「クスコ観光のモデルコースを知りたい」
「クスコの観光スポットを効率よく回りたい」
「初めてのクスコ観光で外せない場所は?」
ペルーの古都クスコは世界遺産の街で、マチュピチュの玄関口でもあるため観光スポット選びに迷いますよね。
クスコ観光では高山病対策を考慮したモデルコースで効率的に回ることをおすすめします。
この記事では、クスコ観光の鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選を紹介します。
クスコのおすすめ滞在エリア:
クスコ観光のおすすめモデルコース
クスコ観光では標高約3,400mという高地環境を考慮した計画が重要です。
初回訪問では高山病対策を第一に考え、到着日は軽めの観光から始める必要があります。
クスコ観光のおすすめは以下の3つのモデルコースです。
要約(おすすめ3コースとポイント)
初日軽め・2日目本命コース
アルマス広場→コリカンチャ→サクサイワマン
到着日は市内中心部の平坦なエリアで体を慣らし、翌日に本格的な観光を行います。
高山病のリスクを抑えながら、クスコの歴史と文化を効率的に体験できるルートです。
写真重視・自然体験コース
マラスの塩田→モライ遺跡→サクサイワマン
聖なる谷の絶景スポットを中心に回る写真映えするコースです。
午前中の光が美しいマラスの塩田から始めて、段々畑のモライ遺跡、夕日のサクサイワマンで締めくくります。
遺跡集中・歴史重視コース
コリカンチャ→ケンコー→タンボマチャイ→サクサイワマン
インカ帝国の歴史を深く知りたい方におすすめのコースです。
太陽神殿から始まり、謎の巨石遺跡、聖なる水の遺跡を巡って古代文明の技術力を実感できます。
どのコースも10時頃の観光開始がおすすめで、混雑を避けながら美しい朝の光を楽しめます。
クスコ観光に便利なおすすめ宿泊エリア
クスコでの宿泊エリア選びは観光の効率性と安全性を大きく左右します。
標高が高いため歩行距離を最小限に抑え、主要観光スポットへのアクセスが良いエリアを選ぶのが重要です。
治安の良さと夜間の移動しやすさも考慮して、以下の3つのエリアがおすすめです。
アルマス広場周辺(中心部)
エリア特長と予算感
アルマス広場周辺はクスコ観光の最も便利な宿泊エリアです。
主要観光スポットが徒歩圏内にあり、レストランや両替所、薬局なども充実しています。
ホテルの価格帯は1泊50ドルから200ドル程度で、ブティックホテルから高級ホテルまで選択肢が豊富です。
夜間でも人通りが多く、女性の一人旅でも比較的安心して滞在できます。
ただし観光地価格のため食事代は他のエリアより高めになります。
近くにある観光スポット
・アルマス広場(徒歩0分)
・クスコ大聖堂(徒歩1分)
・コリカンチャ(徒歩5分)
・サント・ドミンゴ教会(徒歩5分)
・サン・ペドロ市場(徒歩8分)
アルマス広場から放射状に伸びる石畳の道を歩けば、主要な観光スポットにすべてアクセスできます。
朝の散歩がてら気軽に観光できるのが最大のメリットです。
食事・夜間の動線
広場周辺にはペルー料理から国際料理まで多様なレストランが集まっています。
夜19時頃からライトアップされた広場は美しく、夕食後の散策にも最適です。
タクシーも24時間利用しやすく、夜間の空港送迎や早朝のマチュピチュツアー参加にも便利です。
サン・ブラス地区(丘の上の街並み)
エリア特長と予算感
サン・ブラス地区はアルマス広場から徒歩10分の丘の上にある芸術家街です。
石畳の細い路地と植民地時代の建物が美しく、インスタ映えする写真が撮れます。
ゲストハウスや小規模ホテルが中心で、1泊30ドルから80ドル程度とアルマス広場より安価です。
地元の人々との交流機会も多く、よりローカルな体験を求める旅行者におすすめです。
ただし坂道が多いため、高山病の症状がある時は移動が大変になります。
近くにある観光スポット
・サン・ブラス教会(徒歩3分)
・アルマス広場(徒歩10分)
・コリカンチャ(徒歩15分)
・サクサイワマン(徒歩20分)
・12角の石(徒歩8分)
サン・ブラス地区自体が観光スポットのような美しさで、散策するだけでも楽しめます。
