「キルナ観光のモデルコースが知りたい」
「キルナの観光スポットを効率よく回りたい」
「オーロラが見られる確率の高い場所を知りたい」
初めてのキルナ観光では、限られた日数で効率的にスポットを回る方法や、オーロラ観賞の成功率を高める行動計画が分かりにくいですよね。
結論として、キルナ観光では定番モデルコースを活用し、アビスコへのアクセスやアイスホテル宿泊を組み込むのがおすすめです。
この記事では、キルナ観光の鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選を紹介します。
キルナのおすすめ滞在エリア：
キルナ観光のおすすめモデルコース
キルナ観光で外せない定番プランを3つ紹介します。
限られた滞在日数でも効率よく回れる行程です。
オーロラとアビスコ満喫1日
キルナ中心→アビスコ国立公園→オーロラ・スカイステーション→キルナ中心
夜の観測に有利なアビスコへ送迎付きツアーで移動し、ゴンドラで展望台へ上がります。
晴天率が高く、撮影ガイドのサポートも受けられます。
アイスホテルと市内名所1日
キルナ新市庁舎→キルナ教会→ユッカスヤルビ村のアイスホテル
午前は中心街で市庁舎と教会を徒歩で見学し、午後はバスでアイスホテルへ。
氷の彫刻とアイスバーを体験できます。
犬ぞりとサーミ文化体験1日
キルナ中心→犬ぞりベース→トナカイ牧場→キルナ中心
午前の犬ぞり体験と午後のサーミ文化ふれあいを組み合わせ、防寒具は現地レンタルで手軽です。
キルナ観光に便利なおすすめ宿泊エリア
キルナ観光では拠点選びが重要です。
ツアー送迎の対応や夜の動きやすさに差が出るため、目的に合わせて選びましょう。
キルナ中心街
飲食店やスーパーが徒歩圏にそろい、初めての旅行者でも安心です。
空港からのバスアクセスも良好で、到着日の移動が楽になります。
鉱山ツアーや教会見学といった市内観光スポットは歩いて回れる距離です。
ツアー会社の送迎も中心街のホテルなら対応してもらいやすく、夜間のオーロラツアーにも参加しやすい立地になります。
予算を抑えたい人向けのゲストハウスから、スパ付きホテルまで選択肢が豊富です。
近くにある観光スポット
・キルナ教会
・キルナ新市庁舎（クリスタレン）
・LKAB鉱山ビジターセンター
ユッカスヤルビ（アイスホテル周辺）
アイスホテル体験を軸にする人に最適なエリアです。
キルナ中心街から路線バスで約20分、宿の送迎サービスを使う人も多くいます。
アイスホテルの見学や宿泊、アイスバーでのドリンク体験がメインになります。
村内は小さく静かで、夜の星空やオーロラ観測も周囲の光が少ないため条件が良好です。
トルネ川沿いの風景も美しく、冬は氷上釣りやスノーモービルツアーに参加できます。
レストランや買い物の選択肢は限られるため、中心街で食材を買い込んでおくと便利です。
近くにある観光スポット
・アイスホテル
・ユッカスヤルビ教会
・トルネ川
アビスコ村
オーロラ観測を最優先にする人向けの拠点です。
キルナからバスで約90分、晴天率が高く「ブルーホール」と呼ばれる雲の抜けやすい地形が特徴になります。
宿から徒歩で暗所へ出やすく、深夜の観測も気軽に行えます。
オーロラ・スカイステーションへのゴンドラや、アビスコ国立公園の峡谷トレイルもすぐ近くです。
宿泊施設の数は少なく、繁忙期でないシーズンでも早めの予約が必要になります。
食事はホテルの併設レストランかセルフケータリングの宿が中心です。
キルナに比べて静かで、観測に集中したい人には理想的な環境といえます。
近くにある観光スポット
・アビスコ国立公園
・アビスコ・オーロラ・スカイステーション
・ビョルクリデン
キルナ観光のモデルコース5つ
ここからは滞在日数に合わせて選べる5つのプランを紹介します。
移動手段や予約のコツも具体的にまとめました。
オーロラ追跡と星空撮影
アビスコへ夜間移動し、晴天率の高いエリアで観測チャンスを増やすプランです。
ガイド同行で撮影サポートも受けられます。
モデルコース
キルナ中心街→アビスコ国立公園→オーロラ・スカイステーション→撮影ポイント→キルナ中心街
送迎付きツアーが夜21時頃に出発し、アビスコまで約90分移動します。
ゴンドラで標高900mの展望台へ上がり、暗所で空を見上げて待機します。
オーロラが現れたらガイドが三脚設定や露出調整をアドバイスしてくれるため、初心者でも撮影しやすいです。
撮影後は温かいリンゴンベリージュースで体を温め、深夜にキルナへ戻ります。
移動手段と予約のコツ
・送迎付きツアーは人気が高く、出発2〜3週間前の予約が安心です。
・月齢カレンダーを確認し、新月に近い日を選ぶと星空がより鮮明に写ります。
・予備バッテリーとカイロを持参し、スマホは内ポケットで保温しましょう。
アイスホテル宿泊と彫刻見学
ユッカスヤルビのアイスホテルで冷温泊を体験するプランです。
昼間は市内観光と組み合わせ、夕方にチェックインします。
モデルコース
キルナ新市庁舎→キルナ教会→ユッカスヤルビ村のアイスホテル→アートスイート見学→アイスバー→冷温泊
午前は中心街で新市庁舎のクリスタレンを外観撮影し、徒歩でキルナ教会へ向かいます。
教会の木組みと祭壇画を見学後、路線バスでユッカスヤルビへ約20分移動します。
アイスホテルでは日中見学が可能で、各部屋のテーマに沿った氷の彫刻を回遊できます。
アイスバーでボドカベースのドリンクを氷のグラスで飲み、写真撮影も楽しめます。
冷温泊は氷のベッドに寝袋で眠る体験で、朝にサウナで体を温めてチェックアウトします。
チェックインの流れ
・チェックイン時に防寒装備の説明を受け、荷物はウォームルームへ預けます。
・就寝用の寝袋は極地仕様で、頭だけ出して眠ります。
・夜中に寒い場合はウォームルームへ移動可能なので、無理せず調整しましょう。
犬ぞり体験と凍結湖散策
午前は犬ぞり、午後は凍結したトルネ川で散策と写真撮影を楽しむプランです。
家族連れやカップルに人気があります。
モデルコース
キルナ中心街→犬ぞりベース→凍結湖→トルネ川沿い散策→キルナ中心街
送迎付きツアーが朝9時頃に出発し、ハスキー犬の待つベースキャンプへ向かいます。
犬ぞりは2人乗りで操作方法を教わった後、約7kmのコースを雪原の中で走ります。
スピード感と景色を満喫し、途中で犬たちと写真撮影もできます。
午後はトルネ川沿いで凍結した湖面を歩き、静かな冬景色の中でゆっくり過ごせます。
ツアーにはコーヒーとサンドイッチの軽食が含まれます。
防寒装備と注意点
・防寒ジャケット、ブーツ、手袋はツアー会社が貸し出してくれます。
・インナーは化繊かウールを重ね着し、綿素材は避けましょう。
・手袋はインナーとアウターの2枚重ねが推奨されます。
・スマホやカメラは内ポケットで保温し、撮影時のみ取り出すと故障を防げます。
LKAB鉱山ツアーと新市街散策
キルナを形作る鉱山の現場を見学し、市街移転の背景を学ぶプランです。
地下540mの採掘現場は圧巻です。
モデルコース
キルナ中心街→LKABビジターセンター→地下鉱山ツアー→新市庁舎→キルナ中心街
午前にLKABビジターセンターへ送迎バスで移動し、ツアーに参加します。
地下鉱山ツアーはバスで約3時間かかり、採掘機械や工具を間近で見られます。
見学後は新市庁舎のクリスタレンへ戻り、幾何学的な外観と内部展示を楽しみます。
移転プロジェクトの解説パネルで、鉱山採掘に伴う市街地移動の理由を理解できます。
市街移転の見どころ
・キルナ教会は将来的に新市街へ移設される予定で、移動計画の展示が興味深いです。
・新市庁舎は2018年に完成し、木材とガラスを組み合わせたデザインが評価されています。
・旧市街と新市街の対比を写真に収め、変化の過程を記録しましょう。
サーミ文化とトナカイふれあい
北方少数民族サーミの暮らしに触れ、トナカイへの餌やりやストーリーを聞くプランです。
文化体験と自然を両方楽しめます。
モデルコース
キルナ中心街→トナカイ牧場→サーミテント（ラーヴ）→伝統料理体験→キルナ中心街
送迎バスで午前にトナカイ牧場へ向かい、餌やりや写真撮影を楽しみます。
サーミのガイドがトナカイの生態や牧畜の歴史を説明してくれます。
昼はサーミテントで伝統料理のスモークサーモンやトナカイ肉のシチューを味わえます。
ヨイクと呼ばれる伝統的な歌を聞き、手工芸品の販売コーナーで土産も選べます。
半日で回れるため、午後は市内でゆっくり過ごすプランと組み合わせやすいです。
ランチと買い物スポット
・市内のカフェ「Cafe Safari」でシナモンロールやコーヒーを楽しめます。
・手工芸品のミニショップではサーミのブレスレットやトナカイ皮の小物が人気です。
・スーパー「ICA」で北欧の菓子や保存食を買い、帰国後の思い出にできます。
キルナのおすすめ観光スポット10選
キルナ観光で外せないスポットを10か所に厳選しました。
見どころと楽しみ方、営業時間・定休日・料金・住所の基本情報をまとめたので、訪問の計画に役立ててください。
アイスホテル
氷と雪だけで作られる世界的に有名なホテルで、冬は客室、夏は常設展示が楽しめます。
昼はアートスイート見学、夜はアイスバー体験、冷温泊は非日常を味わえる人気プランです。
見どころと楽しみ方
各部屋のテーマは毎年変わり、世界中のアーティストが氷の彫刻を制作しています。
アイスバーでは氷のグラスでドリンクを味わえ、撮影も自由にできます。
冷温泊は氷点下5度の冷室で寝袋とトナカイ皮を使って就寝し、朝はウォームルームのサウナで温まります。
基本情報
営業時間：10:00〜18:00（季節により変動あり）
定休日：無休（展示内容は季節により入替）
料金：見学約SEK400、宿泊は客室により異なります
住所：Jukkasjärvi（ユッカスヤルビ）
アビスコ国立公園
雲が抜けやすい地形でオーロラ観測に適した国立公園です。
夏はトレッキング、冬はオーロラ観測と星空撮影を楽しめます。
見どころと楽しみ方
アビスコ峡谷は短距離トレイルで散策でき、初心者でも歩きやすい環境です。
夜は暗所が多く、オーロラ観測に最適な条件が整っています。
スカイステーションのゴンドラで山頂展望台へ上がると、視界が開けた場所で観測できます。
基本情報
営業時間：終日開放
定休日：無休
料金：入園無料（スカイステーション利用は別途料金）
住所：Abisko（アビスコ村）
キルナ教会
木造の巨大な教会で、キルナのシンボル的存在です。
2025年に市街移転プロジェクトの一環として新市街へ移設されました。
見どころと楽しみ方
外観の木組みと内部の祭壇画が美しく、スウェーデン最大級の木造建築物です。
周辺は雪景色が映え、冬の撮影スポットとして人気があります。
移転の歴史を学べる展示も併設されています。
基本情報
営業時間：10:00〜16:00
定休日：日曜（不定期で休館の場合あり）
料金：無料
住所：キルナ中心街（新市街）
LKAB鉱山ビジターセンター
世界最大級の地下鉄鉱石採掘現場を見学できる施設です。
ガイドツアーでは地下540メートルまで降り、採掘機材を間近で観察できます。
見どころと楽しみ方
映像展示と実際の採掘現場を組み合わせた見学ツアーが充実しています。
ヘルメットと安全ベストを着用し、ガイドの説明を聞きながら地下へ進みます。
市街移転の背景を理解するためにも訪れたいスポットです。
基本情報
営業時間：9:00〜17:00
定休日：月曜日
料金：ツアー約SEK450
住所：キルナ郊外
アビスコ・オーロラ・スカイステーション
ゴンドラで山頂展望台へ上がり、オーロラ観測ができる施設です。
標高が高く視界が開けているため、観測条件が良好です。
見どころと楽しみ方
展望台からは広い空を見渡せ、オーロラの動きを追いやすくなります。
館内には軽食と温かい飲み物を提供するカフェがあり、待機中も快適に過ごせます。
風が強い日は防寒を強化し、カイロやネックウォーマーを持参しましょう。
基本情報
営業時間:19:00〜01:00（季節により変動）
定休日:天候により運休の場合あり
料金:ゴンドラ往復約SEK845
住所:Abisko（アビスコ）
ユッカスヤルビ教会
1600年代初頭に建てられた赤い木造教会です。
サーミ文化の影響を受けた内装と祭壇画が特徴的です。
見どころと楽しみ方
深紅の外壁とカラフルな祭壇画が印象的で、小さいながらも存在感があります。
アイスホテル見学の前後に立ち寄れる距離にあり、徒歩でアクセスできます。
冬は雪に覆われた外観が美しく、撮影スポットとしても人気です。
基本情報
営業時間:10:00〜15:00（季節により短縮の場合あり）
定休日:不定休
料金:無料
住所:Jukkasjärvi（ユッカスヤルビ）
トルネ川
冬に凍結し、氷上アクティビティの舞台になる川です。
氷上釣りやスノーモービルツアーを楽しめます。
見どころと楽しみ方
氷の厚さは約1メートルに達し、安全に歩いて渡れます。
夕暮れ時の光が川面に反射し、写真映えする景色が広がります。
氷上釣り体験では、ガイド付きツアーが初心者にも対応しています。
基本情報
営業時間:体験ツアーの運営時間に準じます
定休日:体験運営日に準じます
料金:ツアー約SEK900〜
住所:ユッカスヤルビ周辺
ビョルクリデン
アビスコ隣接のスキーリゾートで、日帰り滑走が可能です。
湖と山の景観を楽しみながらスキーやスノーボードができます。
見どころと楽しみ方
ゲレンデは初級から上級まで幅広く、景色を眺めながら滑走できます。
レストランやカフェも併設され、休憩しながら1日過ごせます。
スキー以外にもスノーシューやクロスカントリーのレンタルがあります。
基本情報
営業時間:9:00〜16:00（季節により変動）
定休日:シーズン外は休業
料金:リフト券約SEK500〜
住所:Björkliden（ビョルクリデン）
オーロラ撮影ポイント（市内郊外）
キルナ中心から近い高台の撮影スポットです。
短時間の外出でオーロラ撮影を試せる場所として便利です。
見どころと楽しみ方
街明かりと空のコントラストを活かした撮影ができます。
風の弱い日を狙うと、三脚を使った長時間露光がしやすくなります。
徒歩やタクシーでアクセスでき、ツアーに参加しなくても自力で訪れられます。
基本情報
営業時間:夜間自由
定休日:無休
料金:無料
住所:キルナ郊外高台
キルナ新市庁舎（クリスタレン）
幾何学的な外観が目を引く新市街のランドマークです。
市街移転プロジェクトの象徴として2022年に開業しました。
見どころと楽しみ方
外観撮影は角度を変えると異なる表情が楽しめます。
内部展示では移転スケジュールや建物移設技術を映像で確認できます。
カフェも併設されており、休憩しながら展示を見学できます。
基本情報
営業時間:9:00〜16:00
定休日:土日
料金:無料
住所:キルナ中心街（新市街）
キルナ観光のベストシーズンと服装・持ち物
季節ごとの見どころと準備する服装・持ち物をまとめました。
現地レンタルの活用で荷物を減らし、快適な旅行を実現できます。
季節別の見どころ
キルナは季節によって楽しめる体験が大きく変わります。
訪問時期に合わせた準備と計画が成功の鍵です。
冬（12〜3月）
オーロラ観測と氷の世界を満喫できるハイシーズンです。
気温は氷点下10〜30度まで下がり、昼の時間は3〜5時間と短くなります。
アイスホテルや犬ぞり、スノーモービルツアーがフル稼働しています。
オーロラ観測は12〜2月がピークで、暗闇の時間が長く観測確率が高まります。
秋春（9〜11月、4〜5月）
繁忙期でないシーズンで、人が少なく静かな観光に向いています。
夜は氷点下まで冷え込みますが、昼は比較的過ごしやすい気温です。
オーロラは9月下旬から4月中旬まで観測でき、宿泊料金も冬より抑えられます。
雪解けの4〜5月は、スキーとハイキングの両方を楽しめる移行期です。
夏（6〜8月）
白夜とハイキングが魅力の季節で、気温は10〜20度前後です。
太陽が沈まない時期は6月中旬から7月中旬で、24時間明るい環境が続きます。
アビスコ国立公園のトレッキングやカヤック、釣りが人気です。
蚊が大量発生するため、虫除けスプレーと防虫ネット付き帽子が必須です。
防寒のコツと現地レンタル
冬のキルナ観光では防寒対策が最優先です。
現地レンタルを活用すると、重い荷物を減らせて移動が楽になります。
必須アイテム一覧
・厚手ダウンジャケット（腰まで覆うロング丈が理想）
・フリースまたはウールのミドルレイヤー
・メリノウールのベースレイヤー上下
・防寒ブーツ（氷点下30度対応、滑り止め付き）
・厚手のウール靴下2〜3足
・手袋（インナーとアウターの二重重ね）
・ネックゲイターまたはマフラー
・耳まで覆える帽子
・カイロ（靴用と貼るタイプ）
・保温ボトル（温かい飲み物を持ち歩く）
・サングラス（雪の反射対策）
・リップクリームと保湿クリーム（乾燥対策）
レンタルの活用方法
犬ぞりや夜間オーロラツアーでは、防寒つなぎや防寒ブーツの貸出が一般的です。
サイズに不安がある場合は、予約時に相談しておくと前日試着を調整してもらえます。
アイスホテル宿泊では、寝袋とトナカイ皮が提供され、追加で防寒インナーを持参すると安心です。
スキーやスノーボードの装備は、ビョルクリデンなどのリゾートで借りられます。
レンタル料金は1日約SEK300〜500で、ヘルメットやゴーグルも含まれます。
キルナ観光の交通とチケット手配
ストックホルムからキルナへの行き方と現地の移動手段をまとめました。
人気ツアーの予約タイミングと優先順位も押さえておくと、計画がスムーズに進みます。
ストックホルムからの行き方
ストックホルムからキルナへは、飛行機か寝台列車の2つが主な選択肢です。
日程と予算に合わせて選び、早めに予約すると安く抑えられます。
飛行機
ストックホルム・アーランダ空港からキルナ空港まで、所要時間は約1時間40分です。
スカンジナビア航空とノルウェー・エアシャトルが1日3〜4便を運航しています。
料金は時期により変動し、片道SEK1,400〜3,400が目安です。
早期予約で割引運賃を確保でき、繁忙期でないシーズンは特に安くなります。
キルナ空港から市内へは、空港バス（Kiruna Airport Transfer bus）が便利です。
料金は大人SEK110、子供SEK55で、所要時間は15〜20分です。
バスは飛行機の到着時刻に合わせて待機しており、乗車時にクレジットカードで支払います。
タクシーは市内まで約SEK360で、3〜4人なら割り勘でバスとさほど変わりません。
寝台列車
ストックホルム中央駅からキルナ駅まで、所要時間は約15〜16時間です。
夜間に移動するため、実質1泊分の宿泊費を節約できます。
主な寝台列車は2つあり、到着時刻と出発時刻が異なります。
・SJナイトトレイン94（Arctic Circle Train）：ストックホルム18:10発→キルナ翌朝9:24着
・SJナイトトレイン98：ストックホルム23:16発→ボーデン乗換→キルナ翌昼14:37着
前者は朝到着で初日から行動しやすく、後者は夜出発でストックホルムを満喫できます。
料金は片道SEK950〜1,700で、個室や寝台クラスにより変動します。
スウェーデン国鉄SJの公式サイトで予約でき、早期購入で割引が適用されます。
キルナ駅から市内へは、無料シャトルバス（Free transfer bus）が列車到着に合わせて待機しています。
所要時間は約10分で、キルナバスステーションまで送ってくれます。
現地の移動と予約のコツ
キルナ市内とユッカスヤルビ、アビスコへの移動手段を整理しました。
人気ツアーは早期予約が必須です。
路線バスと送迎
キルナ市内からユッカスヤルビ（アイスホテル）へは、路線バス552番が便利です。
所要時間は約20分、料金はSEK50〜70程度です。
平日は1日5便、週末は4便運行しており、時刻表は公式サイトで確認できます。
アビスコへは長距離バスまたは列車が利用でき、所要時間は約1時間30分〜2時間です。
多くのツアーは宿泊先までの送迎が含まれており、自力移動の手間を省けます。
タクシーも利用できますが、キルナ市内からアビスコまでは高額になるため、ツアー送迎が現実的です。
ツアー予約の優先度
人気アクティビティは2〜4週間前の予約が推奨されます。
オーロラ夜間ツアーは天候次第でキャンセルもあり、複数日程で確保すると安心です。
・オーロラ夜間ツアー（アビスコ国立公園）：SEK900〜1,500
・アイスホテル見学／宿泊：見学SEK400、宿泊はSEK2,500〜
・犬ぞり体験：SEK1,200〜2,000
・スノーモービルツアー：SEK1,500〜2,500
・LKAB鉱山ツアー：SEK450
予約はGetYourGuideやViator、Visit Kirunaの公式サイトで手配できます。
クレジットカード決済が一般的で、キャンセルポリシーも事前に確認しましょう。
12〜2月のハイシーズンは早めに埋まるため、出発の1〜2か月前の予約が理想です。
まとめ：キルナ観光を楽しむために
キルナ観光では、オーロラ観測の確率を上げる行動が成功の鍵です。
アビスコ国立公園への夜間ツアーを2回以上確保し、天候リスクを分散させましょう。
市内は徒歩で回しやすく、郊外へはツアーや送迎を使うと効率的に動けます。
アイスホテルや犬ぞり、LKAB鉱山ツアーは人気が高く、出発の2〜4週間前に予約すると安心です。
防寒対策は最優先で、現地レンタルを活用すれば荷物を減らして快適に旅行できます。
キルナでしか味わえない北極圏の体験を存分に楽しんでください。
キルナのおすすめ滞在エリア：
