【ボゴタ治安まとめ】ホテルをとるべき治安のよいエリアと現地人が避ける危険エリア

「ボゴタの治安が心配だけど、どのエリアが特に危険なのか知りたい」

「ボゴタで治安が良いエリアやホテルのおすすめが知りたい」

「ボゴタの治安が悪いエリアを避けて、安全に滞在したい」

ボゴタは、エリアによって治安状況が大きく異なるため、旅行や滞在を計画する際に不安を感じるのは当然です。

結論としては、ボゴタで安全に過ごすためには、治安が良いエリアにホテルを取り、現地人も避ける治安が悪いエリアには近づかないことが重要です。

この記事では、外務省海外安全ホームページとボゴタ在住日本人の声をもとに、治安が悪いエリア・治安が良いエリアの特徴や、ホテルを取るのにおすすめのエリアを解説します。

ボゴタのおすすめ滞在エリア:

>ウサケン(Usaquén)周辺のおすすめホテル

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ボゴタでホテルをとるべき治安のよいエリア

ボゴタで安全に滞在するためには、ホテルを選ぶエリアが非常に重要です。

治安が良いとされるエリアには、富裕層が多く住み、警備体制や街の雰囲気も落ち着いています。

ここでは、実際に現地を訪れた旅行者や在住者の声、外務省海外安全ホームページの情報も参考に、ボゴタでホテルをとるのにおすすめの治安が良いエリアを詳しく紹介します。

ウサケン(Usaquén)エリアの特徴と治安

ウサケンはボゴタ北部に位置し、主に富裕層が暮らすことで知られています。

ボゴタの中でも特に治安が良いエリアとして多くの現地人や旅行者から評価されています。

このエリアはかつて独立した自治体でしたが、現在はボゴタ市内の一地区となっています。

中心にはウサケン公園(Parque de Usaquén)があり、周辺にはおしゃれなレストランやカフェ、バー、ブティック、雑貨店が立ち並びます。

毎週日曜日には有名な日曜蚤の市が開催され、多くの人で賑わいます。

・富裕層が多く住み、街全体が落ち着いている

・警備員や警察官の巡回が多い

・観光客や外国人にも人気

・夜間も比較的安全だが、油断は禁物

ウサケンは、街歩きやショッピング、カフェ巡りが好きな人に特におすすめです。

旅行者の口コミでも「安心して歩ける」「雰囲気が良い」と高評価が多く、女性の一人旅でも安心感があります。

ただし、夜遅くの一人歩きや人気の少ない路地には注意が必要です。

>ウサケン(Usaquén)周辺のおすすめホテル

Zona Rosa(ソナ・ローサ)・Parque 93周辺の治安と雰囲気

Zona Rosaは、ボゴタの中でも最も人気の高い観光・ナイトライフスポットの一つです。

80〜85通り周辺に広がるこのエリアは、洗練されたレストランやカフェ、バー、ナイトクラブが密集しています。

昼間はビジネス街として、夜は大人の雰囲気が漂うエンターテイメントエリアに変わります。

Parque 93(93公園)周辺も同様に高級住宅街として知られ、カフェやレストランが多く、昼間は近隣の住民がのんびりと過ごす姿が見られます。

・警備体制がしっかりしている

・外国人観光客やビジネスマンが多い

・夜間も人通りがあり、安心感がある

・日本大使館や各国大使館が近隣にある

Zona RosaやParque 93周辺は、ホテルの選択肢も豊富で、設備やサービスの質も高い傾向があります。

夜遅くまで営業している店舗が多いですが、深夜の一人歩きや酔客とのトラブルには注意しましょう。

チコ(Chicó)・El Virrey周辺の治安と生活環境

チコやEl Virreyは、Zona RosaやParque 93のすぐ近くに位置する高級住宅街です。

このエリアは中層〜高層のマンションや戸建てが多く、緑も多いのが特徴です。

国際企業や金融機関のオフィスも多く、日中はビジネスマンや住民で賑わいます。

・街路や公園が整備されている

・ゴミや落書きが少なく、清潔感がある

・住民の身なりもきちんとしている

・夜間も比較的安全

チコやEl Virrey周辺は、ビジネス出張で訪れる人や、落ち着いた環境で滞在したい人に向いています。

ホテルも高級志向のものが多く、セキュリティ体制が整っています。

>チコ(Chicó)周辺のおすすめホテル

治安が良いエリアでのホテル選びのポイント

治安が良いエリアでも、ホテル選びにはいくつかポイントがあります。

セキュリティ設備とホテル周辺の雰囲気

・エントランスにセキュリティゲートがある

・エレベーターはルームキーが必要

・ホテル周辺に警備員や警察官がいる

・夜間でも人通りがある通りに面している

・ホテルのレビューで治安に関するコメントが多いか確認する

これらのポイントを押さえることで、より安心して滞在できます。

夜間や早朝の移動時の注意点

どんなに治安が良いエリアでも、夜間や早朝の移動は注意が必要です。

・タクシーや配車アプリ(Uberなど)を利用する

・人通りの少ない道や路地裏は避ける

・ホテルのフロントで安全な移動方法を相談する

・荷物は最小限にし、貴重品は分散して持つ

・スマートフォンや高価なカメラを目立つように持ち歩かない

ボゴタ在住日本人によると、「治安が良いエリアでも油断せず、夜間は必ず信頼できる移動手段を利用することが大切」との声があります。

まとめ:ボゴタでホテルをとるなら新市街・北部エリアが安心

ボゴタで治安が良いとされるエリアは、ウサケン、Zona Rosa、Parque 93、チコ、El Virreyなど北部の新市街に集中しています。

これらのエリアは警備体制や街の雰囲気が良く、観光やビジネス、長期滞在にも適しています。

ホテル選びでは、セキュリティ設備や周辺環境をしっかり確認し、夜間の移動には十分注意しましょう。

安全なエリアを選ぶことで、ボゴタ滞在をより快適に過ごすことができます。

ボゴタで治安が悪いエリアと避けるべき場所

ボゴタはエリアごとに治安状況が大きく異なります。

安全なエリアで過ごしていれば深刻な犯罪に巻き込まれるリスクは低いものの、治安が悪いエリアに足を踏み入れると、強盗や殺人などの重大事件に遭遇する危険性が高まります。

ここでは、現地在住者や外務省海外安全ホームページの情報をもとに、ボゴタで特に注意すべき治安が悪いエリアと、その特徴、避け方について詳しく解説します。

南部のシウダー・ボリバル(Ciudad Bolívar)、ケネディ(Kennedy)、ボサ(Bosa)

ボゴタの治安が悪いエリアの代表格が、南部に位置するシウダー・ボリバルやケネディ、ボサです。

これらのエリアは低所得者層が多く住み、失業率や犯罪発生率が非常に高いことで知られています。

・シウダー・ボリバル(Ciudad Bolívar)は、麻薬取引やギャングの抗争が頻発しており、昼間でも強盗や殺人事件が発生

・ケネディ(Kennedy)は、人口が多く、経済的に厳しい家庭が多いため、窃盗や強盗などの犯罪が日常的に発生

・ボサ(Bosa)も同様に、治安が悪く、特に夜間の外出は非常に危険

現地在住日本人によると、これらのエリアは観光客が立ち寄る場所ではなく、現地の人ですら夜間の外出を避けるほどだと言われています。

万が一、公共交通機関の乗り間違いやトラブルでこれらのエリアに迷い込んだ場合は、すぐにタクシーや配車アプリを使って脱出することが推奨されます。

ロス・マルティレス(Los Mártires)、サンタフェ(Santa Fe)、ラスクルーセス(Las Cruces)

ボゴタ中心部の南側に位置するロス・マルティレスやサンタフェ、ラスクルーセスも、治安が悪いエリアとして有名です。

・ロス・マルティレス(Los Mártires)は、ホームレスや薬物依存者が多く、日中でもスリやひったくり、強盗が頻発

・サンタフェ(Santa Fe)は、売春や麻薬取引、人身売買などの犯罪が多発しているエリア

現地在住者の口コミでも「サンタフェは日本の赤線地帯の比ではないほど危険」「一歩足を踏み入れたら無事に出てこられない可能性がある」といった声が寄せられています。

・ラスクルーセス(Las Cruces)も、犯罪組織の活動が活発で、観光客が被害に遭うケースが後を絶たない

これらのエリアは、昼間であっても不用意に立ち入らないことが重要です。

エジプト地区(Barrio Egipto)・その他危険なエリア

エジプト地区(Barrio Egipto)は、ボゴタ旧市街の南東部に位置し、観光地からも近い場所ですが、治安が非常に悪いことで知られています。

・エジプト地区では、強盗や殺人事件が報告されており、現地の人ですら近づかないエリア

・また、旧市街の一部やダウンタウン周辺(カンデラリア地区など)も、日中は観光客で賑わいますが、夜間や裏通りは危険度が一気に高まる

外務省海外安全ホームページによると、旧市街の観光地周辺は日中は警察官の巡回が多く、比較的安全ですが、夜間や人通りの少ない路地は強盗や暴行事件が発生しやすいとされています。

危険エリアの特徴と見分け方

治安が悪いエリアには共通した特徴があります。

・ゴミが散乱している

・落書きが多い

・野犬が多い

・仕事をしていない男性がたむろしている

・昼間でも人通りが少ない

・建物や道路が荒れている

・店のシャッターが閉まっていることが多い

これらの特徴が複数当てはまるエリアは、現地の人でも避ける傾向が強いです。

また、観光地の近くでも一本裏道に入るだけで雰囲気が一変し、危険度が増すことがあります。

現地在住日本人によると、「昼間でもスマートフォンやカメラを出して歩くのは避ける」「人通りの少ない道は絶対に歩かない」など、細心の注意が必要だとされています。

観光客が巻き込まれやすい犯罪とその手口

治安が悪いエリアでは、観光客がターゲットとなる犯罪が多発しています。

・スリやひったくり:混雑したバス停や市場、歩道橋で多発

・置き引き:カフェやレストランで荷物から目を離した隙に盗まれる

・強盗:人通りの少ない場所や夜間に多発、時には刃物や銃が使われる

・詐欺:偽警官による職務質問、偽タクシーによるぼったくり

・薬物犯罪:知らない人から飲み物や食べ物を勧められても絶対に受け取らない

外務省海外安全ホームページでも、こうした犯罪の多発が警告されています。

危険エリアを避けるための具体的な対策

・事前に地図や現地情報を確認し、危険エリアには近づかない

・夜間や早朝の外出は極力控える

・タクシーや配車アプリ(Uberなど)を利用し、徒歩移動は避ける

・ホテルのスタッフや現地の信頼できる人に最新の治安情報を確認する

・スマートフォンや高価なカメラは目立たないように持ち歩く

・不用意に写真撮影をしない(特に人や建物、警察・軍関係施設)

・現地の警察や大使館の連絡先をメモしておく

万が一、危険エリアに迷い込んでしまった場合は、すぐに安全な場所に移動し、必要であれば警察や大使館に連絡しましょう。

まとめ:危険エリアに近づかないことが最大の防御

ボゴタの治安はエリアごとに大きく異なります。

南部やダウンタウンの一部、旧市街の裏通りなどは、現地の人でも近づかないほど危険な場所です。

観光客は事前に危険エリアを把握し、絶対に足を踏み入れないことが安全確保の第一歩となります。

安全な旅を実現するためにも、最新の現地情報を常に確認し、慎重な行動を心がけましょう。

ボゴタのおすすめ滞在エリア:

>ウサケン(Usaquén)周辺のおすすめホテル

ボゴタの治安の現状と犯罪傾向

ボゴタの治安は、近年改善の兆しが見られる一方で、依然として都市特有のリスクや犯罪が多発しています。

ここでは、外務省海外安全ホームページや現地在住日本人の体験談をもとに、ボゴタの治安状況や犯罪の傾向、最新の統計データを詳しく解説します。

ボゴタの犯罪発生率と傾向

ボゴタは他の南米主要都市と比較すると、治安対策が進んでいる都市のひとつです。

外務省海外安全ホームページによると、ボゴタ市内は治安当局の統制が強く、他地域に比べて治安は安定しているとされています。

しかし、人口が密集しているため、窃盗や強盗の発生件数は近年増加傾向にあります。

2022年の統計では、コロンビア全体で強盗や窃盗事件の発生件数が前年比26%増加し、ボゴタ市内でも昼夜を問わず一般犯罪被害が多発しています。

特に、南部の傾斜地や旧市街、繁華街では犯罪グループの抗争や睡眠薬強盗、スリなどの窃盗被害に遭う危険性が高いと報告されています。

また、2017年や2022年には市内で爆弾テロ事件も発生しており、治安当局やインフラ施設を狙った攻撃にも注意が必要です。

犯罪の種類と特徴

ボゴタで多発している犯罪には、以下のようなものがあります。

・スリやひったくり:バス停やショッピングモール、繁華街で多発

・置き引き:カフェやレストランで荷物から目を離した隙に盗まれる

・強盗:夜間や人通りの少ない場所で発生し、刃物や銃が使われることもある

・睡眠薬強盗:飲食物に薬物を混入され、意識を失っている間に金品を奪われる

・詐欺:偽警官による職務質問や、偽タクシーによるぼったくり

・爆弾テロ:警察施設やショッピングセンターで発生した事例あり

外務省海外安全ホームページでは、こうした犯罪に巻き込まれないよう、日頃から十分な警戒が必要とされています。

観光客が巻き込まれやすい犯罪の手口

観光客は、土地勘のなさや警戒心の緩みから犯罪の標的になりやすい傾向があります。

特に、以下のようなシチュエーションで被害に遭うケースが多いです。

・バスやタクシー利用時にスリや置き引きの被害

・混雑した観光地や市場でバッグや財布を盗まれる

・飲食店で荷物を足元や椅子に置いたままにして盗まれる

・SNSやマッチングアプリで知り合った人物に誘われ、飲食物に薬物を混入される

・偽警官がパスポートや財布の提示を求め、金品をだまし取る

ボゴタ在住日本人によると、「観光客は特にスマートフォンや高価なカメラを持ち歩いているため、スリや強盗のターゲットになりやすい」「夜間の一人歩きや人通りの少ない道は絶対に避けるべき」といった声が多く寄せられています。

犯罪が発生しやすい場所と時間帯

・人通りの少ない路地や裏通り

・バス停や駅周辺

・ショッピングモールや繁華街

・夜間や早朝の時間帯

・イベントやフェスティバル開催時

特に夜間は犯罪発生率が高まるため、外出は極力控えることが推奨されています。

現地警察・セキュリティ体制の実情

ボゴタ市内では、警察や民間警備会社によるパトロールが強化されています。

治安が良いとされるエリアでは、警察官や警備員の姿をよく見かけます。

一方で、治安が悪いエリアや人口密集地では、警察の影響力が及びにくく、犯罪組織の活動が活発です。

外務省海外安全ホームページによると、警察署や交番(CAI)などの治安施設もテロの標的になることがあるため、こうした場所に不用意に近づかないことが重要です。

また、事件発生時には警察や大使館への連絡が必要ですが、スペイン語でのやりとりが求められる場合もあるため、緊急時のフレーズや連絡先を事前にメモしておくと安心です。

犯罪被害に遭った場合の対応

・生命を第一に考え、絶対に抵抗しない

・盗まれた物を取り返そうとしない

・すぐに安全な場所に避難する

・警察や大使館に連絡し、被害届を提出する

・被害状況をできるだけ詳しく記録し、必要に応じて保険会社にも連絡する

現地在住日本人によると、「警察に通報してもすぐに対応できない場合があるため、まずは自分の身の安全を最優先に行動することが大切」とのアドバイスがあります。

まとめ:ボゴタの治安は「油断しないこと」が最大の防御

ボゴタの治安は、エリアや時間帯によって大きく異なります。

昼夜を問わず窃盗や強盗などの犯罪が多発しているため、常に警戒心を持って行動することが求められます。

観光客は特に、スマートフォンや貴重品の管理、夜間の外出を避ける、現地の最新情報をチェックするなど、基本的な防犯対策を徹底しましょう。

外務省海外安全ホームページや現地在住者の声を参考に、リスクを最小限に抑え、安全な旅を実現してください。

ボゴタで安全に過ごすための防犯対策と移動手段

ボゴタを訪れる旅行者や出張者にとって、現地での安全確保は最優先事項です。

治安リスクを最小限に抑えるためには、日常の行動や移動手段、持ち物管理など、具体的な防犯対策を徹底する必要があります。

ここでは、外務省海外安全ホームページや現地在住日本人の体験談をもとに、ボゴタで実践できる防犯対策と、安心して利用できる移動手段を詳しく解説します。

スリ・ひったくり・強盗への具体的な対策

ボゴタでは、スリやひったくり、強盗などの街頭犯罪が日常的に発生しています。

観光地や繁華街、公共交通機関の利用時には特に警戒が必要です。

防犯対策の基本は「目立たないこと」「注意を怠らないこと」「不用意に荷物をさらさないこと」です。

・貴重品は体の前側で持つ

・バッグは斜め掛けにし、ファスナー部分は必ず閉める

・カメラやスマートフォンを人前で不用意に出さない

・現金やカード、パスポートは分散して持つ

・夜間の一人歩きは避ける

・高価なアクセサリーや時計は身につけない

・人混みやバス停、駅、観光地では特に警戒する

・カフェやレストランでは荷物を椅子やテーブルに固定する

現地在住日本人によると、「観光客らしい格好や行動は犯罪者の標的になりやすい」という声が多く、できるだけ現地の人になじむ服装や立ち振る舞いを心がけることが重要です。

睡眠薬強盗・詐欺への注意

ボゴタでは、飲食物に薬物を混入される「睡眠薬強盗」や、偽警官による詐欺被害も報告されています。

・知らない人から飲み物や食べ物を勧められても絶対に受け取らない

・警官を名乗る人物に財布やパスポートの提示を求められた場合は、必ず身分証明書を確認し、必要ならホテルや大使館に連絡する

・偽タクシーによるぼったくりや強盗にも注意が必要

外務省海外安全ホームページでも、こうした犯罪の多発が警告されています。

タクシー・Uber・公共交通機関の利用方法と注意点

ボゴタ市内の移動には、タクシーや配車アプリ(Uberなど)、バスやトランスミレニオ(BRT)などの公共交通機関が利用できます。

それぞれの特徴と注意点を把握して、安全に移動しましょう。

タクシー利用時のポイント

・流しのタクシーは利用せず、必ずホテルやレストランで呼んでもらう

・配車アプリ(Uber、Beat、DiDiなど)を活用する

・乗車時に車両ナンバーと運転手の顔写真を確認する

・目的地までのルートを事前に地図アプリで確認する

・乗車中はドアをロックし、窓を開けすぎない

・支払いはできるだけ小額紙幣を用意し、お釣りのトラブルを避ける

現地在住日本人によると、「配車アプリを使えば比較的安全だが、夜間や人気のない場所では必ず信頼できる人に送迎を頼むのが安心」とのことです。

公共交通機関の利用時の注意

ボゴタの主要な公共交通機関は「トランスミレニオ」と呼ばれるBRT(バス高速輸送システム)です。

・混雑時はスリや置き引きが多発するため、貴重品の管理に細心の注意を払う

・乗車券やICカードは事前に購入し、財布を人前で出さない

・夜間や早朝の利用は避ける

・バス停や駅周辺では、荷物から目を離さない

・人通りが少ない場所での乗降は控える

また、現地の交通アプリ(「Moovit」や「TransMiApp」など)を利用すると、ルート検索や運行情報の確認ができ便利です。

緊急時に役立つ連絡先・アプリ情報

ボゴタで万が一トラブルに巻き込まれた場合、すぐに連絡できるよう、重要な連絡先やアプリを事前に控えておきましょう。

・在コロンビア日本国大使館:+57-601-317-5001

・警察(緊急):123

・救急車:125

・消防:119

・配車アプリ(Uber、DiDi、Beatなど)

・現地交通アプリ(Moovit、TransMiApp)

・外務省「たびレジ」:海外滞在中の安全情報を受け取れるサービス

また、パスポートやクレジットカードのコピー、保険証券の写し、現地の住所やホテルの連絡先も紙とスマートフォンの両方で保管しておくと安心です。

現地で役立つ防犯グッズと保険

・セキュリティポーチやマネーベルト

・ワイヤーロックやカラビナ(バッグ固定用)

・海外旅行保険の加入(盗難・傷害・疾病補償付き)

・eSIMや現地SIMカード(緊急時の通信手段確保)

外務省海外安全ホームページや旅行情報サイトでも、こうした防犯グッズや保険の活用が推奨されています。

まとめ:日常の注意と準備が安全な滞在のカギ

ボゴタで安全に過ごすためには、日常の行動や移動手段の選び方、防犯対策の徹底が不可欠です。

特に観光客は犯罪者のターゲットになりやすいため、常に警戒心を持ち、現地の最新情報を確認しながら行動しましょう。

移動は配車アプリや信頼できるタクシーを活用し、夜間の外出や人通りの少ない場所は避けることが基本です。

緊急時の連絡先や必要なアプリ、防犯グッズを準備し、リスクを最小限に抑えて安心してボゴタ滞在を楽しんでください。

ボゴタ在住日本人の治安に関するリアルな声と体験談

ボゴタの治安情報を正しく理解するには、現地で実際に生活している日本人の声や体験談が非常に役立ちます。

旅行ガイドや公式情報だけではわからない、日常生活の中で感じるリアルな治安感覚や注意点、トラブル事例、そして現地ならではのアドバイスをまとめました。

在住者が感じる治安の変化と注意点

ボゴタ在住日本人によると、ここ数年でボゴタの治安は徐々に改善してきたという声が多く聞かれます。

かつては麻薬組織やギャングによる凶悪犯罪が日常的に発生していましたが、政府や警察の治安強化策により、観光地や新市街エリアでは昼間の治安が大きく向上しました。

一方で、油断は禁物です。

「昼間は警察官や警備員の巡回が多く、観光地は安心して歩ける雰囲気があるが、夕方以降は街の雰囲気が一変する」といった声が多く、特に夜間の外出は避けるのが現地の常識です。

・旧市街(カンデラリア地区)は昼間は観光客で賑わうが、夜は犯罪発生率が急増する

・ウサケンやZona Rosaなどの新市街は、警備体制が整っているが、深夜の一人歩きは危険

・ボゴタ中心部でも路地裏や人気のない道は昼間でも注意が必要

また、外務省海外安全ホームページでも「都市部を離れるほど治安当局の影響が薄くなり、犯罪リスクが高まる」と警告されています。

現地で暮らす日本人の生活実感

実際にボゴタで生活している日本人の多くは、「日本とは全く違う治安感覚が必要」と語ります。

・外出時は必ず複数人で行動する

・バッグやスマートフォンは絶対に見える場所に置かない

・タクシーは必ず配車アプリを利用し、流しの車は使わない

・現地の人が避けるエリアには絶対に近づかない

・夜間はできるだけ外出を控え、どうしても外出が必要な場合は信頼できる人に送迎を頼む

このような日常的な注意が、犯罪被害を未然に防ぐために不可欠です。

日本人旅行者が実際に遭遇したトラブル事例

旅行者や短期滞在者がボゴタで遭遇したトラブルの中には、ちょっとした油断が大きな被害につながるケースも少なくありません。

・観光地で写真撮影に夢中になっている間にバッグを盗まれた

・カフェで荷物を椅子にかけていたら、いつの間にか盗まれていた

・夜間、タクシーを利用した際に遠回りされたり、料金を多く請求された

・偽警官に職務質問を受け、財布やパスポートを見せた隙に現金を抜き取られた

・SNSで知り合った現地人に誘われて飲食を共にし、睡眠薬強盗の被害に遭いかけた

こうした事例は、外務省や在コロンビア日本国大使館の安全情報でも繰り返し注意喚起されています。

トラブルを防ぐための具体的な行動例

・人混みではリュックサックを前に抱える

・スマートフォンやカメラは必要な時以外はバッグにしまう

・カフェやレストランでは荷物を膝の上に置くか、椅子の脚にストラップで固定する

・タクシーや配車アプリ利用時は、乗車前に車両ナンバーと運転手の顔を必ず確認する

・警察官を名乗る人物には、必ず身分証明書の提示を求める

・万が一トラブルに遭った場合は、無理に抵抗せず、身の安全を最優先に行動する

現地で安心して過ごすためのアドバイス

ボゴタ在住日本人からは、現地生活を安全に楽しむための実践的なアドバイスが数多く寄せられています。

・ホテルや滞在先は必ず治安が良いエリアを選ぶ

・現地の人やホテルスタッフに最新の治安情報を確認する

・夜間は徒歩移動を避け、配車アプリや信頼できるタクシーを利用する

・現地の習慣やマナーを尊重し、目立つ行動や服装は控える

・現地大使館や外務省の連絡先、緊急時の対応方法を必ず控えておく

・外出時は必要最低限の現金と貴重品だけを持ち歩く

また、「現地の人と積極的にコミュニケーションをとることで、危険なエリアや時間帯を教えてもらえることが多い」という声もあります。

信頼できる現地ガイドやツアーを利用するのも、安全確保に有効です。

日本人コミュニティやサポート体制の活用

ボゴタには日本人コミュニティが存在し、現地での生活やトラブル発生時に情報交換やサポートを受けることができます。

・在コロンビア日本国大使館(+57-601-317-5001)は、パスポート紛失や犯罪被害時の相談窓口として活用できる

・日本人会やSNSグループで最新の治安情報や生活情報を共有する

・現地で困った時は、まず大使館や日本人コミュニティに相談する

こうしたサポート体制を活用することで、安心してボゴタでの生活や滞在を楽しむことが可能です。

まとめ:現地の声を活かして安全なボゴタ滞在を

ボゴタはエリアや時間帯によって治安状況が大きく異なりますが、現地在住日本人のリアルな声や体験談を参考にすることで、リスクを大幅に減らすことができます。

日常の注意点やトラブル事例、現地ならではのアドバイスを実践し、必要に応じて日本人コミュニティや大使館のサポートを活用しましょう。

最新の情報を常にチェックし、安全意識を持って行動することが、ボゴタでの安心・快適な滞在への近道です。

まとめ:ボゴタで安全に滞在するためのポイント

ボゴタは南米の中でも文化的な魅力にあふれた都市ですが、治安面では日本と大きく異なる現実があります。

首都として発展し続ける一方、貧富の差や都市化の影響、歴史的な治安問題が重なり、エリアごとにリスクの度合いが大きく異なります。

ここでは、これまで解説してきた内容をもとに、ボゴタで安全に滞在するために押さえておきたいポイントを総括します。

治安の良いエリアを選ぶ重要性

ボゴタでの滞在を安心して過ごすためには、まず「どのエリアに身を置くか」が最も重要です。

在住日本人や駐在員の多くは、ウサケンやZona Rosa、Parque 93、チコなどの北部エリアを選び、守衛が常駐するアパートやホテルで生活しています。

・24時間体制の警備がある建物を選ぶ

・警備員や管理人(ポルテロ)が常駐している物件を選ぶ

・ホテルや滞在先は口コミや現地在住者の評判を必ず確認する

これらのエリアは警察の巡回も多く、観光やビジネス、家族連れの滞在にも適しています。

危険エリアには絶対に近づかない

ボゴタの南部や旧市街の一部、ロス・マルティレスやサンタフェ、シウダー・ボリバルなどは、現地の人でも夜間の外出を避けるほど治安が悪いとされています。

・地図や現地情報で危険エリアを事前に把握する

・万が一迷い込んだ場合は、すぐに配車アプリやタクシーで脱出する

・昼間でも人気のない通りや裏道は歩かない

現地の日本人学校や日本人会でも、校外活動やイベントの際は必ず安全なエリアを選び、治安リスクを最小限に抑える工夫がなされています。

日常の防犯対策を徹底する

日本とは違い、日常のちょっとした油断が犯罪被害につながることがあります。

・貴重品は分散して持ち歩く

・バッグやスマートフォンは目立たないように管理する

・現地の人になじむ服装や行動を心がける

・夜間や早朝の外出はできるだけ控える

・配車アプリや信頼できるタクシーを必ず利用する

旅行者や短期滞在者は、観光地でもスリや置き引き、詐欺被害に遭うリスクがあるため、常に警戒心を持って行動しましょう。

現地コミュニティや大使館との連携

ボゴタには日本人学校や日本人会など、在住日本人同士のつながりが強く、情報交換やサポート体制が整っています。

・困った時は日本大使館や日本人会に相談する

・最新の治安情報や生活情報をSNSや口コミで共有する

・緊急時の連絡先や対応方法を事前に確認しておく

こうしたネットワークを活用することで、トラブル時にも迅速に対応でき、安心感が大きく高まります。

文化や現地事情への理解を深める

治安対策だけでなく、現地の文化や生活習慣を理解することも安全な滞在には欠かせません。

ボゴタ日本人学校では、コロンビア学習やスペイン語教育、現地校との交流などを通じて、子どもたちが現地社会に溶け込む力を養っています。

・現地の人とのコミュニケーションを大切にする

・日本人としてのマナーや文化を現地で発信する

・現地のイベントや行事に積極的に参加する

こうした姿勢は、現地社会との信頼関係を築くうえでも大きな力となります。

まとめ:安全意識を持ち、正しい情報と備えで快適な滞在を

ボゴタで安全に滞在するためには、エリア選び・日常の防犯・現地コミュニティとの連携・文化理解の4つが大きな柱となります。

外務省海外安全ホームページや現地在住日本人の声、そして日本人学校の実践から得られる知見を活かし、常に最新情報を確認しながら行動することが大切です。

安全意識を持ち、必要な備えとネットワークを活用することで、ボゴタでの生活や滞在はより快適で充実したものとなるでしょう。

ボゴタのおすすめ滞在エリア:

>ウサケン(Usaquén)周辺のおすすめホテル

※最新の治安情報は外務省海外安全ホームページやSNSなどで収集することをおすすめします

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運営歴12年の海外旅行メディア「世界新聞」が運営しています。50カ国500都市以上の治安・観光情報を掲載中。