【ダルエスサラーム治安完全ガイド】ホテルをとるべき治安のよいエリアと現地人が避ける危険エリア

「ダルエスサラームの治安が心配。どのエリアが特に治安が悪いエリアなのか知りたい」

「ダルエスサラームで治安が良いエリアにあるホテルを選びたい」

「治安が悪いエリアと良いエリアの違いを現地の声で知りたい」

ダルエスサラームの治安やエリアごとの違いは、初めて渡航する人にとって大きな不安材料ですよね。

結論としては、ダルエスサラームはエリアによって治安状況が大きく異なり、ホテルを取る際は治安が良いエリアを選ぶことが安全確保のポイントです。

この記事では、外務省海外安全ホームページとダルエスサラーム在住日本人の声をもとに、治安が悪いエリア・治安が良いエリアの特徴や、ホテルを取るのにおすすめのエリアを解説し、現地で安全に過ごすための具体的なポイントをまとめます。

ダルエスサラームのおすすめ滞在エリア：

＞オイスター・ベイ（Oyster Bay）周辺のおすすめホテル

ダルエスサラームでホテルをとるべき治安のよいエリア

ダルエスサラームで安全に滞在するためには、治安が良いとされるエリアを選ぶことが非常に重要です。

都市の中でも地域ごとに治安状況が大きく異なり、ホテル選びが滞在の安心感を左右します。

ここでは、ダルエスサラームでホテルをとるべき治安の良いエリアについて、特徴や現地の雰囲気、注意点を具体的に解説します。

ミササニ（Msasani）エリアの特徴と安全性

ミササニは、ダルエスサラームの中でも比較的治安が良いとされる高級住宅街のひとつです。

外国人駐在員や大使館関係者も多く住んでおり、警備体制がしっかりしている建物が多いのが特徴です。

・エリア内にはショッピングモールやレストラン、カフェが点在し、日中は人通りも多い

・大通り沿いには警備員が常駐している施設が多く、安心感がある

・夜間も比較的静かで落ち着いているが、油断は禁物

ミササニでは、ホテルやサービスアパートメントの多くがセキュリティゲートを設け、敷地内の安全管理が徹底されています。

エントランスにセキュリティゲートがある

エレベーターはルームキーが必要

敷地内に警備員が24時間常駐

このエリアは、外国人や観光客が多く利用するため、現地の人々も治安意識が高い傾向にあります。

ミササニ在住の日本人によると、「夜間に徒歩で移動しなければ、トラブルに巻き込まれるリスクはかなり低い」との声もあります。

ただし、夜遅くの外出や人気の少ない路地裏は避けることが基本です。

＞ミササニ（Msasani）周辺のおすすめホテル

オイスター・ベイ（Oyster Bay）エリアの治安と利便性

オイスター・ベイは、ダルエスサラームの中でも特に治安が良いとされるエリアです。

高級住宅や外国人向けのレストラン、カフェが立ち並び、欧米人や日本人の駐在員が多く生活しています。

・エリア全体が落ち着いた雰囲気で、日中は女性の一人歩きも比較的安心

・ビーチ沿いのカフェやレストランは観光客にも人気

・警備員の配置や監視カメラの設置が進んでいる

オイスター・ベイは、現地の富裕層や外国人が多く住むため、治安維持のための取り組みが積極的に行われています。

現地在住日本人によると、「オイスター・ベイはダルエスサラームの中でも最も安全なエリアのひとつ」とされています。

ただし、観光シーズンや週末は人が増えるため、スリや置き引きには注意が必要です。

＞オイスター・ベイ（Oyster Bay）周辺のおすすめホテル

市内中心部（City Centre）の治安と注意点

ダルエスサラームの市内中心部は、ビジネスや観光の拠点となるエリアです。

ホテルやオフィスビルが立ち並び、交通の便も良いことから多くの旅行者が利用します。

・昼間は人通りが多く、比較的安全に移動できる

・夜間や早朝は人通りが減り、犯罪リスクが高まる

・観光客を狙ったスリやひったくり、詐欺に注意が必要

外務省海外安全ホームページによると、市内中心部では観光客を狙った犯罪が多発しており、特にアスカリ・モニュメント付近やフェリー乗り場周辺は警戒が必要なエリアです。

現地在住日本人によると、「市内中心部のホテルは便利だが、夜間の徒歩移動は避けるべき」とのアドバイスがあります。

また、タクシーや配車アプリを利用する際は、正規のサービスを選び、乗車前に車両番号や運転手の身分証を確認することが重要です。

＞市内中心部（City Centre）周辺のおすすめホテル

治安が良いエリアに宿泊するメリット

治安が良いエリアにホテルをとることで、安心して滞在できるだけでなく、移動や観光もスムーズに行えます。

・夜間の外出や移動時に不安を感じにくい

・ホテル周辺のレストランやカフェも比較的安全に利用できる

・緊急時のサポート体制が整っている施設が多い

・警備員や監視カメラが設置されているホテルが多い

治安が良いエリアでは、現地の人々も治安意識が高く、外国人観光客に対するサポートも充実しています。

また、万が一トラブルに遭遇した場合でも、近くに大使館や警察署があることが多く、迅速な対応が期待できます。

ダルエスサラームで安全に滞在したい場合は、ミササニ、オイスター・ベイ、市内中心部などの治安が良いエリアを選ぶことが、安心の第一歩となります。

現地の最新情報や在住日本人の声も参考にしつつ、ホテル選びを慎重に行いましょう。

ダルエスサラームで治安が悪いエリアとその特徴

ダルエスサラームは都市全体が危険というわけではありませんが、治安が悪いエリアが存在します。

特に観光客や短期滞在者は、こうしたエリアの特徴やリスクをしっかり理解しておくことが大切です。

この段落では、ダルエスサラームで治安が悪いとされる主なエリアや、そこで多発する犯罪、現地在住日本人が避けるべき場所について具体的に解説します。

キヴクニ（Kivukoni）・カリアコー（Kariakoo）エリアのリスク

キヴクニはダルエスサラーム港やザンジバル行きフェリー乗り場があるエリアで、多くの旅行者が利用します。

カリアコー地区は巨大なマーケットが広がる市内有数の繁華街です。

この2つのエリアは、観光客や外国人が多く集まるため、犯罪のターゲットになりやすい傾向があります。

・キヴクニのフェリー乗り場周辺は、失業者や流しのタクシー運転手が集まりやすく、ひったくりや詐欺の被害が頻発

・カリアコー市場は常に混雑しており、スリやひったくりが日常的に発生

・夜間や早朝は人通りが減り、強盗や暴力事件のリスクが高まる

外務省海外安全ホームページによると、カリアコー地区やザンジバル行きフェリー乗り場周辺は特に注意が必要なエリアとされています。

現地在住日本人からも「カリアコーは昼間でも警戒が必要」「フェリー乗り場周辺は現地の人でも近づかないことが多い」といった声が寄せられています。

テメケ（Temeke）・マンザセ（Manzese）周辺の治安事情

テメケやマンザセは、市内中心部からやや離れた住宅街やマーケットが広がるエリアです。

現地の生活感が色濃く残る地域ですが、治安面では十分な注意が必要です。

・テメケは低所得者層が多く住むエリアで、夜間の強盗や暴力事件が発生しやすい

・マンザセ周辺は路地が多く、昼間でも人通りの少ない場所では犯罪リスクが高い

・外国人が目立つため、ターゲットにされやすい

外務省海外安全ホームページでも、これらのエリアでは外国人観光客を狙った凶悪犯罪が多発していると警告されています。

また、現地在住日本人によると「テメケやマンザセは現地の人でも夜間の外出を避ける」とのことです。

治安が悪いエリアで多発する犯罪事例

ダルエスサラームの治安が悪いエリアでは、さまざまな犯罪が発生しています。

特に外国人や観光客が被害に遭いやすい傾向があります。

・ひったくり：バイクや徒歩の犯人がバッグやスマートフォンを奪う

・スリや置き引き：混雑したマーケットやバス停で多発

・強盗：夜間や人通りの少ない場所で発生。刃物や銃が使われることもある

・詐欺：流しのタクシーや偽ガイドによる金銭トラブル

・睡眠薬強盗：バスや公共交通機関で飲食物を勧められ、眠らされたすきに貴重品を奪われる

在タンザニア日本国大使館や外務省の情報によると、特に流しのタクシー利用中の強盗被害が目立っています。

「運転手の仲間が途中で乗り込んできて、人気のない場所で金品を奪われた」「ATMでカード限度額まで現金を引き出させられた」といった事例が報告されています。

邦人被害の具体例

・カリアコー地区で夜間にバッグをひったくられた

・フェリー乗り場付近で偽ガイドに案内され、人気のない場所で金品を奪われた

・マンザセ周辺でバイク強盗に遭い、怪我を負った

・長距離バスで睡眠薬入りのお菓子を勧められ、貴重品を盗まれた

これらの被害は、油断や不用意な行動がきっかけになっているケースが多いです。

現地在住日本人が避けるべきエリア

ダルエスサラーム在住の日本人や現地の富裕層は、治安が悪いとされるエリアを日常的に避けています。

・カリアコー地区

・ザンジバル行きフェリー乗り場周辺

・マンザセ、テメケ周辺

・セレンダー橋周辺

・ウブンゴ（市内バス「ダラダラ」ターミナル付近）

・ムナジモジャ（長距離バス・バスターミナル近辺）

特に夜間は、これらのエリアに近づかないことが鉄則です。

また、現地在住日本人によると「昼間でも混雑したマーケットやバスターミナルでは常に警戒が必要」「現地の人でも流しのタクシーは使わない」との意見が多く聞かれます。

治安が悪いエリアでの注意点

・夜間や早朝の外出を避ける

・混雑したマーケットやバス停では、バッグや貴重品を体の前で持つ

・流しのタクシーや見知らぬ人からの誘いには絶対に乗らない

・人気のない路地や暗い場所は通らない

・現地の人でも避ける場所には近づかない

ダルエスサラームの治安が悪いエリアは、観光客や外国人にとって特にリスクが高い場所です。

最新の治安情報や在住者の口コミを参考にしつつ、危険なエリアには近づかないことが安全確保の第一歩です。

旅行や出張でダルエスサラームを訪れる際は、必ず安全なエリアを選び、危険なエリアの特徴とリスクを事前に把握しておきましょう。

ダルエスサラームのおすすめ滞在エリア：

＞オイスター・ベイ（Oyster Bay）周辺のおすすめホテル

ダルエスサラームの治安の現状と背景

ダルエスサラームはタンザニア最大の都市であり、経済や交通の中心地として発展を続けています。

一方で、都市化の進展や人口増加に伴い、治安面での課題も多く報告されています。

ここでは、ダルエスサラームの治安の現状やその背景、犯罪発生の主な要因、外務省海外安全ホームページが発信する最新の治安情報、現地警察や大使館のサポート体制について詳しく解説します。

犯罪発生の主な要因と社会背景

ダルエスサラームの治安に影響を与えている主な要因には、急速な都市化、貧困層の拡大、失業率の高さなどが挙げられます。

都市部では地方からの人口流入が続き、インフラ整備が追いつかない状況も見られます。

・地方からの移住者が増加し、都市部の一部でスラム化が進行

・若年層の失業率が高く、犯罪に手を染めるケースが増加

・経済格差が拡大し、富裕層や外国人を標的とした犯罪が発生しやすい

ダルエスサラームでは、特に観光客や外国人が目立つため、スリやひったくり、強盗などの被害が多発しています。

また、都市の発展に伴い新しいビジネスや観光施設が増えた一方で、治安対策が十分に整っていない地域も残っています。

外務省海外安全ホームページが発信する最新治安情報

外務省海外安全ホームページによると、ダルエスサラームでは「ひったくり」「スリ」「強盗」「詐欺」「睡眠薬強盗」など、日本人を含む外国人旅行者が被害に遭う事件が継続的に発生しています。

特に注意が必要な犯罪の特徴は以下の通りです。

・バイクや徒歩によるひったくりが多発

・混雑したマーケットやバス停でのスリや置き引き

・夜間や人通りの少ない場所での強盗

・流しのタクシーや偽ガイドによる詐欺や金銭トラブル

・飲食物に睡眠薬を混入される睡眠薬強盗

外務省は、夜間の外出や人気のない場所への立ち入りを避けること、流しのタクシーや見知らぬ人からの誘いには乗らないことを強く推奨しています。

また、現地のATM利用時はショッピングモール内など安全な場所を選ぶ、貴重品は最小限にする、バッグは体の前で持つなど、日常的な防犯意識を高めることが重要です。

現地警察・大使館のサポート体制

ダルエスサラームには現地警察署や在タンザニア日本国大使館があり、外国人や日本人旅行者に対するサポート体制が整備されています。

・ダルエスサラーム中央警察署（Central Police Station）：+255-22-211-7362

・在タンザニア日本国大使館：+255-22-211-5827

犯罪被害に遭った場合は、速やかに警察や大使館に連絡し、必要なサポートを受けることが大切です。

現地警察は英語対応が可能なことが多いですが、混雑時は対応に時間がかかることもあります。

大使館では、パスポート紛失時の手続きや緊急時の連絡先案内、医療機関の紹介など、さまざまな支援を受けることができます。

現地で役立つ防犯アプリ・サービス

ダルエスサラームでは、現地の治安情報や緊急時の連絡先を調べるのに役立つアプリやサービスも増えています。

・配車アプリ「Bolt」「Uber」：正規のタクシーを簡単に手配できる

・「SafeBoda」：バイクタクシーの配車アプリ。ドライバーの身元確認ができる

・「Google Maps」：治安が悪いエリアを避けて移動ルートを検索できる

・「Embassy of Japan in Tanzania」公式サイト：大使館からの最新安全情報を随時確認できる

これらのツールを活用することで、現地での移動やトラブル時の対応がスムーズになります。

治安の現状を知るための現地在住日本人の声

ダルエスサラーム在住日本人によると、「日中は比較的安全だが、夜間や人通りの少ない場所は現地の人でも避ける」「流しのタクシーは絶対に使わない」「マーケットやバスターミナルでは常に警戒している」といった声が多く聞かれます。

また、「治安が良いエリアでも油断せず、ホテルやレストランの選択は慎重にしている」「現地の友人と一緒に行動することでリスクを減らしている」といった生活の工夫も紹介されています。

現地の治安状況は日々変化するため、外務省や大使館の情報、在住日本人の口コミをこまめにチェックすることが重要です。

治安情報の入手先と最新情報の確認方法

・外務省海外安全ホームページ：https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_111.html

・在タンザニア日本国大使館の公式ウェブサイト

・現地在住日本人のSNSやブログ

・ホテルや現地ツアー会社のスタッフからの情報

これらの情報源を組み合わせて、常に最新の治安状況を把握するようにしましょう。

ダルエスサラームの治安はエリアや時間帯によって大きく異なるため、現地の最新情報をもとに安全な行動を心がけることが大切です。

ダルエスサラームで安全に滞在するための治安・防犯対策

ダルエスサラームを訪れる際、安全に滞在するためには事前の防犯対策と現地での注意が欠かせません。

ここでは、移動手段の選び方や行動時の注意点、万が一被害に遭った場合の対処法、緊急連絡先について、具体的かつ実用的な情報をまとめます。

移動手段の選び方と注意点（タクシー・配車アプリ等）

ダルエスサラームでは移動手段の選択が安全確保の大きなポイントとなります。

特にタクシー利用時は細心の注意が必要です。

・流しのタクシーは絶対に利用しない

・ホテルや信頼できる知人から手配してもらう

・配車アプリ（Uber、Boltなど）を積極的に利用する

流しのタクシーに乗車した日本人旅行者が、運転手の仲間に途中で乗り込まれ、人気のない場所へ連れて行かれた上、現金や貴重品を奪われる事件が複数報告されています。

現地大使館も「流しのタクシーは極力利用を避けるように」と強く警告しています。

配車アプリのUberやBoltは、ドライバーや車両が登録されており、事前に料金も確認できるため、比較的安全性が高いと評価されています。

また、ホテルのフロントで手配してもらうタクシーもおすすめです。

正規タクシーは白い車体に緑・青・黄色のラインが入り、ナンバープレートが白地に黒文字であることが特徴です。

乗車時には必ず車両番号や運転手の身分証を確認し、目的地までのルートを把握しておきましょう。

バジャジ（三輪タクシー）やダラダラ（ミニバス）も利用できますが、混雑時や夜間の利用は避けるのが無難です。

配車アプリ利用時のポイント

・乗車前にアプリ上でドライバー情報を確認

・車両ナンバーとアプリ表示が一致しているかチェック

・目的地はアプリで事前入力し、運転手に伝える

・乗車中は位置情報を家族や知人に共有する

・夜間や人気のない場所での乗降は避ける

現地での行動・持ち物の注意点

ダルエスサラームでは、日常の行動や持ち物の管理が防犯対策の基本となります。

・夜間や早朝の外出は極力控える

・高価な時計やアクセサリー、ブランド品は身につけない

・パスポートや多額の現金はホテルの金庫に保管

・バッグは体の前で持ち、車道側に持たない

・人ごみやマーケット、バスターミナルではスマートフォンの使用を控える

・道端で立ち止まってスマホを操作しない

・行動パターンを固定せず、毎日異なるルートを使う

・見知らぬ人からの飲食物は絶対に受け取らない

現地の大使館が発行する「安全の手引き」でも、これらの点が強調されています。

また、外出時は周囲の様子に常に注意を払い、不審な人物がいないかチェックしましょう。

背後からのひったくりやスリが多いため、背中側に荷物を持たないことも大切です。

住居やホテルでの防犯ポイント

・外出時は戸締まり、施錠、火元確認を徹底

・帰宅時は周辺の安全を確認してから入室

・部屋に貴重品を置く場合は金庫を利用

・ホテルのセキュリティゲートや監視カメラの有無を確認

・不審者や不審な物音を感じたら、すぐにフロントや警備員に連絡

被害に遭った場合の対処法と緊急連絡先

万が一、犯罪被害に遭った場合は、落ち着いて迅速に対応することが重要です。

・抵抗せず、命を最優先に行動する

・犯人の特徴や逃走方向をメモする

・安全な場所に避難し、すぐに警察や大使館へ連絡

・被害品や現場の状況をできるだけ記録する

・警察への被害届は必ず提出

ダルエスサラームでの主な緊急連絡先は以下の通りです。

・警察：022-2138177 または 0787-668306（24時間オペレーションセンター）

・在タンザニア日本国大使館：＋255-222-115-827/9

・消防：114

・大使館メール：consul@dz.mofa.go.jp

警察や大使館に連絡する際は、英語でのやりとりが基本となります。

言葉に不安がある場合は、近くの現地スタッフや知人にサポートを依頼しましょう。

また、保険会社やクレジットカード会社への連絡も忘れずに行い、必要な手続きを進めてください。

犯罪被害後のサポートと注意点

・パスポートやカードの紛失時はすぐに大使館・カード会社へ連絡

・医療機関の受診が必要な場合は、ホテルや大使館に相談

・警察の被害届受理証明書（Police Report）は保険請求や再発行手続きに必要

・被害状況や経緯はできるだけ詳しく記録

・現地のSNSや在住者グループで情報共有し、再発防止に努める

ダルエスサラームで安全に滞在するためには、日常の防犯意識の徹底と、万が一の際の冷静な対応が不可欠です。

事前に緊急連絡先をメモし、現地の最新治安情報を常にチェックしておくことで、安心して滞在を楽しむことができます。

ダルエスサラームの治安に関する現地在住日本人のリアルな声

ダルエスサラームの治安情報は、公式な発表や外務省の安全情報だけでなく、実際に現地で生活する日本人の体験談や口コミからも多くのヒントを得ることができます。

ここでは、現地在住日本人のリアルな声をもとに、トラブル事例やその対策、日常生活での工夫、役立つアプリやサービスの情報について詳しく紹介します。

実際に体験したトラブルとその対策

ダルエスサラーム在住日本人の間では、「治安が悪い」と言われる都市でも、日常生活で大きなトラブルに遭遇することは意外と少ないという声もあります。

しかし、油断や不用意な行動がきっかけで被害に遭うケースは確かに存在します。

・夜明け前や夜間の到着・移動は不安が大きい

・市内のゴミゴミしたエリアやマーケット周辺ではスリやひったくりが多発

・バスターミナルやフェリー乗り場では、現地人を装った詐欺や強盗の被害報告がある

・片言の日本語で親しげに話しかけてくる人物に注意

たとえば、「JICA関係者を名乗る現地人に声をかけられ、車に乗ったところ仲間が乗り込んできて現金を奪われた」という体験談や、「バス停で制服風の人物に案内され、人気のない場所で身ぐるみを剥がされた」という被害事例が報告されています。

現地在住日本人の多くは、こうしたトラブルを避けるために、以下のような対策を徹底しています。

・夜間や早朝の単独行動を避ける

・現地の知人や信頼できる人と一緒に行動する

・流しのタクシーや見知らぬ人の車には絶対に乗らない

・道端での両替や勧誘には応じない

・荷物の管理を徹底し、カバンは必ず体の前で持つ

・現地で親しげに話しかけてくる日本語話者には特に警戒する

治安が良いエリア・悪いエリアの印象と生活の工夫

ダルエスサラームには治安が良いとされるエリアと、注意が必要なエリアがはっきり分かれています。

在住日本人の口コミでは、「マサキ」や「オイスターベイ」などの高級住宅街は治安が良く、安心して暮らせると評判です。

・マサキ地区は外国人駐在員や日本人が多く住み、大型ショッピングモールや日本食レストランも充実

・オイスターベイは幹線道路沿いに飲食店やホテルが多く、日中は女性の一人歩きも比較的安心

一方、「カリアコー」や「キスツ」などのエリアは、人口密度が高く、外国人観光客を狙ったスリや強盗が多発しているため、現地在住者も日常的に避けています。

・カリアコー地区は屋台街やマーケットが多く、混雑時は2人以上で行動する

・キスツやフェリーターミナル周辺は、廃ビルや狭い路地に近づかない

・夜21時以降は安全なエリアでも外出を控える

また、現地在住日本人は「現地の人についてもらう」「行動パターンを固定しない」「夜間の徒歩移動を避ける」といった生活の工夫を実践しています。

カフェやレストランでは席を立つ際に必ず荷物を持ち歩き、財布やスマートフォンは人目につかないように管理しています。

現地生活で役立つアプリ・サービス情報

ダルエスサラームでの生活や旅行を安全に楽しむためには、現地で利用できるアプリやサービスを活用することが効果的です。

・UberやBoltなどの配車アプリは、正規のタクシーを簡単に手配できるため、夜間や人気のない場所への移動にも安心

・SafeBodaはバイクタクシーの配車アプリで、ドライバーの身元確認ができる

・Google Mapsは治安が悪いエリアを避けたルート検索や、目的地までの移動経路確認に便利

・在タンザニア日本大使館の公式サイトやSNSで最新の治安情報をチェック

また、配車アプリを利用する際は、乗車前にドライバー情報と車両ナンバーを必ず確認し、夜間の利用や人気のない場所での乗降は避けることが推奨されています。

現地のタクシー運転手から「今どこだ？」と電話がかかってくることも多いため、英語または簡単なスワヒリ語で待機場所を伝えるとスムーズです。

現地在住日本人からのアドバイスまとめ

・日中は比較的安全だが、夜間や人通りの少ない場所は現地の人でも避ける

・現地の知人や友人と一緒に行動し、危険エリアには単独で近づかない

・配車アプリやホテル手配のタクシーを利用し、流しのタクシーは絶対に使わない

・荷物や貴重品の管理を徹底し、カバンは体の前で持つ

・現地の最新治安情報は大使館や在住日本人のSNSでこまめにチェック

ダルエスサラームで安全に生活・滞在するためには、現地のリアルな声に耳を傾け、日々の行動や習慣に工夫を凝らすことが非常に重要です。

公式情報と現地の実体験を組み合わせて、安心してダルエスサラームを楽しみましょう。

まとめ：ダルエスサラームで安全に滞在するために

ダルエスサラームはタンザニア最大の都市であり、ビジネスや観光の拠点として多くの日本人が訪れています。

一方で、エリアによって治安状況が大きく異なるため、事前の情報収集と現地での慎重な行動が求められます。

ここでは、これまで解説した内容をもとに、ダルエスサラームで安全に滞在するためのポイントを総括します。

治安が良いエリアの選択が安全確保の第一歩

ダルエスサラームでホテルを取る際は、ミササニやオイスターベイ、市内中心部など治安が良いとされるエリアを選ぶことが重要です。

これらのエリアは警備体制が整い、外国人や駐在員が多く住むため、比較的安心して滞在できます。

・ホテルやサービスアパートメントはセキュリティゲートや監視カメラが設置されている

・周辺にレストランやショッピングモールがあり、日中の移動も安全

・夜間の徒歩移動は避け、配車アプリやホテル手配のタクシーを利用する

現地在住日本人の口コミでも「治安が良いエリアを選べば、日常生活で大きなトラブルに遭うことは少ない」との声が多く聞かれます。

治安が悪いエリアの特徴と避けるべきポイント

カリアコーやキヴクニ、テメケ、マンザセなどは、混雑や人口密度の高さ、貧困層の多さから犯罪が多発するエリアです。

観光客や外国人が目立つため、スリやひったくり、強盗のリスクが高まります。

・夜間や早朝の外出は避ける

・混雑したマーケットやバスターミナルでは荷物を体の前で持つ

・流しのタクシーや見知らぬ人の誘いには絶対に乗らない

・人気のない路地や暗い場所は通らない

現地の人でも夜間は近づかないエリアが多いため、最新の治安情報を常にチェックし、危険なエリアには足を踏み入れないことが大切です。

日常の防犯意識と具体的な対策

ダルエスサラームでの滞在を安全にするためには、日常の防犯意識を高めることが不可欠です。

・高価な持ち物やブランド品は控える

・パスポートや多額の現金はホテルの金庫に保管

・配車アプリ（Uber、Boltなど）を活用し、正規のタクシーのみを利用

・現地の知人や友人と一緒に行動する

・現地の大使館や警察の連絡先を事前にメモしておく

万が一被害に遭った場合は、命を最優先に行動し、警察や大使館に速やかに連絡しましょう。

また、保険会社やクレジットカード会社への連絡も忘れずに行い、必要な手続きを進めてください。

現地在住日本人の声を参考にする重要性

公式の治安情報だけでなく、現地在住日本人の体験談や口コミは、リアルなリスクや具体的な対策を知るうえで非常に役立ちます。

・現地の人が避けるエリアや時間帯を知る

・実際に起きたトラブル事例から学ぶ

・現地生活で役立つアプリやサービスの活用法を知る

SNSやブログ、大使館の公式サイトなどを活用し、現地の最新情報をこまめにチェックしましょう。

安全な滞在のための最終チェックリスト

・ホテルは治安が良いエリアで予約したか

・夜間や早朝の外出を控える計画を立てているか

・配車アプリやホテル手配のタクシーを利用する準備があるか

・緊急連絡先や現地のサポート体制を把握しているか

・現地の最新治安情報を定期的に確認しているか

ダルエスサラームはエリアによって安全性が大きく異なりますが、事前の準備と現地での慎重な行動によって、安心して滞在することができます。

現地のリアルな声や最新情報を活用し、自分自身と大切な人の安全を守りながら、ダルエスサラームでの時間を充実させましょう。

ダルエスサラームのおすすめ滞在エリア：

＞オイスター・ベイ（Oyster Bay）周辺のおすすめホテル