【マニラ治安まとめ】ホテルをとるべき治安のよいエリアと現地人が避ける危険エリア

「マニラの治安が心配。どのエリアが治安が悪いエリアなのか知りたい」

「マニラでホテルを取るなら、治安が良いエリアがどこか知りたい」

「マニラの治安が悪いエリアや、現地人が避ける場所を把握したい」

マニラは観光やビジネスで多くの人が訪れる都市ですが、治安の良いエリアと悪いエリアがはっきり分かれているため、どこに滞在するかはとても重要です。

治安が良いエリアを選んでホテルを取ることで、安心してマニラを楽しむことができる一方、治安が悪いエリアや現地人も避ける危険なエリアを知らずに移動すると、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクがあります。

この記事では、外務省海外安全ホームページとマニラ在住日本人の声をもとに、マニラの治安情報を徹底解説し、治安が悪いエリア・治安が良いエリアの特徴や、ホテルを取るのにおすすめのエリアを解説します。

マニラのおすすめ滞在エリア:

>マカティ(Makati)周辺のおすすめホテル

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マニラでホテルをとるべき治安のよいエリア

マニラはエリアごとに治安状況が大きく異なります。
旅行や出張で滞在する際、どのエリアでホテルを選ぶかによって、安心できるかどうかが大きく変わります。
ここでは、マニラで治安が良いとされる代表的なエリアと、それぞれの特徴や注意点について詳しく解説します。

マカティ(Makati)エリアの特徴と治安状況

マカティはマニラのビジネスと商業の中心地であり、治安の良さで高い評価を受けているエリアです。
多くの日本企業や外資系企業のオフィスが集まり、外国人駐在員や観光客も多く滞在しています。
街全体が整備されており、道路や建物も近代的です。

・高層ビルや大型ショッピングモールが立ち並ぶ
・スーパーや飲食店が多く、生活利便性が高い
・コンドミニアムやホテルのセキュリティが厳重
・警備員が各所に常駐している
・夜間でも比較的安心して歩ける

マカティ内でも特に治安が良いとされるのが「レガスピ(グリーンベルト周辺)」や「ロックウェル」などの高級住宅地です。
このエリアでは、女性一人でも夜間に出歩くことができるほど安全性が高いと評価されています。
マカティ在住の日本人によると、「スーパーやショッピングモールと住まいエリアが密接しているので、遠くまで歩く必要がなく安心できる」との声もあります。

ただし、夜遅くや人通りの少ない場所では、スリやひったくりなどの軽犯罪が発生することもあるため、油断は禁物です。
バッグは体に密着させ、チャック付きのものを選ぶ、歩きスマホを避けるなど、基本的な防犯対策は欠かせません。

マカティでホテルを選ぶ際のポイント

・エントランスにセキュリティゲートがある
・エレベーターはルームキーが必要
・主要道路沿い、またはショッピングモール近くのホテルを選ぶ
・夜遅くの外出は避ける
・ホテルスタッフの対応や日本語サポートの有無も確認

マカティは初めてマニラを訪れる人や女性旅行者、家族連れにもおすすめできる治安の良いエリアです。

>マカティ(Makati)周辺のおすすめホテル

ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)の安全性と利便性

ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)は、マカティと並ぶマニラ屈指の治安が良いエリアです。
近年の再開発で誕生した近代都市であり、街全体が美しく整備されています。
外国人駐在員や富裕層が多く住み、インターナショナルスクールや日本人学校も集まっています。

・道路が広く、碁盤の目状に整備されている
・ジプニーやトライシクルなどの乗り合い交通の乗り入れが禁止
・24時間体制で警備員が巡回
・ショッピングモールやカフェ、レストランが充実
・夜も明るく人通りが多い

BGCの中心には「ボニファシオ・ハイストリート」という歩行者天国のメイン通りがあり、芝生やベンチ、遊具が整備されています。
子供連れのファミリーや女性同士でも安心して散策できる環境が整っています。
また、バリアフリー設計や緑地スペースも多く、都市全体が清潔で快適です。

