【ニューオーリンズ治安完全ガイド】ホテルをとるべき治安のよいエリアと現地人が避ける危険エリア

「ニューオーリンズの治安って本当に大丈夫なの?」

「治安の悪いエリアを避けて、安全に観光したい」

「どのエリアのホテルを選べば良いのか分からない」

ニューオーリンズを訪れる観光客の多くが治安面での不安を抱えています。

観光地として人気の高いニューオーリンズですが、エリアによって治安状況は大きく異なります。

外務省海外安全ホームページとニューオーリンズ在住日本人の声をもとに、観光客が多く集まるフレンチ・クォーターから危険な低所得者層エリアまで、各エリアの治安状況とホテルを取るのにおすすめのエリアを解説します。

目次

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ニューオーリンズの治安状況2024年最新情報

ニューオーリンズはジャズとクレオール文化で知られる魅力的な観光地ですが、エリアによって治安状況は大きく異なります。

日中は比較的安全な地域でも、夜間になると様相が一変する場所も存在します。

犯罪発生の特徴と傾向

外務省海外安全ホームページによると、観光客が被害に遭いやすい犯罪として、以下のようなケースが報告されています。

・レストランでの置き引き(椅子に荷物を置いたまま席を離れる際に発生)

・歩きスマホ中のひったくり被害

・車上荒らし(ドアをロックしていても発生)

