【ホーチミン治安まとめ】ホテルをとるべき治安のよいエリアと現地人が避ける危険エリア

「ホーチミンの治安が心配。どのエリアが治安が悪い地区なのか知りたい。」

「治安が良いエリアでホテルを取りたいけど、どこが安全なのか分からない。」

「現地の人が避ける治安が悪いエリアや、観光客が安心して泊まれるホテルの情報が知りたい。」

ホーチミンは観光やビジネスで多くの日本人が訪れる都市ですが、治安が悪いエリアと治安が良いエリアが混在しているため、滞在先選びに悩むのは当然です。

結論としては、ホーチミンには治安が悪いエリア(4区・8区・チョロン・ファングーラオなど)と治安が良いエリア(1区・3区・7区フーミーフン・タオディエンなど)がはっきり分かれており、ホテルを取るなら1区や7区フーミーフン、タオディエンなどの治安が良いエリアがおすすめです。

この記事では、外務省海外安全ホームページとホーチミン在住日本人の声をもとに、ホーチミンの治安の現状、治安が悪いエリアと良いエリアの特徴、現地の人が避ける危険エリア、ホテルを取るのにおすすめのエリアを解説します。

ホーチミンのおすすめ滞在エリア:

>1区周辺のおすすめホテル

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ホーチミンでホテルをとるべき治安の良いエリア

ホーチミン市はエリアによって治安状況が大きく異なります。

特に初めての滞在や女性の一人旅、家族旅行では、治安が良いエリアを選ぶことが安全で快適な滞在の第一歩となります。

ここでは、現地在住日本人や外務省海外安全ホームページなどの情報をもとに、ホテルをとるのにおすすめできる治安の良いエリアを詳しく解説します。

ホーチミン1区:観光と安全性が両立する中心エリア

1区はホーチミンの中心地であり、観光・ビジネス・ショッピングの拠点となるエリアです。

このエリアは市内でも特に治安が良いとされ、外国人観光客やビジネスマンが多く集まります。

・ドンコイ通りやグエンフエ通りなどは夜も明るく人通りが多い

・高級ホテルやショッピングモールが集積し、警備も充実している

・サイゴン大聖堂や中央郵便局、統一会堂などの観光名所が徒歩圏内

観光客が多い分、スリやひったくりなどの軽犯罪には注意が必要ですが、日中や人通りの多い場所では比較的安全に過ごせます。

ホテルも多様で、予算や目的に合わせて選びやすいのが特徴です。

>1区周辺のおすすめホテル

7区フーミーフン:日本人やファミリーに人気の新興住宅街

7区のフーミーフン(Phu My Hung)は、ホーチミン市内でも特に治安が良いとされる新興住宅街です。

このエリアは外国人駐在員やその家族、日本人学校に通う家庭などに非常に人気があります。

・警備員や監視カメラが多く、セキュリティ体制が整っている

・緑豊かで道路が広く、都市計画も進んでいるため街並みが美しい

・ショッピングモールやインターナショナルスクール、病院など生活インフラが充実

フーミーフンは半ゲーテッド・コミュニティの構造を持ち、外部との交流も可能ですが、区画ごとにセキュリティゲートが設けられています。

そのため、プライバシーと安全性が高く、家族連れや女性の一人旅でも安心して滞在できます。

一方で、現地在住日本人によると、引ったくりや交通事故などには注意が必要との声もあります。

また、雨季には道路の冠水や異臭など、生活面での不便さを感じることもあるようです。

>7区フーミーフン(Phu My Hung)周辺のおすすめホテル

タオディエン(2区):欧米人が多く住む落ち着いた住宅街

タオディエン(Thao Dien)は、2区(現在はトゥードゥック市に編入)に位置する高級住宅街です。

このエリアは欧米人やベトナム人富裕層が多く住み、外国人向けのカフェやレストラン、インターナショナルスクールが点在しています。

・セキュリティ体制が整っており、警備員が常駐している住宅も多い

・静かな環境で、ゆったりとした時間を過ごせる

・西洋風の生活インフラが整い、英語が通じやすい

タオディエンはホーチミン市内でも特に治安が良いとされ、ファミリーや長期滞在の外国人に人気です。

観光地からはやや離れますが、タクシーや配車アプリを使えば1区まで20分ほどでアクセスできます。

>タオディエン(Thao Dien)周辺のおすすめホテル

治安が良いエリアに共通する特徴

これらの治安が良いエリアにはいくつか共通する特徴があります。

・警備員や監視カメラが多く設置されている

・インターナショナルスクールや外国人向けの店舗が多い

・道路や街並みが整備されており、夜間も明るい

・外国人住民が多く、英語や日本語が通じやすい

・生活インフラが充実している

治安が良いエリアでは、ホテルのセキュリティレベルも高く、安心して滞在できます。

ただし、どのエリアでもスリやひったくりといった軽犯罪には注意が必要です。

貴重品は肌身離さず管理し、夜間の一人歩きや人通りの少ない場所は避けるのが基本です。

ホテルを選ぶ際のポイント

治安が良いエリアでホテルを選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。

・エントランスにセキュリティゲートがある

・エレベーターはルームキーが必要

・フロントが24時間対応している

・ホテル周辺が明るく、人通りが多い

・ホテルの口コミや在住日本人の評判が良い

これらの条件を満たすホテルであれば、初めてのホーチミン滞在でも安心して過ごせます。

現地在住日本人の声

ホーチミン在住日本人によると、1区やフーミーフン、タオディエンは「日本と同じ感覚で過ごせる」「子どもや女性でも安心」といった声が多く聞かれます。

一方で、「油断しているとスリやひったくりに遭う」「夜間はタクシーや配車アプリを使うのが安全」といったアドバイスもあります。

現地の治安情報は日々変化するため、最新情報をチェックしながら滞在計画を立てることが大切です。

まとめ:治安の良いエリアで快適な滞在を

ホーチミンでホテルをとるなら、1区、7区フーミーフン、2区タオディエンなどの治安が良いエリアが安心です。

セキュリティ体制や生活インフラが整っており、外国人にも過ごしやすい環境が整っています。

安全なエリアを選び、基本的な防犯意識を持つことで、ホーチミンでの滞在をより快適に楽しむことができます。

ホーチミンで治安が悪いとされるエリアとその特徴

ホーチミン市は全体的に治安が安定している都市として知られていますが、一部のエリアでは観光客や現地住民も警戒を強める必要があります。

ここでは、特に治安が悪いとされるファングーラオ、4区・8区、チョロン(中華街)について、その特徴や注意点を詳しく解説します。

ファングーラオ:バックパッカーが集まる繁華街のリスク

ファングーラオはホーチミン1区の南西に位置し、ブイビエン通りやデタム通りを中心とする一大バックパッカーエリアです。

このエリアは世界中から旅行者が集まり、夜遅くまでバーやクラブ、レストランがにぎわっています。

多国籍の人々が集まることから活気がある一方で、治安の面では注意が必要です。

・スリやひったくりが頻発している

・酔っ払いによるトラブルや喧嘩が多い

・売春やドラッグ、違法賭博の勧誘がある

・深夜帯は特にトラブルが増加する

ファングーラオでは、見知らぬ人からの声かけや、怪しい勧誘にはきっぱりと断ることが重要です。

バッグは常に体の前で持ち、貴重品は最小限にとどめるのが鉄則です。

夜間の一人歩きは避け、複数人での行動を心がけましょう。

現地在住日本人によると、「ファングーラオは楽しいが、油断するとすぐに被害に遭う」「夜遅くまで飲み歩くのは控えた方が良い」といった声が多く聞かれます。

4区・8区:地元民も避けるローカル下町エリア

4区と8区は、ホーチミン市中心部から川を隔ててすぐの場所に広がるローカルな下町エリアです。

このエリアはかつてマフィアが仕切っていた歴史があり、現在でも治安が悪いことで知られています。

・空き巣や強盗などの犯罪が発生している

・細い路地や人通りの少ない場所は特に危険

・スラム街のような雰囲気のエリアも残っている

・夜間は地元住民ですら外出を控えることが多い

4区や8区は都市開発が進み、治安は以前より改善されつつありますが、観光客が立ち入るにはリスクが高いエリアです。

大通り沿いは飲食店や商店が並び比較的安全ですが、脇道や路地裏は迷路のように入り組んでおり、観光客が迷い込むと鋭い視線を向けられることもあります。

地元民の間でも「用事がない限り立ち入らない方が良い」と言われているため、観光目的での訪問は避けるのが賢明です。

万が一、4区や8区に行く場合は、日中の明るい時間帯に限り、できるだけガイドや現地の知人と一緒に行動しましょう。

4区・8区で多い犯罪の手口

・バイクによるひったくりやスリ

・空き巣や強盗

・夜間の路地裏での暴行や金品要求

・観光客を狙った詐欺やぼったくり

これらの犯罪は、特に夜間や人通りの少ない場所で多発しています。

現地在住日本人によると、「4区や8区は昼間でも油断できない」「地元の人も夜は出歩かない」といった声が多く、用事がない限り立ち入らないことが推奨されています。

チョロン(5区・6区):中華街の夜間リスク

チョロンは5区と6区にまたがる大規模な中華街で、日中は市場や問屋が立ち並び多くの人でにぎわっています。

観光地としても人気があり、飲茶や中華料理を楽しむ観光客が多く訪れます。

しかし、チョロンには独特の治安リスクが存在します。

・日中は人通りが多く賑やかだが、夕方以降は急激に人が減る

・スリやひったくりが多発している

・夜間は問屋や商店が閉まり、暗く静まり返る

・細い路地が多く、外灯も少ないため女性の一人歩きは非常に危険

チョロンを訪れる場合は午前中から昼過ぎまでの明るい時間帯に観光を済ませ、夕方以降は中心部に戻ることが推奨されます。

特に18時以降は犯罪リスクが高まるため、夜間の滞在や一人歩きは絶対に避けましょう。

現地在住日本人によると、「チョロンは昼は活気があるが、夜は雰囲気が一変する」「女性だけで夜に歩くのは絶対にやめた方がいい」といった声が多く聞かれます。

チョロンで注意すべきポイント

・人混みの中でのスリや置き引き

・夜間の路地裏や人気のない場所

・現地の人以外が立ち入らないエリア

・怪しい勧誘やトラブルに巻き込まれそうな場所

チョロンは多様な文化を体験できる魅力的なエリアですが、治安面では十分な警戒が必要です。

まとめ:治安が悪いエリアを避けて安全な滞在を

ホーチミン市にはファングーラオ、4区・8区、チョロンなど、治安が悪いとされるエリアが点在しています。

これらのエリアではスリやひったくり、強盗、詐欺などの犯罪が多発し、観光客が巻き込まれるリスクも高まります。

・ファングーラオは夜間の飲み歩きや一人歩きに注意

・4区・8区は用事がない限り立ち入らない

・チョロンは日中のみ観光し、夜間は避ける

安全な滞在のためには、事前に治安情報を確認し、危険なエリアを避けて行動することが重要です。

現地の最新情報や在住日本人のアドバイスを参考にしながら、ホーチミンでの旅を安心して楽しみましょう。

ホーチミンのおすすめ滞在エリア:

>1区周辺のおすすめホテル

ホーチミンの主要観光地と治安の現状

ホーチミン市はベトナム最大の都市であり、観光やビジネスで多くの外国人が訪れる都市です。

1区を中心に観光スポットが集まり、昼夜問わず活気がありますが、エリアごとに治安状況や注意点が異なります。

ここでは、主要観光地ごとの治安の特徴や、旅行者が気をつけるべきポイントを詳しく解説します。

ベンタイン市場周辺:観光客が多いが注意が必要なポイント

ベンタイン市場はホーチミンのランドマーク的存在であり、現地の人々や観光客で常に賑わっています。

市場内外には多くの露店や飲食店が立ち並び、ベトナムらしい活気を感じられる場所です。

しかし、人混みが多い分、スリやひったくりなどの軽犯罪が多発しています。

・市場周辺でスマートフォンや財布を不用意に取り出さない

・バッグは常に体の前で持つ

・買い物に夢中になり貴重品の管理を怠らない

特に市場の出入口や混雑する通路では、背後からバイクで近づいてくるひったくり犯にも注意が必要です。

また、値下げ交渉や商品選びに集中していると、置き引きやスリの被害に遭うことがあります。

ベンタイン市場周辺は日中は比較的安全ですが、夜間は人通りが減るため、早めにホテルへ戻ることをおすすめします。

レタントン通り・ドンコイ通り:夜でも賑わう安全な通り

レタントン通りは「日本人町」として知られ、日本食レストランや日本人向けの店舗が集まるエリアです。

夜遅くまで営業している飲食店やバーが多く、日本人駐在員や観光客で賑わっています。

ドンコイ通りは高級ホテルやブランドショップが並び、観光・ショッピングの中心地です。

・夜でも明るく人通りが多い

・警備員や警察官の巡回が多い

・女性の一人歩きも比較的安全

ただし、レタントン通りにはぼったくりバーや悪質な客引きも存在します。

店頭でしつこく声をかけてくる店舗や、口コミ評価が低い店には注意しましょう。

また、ドンコイ通りでもスリやひったくりは発生しているため、貴重品の管理は徹底してください。

現地在住日本人によると、「レタントン通りは安心して食事や買い物ができるが、夜遅くまで飲み歩く場合はタクシーや配車アプリを利用するのが安全」との声が多く聞かれます。

レタントン通りで注意すべきポイント

・売り子や客引きがしつこい店は避ける

・スマートフォンや財布をテーブルに置きっぱなしにしない

・深夜の一人歩きや路地裏は避ける

・初めて入る店は事前に口コミをチェックする

レタントン通りは日本語が通じる店も多く、初めてのホーチミンでも安心して利用できますが、油断は禁物です。

グエンフエ通り・オペラハウス周辺:イベント時の混雑と防犯

グエンフエ通りはホーチミン市の中心を南北に貫く広い歩行者天国です。

週末や祝日にはイベントやフェスティバルが開催され、多くの人で賑わいます。

オペラハウス周辺も観光客や地元の若者が集まる人気スポットです。

・イベント時は人混みが激しくなる

・スリや置き引きが発生しやすい

・夜間も明るく、警備員や警察官が巡回している

イベント開催時は特にスリや置き引きの被害が増える傾向にあります。

バッグやリュックは背負わず、体の前で持つようにしましょう。

また、写真撮影や動画撮影に夢中になっていると、スマートフォンを盗まれるケースもあります。

グエンフエ通りやオペラハウス周辺は夜でも安全性が高いですが、深夜帯になると人通りが減るため注意が必要です。

現地在住日本人によると、「イベント時はとにかく人が多いので、貴重品の管理を徹底すること」「夜遅くなったら早めにホテルへ戻るのが安心」といったアドバイスが寄せられています。

グエンフエ通り・オペラハウス周辺での防犯ポイント

・イベント時は特にバッグや貴重品の管理を徹底する

・人混みではリュックを前に抱える

・スマートフォンの使用は周囲に注意しながら行う

・夜遅くなったらタクシーや配車アプリを利用する

観光地でよくあるトラブルとその対策

ホーチミン市の主要観光地では、観光客を狙った犯罪が少なからず発生しています。

特に多いのが、スリ、ひったくり、ぼったくりタクシー、偽ガイドによる詐欺などです。

・バイクによるひったくり:歩道を歩いていても、バイクが歩道に乗り上げてバッグやスマートフォンを奪うケースが多い

・スリ:混雑した市場やイベント会場で、財布やスマートフォンを盗まれる

・ぼったくりタクシー:正規のタクシー会社を利用し、乗車前に料金を確認する

・偽ガイド:ツアーガイドを装い、高額な料金を請求される

これらの被害を防ぐためには、現地の治安情報を事前に確認し、基本的な防犯意識を持つことが重要です。

外務省海外安全ホームページや、現地在住日本人の口コミ情報も参考にしましょう。

まとめ:主要観光地でも油断せず安全対策を

ホーチミン市の主要観光地は、基本的に治安が良いとされていますが、観光客を狙った犯罪は発生しています。

特に人混みや夜間、イベント時にはスリやひったくりに注意が必要です。

・バッグや貴重品は常に体の前で持つ

・夜遅くまで外出する場合はタクシーや配車アプリを利用する

・怪しい客引きや勧誘には近づかない

・現地の最新治安情報をチェックする

これらの基本的な防犯対策を守ることで、ホーチミン市の観光を安心して楽しむことができます。

ホーチミンでのホテル選びと治安対策のポイント

ホーチミンで安心して滞在するためには、ホテル選びと日常的な防犯対策が非常に重要です。

観光やビジネスで訪れる多くの日本人が、スリやひったくり、ぼったくりタクシー、ホテル内での盗難などの被害に遭っています。

ここでは、ホテル選びの際に重視すべき治安面のチェックポイントや、滞在中に気をつけたい行動、トラブル時に役立つ現地情報や連絡先について詳しく解説します。

ホテル選びで重視すべき治安面のチェックポイント

ホーチミンのホテルは高級ホテルから格安ホテル、ドミトリーまで幅広く存在します。

安全な滞在のためには、以下の点を必ず確認しましょう。

・エントランスにセキュリティゲートや警備員が常駐している

・エレベーターはルームキーがないと利用できない

・フロントが24時間対応している

・ホテル周辺が明るく、人通りが多い

・口コミや在住日本人の評判が良い

高級ホテルは防犯体制がしっかりしており、セキュリティ面でも安心感があります。

一方、格安ホテルやドミトリーでは、部屋の施錠や貴重品の管理に特に注意が必要です。

現地在住日本人によると、「格安ホテルでは部屋の鍵が壊れていた」「ドミトリーで荷物が盗まれた」といった声もあり、ホテル選びの段階から慎重な判断が求められます。

ホテルのセーフティボックス活用法

ホテルの部屋にセーフティボックスがある場合は、パスポートや現金などの貴重品は必ず預けましょう。

・パスポートや多額の現金はセーフティボックスに入れる

・持ち歩くのはパスポートのコピーや必要最小限の現金のみ

・セーフティボックスの暗証番号は他人に見られないように設定する

・セーフティボックスの使い方が分からない場合はフロントに確認する

ただし、セーフティボックスのセキュリティもホテルによって差があるため、利用する際は必ず動作確認を行いましょう。

ホテルのフロントに預ける方法もありますが、紛失やトラブルのリスクもゼロではありません。

ホテル周辺で気をつけたい防犯行動

ホテルの外に出る際は、以下の防犯ポイントを意識しましょう。

・バッグは必ずたすき掛けにし、肩の内側に持つ

・歩きスマホはしない

・人通りの少ない道や暗い路地は避ける

・夜間の外出はできるだけ控え、遅くなる場合はタクシーや配車アプリ(Grabなど)を利用する

・荷物やスマートフォンをテーブルの上に置いたまま席を離れない

・現地の人からの不審な勧誘や案内には応じない

観光地周辺やホテルのロビーでも、置き引きやスリの被害が多発しています。

現地在住日本人によると、「ホテルの朝食会場でバッグを盗まれた」「カフェでスマホを置いた隙に盗まれた」という体験談もあります。

夜間の外出と移動手段の選び方

ホーチミンでは夜間の外出は特に注意が必要です。

・夜は酔っ払いが増え、トラブルに巻き込まれるリスクが高くなる

・暗くなってからの移動は、必ずタクシーやGrabを利用する

・Grabを利用する際は、必ず自分が手配した車かどうかナンバープレートと運転手の名前を確認する

・空港や観光地で「Grab?」と声をかけてくる人物にはついていかない

・ぼったくりタクシーや偽タクシーにも注意する

正規のタクシー会社(ビナサン、マイリンなど)や配車アプリを利用すれば、トラブルのリスクを大幅に減らすことができます。

トラブル時に役立つ現地情報と連絡先

万が一、スリやひったくり、パスポートの紛失などのトラブルに遭った場合は、落ち着いて対応することが大切です。

・犯人に抵抗しない(抵抗すると大きなケガや命の危険がある)

・被害に遭ったら速やかに最寄りの警察署へ行く

・パスポートを紛失した場合は、在ホーチミン日本国総領事館に連絡する

在ホーチミン日本国総領事館
住所:261 Dien Bien Phu Street, District 3, HCMC
電話番号(代表):028-3933-3510
メールアドレス:ryouji@hc.mofa.go.jp

警察や大使館への連絡は、英語またはベトナム語が必要な場合があります。

現地の日本人コミュニティや旅行会社のサポートデスクも活用しましょう。

現地で役立つ防犯グッズと便利サービス

・防犯ブザー(バッグやリュックに付けておく)

・ポケットWiFi(外出先での情報収集や緊急連絡に便利)

・エコバッグ(ショッピング後の荷物管理に役立つ)

・外務省の「たびレジ」サービス(日本語で最新の安全情報を受け取れる)

これらのグッズやサービスを活用することで、トラブルのリスクを減らし、安心してホーチミン滞在を楽しむことができます。

まとめ:ホテル選びと防犯意識で安全な滞在を

ホーチミンで安全に過ごすためには、信頼できるホテルを選び、日常的な防犯対策を徹底することが不可欠です。

・セキュリティ体制が整ったホテルを選ぶ

・貴重品はセーフティボックスに預ける

・夜間の外出は控え、移動は正規タクシーや配車アプリを利用する

・万が一のトラブル時には、警察や日本国総領事館にすぐ連絡する

基本的な防犯意識を持ち、現地の最新情報をチェックしながら、安全で快適なホーチミン滞在を実現しましょう。

ホーチミン在住日本人が語るリアルな治安事情とアドバイス

ホーチミンに長く住む日本人たちは、現地の治安についてどのように感じ、どんな注意点やアドバイスを持っているのでしょうか。

ここでは、在住日本人のリアルな体験談や声をもとに、日常生活や観光時に知っておきたい治安の実態と、安心して滞在するための実践的なアドバイスをまとめます。

在住者が感じる日常の安全と危険

ホーチミンは東南アジアの中でも比較的治安が良い都市とされています。

しかし、日本と同じ感覚で過ごすと、思わぬトラブルに巻き込まれることも少なくありません。

在住日本人の多くが口を揃えて言うのは、「命の危険を感じることはほとんどないが、日常的な軽犯罪には常に注意が必要」という点です。

・バイクによるひったくりやスリは日常的に発生している

・夜の繁華街や人通りの少ない路地では特に警戒が必要

・観光客や外国人は犯罪者にとって格好のターゲットになる

実際に、「4年間でひったくりに3回遭遇した」「夜道を歩いていて財布を盗まれそうになった」「スマートフォンを路上で操作していたらバイクに奪われた」という体験談が多く寄せられています。

また、現地在住日本人によると、日中は比較的安全でも、夜間や人通りの少ない場所では犯罪リスクが高まるため、常に周囲に気を配ることが大切だといいます。

在住者が実践する日常の防犯対策

・バッグはたすき掛けにし、体の前で持つ

・スマートフォンや財布は絶対にポケットに入れない

・人混みや市場ではリュックを前に抱える

・夜間の一人歩きは避け、移動は配車アプリ(Grabなど)を利用する

・見知らぬ人からの声かけや勧誘には応じない

このような基本的な防犯意識を持つことで、多くのトラブルを未然に防ぐことができます。

観光客が巻き込まれやすいトラブル事例

ホーチミンを訪れる観光客が遭遇しやすいトラブルには、いくつかのパターンがあります。

在住日本人が実際に見聞きした被害例を紹介します。

・バイクによるひったくり:歩道を歩いていると、バイクに乗った二人組がバッグやスマートフォンを奪って逃走する

・スリや置き引き:市場やイベント会場、カフェで、気付かぬうちに財布やスマートフォンを盗まれる

・ぼったくりタクシー:正規のタクシー会社を装った車に乗り、高額な料金を請求される

・ぼったくりバイクタクシー:安い値段を提示し観光地を案内した後、法外な料金を請求される

・ハニートラップ:異性に声をかけられ、睡眠薬を盛られて金品を奪われる、または密室で脅迫される

・路上の靴磨き詐欺:勝手に靴を磨かれ、その後高額な料金を請求される

特にブイビエン通りやレタントン通りなどの繁華街、ベンタイン市場周辺では、これらの被害が多発しています。

現地在住日本人によると、「観光客は狙われやすいので、常に少しの危機感を持って行動した方が良い」とのことです。

トラブルを避けるための具体的なポイント

・路上でスマートフォンを操作しない

・バッグやリュックは常に体の前で持つ

・夜遅くまで飲み歩かない

・タクシーは正規会社(ビナサン、マイリン)や配車アプリを利用する

・知らない人からの誘いや勧誘は断る

・市場や観光地では値段交渉をしっかり行い、納得できない場合は購入しない

・カフェやレストランでは荷物をテーブルの上に置きっぱなしにしない

これらの対策を徹底することで、被害に遭うリスクを大きく減らすことができます。

安心して滞在するための実践的アドバイス

ホーチミンで安全かつ快適に過ごすためには、在住日本人のアドバイスが非常に参考になります。

・ホテルやレストランのスタッフにタクシーを呼んでもらう

・現地の日本人コミュニティやSNSグループで最新の治安情報を収集する

・外務省の「たびレジ」に登録し、日本語で安全情報を受け取る

・万が一トラブルに遭った場合は、慌てずに警察や日本国総領事館に連絡する

・パスポートや重要書類はコピーを持ち歩き、原本はホテルのセーフティボックスに保管する

・現地の生活習慣やマナーを尊重し、目立つ行動は避ける

また、現地で困ったことがあれば、日本語が通じる旅行会社やサポートデスクを活用するのも有効です。

在住者の多くが「日本と同じ感覚で油断しないこと」「常に周囲に気を配ること」を強調しています。

在住日本人のリアルな声

・「ホーチミンは楽しい街だけど、油断するとすぐに被害に遭う。特に夜の繁華街は要注意。」

・「日中は安全だけど、夜間や人通りの少ない場所は避けている。」

・「タクシーや配車アプリを使えば、移動も安心できる。」

・「現地の人も親切だけど、観光客を狙った犯罪はなくならないので、常に警戒している。」

このようなリアルな声を参考にしながら、ホーチミンでの滞在を安全に楽しみましょう。

まとめ:在住者の知恵を活かして安全なホーチミン滞在を

ホーチミンは基本的に治安が良いとされていますが、軽犯罪は日常的に発生しています。

在住日本人の体験談やアドバイスを参考に、基本的な防犯意識を持ち、現地の最新情報を収集することが大切です。

・バッグやスマートフォンの管理を徹底する

・夜間や人通りの少ない場所は避ける

・正規の交通手段を利用する

・トラブル時は冷静に対応し、必要に応じて警察や日本国総領事館に連絡する

在住者の知恵と経験を活かし、ホーチミンでの滞在を安全かつ快適に過ごしてください。

まとめ:ホーチミンで安全に滞在するために知っておきたいこと

ホーチミンは活気あふれる都市であり、多くの観光客やビジネスパーソンが訪れる国際都市です。

しかし、どんなに魅力的な都市であっても、現地特有の治安リスクや注意点を理解し、正しい対策を取ることが安全で快適な滞在のカギとなります。

ここでは、これまで解説してきた内容を踏まえ、ホーチミンで安全に過ごすために知っておきたいポイントを整理します。

治安が良いエリアと悪いエリアの違いを理解する

ホーチミンには、1区や7区フーミーフン、2区タオディエンなど治安が良いとされるエリアが存在します。

これらのエリアは外国人が多く住み、警備体制や生活インフラが整っており、初めてホーチミンを訪れる人や女性の一人旅、家族連れでも安心して滞在しやすい環境です。

一方で、ファングーラオや4区・8区、チョロンの一部などは治安が悪いとされ、スリやひったくり、ぼったくり、夜間のトラブルが多発しています。

エリアごとの特徴を理解し、ホテルを取る際は治安が良いエリアを選ぶことが重要です。

観光地や繁華街での防犯意識を高める

ベンタイン市場やレタントン通り、ドンコイ通り、グエンフエ通りなど、観光客が多く集まる場所では、スリやひったくりが多発しています。

人混みでのスマートフォンの使用やバッグの管理には特に注意しましょう。

・バッグは常に体の前で持つ

・スマートフォンや財布は不用意に取り出さない

・夜遅くまでの外出はできるだけ控え、帰宅時はタクシーや配車アプリを利用する

・怪しい勧誘や客引きには近づかない

観光地での油断が被害につながることも多いため、常に少しの警戒心を持って行動することが大切です。

ホテル選びと滞在中の安全対策

ホテルを選ぶ際は、セキュリティ体制や周辺環境、口コミ評価などを必ず確認しましょう。

・エントランスやエレベーターのセキュリティ

・フロントの24時間対応

・明るく人通りの多い立地

・在住日本人や旅行者の評判

滞在中は、貴重品をセーフティボックスに預ける、夜間の外出を控える、配車アプリや正規タクシーを利用するなど、日常的な防犯意識を持つことが不可欠です。

トラブル時の対応と役立つ連絡先

万が一犯罪やトラブルに巻き込まれた場合は、冷静に対処しましょう。

・犯人に抵抗しない

・被害に遭ったら速やかに最寄りの警察署へ

・パスポートの紛失時は在ホーチミン日本国総領事館に連絡

在ホーチミン日本国総領事館
住所:261 Dien Bien Phu Street, District 3, HCMC
電話番号(代表):028-3933-3510
メールアドレス:ryouji@hc.mofa.go.jp

また、外務省の「たびレジ」サービスに登録しておくと、日本語で最新の安全情報を受け取ることができます。

現地の日本人コミュニティや旅行会社のサポートデスクも積極的に活用しましょう。

在住日本人の体験談やアドバイスを参考にする

現地で生活する日本人の声は、ガイドブックやネット情報以上にリアルで役立つものです。

・「夜の繁華街は一人で歩かない」

・「配車アプリや正規タクシーを使う」

・「荷物やスマートフォンの管理を徹底する」

・「困った時は日本人コミュニティや大使館に相談する」

こうした実体験に基づくアドバイスを参考にすることで、より安全な滞在が実現します。

まとめ:防犯意識と情報収集で安心のホーチミン滞在を

ホーチミンは多様な魅力を持つ都市ですが、治安リスクを正しく理解し、基本的な防犯対策と最新情報の収集を怠らないことが、安全で快適な旅の最大のポイントです。

治安が良いエリアでホテルを選び、観光地や繁華街では警戒心を持って行動する。

トラブル時には冷静に対応し、現地のサポートを活用する。

こうした心構えを持つことで、ホーチミンでの滞在をより安心して楽しむことができるでしょう。

ホーチミンのおすすめ滞在エリア:

>1区周辺のおすすめホテル

※最新の治安情報は外務省海外安全ホームページやSNSなどで収集することをおすすめします

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運営歴12年の海外旅行メディア「世界新聞」が運営しています。50カ国500都市以上の治安・観光情報を掲載中。