【アテネ治安ガイド2026】夜の雰囲気と動画でえらぶ滞在エリア

アテネへの旅行を前に、治安が気になっている方は少なくないはずです。

オモニア広場周辺での路上生活者の増加や薬物問題に関する報道を目にしていれば、「アテネは危ないのではないか」と感じるのは自然なことです。

この記事は、アテネの治安を「良い・悪い」で評価するものではありません。

世界40カ国以上を渡航してきた編集長の経験から言えることは、治安は「場所×時間帯×行動」の組み合わせで考えるものだということです。

同じ都市でも、エリアが変われば夜の雰囲気はまったく異なります。

この記事では、外務省をはじめとする公的情報をもとにアテネで注意が必要なエリアを解説し、治安目線でおすすめの宿泊エリアを観光重視・落ち着いた滞在・交通アクセス重視の3つの目的別に紹介します。

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アテネで注意が必要と言われるエリア

アテネは多くの旅行者が訪れる国際的な観光都市ですが、エリアによって性格が大きく異なります。

宿泊先や観光ルートを決める前に、注意が必要とされるエリアの特徴を把握しておくことをおすすめします。

オモニア広場周辺(Omonia)

オモニア広場周辺は、スリ・置き引き・路上強盗・薬物売買といった犯罪が多く報告されているエリアです。

アテネ中心部に位置し、地下鉄の乗換駅もあることから、旅行者が意図せず通過することもあります。

外務省の海外安全情報では、このエリアを含むアテネ中心部について、スリや置き引き、路上強盗、薬物売買、売春などが頻発していると明記しています。

広場周辺では路上で薬物を使用する人の姿が見られることがあり、夜間はとくに雰囲気が変わります。

Lonely PlanetやWikivoyageも、夜間はとくに広場とその周辺を避けることを促しています。

宿泊先の候補として価格の安さから検討するケースもありますが、夜間の単独行動は避け、移動ルートにこのエリアが含まれる場合は時間帯に注意しておくとよいでしょう。

モナスティラキ(Monastiraki)

モナスティラキは、アクロポリス観光の拠点にもなる人気エリアですが、混雑を狙ったスリに注意が必要な場所です。

アクロポリスへの入口付近やモナスティラキのフリーマーケットは、週末を中心に多くの人が集まります。

外務省の海外安全情報では、観光客が多く集まる広場・市場・地下鉄車内でスリや置き引きの被害が多発していると案内しています。

Wikivoyageはモナスティラキのフリーマーケットをスリの多発スポットとして名指しし、とくに人出が多い日曜日は注意が必要だと述べています。

手口としては、混雑した人ごみの中で注意をそらし、バッグや財布を抜き取るものが多く報告されています。

市場や観光地を歩く際は、バッグを体の前で抱える、財布をズボンの後ろポケットに入れないなど、荷物の持ち方を意識しておくことが被害を遠ざけることにつながります。

エクサルヒア(Exarcheia)

エクサルヒアは、政治的なデモや警察との衝突が起きることがあるエリアで、状況によっては滞在中に混乱に巻き込まれるリスクがあります。

アテネ中心部の北側に位置し、グラフィティが描かれた壁や独立系のカフェが並ぶエリアとして知られており、ローカルな雰囲気を求めて足を運ぶ旅行者もいます。

外務省および在ギリシャ日本国大使館は、デモや抗議活動が行われている場所では予告なく衝突や暴力的な事態が発生することがあり、催涙ガスが使用されることもあると注意を呼びかけています。

Lonely Planet・Wikivoyage・Fodor’s Travelはいずれも、エクサルヒアを政治的な不安定さを持つエリアとして紹介しています。

とくに1973年のポリテクニオ蜂起の記念日にあたる11月17日前後は、例年デモが活発になる時期です。

滞在中にデモや集会に遭遇した場合は、その場からすみやかに離れることをおすすめします。

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アテネで治安目線でおすすめの宿泊エリア

アテネは観光の中心地と注意が必要なエリアが近距離に混在しているため、どこに泊まるかで滞在の快適さが変わります。

観光効率を優先したいか、落ち着いた雰囲気を重視したいか、空港や島へのアクセスを最優先にしたいか、自分の旅のスタイルに合わせてエリアを選んでみてください。

【観光重視】プラカ/シンタグマ広場周辺(Plaka / Syntagma)

免責事項

本記事は、公的機関の情報や統計、観光関連資料をもとにまとめています。

ただし、都市の雰囲気や治安の感じ方は、訪れる時期や時間帯、そのときの行動によっても変わります。

ここで紹介している内容は、特定の場所の安全性を保証するものではなく、あくまで滞在の参考情報のひとつです。

本記事の情報に基づく行動によって生じた損害等について、当サイトは責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

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この記事を書いた人

運営歴12年の海外旅行メディア世界新聞の編集長。世界一周を含め40カ国以上に訪問。海外旅行関連の登壇多数。旅の書籍を出版。