・観光地での写真撮影中の荷物盗難

・深夜の暴行事件

地域別の治安状況

フレンチ・クォーター周辺は観光客が多く、警察のパトロールも頻繁に行われています。

しかし、メインストリートから一本外れただけでも治安は大きく変化します。

特に夜間は、バーボン・ストリート以外のエリアへの立ち入りは避けるべきです。

時間帯による危険度の変化

ニューオーリンズ在住日本人によると、以下の時間帯には特に注意が必要です。

・日没後から深夜にかけて

・早朝の人通りが少ない時間帯

・深夜のバーやクラブの閉店時間

・祝祭時の混雑時

自然災害リスク

治安面以外にも、以下の自然災害リスクに注意が必要です。

・3月から5月の竜巻シーズン

・6月から11月のハリケーンシーズン

・突発的な暴風雨

2024年の治安対策ポイント

安全に観光を楽しむため、以下の対策を心がけましょう。

・貴重品は必ずホテルのセーフティボックスを利用

・夜間の移動はUberやLyftなどの配車サービスを活用

・観光は23時までに切り上げ、ホテルに戻ることを推奨

・スマートフォンやカメラの使用は周囲に注意を払いながら

・現金は必要最小限のみ持ち歩く

緊急時の連絡先

緊急時には以下の連絡先を利用してください。

警察・救急:911

在ヒューストン日本国総領事館:1-713-652-2977

観光警察:504-658-6205

ニューオーリンズで注意すべき治安が悪いエリア

ニューオーリンズには観光客が立ち入るべきではない治安の悪いエリアが存在します。

現地在住の日本人の情報を基に、危険なエリアの特徴と対策を詳しく解説します。

セント・ロホ地区の現状と対策

セント・ロホ地区は、フレンチ・クォーターから徒歩15分程度の場所に位置します。

観光客がフレンチ・クォーターから散策中に誤って入り込みやすいエリアです。

特に以下の通りでは、スリや置き引きなどの犯罪が多発しています。

・フランクリン通り周辺

・セント・クロード通りの北側エリア

・エリジアン・フィールズ通りの東側

危険な特徴

このエリアでは以下のような状況が見られます。

・路上での薬物取引が頻繁に行われている

・空き家や廃墟が目立つ

・街灯が少なく、夜間は視界が悪い

・警察のパトロールが少ない

セブンス・ワード周辺の危険性

セブンス・ワードは、以下の理由から観光客の立ち入りは推奨されません。

路上強盗や車上荒らしが特に多発するエリアとして知られています。

このエリアでは以下の通りを避けるべきです。

・エスプラネード通りの北側全域

・ロンドン通りからパリス通りまでの区域

・セント・バーナード通り周辺

注意すべき時間帯

特に以下の時間帯は危険度が上がります。

・日没後から夜明けまで

・早朝の通勤時間帯

・深夜のバーの閉店時間

イバビル・プロジェクト地区の状況

低所得者向け住宅が密集するこのエリアは、以下の特徴があります。

地元住民でさえ夜間の外出を避けるほど、治安が悪化しています。

観光客は以下の対策を必ず実施してください。

・このエリアを通過するバスやトラムの利用を避ける

・カーナビでのショートカットルートでも進入しない

・タクシーでも極力迂回ルートを依頼する

緊急時の対応

万が一このエリアに入ってしまった場合は、以下の対応を取ります。

・慌てて走らず、冷静に最寄りの大通りに向かう

・スマートフォンの画面は見せないようにする

・所持品は目立たないように隠す

・現地警察(504-821-2222)に連絡する

これらの危険エリアは、観光マップには詳しく記載されていないことが多いため、事前の確認が重要です。

ニューオーリンズのホテルをとるべき治安のよいエリア

ニューオーリンズには観光客が安心して滞在できるエリアがいくつか存在します。

ホテル選びは旅の安全性を左右する重要な要素となります。

フレンチ・クォーター周辺の特徴

フレンチ・クォーターは観光客に最もおすすめのエリアです。

24時間体制で警察のパトロールが行われており、観光客の安全性が重視されています。

以下の特徴から、特に女性の一人旅でも安心して滞在できます。

・小型パトカーによる頻繁な巡回

・観光警察(504-658-6205)の常駐

・ホテルのセキュリティ体制が充実

・深夜まで人通りが多い

おすすめホテルエリア

特に以下の通り沿いのホテルは治安面で安心です。

・バーボン・ストリート沿い

・ロイヤル・ストリート周辺

・デカチュール・ストリート付近

レイクショア・レイクヴィスタエリアの魅力

ポンチャートレーン湖畔に位置するこのエリアは、高級住宅街として知られています。

静かな環境で落ち着いた滞在を楽しめる地域です。

以下の特徴から、長期滞在にも適しています。

・高級住宅が立ち並ぶ閑静な住宅街

・24時間体制のセキュリティゲート

・観光地へのアクセスの良さ

・周辺に治安の良いカフェやレストランが充実

オーデュボン地区の安全性

オーデュボン動物園に近接するこのエリアは、教育機関が集まる文教地区です。

トゥレーン大学とロヨラ大学に挟まれた地域で、学生街特有の明るい雰囲気があります。

以下の特徴から、観光客でも安心して滞在できます。

・大学周辺の充実した警備体制

・24時間営業のコンビニエンスストアが多数

・公共交通機関へのアクセスの良さ

・緊急時の病院が近い

宿泊時の注意点

どのエリアを選ぶ場合でも、以下の点に注意が必要です。

・夜間の一人歩きは避け、必要な場合は配車サービスを利用

・ホテルのフロントには必ず日本の携帯番号を登録

・貴重品は必ずホテルのセーフティボックスを利用

緊急時の連絡先(警察:911、在ヒューストン日本国総領事館:1-713-652-2977)は、スマートフォンにメモしておきましょう。

ニューオーリンズの自然災害と緊急時の対応

ニューオーリンズは自然災害のリスクが高い地域として知られています。

特に6月から11月のハリケーンシーズンは警戒が必要です。

ハリケーンシーズンの備え

ハリケーンシーズンに旅行する際は、以下の準備が重要です。

・携帯用の懐中電灯と予備の電池

・3日分の飲料水(1人1日あたり1ガロン)

・非常食(缶詰やドライフード)

・モバイルバッテリー

避難時の注意点

ホテルのフロントデスクには必ず緊急連絡先を登録しておきます。

避難指示が出た場合は、すぐに指定の避難所へ移動できるよう準備をしておきましょう。

ポンチャートレーン湖周辺のエリアは特に浸水リスクが高いため、天候の変化には注意が必要です。

竜巻への対策

3月から5月は竜巻の発生リスクが高まる季節です。

気象警報が発令された場合は、以下の対応を取ります。

・建物の最下階か地下へ避難

・窓から離れた場所で待機

・携帯電話やラジオで最新情報を確認

・ホテルスタッフの指示に従う

緊急連絡先一覧

緊急時には以下の連絡先を利用してください。

・警察・救急:911

・在ヒューストン日本国総領事館:1-713-652-2977

・ニューオーリンズ気象局:504-522-7330

災害時の情報収集方法

現地の最新情報は以下の方法で入手できます。

・ニューオーリンズ市の公式ウェブサイト

・地元テレビ局WWL-TV(Channel 4)

・ラジオ局WWL 870 AM

・SNSでの市の公式アカウント

災害発生時は、必ずホテルのスタッフの指示に従い、単独行動は避けましょう。

特に浸水時は、感電や水質汚染のリスクがあるため、むやみに外出しないことが重要です。

ホテルには必ず懐中電灯と携帯ラジオを常備しておくことをお勧めします。

ニューオーリンズ観光での防犯対策

観光を安全に楽しむためには、現地の特性を理解した防犯対策が不可欠です。

ニューオーリンズ在住日本人の声をもとに、具体的な対策をご紹介します。

貴重品の管理と持ち物

観光中の持ち物は必要最小限に抑えることが重要です。

特に以下のアイテムの管理には注意が必要です。

・パスポート(コピーを別途保管)

・クレジットカード(利用限度額を下げておく)

・現金(使用予定額のみを持ち歩く)

・スマートフォン(目立たない場所にしまう)

バッグの選び方

観光時のバッグは以下の特徴があるものを選びましょう。

・ファスナーが2重になっているもの

・斜めがけができるタイプ

・内ポケットが多いもの

・派手な装飾がないもの

安全な移動手段

移動手段の選択は治安対策の重要なポイントです。

特に夜間は以下の移動手段を利用しましょう。

・Uberなどの配車サービス(ドライバーの評価を確認)

・ホテル手配のタクシー

・路面電車(日中のみ推奨)

徒歩移動時の注意点

観光地での徒歩移動は以下の点に注意が必要です。

メインストリートを歩き、人通りの少ない裏通りは避けます。

スマートフォンの地図アプリは事前に確認し、歩きながらの操作は控えましょう。

トラブル時の対処法

万が一のトラブルに備え、以下の準備をしておきます。

・保険証券番号の控え

・クレジットカードの緊急連絡先

・在ヒューストン日本国総領事館の電話番号

・現地警察の緊急連絡先

被害に遭った場合の対応

被害に遭った場合は、以下の手順で対応します。

まず安全な場所に移動し、警察(911)に通報します。

パスポートを紛失した場合は、総領事館(1-713-652-2977)に連絡します。

クレジットカードの被害は、即座にカード会社に連絡して利用停止手続きを行います。

警察署で被害届を提出する際は、英語が不安な場合はホテルのスタッフに同行を依頼することをお勧めします。

まとめ:ニューオーリンズを安全に楽しむために

ニューオーリンズは魅力的な観光地ですが、適切な注意と対策が必要な都市です。

エリアや時間帯によって治安状況が大きく変化するため、以下のポイントを意識して行動しましょう。

安全に過ごすための基本ルール

観光の基本として、以下の対策を必ず実施してください。

・夜間の単独行動は避け、23時までには宿泊先に戻る

・貴重品は分散して持ち歩き、現金は20ドル以下に抑える

・スマートフォンの画面は人混みでは見せない

・メインストリートから外れた裏通りには立ち入らない

エリア別の注意点

フレンチ・クォーターは観光客も多く、警察のパトロールも頻繁に行われています。

しかし、メインストリートから一本外れただけでも状況は大きく変化します。

以下のエリアには絶対に立ち入らないようにしましょう。

・セント・ロホ地区全域

・セブンス・ワード周辺

・イバビル・プロジェクト地区

緊急時の連絡先

トラブルに遭遇した場合は、すぐに以下の連絡先に連絡してください。

・警察・救急:911

・在ヒューストン日本国総領事館:1-713-652-2977

・観光警察:504-658-6205

持ち物と服装のポイント

目立たない服装を心がけ、以下のアイテムを必ず携行しましょう。

・ファスナー付きのバッグ(斜めがけ推奨)

・スキミング防止機能付き財布

・少額紙幣(20ドル以下)を分散して所持

・コピーしたパスポート(原本はホテルのセーフティボックスへ)

これらの対策を実施することで、ニューオーリンズの魅力的な観光スポットやジャズ文化を、より安全に楽しむことができます。

治安面での注意は必要ですが、観光地としての魅力は十分に味わえる都市です。

事前の準備と現地での適切な行動を心がけることで、素晴らしい思い出を作ることができるでしょう。

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この記事を書いた人

ヨーロッパ、北米、オーストラリアetc、治安をはじめとした海外情報をお届け。運営歴11年の海外旅行メディア世界新聞が監修しています。

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