マニラ在住日本人によると、「BGCは夜でも安心して歩ける」「子育て世帯にも人気」といった声が多く聞かれます。
ビジネス出張だけでなく、観光や長期滞在にも適したエリアです。

BGCでホテルを選ぶ際のポイント

・主要道路沿い、またはハイストリート近くのホテルを選ぶ
・24時間警備体制が整っているホテルを選ぶ
・ショッピングモールや飲食店へのアクセスが良い立地
・ホテル内のセキュリティやフロントの対応を確認

BGCは治安の良さと利便性を兼ね備えており、初めてのマニラ滞在にも安心しておすすめできるエリアです。

>ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)周辺のおすすめホテル

パサイ(Pasay)・マニラ湾沿いエリアの治安と観光事情

パサイ地区は、巨大ショッピングモール「SMモール・オブ・アジア」を中心に開発されたエリアで、マニラ湾に面しています。
この一帯は、マニラの中でも特に治安が良いとされるスポットです。

・SMグループの専門セキュリティチームが巡回
・ホームレスや物乞い、怪しい人物の立ち入りが厳しく制限されている
・夜でも安心して歩ける
・大型ショッピングモールやレストラン、娯楽施設が充実

パサイ地区の中でも、モール・オブ・アジア周辺は警備が特に厳重です。
マニラ在住日本人によると、「夜でも女性が安心して歩ける」「観光やショッピングに最適」といった評価があります。

ただし、パサイ全域が安全というわけではなく、モール周辺以外のエリアでは注意が必要です。
ホテルを選ぶ際は、必ずモール・オブ・アジア周辺や警備が行き届いた場所を選ぶよう心がけましょう。

パサイでホテルを選ぶ際のポイント

・SMモール・オブ・アジア近くのホテルを選ぶ
・ホテルのセキュリティ体制を確認
・夜間の移動はタクシーや配車アプリを利用する
・ホテル周辺の人通りや明るさもチェック

パサイ地区は観光やショッピングを楽しみたい人におすすめの治安が良いエリアです。

>パサイ(Pasay)周辺のおすすめホテル

治安が良いエリアでのホテル選びのポイント

治安が良いとされるエリアでも、ホテル選びは慎重に行う必要があります。
特に初めてマニラを訪れる場合や女性同士、家族連れの場合は、下記の点に注意しましょう。

・エントランスやエレベーターにセキュリティがある
・フロントの対応が丁寧で、外国語対応ができる
・主要道路やショッピングモールに近い立地
・夜間の外出にはタクシーや配車アプリを利用する
・ホテル周辺の治安情報を事前に調べる

また、外務省海外安全ホームページによると、マニラではスリや置き引きなどの軽犯罪が多発しています。
どれだけ治安が良いエリアでも、貴重品の管理や夜間の単独行動には十分注意が必要です。

マニラで安心して滞在するためには、治安が良いエリアでセキュリティ体制がしっかりしたホテルを選ぶことが大切です。
初めてのマニラでも、事前に情報収集を行い、現地の治安状況を把握しておくことで、より安全で快適な滞在が実現できます。

マニラで注意すべき治安が悪いエリア

マニラはエリアによって治安状況が大きく異なります。
観光やビジネスで訪れる際、特に注意が必要な「治安が悪いエリア」を正しく知ることが、安全な滞在の第一歩です。
ここでは、現地在住日本人や外務省海外安全ホームページ、最新の現地情報をもとに、マニラで避けるべき代表的なエリアとその特徴、実際に起きている犯罪事例やトラブルを詳しく解説します。

エルミタ(Ermita)・マラテ(Malate)周辺の危険性

エルミタとマラテは、マニラの中心部に位置し、かつてはビジネス街として栄えていました。
現在は歓楽街やナイトスポットが集まり、多くの観光客や現地の若者が集まるエリアとなっています。
一見賑やかで活気のある街並みですが、犯罪発生率が高く、観光客を狙ったトラブルが後を絶ちません。