朝早く起きて誰もいない石畳の路地を歩くのは特別な体験です。
夜景と治安のポイント
丘の上という立地を活かした夜景が美しく、クスコの街並みを一望できます。
夜間は人通りが少なくなるため、一人歩きは避けて複数人での移動がおすすめです。
タクシーは呼びにくいため、事前にホテルで手配してもらうか配車アプリを活用しましょう。
サンクリストバル周辺(眺望重視)
エリア特長と予算感
サンクリストバル周辺はクスコ市街を見下ろす高台にある静かなエリアです。
観光客が少なく落ち着いた環境で、ゆっくりと高山順応したい方に適しています。
ホテルの価格帯は1泊40ドルから120ドル程度で、眺望の良い部屋が比較的安価で確保できます。
朝日や夕日の絶景を部屋から楽しめるのが最大の魅力です。
中心部まで徒歩15分程度かかるため、体力に自信がない方はタクシーの利用を前提に考えましょう。
近くにある観光スポット
・サンクリストバル展望台(徒歩5分)
・アルマス広場(徒歩15分)
・サクサイワマン(徒歩25分)
・コリカンチャ(徒歩20分)
・サン・ブラス地区(徒歩10分)
展望台からはクスコの赤い屋根の街並みと周囲の山々を一望できます。
特に夕方の黄金に染まる街並みは息をのむ美しさです。
坂道・移動の注意点
サンクリストバル周辺は急な坂道が多く、高山病の症状がある時は移動が困難になります。
到着直後は無理をせず、タクシーや配車アプリを積極的に利用しましょう。
中心部への移動は下り坂なので楽ですが、帰りの上り坂がきついため体力を温存しておくことが大切です。
雨季は石畳が滑りやすくなるため、滑り止めのある靴を履いて歩きましょう。
クスコ観光のモデルコース5つ
クスコ観光は高山順応と移動効率の両立が鍵になります。
ここでは初めての訪問でも迷わない、滞在2〜4日に対応する実践的なモデルコースを5本用意しました。
周遊券(クスコ観光チケット)や列車予約のコツも交え、無駄のない動線を提案します。
1. 高山順応優先の定番2泊3日
到着日は負荷の低い旧市街散策で体を慣らし、2日目に本命のマチュピチュを据える構成です。
3日目は聖なる谷や周辺遺跡で余力に応じて調整します。
・観光順序
アルマス広場→コリカンチャ→サン・ペドロ市場
旧市街の平坦な道を中心に歩き、無理を避けます。
クスコ→オリャンタイタンボ駅→(ペルーレイル/インカレイル)→アグアス・カリエンテス→マチュピチュ遺跡
列車は展望車両の選択も可能で、往路は朝発、復路は夕方着が定番です。
サクサイワマン→ケンコー→タンボマチャイ
最後に周遊券対象の高地遺跡を車で効率よく周回します。
・移動手段と所要目安
クスコ中心〜オリャンタイタンボは車で約1時間50分。
オリャンタイタンボ〜アグアス・カリエンテスは列車で約1時間30分。
アグアス・カリエンテス〜マチュピチュはバスで約30分。
クスコ市内遺跡の周回はタクシー半日チャーターが便利です。
・予約とチケット
マチュピチュ入場とシャトルは列車と同日に押さえると計画が安定します。
クスコ観光チケット(Boleto Turistico)は10日券が最も柔軟で、市内遺跡と聖なる谷の計16カ所をカバーします。
2日券や1日券もあり、行程に合わせて選びます。
2. マチュピチュ日帰り効率重視
クスコを拠点に1日でマチュピチュを往復するプランです。
早朝出発で夕方〜夜にクスコへ戻る想定です。
・観光順序
クスコの宿→オリャンタイタンボ駅→列車→アグアス・カリエンテス→マチュピチュ→クスコ
・移動手段と所要目安
宿の前ピックアップから駅まで車で約1時間50分。
列車はスタンダード車両でも景観は十分で、往復3時間前後が目安です。
アグアス・カリエンテスのバスは往復30分、遺跡の見学は2〜3時間が標準です。
・予約のコツ
列車は人気時間帯が早く埋まるため、数週間前の予約が安心です。
往路は6〜8時台、復路は16〜19時台が使いやすいダイヤです。
入場枠はガイド同伴が安心で、現地発の日帰りツアーを使うと手配が一括で済みます。
3. 聖なる谷を深掘り(写真重視)
インカの村と段々畑、塩田を組み合わせる1日です。
標高差に配慮しながら西から東へ流すと移動がスムーズです。
・観光順序
