【アンタルヤ観光まとめ】鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選

「アンタルヤの観光スポットを効率よく回りたい」

「アンタルヤ観光のモデルコースが知りたい」

「アンタルヤのおすすめ観光スポットはどこ?」

初めてアンタルヤを訪れる場合、どのエリアをどう回ればいいか迷いますよね。

結論として、まずは定番のモデルコースを押さえて効率よく観光スポットを巡るのがおすすめです。

この記事では、アンタルヤ観光の鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選をまとめて紹介します。

アンタルヤのおすすめ滞在エリア:

>ハドリアヌス門周辺のおすすめホテル

アンタルヤ観光のおすすめモデルコース

初めてアンタルヤを訪れるなら、まずは定番の3つのプランを押さえておきましょう。

旧市街と滝、ビーチと遺跡、ケーブルカーと港クルーズを組み合わせた効率的なルートを紹介します。

旧市街と滝を1日で回るプラン

ハドリアヌス門→カレイチ→旧港クルーズ→デューデンの滝

午前に旧市街を散策、昼に船で海岸線を眺め、夕方に海に落ちる滝を訪れます。

ビーチと博物館を満喫するプラン

アンタルヤ考古学博物館→コニヤアルトゥ・ビーチ→旧港散策→カレイチ

午前は涼しい屋内展示、午後にビーチでリラックス、夕方に旧市街を楽しみます。

ケーブルカーと港クルーズを楽しむプラン

トゥネクテペ・ケーブルカー→展望台カフェ→旧港クルーズ→カレイチ散策

午前に山上の絶景を眺め、午後に船で地中海を周遊、夕方に旧市街でカフェタイムです。

アンタルヤ観光に便利なおすすめ宿泊エリア

アンタルヤには旧市街から東西のビーチリゾート、郊外のゴルフエリアまで多彩な宿泊エリアがあります。

どこに泊まるかで観光の効率が大きく変わるので、目的に合った場所を選びましょう。

旧市街カレイチ

石畳と城壁に囲まれたカレイチは、アンタルヤの歴史的中心地です。

オスマン時代の木造建築をリノベーションしたブティックホテルが多く、雰囲気重視の滞在が楽しめます。

路地にはカフェやレストランが並び、夜でも散策が楽しいエリアです。

近くにある観光スポット

・ハドリアヌス門まで徒歩5分

・旧港マリーナまで徒歩10分

・時計塔とイヴリミナーレまで徒歩3分

・カラアリオウル公園まで徒歩8分

向いている旅のタイプ

歴史的な街並みを満喫したいカップルや一人旅におすすめです。

ホテルの部屋は小さめが多いので、荷物が少ない人向きです。

車が入れない路地が多いため、タクシーは近くの大通りで拾う必要があります。

>ハドリアヌス門周辺のおすすめホテル

ララ地区

カレイチから東へ約10kmのビーチエリアで、大型オールインクルーシブホテルが集まります。

砂浜が広く、子ども用プールやウォータースライダーを備えたファミリー向けホテルが充実しています。

ビーチ沿いに遊歩道があり、朝夕の散歩やジョギングが気持ちいいです。

近くにある観光スポット

・下デューデンの滝まで車で15分

・ペルゲ遺跡まで車で25分

・アンタルヤ考古学博物館まで車で20分

向いている旅のタイプ

家族でのんびり過ごしたい、ホテル滞在重視の人におすすめです。

オールインクルーシブなら食事の心配がなく、子ども連れでも楽に過ごせます。

旧市街へは配車アプリで30~40分、日帰りで市内観光も可能です。

>ララ地区周辺のおすすめホテル

コニヤアルトゥ

カレイチから西へ約7kmの海岸エリアで、長い砂利ビーチと山々の景色が特徴です。

ビーチクラブやカフェが並び、若者やアクティブな旅行者に人気があります。

中価格帯のホテルが多く、オールインクルーシブに比べて予算を抑えられます。

近くにある観光スポット

・コニヤアルトゥ・ビーチまで徒歩5分

・アクアリウムまで徒歩15分

・アンタルヤ考古学博物館までトラムで10分

・旧市街カレイチまで路面電車で20分

向いている旅のタイプ

ビーチと市内観光を両方楽しみたい人におすすめです。

公共交通機関が便利で、路面電車T1Aで旧市街や博物館へアクセスしやすいです。

ビーチクラブは21時以降も賑わうので、ナイトライフも楽しめます。

>アンタルヤ考古学博物館周辺のおすすめホテル

ベレク

アンタルヤ空港から東へ約30kmの高級リゾート地で、ゴルフコースと広大な敷地が特徴です。

5つ星オールインクルーシブホテルが中心で、敷地内にレストラン、スパ、プールが揃います。

砂浜のプライベートビーチが多く、静かで落ち着いた環境です。

近くにある観光スポット

・アスペンドス遺跡まで車で35分

・ペルゲ遺跡まで車で40分

・クルシュンル滝まで車で50分

向いている旅のタイプ

ホテルでゆっくりリゾートステイを満喫したいカップルにおすすめです。

市内観光は半日~1日ツアーか、レンタカーでの移動が基本になります。

ゴルフ目的なら世界水準のコースが揃っているので最適です。

アンタルヤ観光のモデルコース5つ

滞在日数や目的に合わせて、アンタルヤ観光を効率よく回れる5つのプランを紹介します。

旧市街と滝、ビーチと遺跡、家族向けなど、それぞれの見どころと移動のポイントを押さえましょう。

1日定番:旧市街と滝

初めてアンタルヤを訪れるなら、市内の定番スポットをぎゅっと詰め込んだプランがおすすめです。

午前中に旧市街を散策、午後は港でクルーズ、夕方に海に落ちる滝を見る流れになります。

モデルコース順路

ハドリアヌス門→カレイチ→旧港クルーズ→下デューデンの滝

朝8時から9時にスタートすると、昼間の暑さを避けながら夕景まで楽しめます。

移動手段と所要時間

ホテルから旧市街までは配車アプリで15~25分、朝の渋滞は少ないです。

旧市街は徒歩で散策、港までは石畳の坂道を10分ほど下ります。

クルーズは所要45~60分、出航時刻は30分前に売り場で確認しましょう。

下デューデンの滝へは配車かバスで30~40分、帰りは渋滞に注意です。

現地在住者のひとこと

旧市街は午前10時までに入ると観光客が少なく写真が撮りやすいです。

クルーズは昼過ぎの便より夕方便のほうが涼しくて快適です。

滝は16時以降に訪れると夕日が海に映えて絶景になります。

1泊2日:市内+ビーチ

アンタルヤの見どころをじっくり回りたいなら1泊2日がベストです。

1日目に市内観光、2日目にビーチと博物館を回れば無理なく楽しめます。

モデルコース順路

1日目:上デューデンの滝→ハドリアヌス門→カレイチ→旧港

2日目:アンタルヤ考古学博物館→コニヤアルトゥ・ビーチ→トゥネクテペ展望

1日目は旧市街中心、2日目は海辺と展望で景色を満喫します。

移動手段と所要時間

1日目の上デューデンの滝は市内から配車で20~30分、午前中に訪れると空いています。

旧市街へは滝から15分、そのまま徒歩で港まで散策できます。

2日目は博物館まで路面電車T1Aで20分、ビーチへは同じ路線で15分です。

展望台へはビーチから配車で30~40分、夕方が景色のベストタイムです。

現地在住者のひとこと

上デューデンの滝は滝の裏側に回れる洞窟があり、水しぶきを浴びながら写真が撮れます。

旧港は夕暮れ時にライトアップされるので、夕食前に写真撮影するのがおすすめです。

博物館は展示が充実しているので最低90分は見学時間を確保しましょう。

歴史重視:博物館と遺跡

アンタルヤ周辺には古代ローマやギリシャの遺跡が数多く残ります。

考古学好きなら、博物館と郊外の遺跡を組み合わせたプランが満足度が高いです。

モデルコース順路

アンタルヤ考古学博物館→ペルゲ遺跡→アスペンドス遺跡→カレイチ

午前中に博物館で予習、午後に遺跡を巡り、夕方に旧市街でカフェ休憩します。

移動手段と所要時間

博物館から市内中心部へは路面電車で20分、レンタカーか配車で遺跡へ向かいます。

ペルゲ遺跡は博物館から車で25~35分、広い遺跡なので見学は90分が目安です。

アスペンドス遺跡はペルゲから車で30~40分、劇場を中心に60分ほどの見学です。

旧市街へは遺跡から50~60分、帰路は夕方の渋滞に注意しましょう。

現地在住者のひとこと

博物館で実物の彫像を見てから遺跡を回ると、現地の理解が深まります。

ペルゲ遺跡は日陰がほとんどないので、帽子と水分補給は必須です。

アスペンドス劇場は音響が素晴らしく、夏は野外コンサートが開かれることもあります。

自然満喫:滝と渓谷

暑い季節にアンタルヤを訪れるなら、水辺と緑を中心にしたプランが快適です。

滝と渓谷、ケーブルカーを組み合わせて、市内から少し離れた自然を楽しみます。

モデルコース順路

上デューデンの滝→クルシュンル滝→コプリュリュ渓谷→下デューデンの滝

午前中に上流の滝と渓谷、午後に下流の滝を巡る流れです。

移動手段と所要時間

上デューデンの滝は市内から配車で20~30分、徒歩散策を含めて60分が目安です。

クルシュンル滝は上デューデンから車で60~75分、渓谷美を楽しめます。

コプリュリュ渓谷はクルシュンルから車で40~50分、ラフティング拠点でもあります。

下デューデンの滝へは渓谷から車で70~90分、海に落ちる滝は夕景がきれいです。

現地在住者のひとこと

クルシュンル滝は複数の滝が連なり、遊歩道で上から下まで散策できます。

渓谷は昼食付きのツアーが便利で、地元の川魚料理が味わえます。

下デューデンの滝は駐車場から徒歩3分、崖沿いの遊歩道が続きます。

家族向け:ゆったり海と街

子ども連れなら、移動を減らしてビーチと市内を組み合わせたプランが楽です。

午前中に屋外観光、午後はビーチやプールでのんびり過ごします。

モデルコース順路

カレイチ→旧港クルーズ→ララ・ビーチ→アクアリウム

旧市街散策は短めにして、船とビーチで子どもが楽しめる時間を多めに取ります。

移動手段と所要時間

カレイチは午前9時スタートで混雑を避け、徒歩で港まで10分です。

クルーズは45~60分、船内にトイレがあるので子連れでも安心です。

ララ・ビーチへは配車で35~45分、ビーチには更衣室とシャワーがあります。

アクアリウムはビーチから車で30分、トンネル水槽や熱帯館が人気です。

現地在住者のひとこと

旧市街は石畳の坂道が多いので、ベビーカーより抱っこ紐が便利です。

クルーズは午前便が空いていて、デッキでゆっくり座れます。

ララ・ビーチは砂浜が広く、波が穏やかなので小さい子も遊びやすいです。

アンタルヤのおすすめ観光スポット10選

アンタルヤには旧市街の歴史スポット、自然が作る滝、古代遺跡、リゾートビーチと見どころが多彩です。

それぞれの特徴と回り方のポイントを押さえて、効率よく巡りましょう。

カレイチ(旧市街)

石畳の路地とオスマン様式の木造家屋が並ぶカレイチは、アンタルヤの歴史的中心地です。

城壁に囲まれたエリアには約3000軒の伝統家屋が残り、カフェやブティックホテルが並びます。

旧港へ続く坂道は地中海を見下ろす絶景スポットで、夕暮れ時が特にきれいです。

見どころと回り方

・ヒディルリク塔から旧市街全体を見渡せ、朝の光で写真が映えます。

・イヴリ・ミナーレは13世紀のモスクで、レンガ造りのミナレットが印象的です。

・路地にはトルコ雑貨やアクセサリーの店が点在、午前中に散策すると空いています。

・旧港へは石段を下って10分、クルーズやレストランの出発点になります。

基本情報

営業時間:24時間散策可能、店舗は10~22時が多い

定休日:なし

料金:入場無料

住所:Kaleiçi, Muratpaşa, Antalya

ハドリアヌス門

西暦130年にローマ皇帝の訪問を記念して建てられた三連アーチの門です。

白い大理石が使われ、2000年近く経った今も彫刻や装飾が残ります。

旧市街への入り口に位置し、門をくぐると石畳の旧市街へ続きます。

見どころと回り方

・門の両側には塔があり、ヘレニズム時代の城壁と一体化しています。

・アーチの下を通ると古代ローマ時代の轍の跡が残り、歴史を感じられます。

・周辺は交通量が多いので、写真撮影は午前10時前か夕方17時以降が落ち着きます。

・門から旧市街カレイチまでは徒歩5分、そのまま散策を続けやすいです。

基本情報

営業時間:24時間見学可能

定休日:なし

料金:無料

住所:Barbaros Mahallesi, Atatürk Caddesi, Muratpaşa, Antalya

アンタルヤ考古学博物館

地中海沿岸で発掘された古代ローマやギリシャの彫像、モザイク、石棺が充実した博物館です。

ペルゲ遺跡やアスペンドス遺跡の出土品が多く、遺跡を訪れる前に見学すると理解が深まります。

展示は13のホールに分かれ、時代順に見学できるよう設計されています。

見どころと回り方

・神々の彫像ホールには等身大の大理石像が並び、細部の美しさに圧倒されます。

・モザイクホールの床画は保存状態が良く、古代の色彩がそのまま残ります。

・石棺ホールには精巧なレリーフが施され、神話のシーンが刻まれています。

・所要時間は90~120分、午前中の訪問が混雑を避けられます。

基本情報

営業時間:8時30分~19時(夏季)、8時30分~17時30分(冬季)

定休日:なし

料金:200トルコリラ(約900円)

住所:Konyaaltı Cd. No:88, Konyaaltı, Antalya

デューデンの滝(上・下)

アンタルヤ市内を流れるデューデン川が作る2つの滝で、上流と下流で異なる景色が楽しめます。

上デューデンの滝は公園内にあり、滝の裏側に回り込める洞窟が人気です。

下デューデンの滝は海に直接落ちる珍しい滝で、崖沿いの遊歩道から見下ろせます。

見どころと回り方

・上デューデンの滝は高さ20m、周囲に遊歩道とピクニックエリアが整備されています。

・洞窟は滝の裏に入れ、水しぶきを浴びながら撮影する人が多いです。

・下デューデンの滝は高さ40m、海岸沿いの公園から眺めるか、船から見上げます。

・上下両方を回るなら、午前中に上、夕方に下がおすすめです。

基本情報

営業時間:8時~19時(上デューデン)、24時間(下デューデン遊歩道)

定休日:なし

料金:上デューデン50トルコリラ(約220円)、下デューデン無料

住所:上:Düden, Lara Cd., Kepez / 下:Lara, Lara Cd., Muratpaşa

旧港(マリーナ)とクルーズ

カレイチの崖下に広がる旧港は、古代から続く港町の中心でした。

現在はヨットやクルーズ船が停泊し、海岸線を巡る45~60分のツアーが人気です。

港沿いにはレストランやカフェが並び、夕暮れ時は地元の人も訪れます。

見どころと回り方

・崖の上から港を見下ろす階段席があり、サンセット撮影の定番スポットです。

・クルーズは10時~17時まで1時間ごとに出航、料金は150~200トルコリラです。

・船上からは下デューデンの滝や沿岸の洞窟、崖の景色が楽しめます。

・港周辺のレストランは12~14時が混雑、11時台か15時台が快適です。

基本情報

営業時間:8時~23時(店舗により異なる)

定休日:なし

料金:クルーズ150~200トルコリラ(約670~900円)

住所:Kaleiçi Yat Limanı, Barbaros Mahallesi, Muratpaşa

コニヤアルトゥ・ビーチ

旧市街から西へ約7km、トロス山脈を背景にした長い砂利ビーチです。

ビーチクラブやカフェが並び、デッキチェアやパラソルをレンタルできます。

水の透明度が高く、シュノーケリングやパドルボードなどのアクティビティも充実しています。

見どころと回り方

・ビーチは全長8km、西側ほど静かで家族連れに向いています。

・ビーチクラブは100~150トルコリラでデッキチェア、パラソル、ドリンクがセットです。

・路面電車T1Aで旧市街からアクセスでき、終点で下車すると目の前です。

・夕方は山に沈む夕日が美しく、ビーチ沿いの遊歩道を散歩するのが気持ちいいです。

基本情報

営業時間:24時間開放

定休日:なし

料金:ビーチ入場無料、ビーチクラブ100~150トルコリラ

住所:Konyaaltı, Konyaaltı Cd., Konyaaltı, Antalya

ララ・ビーチ

旧市街から東へ約10km、金色の砂浜が12km続く広大なビーチです。

大型リゾートホテルが並び、オールインクルーシブ滞在の拠点になります。

下デューデンの滝がビーチの端にあり、滝と海を一緒に眺められるのが特徴です。

見どころと回り方

・ビーチの西端に下デューデンの滝があり、崖沿いの公園から滝と砂浜を一望できます。

・砂浜は波が穏やかで、子ども連れの海水浴に向いています。

・ホテルのプライベートビーチが多く、公共ビーチは滝の近くです。

・旧市街からは配車アプリで30~40分、バス1番線も利用できます。

基本情報

営業時間:24時間開放

定休日:なし

料金:公共ビーチ無料、プライベートビーチは宿泊者のみ

住所:Lara, Lara Cd., Muratpaşa, Antalya

トゥネクテペ・ケーブルカー

市内中心部から南西の山、トゥネクテペ(標高618m)へ約10分で登るケーブルカーです。

山頂展望台からはアンタルヤ市街、地中海、トロス山脈のパノラマが広がります。

展望台にはカフェやレストランがあり、景色を眺めながら食事ができます。

見どころと回り方

・ケーブルカーは往復300トルコリラ、片道約10分で山頂へ到着します。

・展望台は360度のパノラマで、特に夕方の市街と海の眺めが絶景です。

・風が強い日は運休することがあるので、事前に天候を確認しましょう。

・山頂カフェは価格が高めですが、景色を楽しむなら価値があります。

基本情報

営業時間:9時~23時(夏季)、10時~22時(冬季)

定休日:なし(悪天候時運休)

料金:往復300トルコリラ(約1,350円)

住所:Liman Mahallesi, Sarısu Cd., Konyaaltı, Antalya

テルメッソス遺跡

アンタルヤの北西約30km、標高1000m以上の山中に残る古代都市遺跡です。

ギュリュク山国立公園内にあり、松林に覆われた劇場や神殿が点在します。

アレクサンダー大王も攻略できなかった要塞都市として知られ、山の地形を活かした造りが特徴です。

見どころと回り方

・劇場は崖に張り出し、客席から谷と山々の絶景が広がります。

・石棺が数多く残るネクロポリスは、松林の中に点在し探索が楽しめます。

・遺跡内は高低差が大きいので、歩きやすい靴と水分補給は必須です。

・市内からレンタカーで50~60分、公共交通機関はないのでツアー利用が便利です。

基本情報

営業時間:8時~19時(夏季)、8時30分~17時(冬季)

定休日:なし

料金:70トルコリラ(約310円)

住所:Termessos Yolu, Döşemealtı, Antalya

ペルゲ遺跡

アンタルヤ中心部から東へ約18km、紀元前1000年頃に築かれた古代都市遺跡です。

ローマ時代に最盛期を迎え、円形競技場、劇場、浴場、メインストリートが残ります。

アンタルヤ考古学博物館の主要展示品の多くがここから出土しました。

見どころと回り方

・メインストリートは石畳が整備され、両脇に円柱が並ぶ姿が壮観です。

・円形競技場は1万2000人収容で、保存状態が良く客席に座って写真が撮れます。

・ローマ浴場は複数の部屋に分かれ、当時の入浴文化を感じられます。

・日陰が少ないので、午前10時までか夕方16時以降の訪問が快適です。

基本情報

営業時間:8時~19時(夏季)、8時30分~17時30分(冬季)

定休日:なし

料金:200トルコリラ(約900円)

住所:Aksu, Perge Yolu, Aksu, Antalya

アンタルヤ観光の予算とベストシーズン

アンタルヤ観光を計画するなら、シーズンごとの気候と予算の違いを知っておくと便利です。

混雑や料金の変動を理解すれば、自分に合った時期と予算で旅行を組み立てられます。

季節ごとの気温と混雑

アンタルヤは年間約300日が晴天で、地中海性気候の温暖な街です。

7~8月は真夏のピークシーズンで、気温は日中35℃前後まで上がります。

欧州やロシアからの観光客が集中し、ビーチや遺跡は朝から混雑します。

春の4~5月と秋の9~10月は気温25~30℃と快適で、屋外観光に最適です。

繁忙期でないシーズンなので、ホテルやツアーの料金も落ち着きます。

冬の11~3月は15~20℃と涼しく、雨が降る日もありますが観光は可能です。

オフシーズンなので料金が安く、混雑を避けてゆっくり回りたい人向きです。

海水浴は5~10月が適温、冬は海に入るには寒いです。

ホテル相場と節約のコツ

アンタルヤのホテル料金は、シーズンとエリアで大きく変わります。

7~8月のピーク時は旧市街のブティックホテルで1泊150~250ドル、ビーチリゾートで200~400ドルが相場です。

4~6月と9~10月は1泊100~200ドル台に下がり、予約もスムーズです。

11~3月のオフシーズンは50~120ドル台と最も安く、長期滞在にも向いています。

予算を抑えるなら、旧市街のゲストハウスや中価格帯のホテルが便利です。

カレイチの小規模ホテルは1泊70~120ドル、路面電車で移動しやすいコニヤアルトゥは80~150ドルです。

オールインクルーシブはララ地区やベレクに多く、1泊150~350ドルで食事込みです。

家族なら食事代を気にせず過ごせるので、トータルではお得になります。

チケットと予約の優先順位

アンタルヤ観光のチケットは、ほとんどが現地購入できますが一部は事前予約が便利です。

旧港クルーズは朝の便なら当日でも空きがありますが、夕方便は午前中に売り切れます。

クルーズ乗り場で朝10時までに購入するか、ホテルで前日に手配するとスムーズです。

トゥネクテペ・ケーブルカーは平日なら当日購入で問題ありませんが、週末は混雑します。

午前9~10時にケーブルカー駅へ到着すれば、待ち時間なく乗れます。

博物館や遺跡は窓口購入が基本で、事前予約は不要です。

ペルゲ遺跡やアスペンドス遺跡への日帰りツアーは、ホテルやオンラインで前日までに予約すると確実です。

レンタカーは夏のピーク時に車種が埋まりやすいので、1週間前までの予約がおすすめです。

ラフティングやジップラインなどのアクティビティは、当日の天候や人数で催行が決まります。

午前中に催行確認の電話をして、問題なければ参加するのが失敗しない方法です。

アンタルヤ観光の移動と治安・注意点

アンタルヤ観光をスムーズに楽しむには、市内の移動手段と治安の基本、暑さや自然環境への対策を押さえておくと安心です。

初めてでも迷わない移動のコツと、現地で役立つ安全ポイントをまとめます。

市内交通と配車アプリの使い方

アンタルヤ中心部の移動は、路面電車と配車アプリの併用が便利です。

旧市街や博物館、ビーチをつなぐ路面電車T1系統は本数が多く、渋滞を避けられます。

配車アプリは早朝や夜の移動、郊外の滝や遺跡へ行くときに重宝します。

・空港→旧市街は配車で20~30分、路面電車T1で35~45分です。

・旧市街→コニヤアルトゥ・ビーチはT1で約20分、渋滞がある時間帯でも安定します。

・旧港クルーズの乗り場はカレイチから徒歩10分、石畳の下り坂なので歩きやすい靴を用意します。

・郊外のペルゲ遺跡やアスペンドス遺跡は配車かツアーが楽で、2か所セットの半日ツアーが効率的です。

市内バスはICカード式で運賃が安く、補助的に使うと移動コストを抑えられます。

空港や主要停留所の券売機でチャージでき、タップで乗車できます。

暑さ対策と火災・自然環境の注意

アンタルヤは夏の直射日光が強く、屋外観光は時間帯の工夫が重要です。

午前は10~12時、午後は16~19時に屋外を入れ、日中は屋内や海辺で休憩が快適です。

帽子、サングラス、汗で落ちにくい日焼け止め、1人あたり1.5Lの飲料水を携行します。

・デューデンの滝や遺跡は日陰が少ないので、通気性のいい長袖や速乾シャツが便利です。

・山上のトゥネクテペやテルメッソスは風が強く気温差が出るので、薄手の羽織を持ちます。

・夏〜初秋は地中海沿岸で森林火災が発生することがあり、立入規制や運休に注意します。

・屋外アクティビティは天候で催行が変わるため、午前9時までに当日の運行状況を確認します。

海沿いは日没後に急に涼しくなることがあるので、夜は薄手の上着があると安心です。

舗装路は熱を持ちやすく、サンダルでもソールが厚いものを選ぶと疲れにくいです。

スリ対策と夜の歩き方

観光地としては比較的落ち着いていますが、旧市街や港周辺ではスリ対策が基本です。

貴重品は内側ポケットに分散し、斜め掛けバッグは体の前に回して歩きます。

人通りが少ない路地や過度な客引きは避け、支払いは少額現金とカードを使い分けます。

・屋外ATMは周囲を確認してから利用し、暗証番号の入力は手で隠します。

・ナイトライフは大通り沿いの店を選び、帰路は配車アプリでホテル玄関まで戻ると安心です。

・バーやクラブでの勧誘には安易に応じず、料金表示のない店は入店を控えます。

・トラブル時は店員やホテルスタッフに相談すると、現地言語でサポートしてくれます。

路上での高額ツアー勧誘や相場より高い乗船券の売り込みは断って、公式売り場で購入します。

写真撮影の有料動物や大道芸はチップトラブルになりやすく、撮る前に料金を確認します。

まとめ:アンタルヤ観光を楽しむために

アンタルヤ観光は「旧市街の歴史」「滝と海の自然」「郊外の遺跡」を1~2日でバランスよく組み合わせると満足度が高いです。

暑い時間帯は屋内や海辺で休み、朝夕に旧市街や滝、遺跡を入れると快適に回れます。

初めてなら「旧市街+旧港クルーズ+下デューデンの滝」を柱に、夕方のケーブルカーやビーチを足すとメリハリが出ます。

宿は観光重視ならカレイチ、海時間重視ならララやコニヤアルトゥ、リゾート滞在重視ならベレクが使いやすいです。

配車アプリと路面電車を併用すると移動がラクで、郊外遺跡はツアーやレンタカーで効率化できます。

ピーク期はホテルと人気体験を早めに確保し、夕方便のクルーズやサンセット時間を狙うと写真も映えます。

水分と日焼け対策、歩きやすい靴を用意し、夜は大通りと配車移動を基本に安全に楽しみましょう。

アンタルヤのおすすめ滞在エリア:

>ハドリアヌス門周辺のおすすめホテル

※最新の治安情報は外務省海外安全ホームページやSNSなどで収集することをおすすめします

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運営歴12年の海外旅行メディア「世界新聞」が運営しています。50カ国500都市以上の治安・観光情報を掲載中。