・スリやひったくり、置き引きの被害が多発
・ナイトクラブやバーの客引きによる詐欺や美人局
・偽警官による職務質問詐欺
・夜間の一人歩きは非常に危険
・拳銃強盗や暴行事件の報告もある

特に夜間は、酔った観光客や気分が高揚した人々を狙った犯罪が多発しています。
マニラ在住日本人によると、「エルミタやマラテは夜になると雰囲気が一変し、現地の人ですら近づかない」との声もあります。
また、女性旅行者がナイトクラブで知り合った現地人とトラブルになるケースや、法外な料金を請求されるぼったくりも頻発しています。

エルミタ・マラテで多い犯罪の具体例

・偽警官がパスポートや財布の提示を求め、現金を抜き取る
・バーやクラブで知り合った現地人に薬物を盛られ、金品を奪われる
・観光客が集まるエリアでのスリや置き引き
・女性を連れ出した後に法外な金額を請求される美人局
・ATM利用時に背後から狙われる

エルミタ・マラテ周辺では、昼間でも人混みでのスリや置き引きが多発しています。
夜間は犯罪のリスクが急激に高まるため、必要がない限り近づかないことが賢明です。

キアポ(Quiapo)・トンド(Tondo)など現地人も避けるエリア

キアポはマニラの中心部にある大規模なマーケット街で、観光地としても知られていますが、スリや詐欺が多発する危険なエリアです。
昼間でも人混みの中で貴重品を狙われることが多く、観光客は特に目立つため、細心の注意が必要です。

・マーケット通りやお土産店付近でのスリや置き引き
・偽ブランド品や偽札を使った詐欺
・人混みの中でのひったくり
・現地人でも夜間の一人歩きは避ける

トンドはマニラ北西部に位置し、アジア最大級のスラム街として知られています。
貧困層が多く住み、犯罪発生率が非常に高いことで有名です。
ゴミが積み上がるエリアや衛生面の問題も深刻で、観光客が興味本位で立ち入るのは非常に危険です。

・拉致や強盗などの凶悪犯罪が多発
・ストリートチルドレンによる集団スリ
・夜間だけでなく昼間でも危険
・衛生状態が悪く感染症のリスクも高い

マニラ在住日本人によると、「トンドには絶対に近づかない」「キアポのマーケットは昼間でも警戒が必要」といった声が多く、現地人でさえも用事がない限り足を踏み入れない場所です。

トンド・キアポで避けるべき行動

・スマートフォンや財布を手に持って歩かない
・大金や貴重品を持ち歩かない
・人混みではバッグを前に抱える
・見知らぬ人からの誘いや親切を警戒する
・夜間の移動は絶対に避ける

治安が悪いエリアで多発する犯罪とトラブル事例

マニラの治安が悪いエリアでは、観光客や外国人を狙った犯罪が日常的に発生しています。
ここでは、実際に報告されている主な犯罪やトラブル事例を紹介します。

・スリや置き引き:ショッピングモール、マーケット、公共交通機関で多発
・ひったくり:バイクや自転車を使った犯行が多い
・強盗:夜間の路地裏や人通りの少ない場所で発生
・詐欺:偽警官、美人局、偽ブランド品販売など多様
・薬物犯罪:バーやクラブで薬物を盛られるケース
・ぼったくり:タクシーや飲食店で法外な料金を請求される

特に、夜間の一人歩きや、歓楽街での飲酒後のトラブルが多く報告されています。
また、観光客が現地の人に声をかけられ、親切そうに見えても詐欺や窃盗の被害に遭うケースも少なくありません。

治安が悪いエリアでの注意ポイント

・強盗の標的になりやすい路地裏や人通りの少ない通り
・観光客向けの土産物店付近では、スリや置き引きが多発
・路上のATMの利用は避け、ショッピングモール内のATMを利用
・タクシーは配車アプリ「Grab」を利用し、流しのタクシーは避ける
・夜間は複数人での行動を心がける

外務省海外安全ホームページでも、マニラの一部エリアでは「十分注意」が必要とされています。
トラブルを未然に防ぐためには、危険なエリアに近づかないこと、現地の最新情報を常にチェックすることが重要です。

マニラの治安が悪いエリアは、観光客にとって大きなリスクとなります。
「安いホテルがあるから」「観光スポットが近いから」といった理由で、安易に宿泊先や訪問先を決めるのは避けましょう。
安全な滞在を実現するためには、治安が悪いエリアをしっかり把握し、必要以上に近づかないことが最も大切です。

マニラのおすすめ滞在エリア:

>マカティ(Makati)周辺のおすすめホテル

マニラの治安事情と犯罪の傾向

マニラを訪れる際、現地の治安事情や犯罪の傾向を正しく理解しておくことは安全な滞在のために欠かせません。
ここでは、外務省海外安全ホームページや現地警察の統計、在住日本人の声などをもとに、マニラの最新治安データと日本人が巻き込まれやすい犯罪の特徴、緊急時の対処法について詳しく解説します。

外務省海外安全ホームページにみるマニラの治安情報

外務省海外安全ホームページによると、マニラ首都圏では2024年後半から2025年にかけて、拳銃や刃物を使った強盗事件が相次いでいます。
特に、マカティ市やタギッグ市(BGC)、マニラ市など日本人や外国人が多く住むエリアでも被害が発生しており、旅行者や駐在員は常に警戒が必要です。

・昨年10月以降、マニラ首都圏で日本人が被害に遭った強盗事件は16件(2025年5月時点)
・マカティ市で12件、マニラ市で2件など
・犯人は拳銃や拳銃のようなものを使用
・現金やバッグを奪われる事件が多発
・犯人の多くは未逮捕で、外国人をターゲットにしている可能性が高い

フィリピンでは、許可を得れば一般人でも銃の所持が認められており、不法所持や密造銃も広く出回っています。
そのため、強盗や窃盗などの犯罪が日本と比べて発生しやすい状況にあります。
外務省は「自分の安全を最優先に考え、強盗に対しては決して抵抗しないように」と注意喚起しています。

犯罪発生状況の統計データ

フィリピン国家首都圏警察(NCRPO)の発表によると、2024年12月のメトロマニラの犯罪件数は前月より10.62%減少し、主要犯罪(殺人、強盗、窃盗など)も約12%減少しています。
犯罪解決率も98.86%と高い水準を維持していますが、依然として外国人を狙った事件は目立ちます。

・2024年12月の犯罪件数:9,227件(前月比-10.62%)
・主要犯罪(殺人、強盗、窃盗など):413件(前月比-11.94%)
・殺人事件は10.71%減少、故殺は30.77%減少
・犯罪解決率は98.86%と高水準

このように、統計上は犯罪件数が減少傾向にあるものの、観光客や日本人を狙った強盗やスリ、詐欺などの被害は依然として多発しています。
特に夜間や人通りの少ない場所、現金や高価な持ち物を持ち歩いているときは注意が必要です。

日本人が巻き込まれやすい犯罪の特徴

マニラで日本人が巻き込まれやすい犯罪には、いくつかの傾向があります。
外務省や在住日本人の情報をもとに、被害が多い犯罪の特徴をまとめます。

・拳銃や刃物を使った路上強盗
・スリや置き引き(ショッピングモール、交通機関、観光地)
・タクシーや配車アプリを装ったぼったくり
・偽警官による職務質問詐欺
・バーやクラブでの美人局や薬物混入
・ATM利用時のスキミングや背後からの窃盗

特に、現金やスマートフォン、ブランド品などを持ち歩いていると狙われやすくなります。
また、夜間の一人歩きや、知らない人からの親切な申し出には十分注意が必要です。
現地在住日本人によると、「華美な服装やアクセサリーは避ける」「夜間は必ず配車アプリを使う」「人通りの少ない道は避ける」といった防犯意識が重要だとされています。

被害事例とその対策

・マカティ市の路上で日本人男性が拳銃強盗に遭い、バッグを奪われる
・日本料理店で食事中に現金を奪われる
・ATM利用後に後をつけられ、現金を抜き取られる
・タクシーで遠回りや法外な料金を請求される