クスコ→マラスの塩田→モライ遺跡→オリャンタイタンボ遺跡→チンチェロ→クスコ
・移動手段と所要目安
専用車を手配すると撮影や滞在時間を柔軟に調整できます。
全行程で8〜10時間が目安です。
・撮影と時間帯
マラスの塩田は午前の斜光が白い塩面を立体的に見せます。
モライは正午前後に円形段々の陰影が出ます。
オリャンタイタンボは午後の逆光に注意し、高台は15時前に入ると歩きやすいです。
4. 市内遺跡と博物館じっくり
徒歩と短距離タクシーで負担を抑えつつ、歴史を掘り下げます。
周遊券の市内回路を活用するとコスパが高まります。
・観光順序
アルマス広場→クスコ大聖堂→コリカンチャ→地域歴史博物館→現代美術館→パチャクテック記念塔
・移動手段と所要目安
徒歩主体で6〜7時間あれば落ち着いて回れます。
コリカンチャから博物館群はまとまっており、移動は徒歩10分圏内です。
・現地在住の口コミ
「コリカンチャは13時以降混むので午前の見学が楽です。」
「アルマス広場と博物館は近いので徒歩でまとめて回るのがおすすめです。」
「クスコ観光チケットは窓口が混雑するので事前手配が安心です。」
5. レインボーマウンテン日帰り
標高5,000m級の絶景を日帰りで狙う健脚向けプランです。
高山順応後の最終日に設定すると負担が軽くなります。
・観光順序
クスコ→集合→専用車/ミニバス→登山口→レインボーマウンテン→クスコ
・移動手段と所要目安
出発は4:30〜5:00が一般的で、往復の車移動は約6時間です。
登山は往復3時間が目安で、朝食・昼食付きの混載ツアーが手軽です。
・装備と注意点
脱ぎ着しやすいレイヤリングと防寒着、日差し対策の帽子とサングラスが必須です。
水は1.5L以上を携行し、体調不良時は無理をせず引き返します。
・現地在住の口コミ
「風が強い日が多く、手袋とネックゲイターが役立ちます。」
「写真は山頂手前のビューポイントでも十分に映えます。」
「帰路は渋滞しやすいので、ホテルで夕食を取れる準備が安心です。」
クスコのおすすめ観光スポット10選
クスコ観光で外せない定番から、写真映えする自然スポットまでを厳選しました。
各スポットの見どころに加えて、営業時間や料金、住所などの基本情報をまとめます。
市内は徒歩で回りやすく、郊外はタクシーやツアーの活用が効率的です。
アルマス広場
見どころ
クスコの中心にある歴史的な広場で、噴水と教会に囲まれたフォトスポットです。
朝夕の光が街並みを美しく照らし、散策や休憩に適しています。
イベントがある日には民族衣装のダンスが見られることもあります。
基本情報
営業時間:終日
定休日:なし
料金:無料
住所:Plaza Mayor, Centro de Cusco
クスコ大聖堂
見どころ
アルマス広場に面した壮麗な大聖堂で、銀製の祭壇や「最後の晩餐」の絵画が見どころです。
内部装飾が豪華で、インカとスペイン文化の融合を感じられます。
日中は行列ができやすいので、午前の早い時間がスムーズです。
基本情報
営業時間:10:00〜20:00
定休日:なし
料金:大人S/25
住所:Plaza de Armas, Cusco
コリカンチャ(太陽の神殿)
見どころ
インカの太陽神殿跡に建つ修道院で、精緻な石組みと庭園が見事です。
博物館併設で、インカの宗教観を学べます。
午後は混雑しやすいため午前見学がおすすめです。
基本情報
営業時間:8:30〜18:30(日曜14:00〜17:00)
定休日:なし
料金:S/15
住所:Santo Domingo s/n, Cusco
サクサイワマン
見どころ
巨大な巨石が積み上がる要塞遺跡で、城壁のスケールに圧倒されます。
クスコ市街を見下ろす眺望が抜群で、夕景の撮影にも向きます。
遺跡内は起伏があるため歩きやすい靴が安心です。
基本情報
営業時間:7:00〜17:30
定休日:なし
料金:クスコ観光チケット対象
住所:Sacsayhuamán, Cusco
ケンコー遺跡
見どころ
蛇行した岩の神殿と地下の祭壇が特徴の宗教遺跡です。
サクサイワマンから近く、セットでの見学が効率的です。
内部は足元が暗い場所があるため注意が必要です。
基本情報
営業時間:7:00〜17:30
定休日:なし
料金:クスコ観光チケット対象
住所:Qenqo, Cusco
タンボマチャイ
見どころ
湧き水の水路が美しい水の神殿で、インカの水利技術に驚かされます。
周囲の草原と石組みのコントラストが写真映えします。
近隣のプカ・プカラと合わせての見学が便利です。
基本情報
営業時間:7:00〜17:30
定休日:なし
料金:クスコ観光チケット対象
住所:Tambomachay, Cusco
サン・ペドロ市場
見どころ
生鮮食品や雑貨が並ぶローカル市場で、フードコートの朝食も人気です。
土産の相場感を掴みやすく、短時間の立ち寄りにも向きます。
スリ対策として貴重品は前掛けバッグで管理しましょう。
基本情報
営業時間:6:00〜18:00
定休日:なし
料金:無料
住所:Calle Santa Clara, Cusco
マラスの塩田
見どころ
山肌に広がる白い塩田群が圧巻で、乾季は特に美しいコントラストです。
展望デッキからの撮影が定番で、午前の光が写真に適します。
モライ遺跡とセットの半日ツアーが効率的です。
基本情報
営業時間:8:00〜17:00
定休日:なし
料金:S/10前後
住所:Maras, Cusco
モライ遺跡
見どころ
円形段々畑の実験場とされ、階層ごとの気温差が興味深い遺跡です。
上層と下層で体感温度が異なり、風景の広がりも大きく変わります。
撮影は日中の斜光で立体感が出ます。
基本情報
営業時間:7:00〜18:00目安
定休日:なし
料金:クスコ観光チケット対象
住所:Moray, Cusco
サン・ブラス地区
見どころ
丘の上の芸術家街で、白壁と青い窓枠の街並みが美しい一角です。
工房やギャラリーが点在し、手作りアクセサリーの買い物も楽しめます。
坂道が続くため体調と相談して訪れましょう。
基本情報
営業時間:終日(店舗は各店異なる)
定休日:なし
料金:散策無料
住所:San Blas, Cusco
クスコ観光の持ち物・服装・高山病対策
クスコ観光を快適に楽しむには、高地ならではの寒暖差と日差し、乾季と雨季の違いに合わせた準備が重要です。
現地の移動や治安のポイントも押さえると、限られた時間でも安心して観光できます。
季節別の服装レイヤリング
クスコは乾季と雨季で装備が大きく変わります。
朝晩は冷え込み、日中は強い日差しになるため、体温調整のしやすさを優先します。
乾季(5〜10月)の服装
薄手ダウンやフリース、ウィンドブレーカーを重ねるレイヤリングが便利です。
朝は手袋やニット帽があると快適で、日中はTシャツ+長袖シャツで十分な日もあります。
足元はスニーカーで問題ありませんが、石畳に備えてグリップのある靴底を選びます。
雨季(11〜4月)の服装
防水ジャケットと速乾パンツ、防水スニーカーを基本にします。
急な雨に備えて軽量の折り畳み傘やレインカバーが役立ちます。
汗冷えを避けるため、綿より化繊ベースレイヤーがおすすめです。
高山病を避ける観光順序
高山病は到着直後の無理な行程で発症しやすいです。
初日は旧市街の平坦な散策に留め、2日目以降に負荷の高い遺跡や登山を組み込みます。
到着日の過ごし方
水分をこまめに取り、アルコールは控えます。
昼寝を長く取りすぎず、早めの就寝で体調を整えます。
胃に優しいスープや炭水化物中心の食事が無難です。
水分・食事・睡眠
1日あたり1.5L以上の水を目安に、少量を継続的に補給します。
食事は油の多い料理を避け、標高に慣れるまでは量を控えめにします。
睡眠不足は頭痛を悪化させるので、夜更かしを避けます。
あると助かる持ち物
日差しと乾燥、寒暖差に対応する小物を揃えると快適さが段違いです。
大半は日本で手に入る汎用品で代用できます。
日差し対策
・UVカットの帽子とサングラス。
・SPF50+の日焼け止めとリップクリーム。
・薄手のネックゲイターで首元も保護。
低温対策
・軽量ダウンまたは中綿ベスト。
・手袋と耳まで覆えるニット帽。
・レイヤリングしやすいウィンドブレーカー。
あると便利な装備
・500mlボトル×2本かハイドレーション。
・携帯酸素やコカキャンディなどの対策品。
・行動食(ゼリー、ナッツ、ビスケット)。
・雨季はザック用レインカバーと速乾タオル。
クスコ観光の移動と安全
移動はタクシーや配車アプリを軸に、徒歩を組み合わせるのが現実的です。
夜間や郊外は無理をせず、安全第一で計画します。
市内移動のコツ
ホテル手配のタクシーか配車アプリを利用します。
流しのタクシーは避け、乗車前に料金を確認します。
夜間は片側通行の細い路地は避け、明るい幹線を選びます。
マチュピチュ手配の基本
列車、入場券、バスの3点セットを早めに確保します。
繁忙期は列車を3〜6ヶ月前に押さえると安心です。
バスは往復購入が便利で、当日は出発1時間前に並ぶと遅延リスクを減らせます。
クスコ観光の交通・チケット・治安
クスコ観光をストレスなく楽しむには、移動の段取りとチケットの予約順序、基本的な安全対策を押さえることが近道です。
ここでは市内移動、空港アクセス、観光チケット、マチュピチュの手配、食のローカル体験、安全の勘所をまとめます。
市内移動(徒歩・タクシー・配車アプリ)
アルマス広場周辺は徒歩で十分に回れます。
坂道や夜間の移動はタクシーか配車アプリが便利で、目的地を正確に指定できます。
ホテル手配の車は料金が明朗で、荷物が多い時でも安心です。
相場と所要の目安
空港〜中心部は約4kmで、車移動は5〜15分の短距離です。
配車アプリの目安は20ソル前後、流しより安全で支払いもスムーズです。
夜間は混雑が減り到着が早い一方、待機台数が少ない時間帯があります。
夜間の安全策
暗い路地と人通りの少ない階段は避け、明るい大通りを選びます。
上り坂の移動は無理をせず、短距離でも車を使います。
バッグは前掛けにしてスマホは歩行中に出しっぱなしにしません。
空港アクセスのコツ
クスコの空港は市内から近く、移動は短時間で完了します。
到着直後や早朝出発でも配車アプリを使えば待ち時間を抑えられます。
空港の外で配車すれば追加費用を避けられる場合があります。
観光チケットと周遊券(Boleto Turistico)
クスコ観光チケットは市内と聖なる谷の主要16カ所をカバーします。
10日券が最も柔軟で、短期の1〜2日サーキット券も選べます。
市内の博物館や周辺遺跡を広く回る行程ほど効果が高まります。
買い方と使い方
市内の販売窓口やオンライン手配で入手可能です。
入場口で都度スタンプを受け、再入場は不可の施設が多いです。
混雑する窓口を避けるため、前日までの購入が安心です。
マチュピチュの手配(列車・入場・バス)
マチュピチュは列車、入場券、バスの3点を同日に揃えると計画が安定します。
列車はオリャンタイタンボ発が本数と価格のバランスが良好です。
繁忙期は往復ともに人気時間帯が早く埋まるため、余裕を持った予約が重要です。
予約の順序
入場券の空き枠を確認し、希望時間に合わせて列車とバスを手配します。
目安は出発の1〜3ヶ月前、乾季のピークは3〜6ヶ月前の検討が安全です。
当日は入場時間の30分前到着を目安に、バスの行列時間を逆算します。
食のローカル体験のススメ
サン・ペドロ市場やワンチャック市場では、ローカルの朝食やジュースが手頃に楽しめます。
観光客で賑わう店は英語表示もあり、注文がしやすいです。
衛生面が不安な場合は、加熱調理の屋台を選ぶと安心です。
クスコ観光の治安の基本
観光エリアは日中の人通りが多く、常識的な対策で十分に楽しめます。
夜間は人気の少ない通りや公園を避け、グループでの移動を心がけます。
貴重品は分散し、ホテルのセーフティボックスを活用します。
まとめ:クスコ観光を楽しむために
クスコ観光は高山順応と動線設計が鍵で、到着日は負荷の低い散策に留めると体調を崩しにくいです。
計画はモデルコースを軸に、マチュピチュや聖なる谷の手配を前倒しで固めると現地で迷いません。
宿泊はアルマス広場周辺などアクセス良好な場所を選び、夜間は車移動で安全を優先します。
服装は季節別のレイヤリングと日差し対策を徹底し、こまめな水分補給で高山病のリスクを抑えます。
市内は徒歩と配車アプリの併用が効率的で、郊外はツアーや専用車の活用で時間のロスを減らせます。
準備と順序に配慮すれば、短い滞在でもクスコの歴史と自然を最大限に楽しめます。
クスコのおすすめ滞在エリア: