でも神秘的な雰囲気が楽しめます。
基本情報
営業時間:ツアーに準ずる(午前発が一般的)。
定休日:保全上の入湖制限期間あり。
料金:入湖許可証が必要(ツアー代に含まれる場合あり)。
住所:ロックアイランド群内メイラン湖(通称ジェリーフィッシュレイク)。
ジャーマンチャネル
マンタのクリーニングステーションで有名な海峡のダイビングスポットです。
潮回り次第で遭遇率が変わるため、現地ガイドの判断が鍵です。
見どころ
・シーズンには複数枚のマンタが旋回する迫力の光景が見られます。
・白砂の海底とチャネルの地形が美しく、透明度も高いです。
基本情報
営業時間:ダイビングボートの運航時間に準ずる。
定休日:なし。
料金:2ボートダイブで200〜300ドル目安。
住所:ロックアイランド南側の海峡域。
ブルーコーナー
世界屈指のドリフトダイビングポイントで、大物回遊魚との遭遇に期待できます。
上級者向けの流れで、リーフフック使用が一般的です。
見どころ
・ギンガメアジやバラクーダ、サメの群れなど大物天国です。
・潮当たりの良い岬先端でのホバリングは圧巻です。
基本情報
営業時間:ダイビングボートの運航時間に準ずる。
定休日:なし。
料金:2〜3ダイブのパック料金が一般的。
住所:ロックアイランド外洋側岬先端。
シャンデリアケーブ
天井から差し込む光がシャンデリアのように輝く洞窟で、ケーブ内はエアドームが点在します。
初心者でもガイド同行で安全に楽しめます。
見どころ
・光のカーテンと静寂の水中空間はフォト派ダイバーに人気です。
・浅場主体で減圧リスクが低く、体験ダイブの受け入れもあります。
基本情報
営業時間:ダイビングショップのスケジュールに準ずる。
定休日:なし。
料金:1ダイブ追加で+50〜80ドル目安。
住所:マラカル島近海の海食洞。
ガラスマオの滝
ジャングルを抜けて到達する島内最大級の滝で、トレッキングと水遊びが楽しめます。
滑りやすい岩場があるため、トレッキングシューズが安心です。
見どころ
・雨季は水量が増して迫力が増し、ミストで涼を取れます。
・滝壺周辺はピクニックにも最適です。
基本情報
営業時間:9:00〜17:00目安。
定休日:なし。
料金:入場料あり(数ドル〜10ドル前後目安)。
住所:バベルダオブ島内ガラスマオ。
ペリリュー島戦跡
太平洋戦争の激戦地を巡る歴史スポットで、慰霊碑や遺構が残ります。
平和学習の場としても注目されています。
見どころ
・司令部壕、戦車や大砲の残骸など生々しい爪痕を辿れます。
・島の静けさと透き通る海が対比的で、感慨深い時間を過ごせます。
基本情報
営業時間:ツアーに準ずる。
定休日:なし。
料金:日帰りツアー120〜150ドル目安。
住所:ペリリュー島各所。
パラオ国立博物館
パラオの歴史や民俗、自然を俯瞰できる国内最大のミュージアムです。
屋外には伝統集会所「バイ」の復元も展示されています。
見どころ
・航海術や民具、自然標本などを通して文化の基屎を学べます。
・短時間でも効率的に全体像が掴めます。
基本情報
営業時間:10:00〜17:00目安。
定休日:日曜・祝日(変更の場合あり)。
料金:大人10〜20ドル目安。
住所:コロール島中心部。
パラオ観光のベストシーズンと持ち物
パラオ観光は年間を通して楽しめますが、目的によって最適な時期が変わります。
海況や混雑、価格のバランスを踏まえ、シーズンごとの特徴と準備物を具体的に解説します。
ベストシーズンの判断軸
パラオ観光の最適時期は、乾季と雨季で体験の質が変わります。
ダイビングやロックアイランド周遊など、目的別に向いている時期を整理して選ぶと満足度が高まります。
乾季と雨季の違い
乾季は12〜4月で、降雨が少なく海況が比較的安定し、ロングビーチやシュノーケリング日和が続きます。
透明度が高く、島影のラグーンは凪ぎやすいので、ボートが苦手な人にも向いています。
雨季は5〜11月で、スコールは多い一方で、ジャングルや滝の迫力が増し、ガラスマオの滝は見ごたえが出ます。
午後のスコールを見越し、午前発ツアー中心に組むと天候の影響を抑えられます。
目的別のおすすめ時期
ダイビング中心なら1〜4月が狙い目です。
ジャーマンチャネルでマンタ遭遇率が高まり、ブルーコーナーの流れも安定しやすい傾向です。
ロックアイランド周遊と写真重視なら、乾季の午前中が光の抜けが良く、ミルキーウェイやナチュラルアーチの発色が鮮やかです。
家族旅や船酔いが心配な場合は、凪ぎの多い乾季の中でも1〜3月の午前便を選ぶと安心です。
持ち物と装備チェックリスト
パラオ観光は海と陸を行き来する行程が多く、軽量で乾きやすい装備が快適です。
現地手配を減らすため、必需品を厳選して持参すると行動がスムーズになります。