これらの被害を防ぐためには、以下のような対策が有効です。

・夜間の外出は極力控える
・配車アプリ「Grab」など信頼できる交通手段を利用
・ATMはショッピングモール内など人通りの多い場所で利用
・現金や貴重品は最小限にし、分散して持つ
・見知らぬ人からの誘いには乗らない

現地警察・大使館のサポート体制と緊急時の対処法

万が一、犯罪やトラブルに巻き込まれた場合は、冷静に対処し、速やかに現地警察や日本大使館に連絡することが大切です。
フィリピンでは警察や大使館のサポート体制が整っており、日本語での相談も可能です。

・警察緊急援護:117(メトロマニラ全域)
・在フィリピン日本国大使館:02-551-6710
・マカティ市警察署:02-818-4851
・パサイ市警察署:02-831-6869
・女性と子どもの保護センター:02-3410-3213

トラブル時は、無理に抵抗せず身の安全を最優先に行動してください。
また、被害に遭った際は、現地警察に被害届を提出し、必要に応じて大使館に連絡しましょう。
パスポートやクレジットカードの紛失・盗難時も大使館がサポートしてくれます。

緊急時に役立つアドバイス

・被害現場の状況をできるだけ正確に記録
・警察や大使館の連絡先を事前にスマートフォンに登録
・パスポートや重要書類のコピーを持ち歩く
・現地の最新安全情報を外務省海外安全ホームページで随時確認

マニラの治安事情は、エリアや時間帯、行動次第で大きく変わります。
日本と同じ感覚で行動せず、現地のリスクを常に意識しながら、安全対策を徹底することが重要です。

マニラで安全に過ごすための具体的な対策

マニラで安心して滞在するためには、現地の治安リスクを理解し、日常の行動や移動手段、貴重品の管理などに細心の注意を払うことが大切です。
この章では、外務省海外安全ホームページや在フィリピン日本国大使館、現地在住日本人の体験談をもとに、マニラで安全に過ごすための実践的な対策を詳しく解説します。

タクシー・交通機関利用時の注意点

マニラではタクシーや配車アプリを利用する機会が多いですが、乗車時のトラブルやぼったくり被害も報告されています。
安全に移動するためには、以下のポイントを必ず押さえておきましょう。

・空港やホテルの正規タクシー乗り場を利用する

・配車アプリ「Grab」を活用し、流しのタクシーは避ける

・車体が清潔で整備されたタクシーを選ぶ

・ドライバーの身分証明書が掲示されているか確認する

・乗車前に必ずメーターが作動しているかを確認する

・メーターを使わずに料金交渉を持ちかけるタクシーは利用しない

・乗車中はドアをロックし、窓は開けすぎない

・必要以上にドライバーと会話せず、個人情報を話さない

・明るく人通りの多い場所で乗車・降車する

マニラ在住日本人によると、「空港や大型ショッピングモールの正規乗り場からタクシーを利用すれば、トラブルはほとんどない」との声が多く聞かれます。
また、車内に貴重品や現金を置き忘れると、戻ってこないケースが多いため、降車時は必ず持ち物を確認しましょう。

公共交通機関利用時の防犯ポイント

・ジプニーやLRT(電車)などの公共交通機関では、スリや置き引きが多発

・混雑した車内ではバッグを体の前で抱える

・財布やスマートフォンはすぐに取り出せない場所に保管

・人混みでは周囲の動きに常に注意を払う

・知らない人からの親切な申し出には警戒する

夜間の外出・女性旅行者が気をつけるべきポイント

マニラでは夜間の外出が犯罪被害に遭うリスクを大きく高めます。
特に女性や一人旅の場合、行動には十分な注意が必要です。

・夜間の徒歩移動はできる限り控える

・明るく人通りの多い道を選ぶ

・裏通りや薄暗い公園、人気のない場所には近づかない

・複数人での行動を心がける

・お酒を飲む際は羽目を外しすぎない

・飲み物や食べ物は自分の目の届く範囲で管理する

・知らない人から勧められた飲食物は絶対に口にしない

・現地人や旅行者を装った詐欺や美人局にも注意

外務省海外安全ホームページや在フィリピン日本国大使館も「夜間の一人歩きは極力避ける」「必要以上の現金や貴重品を持ち歩かない」と繰り返し注意喚起しています。
睡眠薬強盗やスリ、置き引きの被害は単独行動時に多発しているため、特に一人での夜間外出は避けましょう。

