【カイロ観光まとめ】鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選

「カイロ観光のモデルコースを知りたい」

「カイロの観光スポットを効率よく回る方法を知りたい」

「カイロ観光を短期間で満喫したい」

はじめてカイロを観光する場合、限られた日数でどう回ればよいかわかりませんよね。

短期間でもカイロの魅力を最大限楽しむなら、効率的なモデルコースで観光することをおすすめします。

この記事では、カイロ観光の鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選を詳しく紹介します。

カイロのおすすめ滞在エリア:

>ギザの三大ピラミッド周辺のおすすめホテル

\40カ国以上旅した編集長おすすめ/

カイロ観光のおすすめモデルコース

カイロ観光で迷いがちなのが、短期間で効率よく主要スポットを回る方法です。

王道の三大ピラミッドから旧市街まで、限られた時間で満喫できる実証済みプランを3つご紹介します。

ギザのピラミッド→大エジプト博物館→カイロタワー

早朝8時にギザから観光を開始し、午後は市内の博物館、夕方にカイロタワーで夜景鑑賞する1日凝縮コースです。

朝の涼しい時間帯にピラミッドとスフィンクスを見学し、12時頃に市内へ移動してランチを兼ねた休憩を取ります。

ギザ→シタデル→ハーン・ハリーリ市場

1日目はギザでピラミッドを深堀りし、2日目にイスラム地区とバザールを散策する2日間プランです。

現地在住者によると「ハーン・ハリーリは15時以降が活気づく」ため、午前中にシタデルのモスク見学がおすすめです。

ギザ→オールドカイロ→博物館2館巡り

3日かけてじっくり回る充実コースで、初日の夜に光と音のショーまで楽しめます。

ギザ高原のホテルに宿泊すれば「屋上からピラミッドを眺めながらショー鑑賞できて感動的」と体験者の声もあります。

移動は配車アプリと地下鉄の併用で、混雑する13時以降を避けて午前中に屋外観光を済ませるのが現地のセオリーです。

カイロ観光に便利なおすすめ宿泊エリア

カイロの宿泊エリア選びは観光効率と滞在の質を大きく左右します。

主要スポットへのアクセス、治安、予算、滞在スタイルに合わせて最適なエリアをご紹介します。

ギザ高原周辺

近くにある観光スポット

・ギザの三大ピラミッド(徒歩5~15分)

・スフィンクス(徒歩10分)

・大エジプト博物館(車で10分)

・太陽の船博物館(徒歩8分)

ギザ高原エリアに宿泊する最大のメリットは、朝起きてすぐにピラミッドが見えることです。

現地在住者によると「朝8時前の人が少ない時間帯に散歩感覚でピラミッドを見に行ける贅沢は、ギザ宿泊者だけの特権」とのこと。

眺望とナイトショーが魅力のホテル選び

マリオット・メナハウス・カイロやピラミッズ・ビュー・インなど、ピラミッドが客室から見えるホテルが人気です。

夜20時から開催される光と音のショーを、ホテルの屋上テラスから鑑賞できる宿泊施設もあります。

「屋上でビール片手にショーを見ながら星空を眺める夜は最高」という宿泊者の声も多く聞かれます。

カイロ中心部まで車で30~40分、配車アプリで片道800~1200円が相場です。

>ギザの三大ピラミッド周辺のおすすめホテル

タハリール広場~ダウンタウン

近くにある観光スポット

・エジプト考古学博物館(徒歩3分)

・タハリール広場(徒歩0~5分)

・アブディーン宮殿博物館(徒歩12分)

・ナイル川遊歩道(徒歩8分)

タハリール広場周辺は「カイロ観光の拠点として最も便利」と現地日本人の間でも評価が高いエリアです。

地下鉄サダト駅が徒歩圏内にあり、オールドカイロやギザへの移動も電車一本でアクセス可能。

地下鉄アクセスと食事事情

地下鉄1号線と2号線が交差する交通の要所で、ギザまで地下鉄で約45分、オールドカイロまで15分です。

周辺にはKFCやマクドナルドなどファストフード店、エジプト料理のローカルレストランが豊富。

「夜中まで営業している飲食店が多く、観光で疲れた日も食事に困らない」と長期滞在者からも好評。

ヒルトン・カイロ・グランドナイルなど国際チェーンホテルから、バックパッカー向けの格安宿まで選択肢が幅広いのも魅力です。

>タハリール広場周辺のおすすめホテル

オールドカイロ(コプト地区)

近くにある観光スポット

・バビロン要塞(徒歩3分)

・コプト博物館(徒歩5分)

・聖セルギウス・バックス教会(徒歩7分)

・アムル・イブン・アル・アース・モスク(徒歩10分)

コプト地区はキリスト教とイスラム教の史跡が集中する歴史あるエリアです。

地下鉄マル・ギルギス駅から徒歩すぐという立地の良さも魅力的。

静かな滞在と治安面のポイント

オールドカイロは観光地でありながら住宅街の性格も強く、夜は静寂な環境です。

現地在住者は「昼間は観光客で賑わうが、夜20時以降は人通りが少なくなるので女性の一人歩きは注意が必要」とアドバイス。

ただし宗教施設が多いエリアのため、全体的に治安は良好で地元住民も親切です。

中級ホテルとゲストハウスが中心で、文化遺産に囲まれた特別な滞在体験ができます。

>バビロン要塞周辺のおすすめホテル

ザマレク(ゲズィーラ島)

近くにある観光スポット

・カイロタワー(徒歩10分)

・ゲジラ芸術センター(徒歩5分)

・オペラハウス(徒歩15分)

・ピカソギャラリー(徒歩8分)

ナイル川に浮かぶ緑豊かな島で、カイロで最も治安が良く高級なエリアとして知られています。

外国人居住者や芸術家に愛される洗練された雰囲気が特徴。

ナイル沿いの夜景と高級ホテル事情

フォーシーズンズ・ホテル・カイロやリッツカールトン・カイロなど5つ星ホテルが立ち並びます。

ナイル川沿いの遊歩道は夜景スポットとしても人気で「川沿いを歩きながらライトアップされたカイロタワーを眺めるのが日課」という長期滞在者も。

レストランやカフェのレベルも高く、エジプト料理から各国料理まで幅広く楽しめます。

地下鉄オペラ駅から徒歩圏内でありながら、都市の喧騒から離れた落ち着いた滞在が可能です。

予算は1泊15000円~が目安で、カイロ観光をワンランク上の環境で楽しみたい方におすすめです。

>カイロタワー周辺のおすすめホテル

カイロ観光のモデルコース5つ

効率よくカイロを観光するため、滞在日数や興味に合わせた5つのモデルコースをご紹介します。

現地在住者の実体験に基づく時間配分と移動のコツを織り交ぜながら、実用的なプランを詳しく解説します。

1日モデルコース:王道凝縮

限られた時間でカイロの見どころを効率よく回る弾丸プランです。

ギザの三大ピラミッド→大エジプト博物館→カイロタワー

タイムテーブルと所要時間

朝8時にギザのピラミッド見学をスタートし、午前中の涼しい時間を有効活用します。

現地ガイドによると「朝8時〜10時がピラミッド内部見学のベストタイム、観光バスが到着する前に主要な撮影スポットを押さえられる」とのこと。

9時30分からスフィンクスを見学し、10時30分に大エジプト博物館へ移動します。

博物館では2時間を目安に、ツタンカーメンのマスクとミイラホールを中心に見学。

13時からカイロ市内へ移動し、ランチ休憩を1時間取ります。

15時にカイロタワーへ向かい、16時から夕日と夜景を楽しむ計画です。

移動手段:配車アプリと地下鉄の使いどころ

ギザから市内への移動は配車アプリのUberが便利で、所要時間45分、料金150〜200ポンドが相場です。

市内観光は地下鉄1号線と2号線を活用し、タハリール広場からオペラ駅(カイロタワー最寄り)まで3駅15分で到着。

「地下鉄の女性専用車両は前方2両で、安全かつ快適」という在住女性の情報も参考にしてください。

2日モデルコース:名所網羅

1日目:ギザ集中

ギザの三大ピラミッド→太陽の船博物館→光と音のショー

1日目は朝8時からギザで4時間かけてじっくり古代遺跡を巡ります。

ピラミッド内部見学は事前予約制で、当日券は売り切れることが多いため、公式サイトでの事前購入をおすすめします。

太陽の船博物館は13時〜15時の見学が理想的で、「古代エジプトの造船技術に圧倒される隠れた名所」と考古学ファンからも高評価。

夜19時30分から光と音のショーを鑑賞し、ギザ高原のホテルに宿泊すれば移動時間を大幅に短縮できます。

2日目:市内史跡と市場

ムハンマド・アリ・モスク→ハーン・ハリーリ市場→エジプト考古学博物館

2日目は朝9時からシタデルのムハンマド・アリ・モスクを見学します。

現地在住者は「金曜日の集団礼拝時間(12時〜13時)は入場不可なので、午前中の見学が確実」とアドバイス。

11時30分にハーン・ハリーリ市場へ移動し、昼食とショッピングを兼ねて2時間30分滞在。

「値段交渉は提示価格の30〜50%から開始し、笑顔で粘り強く」というのが地元商人との上手な付き合い方です。

15時からエジプト考古学博物館で2時間見学し、ツタンカーメンの秘宝とロイヤルミイラホールを中心に回ります。

3日モデルコース:ゆとり満喫

1日目:ギザ→2日目:市内名所→3日目:オールドカイロ

3日間かけてカイロの魅力を深く味わうプランです。

早朝見学と暑さ対策

1日目は朝7時30分からピラミッド見学を開始し、「日の出とピラミッドの組み合わせは一生の思い出になる絶景」として写真愛好家にも人気。

午前中にピラミッド3基とスフィンクスを制覇し、11時30分から大エジプト博物館でゆっくり3時間見学。

昼食は博物館内レストランを利用し、エアコンの効いた環境で休憩を取ります。

午後15時からカイロ市内へ移動し、ホテルでチェックインと休憩。

夜の楽しみ方

2日目の夜は19時からナイル川ディナークルーズに参加し、「川から見るカイロの夜景とベリーダンスショーで中東文化を満喫」できます。

3日目は朝からオールドカイロのコプト地区を散策し、聖セルギウス・バックス教会とコプト博物館を見学。

午後はイスラム地区のアル・アズハル・モスクを訪問し、「世界最古のイスラム大学の歴史を肌で感じる」体験ができます。

写真重視モデル:映える順路

早朝ピラミッド→夕方カイロタワー→夜のモスク→朝のナイル川

インスタグラムやSNS映えを意識したフォトジェニックな観光コースです。

朝夕の光で撮るスポット

早朝6時30分にピラミッドでサンライズ撮影を行い、「黄金色に輝くピラミッドは朝の1時間だけの特別な光景」として写真家からも絶賛。

午前中はスフィンクスとのツーショット撮影に最適な角度を探し、10時頃の順光タイムを狙います。

夕方17時にカイロタワーへ移動し、展望台でカイロ市街とナイル川の夕景を撮影。

夜19時30分にムハンマド・アリ・モスクでライトアップ撮影を行い、「無数のランプが織りなす幻想的な空間は夜間撮影の醍醐味」です。

屋上テラスと展望の活用

ギザ高原のホテル屋上からピラミッドの全景を撮影し、「朝焼け・夕焼け・星空の3パターンで同じ構図の変化を楽しめる」贅沢な撮影環境を活用。

アズハル公園の展望エリアから旧市街の全景を撮影し、「中世の街並みとモスクのミナレットが重なる美しいパノラマ」を収めます。

家族向けモデル:負担軽減

午前中屋外→午後は屋内→適度な休憩

小さな子供連れでも無理なく観光できる体力温存型のプランです。

日陰と休憩、トイレ動線

ピラミッド見学は朝8時〜10時の2時間に限定し、「子供の集中力が続く範囲で要点を絞った解説」を心がけます。

大エジプト博物館は冷房完備で快適に過ごせ、2時間の見学中に30分ごとの休憩を入れながら回ります。

「博物館1階にファミリー向けの清潔なトイレとベビーシートが完備」されているため、乳幼児連れでも安心。

カイロタワーはエレベーター利用で楽にアクセスでき、展望台には座席エリアもあります。

ベビーカーと段差の注意点

ピラミッド周辺は砂地と石段が多いため、ベビーカーよりも抱っこひもの使用をおすすめします。

現地在住の日本人ママは「ギザではベビーカーを預けて徒歩見学、博物館や屋内施設でベビーカーを活用する使い分けが効果的」とアドバイス。

地下鉄駅にはエレベーターが設置されているため、ベビーカー利用でも移動に問題はありません。

レストランや休憩施設では、子供向けメニューやハイチェアの用意があるか事前確認すると安心です。

カイロのおすすめ観光スポット10選

カイロ観光で外せないスポットを、見どころと基本情報つきで解説します。

営業時間や料金、住所までまとめたので、そのまま旅程に落とし込めます。

ギザの三大ピラミッド

見どころと回り方

クフ・カフラー・メンカウラーの3基とスフィンクスを一筆書きで回るのが効率的です。

朝は観光バスが少ない8時台が撮影に最適で、パノラマポイントからの全景が人気です。

ピラミッド内部見学は枚数限定のため、前日までの予約が安心です。

基本情報

営業時間:8:00〜17:00(季節で変動)

定休日:なし

料金:高原入場EGP540、クフ王内部EGP900目安

住所:Giza Necropolis, Al Haram, Giza

スフィンクス

見どころと回り方

ピラミッドから徒歩移動でアクセスでき、正面からの対面構図が定番です。

午後は逆光になるため、午前中の訪問が写真向きです。

周囲は土産物の呼び込みが多いので、写真料金は事前確認が無難です。

基本情報

営業時間:8:00〜17:00

定休日:なし

料金:ギザ高原入場料に含む

住所:Giza Plateau, Nazlet El-Semman, Giza

大エジプト博物館(GEM)

見どころと回り方

ツタンカーメン関連展示や巨大ラムセス2世像などスケールが圧巻です。

展示が広大なため、2〜3時間でテーマを絞るのが効率的です。

オンラインで日時指定の事前購入をすると入場がスムーズです。

基本情報

営業時間:9:00〜18:00(週末夜間延長あり)

定休日:なし

料金:一般EGP600目安

住所:Kafr Nassar, Al Haram, Giza

エジプト考古学博物館(タハリール)

見どころと回り方

ロゼッタストーン複製や王家関連コレクションなど古典的名品が並びます。

午後は混雑が増えるため、午前中の2時間見学が快適です。

英語解説が中心のため、主要展示の位置を事前把握すると迷いません。

基本情報

営業時間:9:00〜17:00

定休日:なし

料金:EGP300目安

住所:Tahrir Square, Cairo

カイロタワー

見どころと回り方

高さ187mの展望台からピラミッド方向まで一望できます。

日没前後は入場待ちが発生しやすく、訪問は1時間の余裕を見ます。

回転レストランは約70分で一周し、食事と夜景を一度に楽しめます。

基本情報

営業時間:9:00〜24:00

定休日:なし

料金:EGP225目安

住所:Gezira St, Zamalek, Cairo

ムハンマド・アリ・モスク(シタデル)

見どころと回り方

アルバスターの内装と高台からの眺望が見どころです。

金曜正午の礼拝時間は見学制限がかかるため回避が賢明です。

肩と膝を覆う服装で入場がスムーズです。

基本情報

営業時間:9:00〜17:00

定休日:金曜礼拝時間は制限あり

料金:シタデル共通EGP300目安

住所:Salah Salem St, El Khalifa, Cairo

ハーン・ハリーリ市場

見どころと回り方

香辛料や銅細工の店が並ぶ迷路のようなスークです。

価格交渉は笑顔で半額提示から始めるのが目安です。

15時以降に活気が増し、夜はライトアップが映えます。

基本情報

営業時間:10:00〜22:00

定休日:イスラムの祝祭日は変動

料金:入場無料

住所:El-Gamaleya, Islamic Cairo

オールドカイロ(コプト地区)

見どころと回り方

聖セルギウス・バックス教会やハンギング・チャーチなど宗教遺産が集中します。

マル・ギルギス駅直結で徒歩観光に適し、午前中は比較的静かです。

複数の教会で写真撮影の可否が異なるため、掲示を確認します。

基本情報

営業時間:9:00〜17:00(施設により異なる)

定休日:日曜礼拝時間は制限あり

料金:多くは無料、博物館は有料

住所:Mar Girgis St, Old Cairo, Cairo

アズハル公園

見どころと回り方

旧市街のミナレット群と夕日のパノラマが名物です。

丘上のテラス席はサンセットの撮影スポットとして人気です。

レストラン併設のため、夕食と併せると待ち時間を有効活用できます。

基本情報

営業時間:9:00〜22:00

定休日:なし

料金:EGP50目安

住所:Salah Salem St, El-Darb El-Ahmar, Cairo

国立エジプト文明博物館(NMEC)

見どころと回り方

ロイヤルミイラホールが必見で、照明演出と導線が秀逸です。

テーマ別展示は時代の流れが追いやすく、家族連れにも学びやすいです。

混雑時はミイラホールへの入室に待ち時間が発生します。

基本情報

営業時間:9:00〜17:00(週末延長あり)

定休日:なし

料金:EGP240目安、ミイラホール追加料金あり

住所:Ain El Sira, Fustat, Cairo

カイロ観光の予算・チケット・治安対策

カイロ観光をスムーズに楽しむために、費用の目安、チケット購入のコツ、治安対策をまとめます。

現地在住者の実践知を交え、待ち時間の短縮やトラブル回避に役立つ実務情報を解説します。

観光予算の目安と費用節約

カイロ観光の1日予算は、入場料と移動、食事を含めて1人あたりEGP1200〜2000が目安です。

ピラミッド高原入場や主要博物館を組み合わせると、入場料の合計がEGP800〜1500に達します。

配車アプリの平常時は市内移動EGP80〜200で、渋滞時間帯は2割増を見込みます。

食事はローカル店でEGP80〜150、中級レストランでEGP250〜400が相場です。

現地在住者からは「暑い時間帯は屋内施設を組み合わせると飲料費が抑えられる」という節約アドバイスがあります。

・主要スポットの近接観光で移動回数を減らす。

・昼食は博物館内カフェを活用し、休憩と効率を両立する。

・配車アプリの相乗り機能で短距離を低コスト化。

チケット購入と予約術

公式サイトと現地購入の比較

公式オンラインは日時指定で入場がスムーズになり、混雑時の待機を短縮できます。

窓口購入は当日状況に左右されるため、人気展示の内部見学は売り切れリスクがあります。

在住者の推奨は「午前中は窓口、午後はオンラインの並行検討」で、現地の回し方に柔軟性を持たせます。

・クフ王ピラミッド内部は事前枠が安心。

・夜の光と音のショーは前日までのオンライン手配が安全。

・カイロタワーは日没前後が混雑のため、夕方の入場枠を先押さえ。

セット券とガイド付きの価値

複数施設のセット券は合計価格の1〜2割の節約になるケースがあります。

日本語ガイド同伴では解説効率が高まり、限られた滞在でも満足度が上がります。

移動手配込みの半日ツアーは、相場で1人EGP1500〜3000が目安です。

現地在住者は「午前ギザ+午後市内の縦断は送迎付きが疲労対策になる」と推奨します。

治安とトラブル回避

客引き・スリ対策

観光地では写真やラクダ体験の勧誘が多く、料金は事前に合意してからサービスを受けるのが鉄則です。

財布とスマホは分散携行し、決済用カードはサブを携帯して紛失時に備えます。

混雑場所では前ポケットとファスナー付きバッグを使用し、背面ポケットは避けます。

・「ノーサンキュー」を明るく短く伝える。

・写真撮影は相場EGP20〜50を目安に事前提示。

・高額紙幣は小分けにし、釣銭トラブルを防止。

配車アプリ利用時の注意

ナンバーとドライバー名、車種を必ず照合し、異なる車両には乗車しないことが安全対策の基本です。

目的地は地図上でピンを正確に置き、降車時は周囲の交通と段差に注意します。

チャイルドシートが必要な家族連れは事前に備考で確認を行い、不可の場合はタクシーに切り替えます。

現地在住者の具体アドバイス

混雑時間帯とベストタイム

ピラミッドは8:00〜10:00が撮影の好機で、観光バスが増える10:30以降はパノラマを先に回ると快適です。

カイロタワーは日没の1時間前に入場すると、夕景と夜景の両方を楽しめます。

ハーン・ハリーリは15:00以降に活気づくため、午前は旧市街やモスクを優先します。

徒歩移動でまとめる区間

タハリール周辺は「エジプト考古学博物館〜広場〜ナイル遊歩道」を徒歩で一筆書きにできます。

旧市街は「アズハル・モスク〜ハーン・ハリーリ〜スルタン・ハサン」の順路が歩きやすい導線です。

ギザでは「パノラマポイント〜カフラー〜スフィンクス」をラクダやカートに頼らず徒歩で回ると料金交渉を最小化できます。

カイロ観光の服装・持ち物・気候別対策

カイロ観光は日差しと乾燥、宗教施設でのマナーへの配慮が要点です。

季節ごとの服装と必携アイテム、現地で役立つ実践テクニックをまとめます。

季節別の服装と日差し対策

春・秋の快適装備

春と秋は朝晩が涼しく日中は25〜30℃前後まで上がるため、薄手の長袖シャツと通気性の良いロングパンツが基本です。

強い紫外線に備えて、つば広の帽子とUVカットのサングラス、首元を守る薄手ストールを携行します。

朝夕は風が出るので、軽量ウィンドブレーカーが1枚あると体温調整に便利です。

砂埃が多い日はマスクがあると喉の乾燥や鼻の違和感を抑えられます。

夏の高温対策

夏は35〜40℃の酷暑となるため、吸汗速乾の半袖と冷感インナー、薄手の長袖羽織で直射日光を避けます。

日中の屋外観光は8:00〜10:30と16:00以降に絞り、昼は博物館やカフェで休憩時間を確保します。

保冷ボトルと経口補水液パウダーを持参し、1時間ごとに水分と電解質を補給します。

サンダルは砂で滑ることがあるため、通気性の良いスニーカーを基本にします。

冬の朝晩冷え対策

冬は朝晩が10℃前後まで下がることがあり、セーターと防風ジャケットの重ね着が安心です。

日中は15〜20℃で歩くと汗ばむため、脱ぎ着しやすいレイヤリングを心がけます。

金属探知機のある施設入口で着脱が発生するので、前開きアウターが実用的です。

宗教施設でのマナー

露出と靴の配慮

モスクや教会では、肩と膝を覆う服装が基本です。

女性はスカーフを持参し、髪を覆うよう求められた場合にすぐ対応できるようにします。

入口で靴を脱ぐ施設があるため、素足を避けたい場合は薄手ソックスを用意します。

香水や派手な服装は控え、静粛に見学します。

参拝時間と写真マナー

金曜正午の礼拝時間は観光客の入場制限がかかることがあり、午前中の訪問が無難です。

堂内の撮影禁止やフラッシュ制限があるため、掲示と係員の指示に従います。

人物撮影は事前に許可を取り、子どもの撮影は控えます。

必携アイテム

電子チケット管理と通信

・モバイルバッテリー(10000mAh以上)を携行し、電子チケットや配車アプリの使用に備える。

・eSIMや現地SIMで4G回線を確保し、オフライン地図を事前にダウンロードする。

・スマホのストラップや首掛けケースで落下とスリを同時に予防する。

現金・チップと両替

・小額紙幣(EGP10/20/50)を多めに用意し、チップやトイレ使用料、少額買い物に対応する。

・高額紙幣は財布と小物入れに分散し、会計時に露出しないようにする。

・両替は空港または市内の正規両替所を利用し、レシートを保管する。

暑さと乾燥のセルフケア

水分・塩分・休憩のルーティン

観光は「60分歩く→10分日陰で座る→水分と塩分補給」を基本サイクルにします。

首筋と脇を冷やすクールタオルを使うと、体感温度を2〜3℃下げられます。

リップクリームとハンドクリームで乾燥対策を行い、目薬もあると快適です。

食事と胃腸ケア

スパイスの強い料理は昼に試し、夜は胃に優しいメニューを選ぶと翌日の観光に響きにくいです。

生野菜と氷は体質により合わない場合があるため、初日は加熱料理中心にします。

整腸薬と胃薬を常備し、水は必ずボトルのミネラルウォーターを選びます。

歩きやすい靴と足元対策

砂地・石畳・階段への備え

クッション性のあるウォーキングシューズを選び、靴下は吸湿速乾タイプにします。

砂地で滑らないよう、靴底の溝が深いモデルが安心です。

1日1万歩を超えやすいため、帰宿後はふくらはぎのストレッチと足裏マッサージを行います。

予備装備

替えソックスをポーチに入れて持ち歩くと、汗や砂で不快になった際に快適さを回復できます。

雨は少ないものの、砂埃対策としてシューズ用ウェットシートが便利です。

荷物の持ち運びと防犯

バック選びとパッキング

体の前に回せるスリングバッグか小型バックパックを使用し、貴重品はインナーポーチで分別します。

表面が目立たない落ち着いた色を選び、外付けアクセサリーは最小限にします。

ボトルホルダーと小物用の外ポケットがあると取り出しがスムーズです。

置き引き・スリの回避

・列に並ぶ時はバッグを体の前に固定する。

・人混みではファスナーに指を添える。

・写真撮影時は足元に置かず、肩掛け状態をキープする。

移動中の快適テクニック

地下鉄・配車アプリの使い分け

渋滞時間帯の長距離は地下鉄、短距離や複数人移動は配車アプリが時短になります。

女性は女性専用車両を活用すると安心感が高まります。

目的地名は英語とアラビア語表記の両方をスクショ保存し、提示できるようにします。

休憩ポイントの選び方

カフェや博物館のラウンジはエアコンとWi-Fiが整い、日中の避難先として有効です。

午後の最も暑い時間帯は、博物館見学やショッピングを計画に組み込みます。

日没後に屋外スポットへ戻ると、写真と体力の両面で効率が上がります。

まとめ:カイロ観光を楽しむために

カイロ観光は、王道スポットを午前に、屋内施設と市場を午後に配し、夜景で締める流れが効率的です。

宿泊はギザ・タハリール・ザマレクを目的に応じて選ぶと、移動と満足度のバランスが整います。

モデルコースは1日・2日・3日で難易度が変わるため、配車アプリと地下鉄を組み合わせて時短を図ります。

宗教施設は服装と礼拝時間を意識し、写真撮影は掲示と係員の指示に従う姿勢が安心です。

暑さ対策は午前屋外・午後屋内の計画と水分補給の徹底が要になります。

チケットは混雑時間帯を避けてオンライン中心に抑え、現地では小額紙幣と分散携行でトラブルを回避します。

カイロのおすすめ滞在エリア:

>ギザの三大ピラミッド周辺のおすすめホテル

※最新の治安情報は外務省海外安全ホームページやSNSなどで収集することをおすすめします

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