【ナフプリオ観光まとめ】鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選

「ナフプリオのおすすめ観光スポットを効率よく回りたい」

「ナフプリオ観光のモデルコースが知りたい」

「ナフプリオ観光の計画を立てたい」

ギリシャの隠れた名所ナフプリオは、見どころが多く、どう回れば効率的なのか迷いますよね。

初めてのナフプリオ観光では、鉄板モデルコースを参考に計画を立てることをおすすめします。

この記事では、アテネ発日帰りから2泊3日まで対応した鉄板モデルコース5つと、絶対に外せないおすすめ観光スポット10選、効率的な観光ルートの組み方を紹介します。

ナフプリオのおすすめ滞在エリア:

>シンタグマ広場周辺のおすすめホテル

ナフプリオ観光のおすすめモデルコース

ナフプリオ観光は日帰りから2泊3日まで、滞在期間に応じてさまざまな楽しみ方ができます。

旧市街散策だけでなく要塞巡りや近郊の古代遺跡訪問まで組み合わせることで、より充実した旅になります。

日帰りモデルコース(アテネ発着)

ボウルツィ城→旧市街シンタグマ広場散策→パラミディ要塞

アテネから長距離バスで約2時間、日帰りでもナフプリオの見どころを効率的に回れます。

午前中に港のボウルツィ城を眺めた後、旧市街の石畳を散策してランチを楽しみ、午後はパラミディ要塞に登って絶景を堪能するコースです。

1泊2日モデルコース(要塞と旧市街重視)

パラミディ要塞→アクロナフプリア→旧市街夕景散策→ボウルツィ城ボートツアー

1泊すれば朝の静かな時間帯に要塞を訪れ、混雑を避けて観光できます。

2日目は港からボートに乗ってボウルツィ城へ上陸し、海側からナフプリオの景色を楽しめます。

2泊3日モデルコース(遺跡とワイン体験)

旧市街散策→ミケーネ遺跡日帰り→エピダウロス古代劇場→ネメアワイナリー

2泊あればナフプリオを拠点に周辺の世界遺産や古代遺跡を巡る余裕が生まれます。

ミケーネとエピダウロスは車で片道30〜40分、ネメアのワイナリーでは地元産ワインの試飲も楽しめます。

ナフプリオ観光に便利なおすすめ宿泊エリア

ナフプリオには観光スタイルや予算に応じて選べる複数の宿泊エリアがあります。

旧市街の石畳沿いのブティックホテルから海沿いのリゾート施設まで、それぞれに特徴があります。

旧市街(オールドタウン)

旧市街は観光客に最も人気の高い宿泊エリアで、石畳の路地に雰囲気あるホテルが点在しています。

シンタグマ広場を中心とした徒歩圏内にレストランやカフェが集中しており、滞在中の食事や買い物に困りません。

19世紀の歴史的建造物を改装したブティックホテルが多く、クラシックな内装と現代的な設備を兼ね備えています。

近くにある観光スポット

・シンタグマ広場(徒歩1分)

・ナフプリオ考古学博物館(徒歩3分)

・アギオス・スピリドン教会(徒歩5分)

・港とボウルツィ城乗船場(徒歩7分)

旧市街のホテルは24時間体制のフロントデスクとセキュリティカードキーシステムを備えている物件が多く、夜間でも安心して滞在できます。

バシレオス・コンスタンティヌ通りやスタイコプル通り沿いのホテルは、夜遅くまで明るく人通りがあるため女性の一人旅にもおすすめです。

>シンタグマ広場周辺のおすすめホテル

アクロナフプリア丘陵周辺

アクロナフプリア丘陵の麓から中腹にかけては、旧市街よりも静かで落ち着いた雰囲気のホテルが並びます。

港や旧市街まで徒歩10分圏内でアクセスできる一方、夜は喧騒から離れてゆっくり休めるのが魅力です。

高台に位置するホテルからは、ナフプリオの街並みとアルゴリコス湾を一望できる部屋もあります。

近くにある観光スポット

・アクロナフプリア要塞(徒歩5分)

・ナフプリオ港プロムナード(徒歩8分)

・コロコトロニス公園(徒歩10分)

・旧市街中心部(徒歩10分)

このエリアのホテルは中級から高級クラスが多く、プールやスパを備えた施設もあります。

車でアクセスする旅行者には、ホテル専用駐車場を完備している物件が便利です。

>アクロナフプリア要塞周辺のおすすめホテル

アルヴァニティアビーチ周辺

アルヴァニティアビーチ周辺は、海水浴とナフプリオ観光の両方を楽しみたい人に最適なエリアです。

旧市街から徒歩15〜20分の距離にあり、ビーチ沿いには中規模ホテルやアパートメントタイプの宿泊施設が並びます。

ファミリー向けのホテルが多く、キッチン付きの部屋や子供用プールを備えた施設もあります。

近くにある観光スポット

・アルヴァニティアビーチ(徒歩1分)

・パラミディ要塞登山口(徒歩10分)

・ナフプリオ港(徒歩15分)

・旧市街中心部(徒歩20分)

ビーチ周辺のホテルは旧市街よりも宿泊料金が手頃で、長期滞在にも向いています。

夏のハイシーズンには海辺のレストランやカフェが遅くまで営業しており、リゾート気分を味わえます。

>アルヴァニティアビーチ周辺のおすすめホテル

郊外(トロ・カロンリア・ネアキオス方面)

郊外エリアは車での移動を前提としたリゾートホテルやヴィラが中心です。

ナフプリオ中心部から車で10〜20分の距離にあり、広い敷地とプライベートプールを備えた高級施設が点在します。

オールインクルーシブプランを提供するホテルもあり、家族連れやカップルがゆったり滞在するのに適しています。

近くにある観光スポット

・トロビーチ(車で15分)

・古代ティリンス遺跡(車で10分)

・ミケーネ遺跡方面(車で30分)

・ナフプリオ旧市街(車で15分)

郊外のホテルは無料駐車場を完備しており、レンタカーでペロポネソス半島を周遊する拠点として便利です。

周辺には大型スーパーもあるため、長期滞在時の買い出しにも困りません。

ナフプリオ観光のモデルコース5つ

ナフプリオは日帰りから数泊まで、滞在期間に応じて楽しみ方を変えられる柔軟性の高い観光地です。

アテネからのアクセスも良く、古代遺跡や海辺のリゾート気分を同時に味わえるコースが人気です。

日帰り:アテネ発ナフプリオ+旧市街散策

アテネから長距離バスで2時間、日帰りでナフプリオの魅力をぎゅっと凝縮して楽しむコースです。

旧市街シンタグマ広場→ボウルツィ城眺望→港プロムナード散策→昼食→パラミディ要塞登城→アテネ帰着

タイムテーブル

午前7時半にアテネのKTELバスターミナル発の直通バスに乗車し、9時半頃にナフプリオ到着です。

バスターミナルから旧市街中心部までは徒歩10分ほどで、最初にシンタグマ広場周辺を散策します。

港に出てボウルツィ城を写真に収めたら、プロムナード沿いのカフェで休憩するのがおすすめです。

正午前後に旧市街のタヴェルナでギリシャ料理のランチを楽しんだ後、13時頃からパラミディ要塞へ向かいます。

要塞へは旧市街から階段で登るルートと車道経由のルートがあり、時間と体力に応じて選択できます。

階段ルートは999段と言われていますが、実際には800段程度で、登りきるまで20〜30分かかります。

15時頃に要塞を下りて旧市街で最後の買い物を済ませ、16時半発のバスでアテネへ戻ります。

移動とチケット

アテネ発のKTELバスは片道14ユーロ前後、往復チケットを購入すると若干割引になります。

パラミディ要塞の入場料は12ユーロ、オフシーズンは半額の6ユーロです。

バスの座席は予約不要ですが、週末や連休は満席になることがあるため、早めの到着をおすすめします。

食事と休憩

旧市街のシンタグマ広場周辺にはタヴェルナやカフェが集中しており、昼食の選択肢が豊富です。

現地在住者によると、13時以降は観光客で混雑するため、12時前後に食事を済ませると快適です。

パラミディ要塞には飲食施設がないため、水分補給用のペットボトルを持参しましょう。

1泊2日:要塞・城塞を満喫

1泊することで朝の静かな時間帯に要塞を訪れ、混雑を避けて観光できるコースです。

1日目:アテネ発→ナフプリオ着→旧市街散策→アクロナフプリア丘陵→夕景鑑賞

2日目:朝のパラミディ要塞→ボウルツィ城ボートツアー→昼食→アテネ帰着

タイムテーブル

1日目は午前中にアテネを出発し、正午前にナフプリオ到着後ホテルにチェックインします。

午後は旧市街の石畳を歩きながらショップやカフェを巡り、ナフプリオの雰囲気に浸ります。

16時頃にアクロナフプリア丘陵へ登り、夕暮れ時の街並みとアルゴリコス湾の景色を眺めます。

夕食は港沿いのレストランで新鮮なシーフードを楽しむのがおすすめです。

2日目は朝8時にパラミディ要塞へ向かい、開門直後の空いている時間帯にゆっくり見学します。

10時頃に要塞を下りたら港へ移動し、ボウルツィ城へのボートツアーに参加します。

ボートは20〜30分間隔で運行しており、島の要塞を30分ほど見学できます。

正午に旧市街で昼食を取り、14時頃のバスでアテネへ戻ります。

移動とチケット

パラミディ要塞とアクロナフプリアの共通券は15ユーロで、個別に購入するより3ユーロお得です。

ボウルツィ城へのボートは往復5ユーロ、入場料は別途3ユーロかかります。

ボートは港のチケット売り場で当日購入でき、現地在住者によると朝9時台の便が空いています。

食事と休憩

旧市街のアンドロメダ通りには地元の人が通うタヴェルナが並び、観光地価格より手頃です。

夕食時は港沿いのレストランがライトアップされ、ロマンチックな雰囲気を楽しめます。

パラミディ要塞へ登る前に、旧市街のベーカリーでスナックと水を調達しておくと便利です。

2泊3日:ミケーネ&エピダウロス連携

2泊あればナフプリオを拠点に周辺の世界遺産や古代遺跡を巡る余裕が生まれます。

1日目:アテネ発→ナフプリオ着→旧市街散策→夕景

2日目:ミケーネ遺跡日帰り→エピダウロス古代劇場→ナフプリオ戻り

3日目:パラミディ要塞→ボウルツィ城→アテネ帰着

タイムテーブル

1日目は午前中にナフプリオへ移動し、午後は旧市街でゆっくり過ごします。

2日目の朝8時にレンタカーまたは現地ツアーでミケーネ遺跡へ出発します。

ミケーネまでは車で約30分、遺跡の見学には2時間ほどかかります。

正午頃にエピダウロス古代劇場へ移動し、世界最高の音響効果を体感します。

エピダウロスからナフプリオまでは車で約30分、15時頃にナフプリオへ戻ります。

午後はホテルで休憩するか、アルヴァニティアビーチで海水浴を楽しめます。

3日目は朝にパラミディ要塞とボウルツィ城を訪れ、昼食後にアテネへ戻ります。

移動とチケット

レンタカーは1日50〜70ユーロ前後、ミケーネとエピダウロスの駐車場は無料です。

ミケーネ遺跡の入場料は12ユーロ、エピダウロス古代劇場は12ユーロです。

現地ツアーに参加する場合、ミケーネ+エピダウロスの日帰りツアーが80〜100ユーロで催行されています。

食事と休憩

ミケーネ遺跡近くには簡単な軽食を提供するカフェがありますが、選択肢は限られます。

現地在住者によると、ナフプリオから水とサンドイッチを持参するのがおすすめです。

エピダウロス周辺にはタヴェルナがいくつかあり、遺跡見学後の遅めのランチに利用できます。

2泊3日:ネメアでワイン体験

ワイン好きならネメア地方のワイナリー訪問を組み込んだコースがおすすめです。

1日目:アテネ発→ナフプリオ着→旧市街散策

2日目:ネメアワイナリーツアー→古代ネメア遺跡→ナフプリオ戻り

3日目:パラミディ要塞→旧市街ショッピング→アテネ帰着

タイムテーブル

1日目は午前中にナフプリオへ移動し、午後は旧市街を散策します。

2日目の朝9時にレンタカーでネメア地方へ出発し、約45分でネメア到着です。

ネメアには大小20以上のワイナリーがあり、アギオルギティコ種のワインが有名です。

事前予約制のワイナリーツアーは11時頃から始まり、ブドウ畑見学とテイスティングで約2時間かかります。

昼食はワイナリー併設のレストランで地元料理とワインのペアリングを楽しめます。

午後は古代ネメア遺跡を見学し、16時頃にナフプリオへ戻ります。

3日目は朝にパラミディ要塞を訪れ、午後は旧市街でお土産ショッピングを楽しみます。

移動とチケット

ネメアのワイナリーツアーは1人25〜40ユーロ、試飲本数や食事の有無で価格が変わります。

人気ワイナリーは週末に満席になるため、2週間前までの予約がおすすめです。

古代ネメア遺跡の入場料は6ユーロで、併設博物館も見学できます。

食事と休憩

ネメアのワイナリーレストランでは、ワインに合わせた地元食材の料理が提供されます。

現地在住者によると、ランチ付きのワイナリーツアーを選ぶと移動時間を節約できます。

ナフプリオへ戻る途中、コリントス運河の展望台に立ち寄って写真撮影するのもおすすめです。

ファミリー向け:ビーチ×旧市街ゆったり

小さな子供連れの家族には、ビーチと旧市街散策を組み合わせたゆったりコースが最適です。

1日目:アテネ発→ナフプリオ着→ビーチでのんびり

2日目:旧市街散策→ボウルツィ城ボートツアー→アイスクリーム休憩

3日目:アクロナフプリア丘陵→最後のビーチタイム→アテネ帰着

タイムテーブル

1日目は午前中にナフプリオへ移動し、ホテルチェックイン後すぐにアルヴァニティアビーチへ向かいます。

ビーチは遠浅で波が穏やかなため、小さな子供でも安心して遊べます。

午後はビーチ沿いのカフェでスナックを楽しみ、夕方にホテルへ戻ります。

2日目の朝は旧市街をゆっくり散策し、子供が飽きたらシンタグマ広場の公園で遊ばせます。

10時頃に港からボートに乗ってボウルツィ城へ渡り、30分ほど島を探検します。

正午に旧市街のタヴェルナでランチを取り、午後はアイスクリーム店巡りを楽しみます。

3日目の朝はアクロナフプリア丘陵へ登り、景色を眺めた後ビーチで最後の海水浴を楽しみます。

昼食後にホテルをチェックアウトし、午後のバスでアテネへ戻ります。

移動とチケット

ファミリー向けのホテルはキッチン付きの部屋を備えており、子供の食事を自由に調整できます。

ボウルツィ城へのボートは子供料金が半額で、6歳未満は無料です。

アルヴァニティアビーチは無料で利用でき、パラソルとビーチチェアのレンタルは1セット10ユーロです。

食事と休憩

旧市街のベーカリーでは子供向けの甘いペイストリーやクッキーが販売されています。

現地在住者によると、ビーチ近くのスーパーで飲み物とスナックを買っておくと節約になります。

旧市街のジェラート店は種類が豊富で、子供たちに人気のフレーバーが揃っています。

ナフプリオのおすすめ観光スポット10選

ナフプリオ観光で外せない名所を、見どころと基本情報付きで紹介します。

旧市街散策に加えて要塞や島の城塞、博物館まで網羅し、効率的に回るコツも添えます。

パラミディ要塞

ナフプリオの象徴的な要塞で、頂上からアルゴリコス湾と旧市街を一望できます。

階段で登る達成感と広大な石造遺構の迫力が魅力で、写真撮影にも最適です。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:8:00〜19:00(季節で変動)

・定休日:無休(祝祭日で短縮あり)

・料金:12ユーロ(冬季6ユーロ、共通券あり)

・住所:Eikostis Pemptis Martiou, Nafplio 21100

回り方のコツ

朝一番に入場すると逆光を避け人出も少なく、展望台でゆっくり撮影できます。

階段登りは日中暑くなるため、水と帽子、滑りにくい靴を用意すると安心です。

ボウルツィ城(要塞島)

港沖の小島に築かれた小要塞で、海上から眺めるナフプリオの全景が魅力です。

短時間で見学でき、ボート移動自体が楽しい体験になります。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:ボート運航時間に準ずる(概ね9:00〜日没)

・定休日:荒天時運休

・料金:往復ボート約5ユーロ+入場約3ユーロ

・住所:港の発着桟橋からボートで約10分

回り方のコツ

午前中は風が穏やかで揺れが少なく、写真の抜けが良い時間帯です。

最終便の時刻を確認し、復路の混雑前に戻るとスムーズです。

シンタグマ広場と旧市街

大理石敷きの広場と周辺の石畳路地が続き、カフェやタヴェルナが集まります。

ヴェネツィア様式や新古典主義建築が並び、街歩きに最適です。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:散策自由(店舗は各店営業時間)

・定休日:各店により異なる

・料金:無料

・住所:Syntagma Square, Nafplio 21100

回り方のコツ

午前は人が少なく写真向き、夜はライトアップで雰囲気が出ます。

路地は迷いやすいので、広場を基点に放射状に歩くと効率的です。

ナフプリオ考古学博物館

ミケーネ関連資料や青銅器、地域の出土品などを展示する充実の博物館です。

建物自体が1713年築の歴史的建造物で見応えがあります。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:8:30〜16:00(季節変動あり)

・定休日:火曜

・料金:6ユーロ(割引期間あり)

・住所:Syntagma Square, Nafplio 21100

回り方のコツ

遺跡観光(ミケーネ・エピダウロス)の前後に訪れると理解が深まります。

混雑が少ない開館直後の時間帯が落ち着いて見学できます。

アクロナフプリア(丘陵遺構と展望)

旧市街背後の丘に残る中世〜オスマン期の城塞群で、眺望に優れます。

要塞遺構が点在し、短いハイキング感覚で歩けます。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:散策自由(区画によりゲート開放時間あり)

・定休日:なし

・料金:無料

・住所:Fotomara 4, Nafplio 21100

回り方のコツ

夕景が美しく、旧市街の夜景撮影に最適なスポットが多いです。

段差が多いので、滑りにくい靴と小型ライトがあると安心です。

アルヴァニティアビーチ

街から歩ける近場のビーチで、透明度が高く手軽に海水浴できます。

遊歩道からの景色も良く、朝夕の散歩に向いています。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:常時(ライフガードは季節運用)

・定休日:なし

・料金:ビーチ無料、パラソル・チェア有料(目安10ユーロ)

・住所:Arvanitia Beach, Nafplio 21100

回り方のコツ

日差しが強い時期は午前中か夕方が快適です。

岩場があるため、ビーチシューズを用意すると歩きやすいです。

ナフプリオ港プロムナード

港沿いの遊歩道で、海と要塞、旧市街をつなぐ散策ルートです。

ボート発着やカフェが点在し、のんびり過ごせます。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:散策自由

・定休日:なし

・料金:無料

・住所:Port of Nafplio, 21100

回り方のコツ

夕暮れ時はボウルツィ城を背景にした写真が映えます。

風が強い日は体感温度が下がるため、薄手の羽織りを携行します。

アギオス・スピリドン教会

ギリシャ初代首相が暗殺された場所として知られ、歴史的意味が深い教会です。

内部のイコンや静謐な空気が印象的です。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:7:30〜20:00(礼拝時は見学制限あり)

・定休日:なし

・料金:無料

・住所:25is Martiou, Nafplio 21100

回り方のコツ

礼拝中は撮影を控え、服装に配慮すると安心です。

旧市街散策の合間に短時間で立ち寄れます。

コロコトロニス公園(バイエルンの獅子像)

独立戦争の英雄像や記念碑が点在する緑豊かな公園です。

家族連れの休憩やピクニックに向いています。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:常時

・定休日:なし

・料金:無料

・住所:Kolokotronis Park, Nafplio 21100

回り方のコツ

日中は日差しが強いので、木陰のベンチを活用します。

近くのベーカリーでテイクアウトしてランチにするのも便利です。

ペロポネソス民俗博物館(民芸財団)

衣装や生活道具など民俗資料が豊富で、地域文化を体系的に学べます。

ミュージアムショップで良質な土産も購入できます。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:月〜土9:00〜14:30、日9:00〜15:00

・定休日:不定休(公式発表に準拠)

・料金:5ユーロ(企画展で変動)

・住所:Vasileos Alexandrou 1, Nafplio 21100

回り方のコツ

雨天時のプランに入れておくと旅程が安定します。

展示はボリュームがあるため、所要60〜90分を見込みます。

ナフプリオ観光のベストシーズンと予算・混雑回避

ナフプリオ観光を快適に楽しむための季節選びと混雑回避、予算最適化のコツをまとめます。

気温と日照、イベント期、費用の目安をセットで把握すると旅程が組みやすくなります。

ベストシーズン(気温・海・イベント)

春(4〜6月)は平均気温20〜27度で乾燥して観光向きです。

海水浴の快適さは初夏と初秋が高く、10月前半まで泳げる日があります。

イースターや夏の連休は混雑しやすく、宿は2〜4週間前の予約が安心です。

月別の傾向

4月は花が美しく、要塞や旧市街の散策が心地よい季節です。

7〜8月は高温多湿で日中は暑く、屋内スポットや朝夕の観光配分が重要です。

10月は水温が高めで、ビーチと旧市街の組み合わせが快適です。

イベント期の注意点

ギリシャの祝日(10/28や復活祭週)は国内旅行者で賑わいます。

ボート運航や施設営業時間が短縮される場合があるため、前日確認が安心です。

週末の夜は旧市街の飲食店が混み合い、待ち時間が発生しやすいです。

混雑回避の時間術

要塞は開門直後の朝8〜9時台が空いており写真に最適です。

旧市街のカフェは12時前のランチが比較的スムーズに入店できます。

ボウルツィ城のボートは午前の早い便が比較的空いています。

要塞・旧市街の最適時間

パラミディ要塞は朝の順光と涼しさを活かして先に訪れます。

旧市街の路地撮影は午前が映え、夕方はライトアップで雰囲気が増します。

アクロナフプリアは夕景が綺麗で、徒歩の上りも気温が下がり楽になります。

食事と休憩の配分

昼はシンタグマ広場の混雑を避け、1本奥の路地のタヴェルナを狙います。

カフェ休憩は港のプロムナードと丘上の展望を交互に入れると飽きません。

要塞や丘陵は売店が限られるため、水と軽食を旧市街で用意します。

予算最適化(交通・入場・宿泊)

アテネ〜ナフプリオの移動は長距離バスが費用対効果に優れます。

遺跡や要塞は共通券の有無を確認し、割引期間は積極活用します。

宿泊は旧市街至近ほど高めで、丘陵やビーチ寄りはコスパが出やすいです。

交通とチケット

長距離バスは往復購入でわずかに割安になることがあります。

ボウルツィ城のボートは現地購入が一般的で、悪天候時は運休に注意します。

要塞・博物館は季節で料金変動があるため、直近情報の確認が安心です。

宿泊費の抑え方

平日泊や繁忙期でないシーズン(5月・10月)を狙うと価格が安定します。

朝食なしプラン+旧市街のベーカリー活用で食費を調整できます。

駐車場付きのホテルを選ぶと、郊外ドライブの自由度が高まります。

ナフプリオ観光のアクセスと移動手段ガイド

ナフプリオ観光を効率よく楽しむには、アテネからの行き方と現地の移動手段を押さえると行程が安定します。

バスと車の比較、港や要塞を含むスポット間の動線の取り方を具体的に解説します。

アテネからの行き方(バス・車)

アテネからは長距離バス(KTEL)とレンタカーが主な手段です。

週末や連休は混み合うため、発着時間に余裕を持たせると安心です。

所要時間と運賃目安

バスは片道約2時間、運賃は片道€14前後、往復でわずかに割安になります。

レンタカーは渋滞がなければ約1時間45分で、燃料代と有料道路代で片道€15〜€20程度が目安です。

家族やグループでの移動はレンタカーの費用対効果が高く、荷物が多い旅でも快適です。

ドライブの注意点

コリントス運河を越える高速道路区間は制限速度と料金所の位置を事前確認します。

ナフプリオ中心部は一方通行と石畳が多く、旧市街への車乗り入れが制限される場合があります。

週末は路上駐車が埋まりやすいため、ホテルの専用駐車場や公共駐車場の位置を先に把握します。

現地移動(徒歩・バス・タクシー・ボート)

旧市街と港周辺は徒歩で回れます。

要塞や島への移動はタクシーやボートを組み合わせると負担が減ります。

効率的な回り方

旧市街とシンタグマ広場の街歩きは午前、要塞は朝または夕方に時間を割くと快適です。

パラミディ要塞は階段登りと車道アクセスの選択ができ、体力と時間に応じて決めます。

ボウルツィ城は港からボートで往復し、運航間隔と最終便を確認して旅程に組み込みます。

チケットと運行のコツ

要塞・博物館は季節で料金が変わるため、直前の料金と開館時間を確認します。

ボウルツィ城のボートは天候で運休するため、午前中に乗船しておくと安心です。

長距離バスは発車15分前到着を目安にし、週末は片道だけでも先に座席確保を意識します。

周遊拠点としての使い方

ナフプリオは古代遺跡やワイン産地への日帰りの基点として便利です。

距離が近い3地点を同日にまとめると効率が上がります。

ミケーネ・エピダウロス・ネメア

ミケーネ遺跡へは車で約30分、エピダウロス古代劇場へは約30分、ネメアのワイナリーへは約45分です。

午前にミケーネ、昼にエピダウロス、午後にネメアという順で移動すると渋滞を避けやすいです。

運転しない場合は現地発の混載ツアーやチャーター手配を活用します。

日帰りの組み方

遺跡2箇所+旧市街夕景の組み合わせは満足度が高く、移動も無理がありません。

ワイン体験を入れる日はドライバーを固定し、試飲は控えめにするか専用ツアーに切り替えます。

ビーチを入れる日は遺跡1箇所に絞り、昼過ぎ以降に海辺で休む配分が快適です。

まとめ:ナフプリオ観光を楽しむために

ナフプリオ観光は旧市街の街歩きと要塞の絶景、港とビーチの開放感を組み合わせると満足度が高まります。

滞在日数に応じて日帰り・1泊・2泊のモデルコースを使い分け、朝は要塞、昼は旧市街、夕方は港や丘陵の景観を配分すると効率的です。

アテネからの移動は長距離バスが安定、家族やグループはレンタカーの費用対効果が良く、週末は事前予約と早出が安心です。

宿泊は旧市街で雰囲気重視、丘陵やビーチ周辺で静けさとコスパを狙い、イベント期は早めの手配で価格と混雑を回避します。

ナフプリオのおすすめ滞在エリア:

>シンタグマ広場周辺のおすすめホテル

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