海アクティビティ必需品
・ラッシュガード上下と速乾Tシャツ。
・度付きゴーグルやマスク、曇り止め。
・マリンシューズと小型ドライバッグ(5〜10L)。
・リーフセーフ日焼け止め(紫外線吸収剤不使用の“リーフフレンドリー”表示)。
・酔い止め、個包装のウェットティッシュ。
・タオルはマイクロファイバー製が便利。
日焼け・環境配慮アイテム
・UPF50+の長袖、帽子(ストラップ付)、偏光サングラス。
・アフターサンジェル、リップバームSPF入り。
・詰替え用の小分けボトルを用意し、船上の荷物を軽量化。
・サンゴに優しい日焼け止めを選び、湖・ラグーンでは量を控えめに塗布。
現地で役立つ実用情報
パラオ観光はツアー参加が基本で、集合場所と時間、許可証の準備が鍵になります。
島内移動はタクシーと送迎主体のため、滞在中の動線は前日までに確定しましょう。
通信・支払い・保険
・eSIMやポケットWi‑Fiを準備し、地図と潮汐表をオフライン保存。
・現金は小額USDを複数用意し、チップや売店用に使い分ける。
・マリンアクティビティ対応の旅行保険を事前加入し、補償範囲を確認。
許可証とルール
・ロックアイランド許可証は滞在日数に合わせて種類を選ぶと無駄がありません。
・ジェリーフィッシュレイクはスノーケルのみで、フィンや日焼け止めの運用に制限があります。
・船上は裸足ルールやゴミ持ち帰りが徹底され、自然保護の指示に従うことが前提です。
パラオ観光の移動とツアーの選び方
パラオ観光はボートツアーと送迎の最適化で満足度が大きく変わります。
少人数制や出発時間、許可証の有無など、予約前に確認したい要点を具体的に解説します。
ボートツアーの種類と選定基準
ロックアイランドやミルキーウェイ、ジェリーフィッシュレイクは、基本的にボートツアー参加で訪れます。
参加目的と体力に合わせ、少人数制やチャーターを含めて比較すると移動効率が上がります。
所要・料金・含まれるもの
・日帰りロックアイランド周遊は8時間前後、150〜200ドルが目安です。
・料金に含まれるのは、ランチ、飲料、シュノーケルセット、送迎が一般的です。
・許可証やジェリーフィッシュレイク入湖料は別のことがあり、事前確認が安心です。
少人数制と大型船の違い
・少人数制は上陸時間や撮影時間を柔軟に調整でき、混雑回避に有利です。
・大型船は安定感と設備が強みで、家族連れや船酔いが心配な場合に向きます。
・写真重視やダイビング重視なら、ガイド比率の低い少人数制を優先します。
島内移動の実務
コロール島発の送迎が基本で、ホテルロビー集合が標準です。
流しのタクシーは少ないため、前日までの予約手配が安心です。
タクシー・送迎・レンタカー
・朝の集合は7:30〜8:30が多く、送迎の同乗者次第で回り道が発生します。
・家族やグループなら片道送迎の定額手配が時間短縮に有効です。
・レンタカーは右側通行で道路標識は英語表記、夜間は街灯が少ないため日中利用が無難です。
時間管理と集合場所
・港の桟橋は複数あり、紙や画面の予約確認書で集合場所と船名を明確にします。
・午前便はチェックイン渋滞が起きやすく、集合10分前の到着を習慣化します。
・帰港時はホテル送迎の順番で到着時間が変動するため、夜の予約は30分以上余裕を持たせます。
予約とキャンセルのコツ
乾季ピークや連休は満席が続くため、早めの在庫確保が鉄則です。
天候や海況による催行変更に備え、柔軟な旅程設計が安全策になります。
混雑期の在庫確保
・1〜3月、GW、夏休み、年末年始は、人気ツアーを2〜4週間前に仮押さえします。
・同一日に第1希望と第2希望のツアーを確保せず、取消規定を守る形で候補日を分散します。
・ダイビングは指名ガイドや少人数ボートが早く埋まるため、旅程確定直後に予約します。
天候リスクへの備え
・風向きと潮位でルートが変わるため、午前発の便を中心に組むと中止リスクを抑えられます。
・雨季はトレッキングや博物館を予備日に配置し、海が荒れた日の代替を準備します。
・催行会社のキャンセル規定を確認し、前日夕方の最終連絡で集合時刻を再確認します。
まとめ:パラオ観光を楽しむために
パラオ観光は、世界遺産ロックアイランドと独自の海洋体験を軸に、短期でも満足度の高い旅が組めます。
滞在はコロール中心部に泊まり、午前発のボートツアーを軸に「ロックアイランド周遊」「ダイビング」「歴史スポット」をバランス良く配分すると効率的です。
乾季は海況が安定し価格と混雑が上がりやすいため、早めの予約と少人数制ツアーの選択が満足度を押し上げます。
装備はリーフセーフ日焼け止めやラッシュガード、マリンシューズなど機能的な軽装で統一し、許可証や集合場所は前日までに最終確認を行いましょう。
パラオのおすすめ滞在エリア: