世界一周含めこれまで40カ国以上を旅した世界新聞編集長です。
海外旅行をする際、避けて通れないのが「飛行機での移動」ですよね。
特に初めて海外旅行をする方にとって、飛行機はワクワクする反面、不安や不快感を感じる場面も少なくありません。
「耳が痛くなったらどうしよう」「エコノミークラスで何時間も座るのはきつい」「そもそも飛行機が怖い…」という声もよく耳にします。
そこで今回は、海外旅行のフライトを少しでも快適に、そして安心して過ごすためのポイントをお伝えします。
飛行機が苦手な人の口コミに多い「不安要素」とは?
海外旅行のフライトについて調べると、以下のような口コミを多く見かけます。
- 「飛行機に乗るたびに耳が痛くなるのでつらいです」(20代女性・韓国旅行)
- 「長時間のフライトでエコノミー症候群が心配になります」(30代男性・ヨーロッパ旅行)
- 「トイレが近いので通路側じゃないと落ち着かない」(50代女性・アメリカ旅行)
- 「離陸と着陸が怖くて毎回ドキドキします」(20代男性・台湾旅行)
こうした声からもわかるように、快適なフライトのためには身体的・精神的な不安に配慮した準備が必要です。
快適なフライトのために「出発前」にできる準備
① 座席指定はできる限り早めに!
海外旅行ではフライト時間が長くなりがちです。だからこそ、座席選びがとても重要。
通路側が好きな方、足元の広い座席がいい方、トイレの近くがいい方など、自分の好みに合った席を確保しておきましょう。
エコノミークラスでも「非常口座席」や「足元広め席」が用意されていることがあります。少し追加料金を払っても、体の負担は大幅に軽減できます。
② フライト中に必要な持ち物は機内用バッグにまとめる
座席上の収納に入れてしまうと、途中で取り出すのが面倒になります。
機内用バッグには以下のようなアイテムを入れておくと安心です。
- ネックピロー
- アイマスク・耳栓
- 保湿グッズ(リップ・ハンドクリーム)
- タブレットや本
- 歯磨きセット(長距離便用)
- スリッパ or 折りたたみシューズ
フライト中の過ごし方のコツ【身体編】
① 耳抜きの準備を忘れずに
離陸・着陸時の気圧変化で耳が痛くなる人は、飴をなめたり、ガムを噛むことで自然に耳抜きができます。
耳栓タイプの「気圧調整イヤープラグ」も市販されているので、耳が敏感な方は用意しておくとかなり違います。
② こまめに体を動かそう
「エコノミー症候群」は長時間同じ姿勢でいることで血流が滞る症状です。
少なくとも1〜2時間おきには立ち上がって、軽いストレッチや足の曲げ伸ばしをしましょう。
靴を脱いでフライト用ソックス(圧着ソックス)を履くのも効果的です。
③ 水分はこまめにとる
機内は非常に乾燥しているため、こまめな水分補給が必要です。
カフェインやアルコールは利尿作用があるため、飲みすぎには注意しましょう。
フライト中の過ごし方のコツ【メンタル編】
① 不安を紛らわせるアイテムを準備する
飛行機が怖いという人には、気分転換になるグッズが必須です。
お気に入りの音楽、映画、ゲーム、旅行ガイドブックなど「自分の世界に入り込めるもの」を用意しておくと、気持ちが落ち着きます。
最近はNetflixやAmazon Primeで事前に映画をダウンロードできるのでおすすめです。
② 緊張していることをCAに伝えるのもアリ!
実は、飛行機が怖いという人は結構います。
CA(キャビンアテンダント)さんに「初めての海外旅行で、ちょっと緊張しているんです」と伝えると、優しく声をかけてくれることも多いですよ。
不安をひとりで抱え込まず、少しだけでも周囲を頼ってみることも、海外旅行の大切なスキルです。
飛行機恐怖症でも世界一周できた話
知り合いに飛行機が苦手だけど世界一周した人がいました。
離陸のたびに心臓がバクバクして、窓の外を見ては「あぁ、落ちませんように…」と毎回祈っていました。
でも、何度も経験を積むうちに「飛行機ってすごく安全な乗り物なんだな」と実感できるように。
統計的にも、飛行機事故の発生率は交通事故より圧倒的に低いというのは有名な話です。
最近では逆に「どんな機内食が出るかな」「今回は窓側をとって雲の上の景色を楽しもう」と、飛行機に乗るのが楽しみに変わってきました。
まとめ:飛行機も「旅の一部」として楽しもう
飛行機でのフライトは海外旅行における大事なスタート地点です。
不安や不快を少しでも和らげて、フライトそのものも「非日常の旅の一部」として楽しめたら素敵ですよね。
今回ご紹介した方法をぜひ取り入れて、初めての海外旅行を安心して、思いっきり楽しんできてください!