女性旅行者が実践したい防犯対策

・バッグは体の正面で持ち、肩掛けは避ける

・服装は目立たないものを選ぶ

・アクセサリーや高価な時計は身につけない

・ホテルのセキュリティ体制を事前に確認する

・万が一の時は大声で助けを呼ぶ

現地アプリ・緊急連絡先・役立つサービス情報

マニラで安心して過ごすためには、現地の便利なアプリや緊急連絡先を把握しておくことも重要です。
トラブル発生時には迅速な対応が安全確保につながります。

・配車アプリ「Grab」:現地で最も信頼されている移動手段。事前登録を済ませておくと安心

・現地の地図アプリ「Google Maps」や「Waze」:安全なルート確認や渋滞情報の把握に役立つ

・ホテルやショッピングモールのセキュリティデスク:困ったときはすぐに相談

・フィリピン警察(911または117):緊急時の警察・救急要請

・在フィリピン日本国大使館(+63-2-8551-5710):パスポート紛失や犯罪被害時のサポート

・観光警察(エルミタ地区:8521-9885、マラテ地区:5310-0045):観光地でのトラブル時に相談可能

・女性と子どもの保護センター(02-3410-3213):女性や子どもが被害に遭った際の相談窓口

・消防(マニラ地区:8527-3653、8527-3627):火災や救急時の連絡先

・現地の日本語対応病院や通訳サービスの連絡先も控えておく

また、外務省海外安全ホームページや在フィリピン日本国大使館のウェブサイトは、現地の最新治安情報や注意喚起を随時発信しています。
渡航前や滞在中は定期的に情報をチェックし、危険なエリアや最新の犯罪手口を把握することが重要です。

日常で心がけたい防犯習慣

・貴重品や現金は必要最小限にし、分散して持つ

・ホテルのセーフティボックスを活用する

・混雑した場所では常にバッグや荷物に手を添える

・ATMや両替所の利用後は周囲を警戒する

・人混みやエレベーター、エスカレーターでは特に注意

・車道側を歩かず、バッグは車道と反対側に持つ

・現地の交通ルールや喫煙ルールにも注意する

マニラで安全に過ごすためには、日々の小さな注意が大きなトラブル回避につながります。
「自分は大丈夫」と油断せず、現地の最新情報と防犯意識を持って行動しましょう。

マニラ在住日本人のリアルな口コミと体験談

マニラの治安については、公式なデータや外務省の発表だけでなく、実際に現地で暮らす日本人や長期滞在者のリアルな声が非常に参考になります。
この章では、マニラ在住者の体験談や口コミをもとに、現地で感じる治安の実態や安全対策、日常生活での工夫について詳しく紹介します。

実際に滞在した人の治安エピソード

マニラに住んでいる、あるいは長期滞在した日本人の多くが「日本と比べるとマニラの治安は悪い」と口を揃えています。
特にスラム街や歓楽街、夜間の外出に関しては、現地の人でも警戒を怠りません。
一方で、マカティやBGCなどの治安が良いとされるエリアでは、日中であれば比較的安心して過ごせるという声も多く聞かれます。

・「マニラに来たばかりの頃は、街中に立っているセキュリティの多さに驚いた。最初は物々しく感じたが、今ではセキュリティが多いほうが安心できる」(2025年在住者noteより)

・「夜間は短い距離でも必ずGrabを呼ぶ。車を待つときもホテルの中で待機するなど、最大限注意している。特にショルダーバッグは狙われやすいので使わない」(2025年在住者noteより)

・「マニラの繁華街で日本人5人組が強盗被害に遭った。人通りの多い場所でも油断できないと痛感した」(2024年現地ニュースより)

・「マカティやBGCは東京と変わらないくらい安全に感じるが、エルミタやマラテ、トンドなどは絶対に近づかないようにしている」(現地在住歴5年以上の日本人)

・「ホテルやモールのセキュリティチェックは空港並みに厳しい。最初は驚いたが、慣れると逆に安心できる」(現地駐在員の声)

このように、実際の体験談からも、エリアごとの治安の差や、日常的な防犯意識の高さがうかがえます。

観光客や短期滞在者の体験談

・「マニラの安いゲストハウスや格安ホテルでは盗難被害が多いと聞き、中級以上のホテルを選んだ。結果的に安心して滞在できた」(旅行者の口コミ)

・「深夜のタクシー利用時に、停車中に見知らぬ人が乗り込んできて強盗に遭いそうになった。以降は配車アプリ以外のタクシーは使わないようにしている」(短期滞在者の体験)

・「観光地で日本語で話しかけてくる現地人には特に注意している。親切そうに見えても、詐欺やスリのケースがあると聞いたから」(留学生の声)

・「現地の人と一緒に行動することで、危険なエリアを避けられる。現地の最新情報を常に聞くようにしている」(ビジネス渡航者の意見)

現地生活で感じた安全対策とアドバイス

マニラ在住日本人が日常的に心がけている防犯対策や、現地での生活を安全に送るためのアドバイスをまとめます。

・「現地の会社では、公共交通機関の使用が禁止されている。Grabや社用車以外は使わないように指示されている」(駐在員の声)

・「夜間の外出は極力控え、どうしても外出する場合は複数人で行動する」(現地在住者)

・「華美な服装やアクセサリーは避け、現地の人に溶け込むような服装を心がけている。高価な時計やバッグは持ち歩かない」(駐在妻の体験談)

・「荷物は必ず体の前で持ち、混雑した場所では特に注意を払う。財布やスマートフォンはチャック付きのバッグや上着の内ポケットに入れる」(現地生活者)

・「ホテルやショッピングモールのセキュリティデスクは頼りになるので、困ったときはすぐに相談する」(旅行者の口コミ)

・「現地の日本人コミュニティや大使館の情報を活用し、最新の治安情報を常にチェックしている」(長期滞在者)

在住者がすすめる安全なエリアとホテル選び

・「初めてマニラを訪れるなら、マカティやBGCなど治安が良いとされるエリアの中級以上のホテルを選ぶのが安心。安いゲストハウスやホステルは避けたほうがよい」(現地在住者)

・「ホテルのセキュリティ体制やレビューを事前に確認し、24時間体制の警備やカードキーアクセスがあるホテルを選ぶ」(旅行者のアドバイス)

・「現地の人や在住日本人のおすすめを聞くことで、より安全な滞在先を選べる。最新の口コミや評判も参考にする」(現地生活者)

・「ホテルの場所は大通り沿いやショッピングモール近くが安心。人通りの少ない小道やスラム街に近い場所は避ける」(現地在住者)

マニラで安全に暮らすための心構え

マニラで安全に暮らすためには、常に防犯意識を持ち、現地の文化や習慣を理解することが大切です。
在住者の多くが「自分は大丈夫」と思わず、常に最新情報をチェックし、危機管理を徹底しています。

・「日本と同じ感覚で行動しない。現地のリスクを理解し、油断しないことが最も大切」(駐在員の声)

・「外務省海外安全ホームページや現地大使館の情報を定期的に確認し、危険なエリアや最新の犯罪手口を把握しておく」(現地在住者)

・「困ったときは無理せず、すぐに現地の警察や大使館、ホテルスタッフに相談する」(旅行者のアドバイス)

・「現地の日本人ネットワークやSNSも活用し、リアルタイムの情報共有を心がける」(長期滞在者)

このように、マニラ在住日本人や長期滞在者のリアルな口コミや体験談からは、日常の小さな注意や現地情報の活用が安全な滞在につながることが分かります。
現地の声を参考にしながら、マニラでの滞在をより安心で充実したものにしましょう。

まとめ:マニラの治安とホテル選びのポイント

マニラでの滞在を安全かつ快適に過ごすためには、エリアごとの治安状況を正しく把握し、現地のリスクに応じた行動を徹底することが重要です。
このまとめでは、これまで解説してきた内容をもとに、マニラでのホテル選びや日常生活での注意点を簡潔に整理します。

治安が良いエリアの特徴とホテル選びのコツ

マニラには、マカティ、ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)、パサイなど治安が良いとされるエリアが存在します。
これらのエリアは外国人駐在員や観光客が多く、警備体制も整っています。

・エリア全体に警備員が多く配置されている

・ショッピングモールや大通り沿いにホテルが集中

・ホテルのセキュリティゲートやカードキーシステムが導入されている

・夜間でも明るく人通りが多い

・現地在住日本人からの評価も高い

ホテルを選ぶ際は、立地やセキュリティ体制、レビューや口コミを必ず確認しましょう。
特に初めてマニラを訪れる場合や女性、家族連れの場合は、中級以上のホテルや大手チェーンを選ぶことで安心感が高まります。

治安が悪いエリアに近づかないためのポイント

エルミタ、マラテ、キアポ、トンドなどは治安が悪いエリアとして知られています。
これらの地域ではスリやひったくり、強盗などの犯罪が多発し、現地の人でさえも夜間は近づきません。

・安い宿泊施設やゲストハウスは治安が悪いエリアに多い

・歓楽街やスラム街周辺は特に注意が必要

・夜間や人通りの少ない場所での単独行動は避ける

・現地の人や在住日本人のアドバイスを参考にする

ホテル選びでは、安さだけで決めず、周辺環境やアクセスの良さも重視しましょう。

日常生活で心がけたい安全対策

マニラでの生活や観光を安全に楽しむためには、日々の行動や持ち物管理にも気を配る必要があります。

・配車アプリ「Grab」など信頼できる交通手段を利用する

・貴重品や現金は必要最小限にし、分散して持つ

・バッグは体の前で持ち、スマートフォンや財布は見えない場所に収納

・ATMや両替所の利用は人通りの多い場所を選ぶ

・夜間の外出や飲酒時は特に注意する

・困ったときはホテルやショッピングモールのセキュリティデスク、大使館、警察に相談する

現地の最新情報を常にチェックし、危険なエリアや犯罪手口の変化にも敏感になりましょう。

現地在住日本人の声を活かす

マニラ在住日本人の口コミや体験談は、公式情報だけでは分からないリアルな治安状況や安全対策のヒントが詰まっています。

・現地コミュニティやSNSで最新情報を収集

・日本人同士のネットワークを活用して危険情報を共有

・現地の人と一緒に行動し、危険な場所や時間帯を避ける

・現地の文化や習慣を理解し、目立たない服装や行動を心がける

こうしたリアルな声を参考にすることで、より安全な滞在が実現できます。

マニラ滞在を安全に楽しむために

マニラはエリアによって治安の差が大きく、日本とは異なるリスクが存在します。
しかし、正しい知識と準備、そして現地の最新情報を活用することで、安全に旅行や生活を楽しむことができます。

・ホテルを取るのにおすすめのエリアを選び、セキュリティ体制を重視

・危険なエリアや時間帯を避ける

・日々の防犯意識を高める

・困ったときは現地の警察や大使館、ホテルスタッフに相談

これらのポイントを押さえ、現地の情報を柔軟に取り入れることで、マニラでの滞在をより安心で充実したものにできるでしょう。

マニラのおすすめ滞在エリア:

>マカティ(Makati)周辺のおすすめホテル

※最新の治安情報は外務省海外安全ホームページやSNSなどで収集することをおすすめします

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運営歴12年の海外旅行メディア「世界新聞」が運営しています。50カ国500都市以上の治安・観光情報を掲載中。