【モロッコ治安完全ガイド】現地人が避ける危険エリアとホテルをとるべき安全エリア

「モロッコの治安は本当に大丈夫?」
「マラケシュやフェズの治安が悪いエリアはどこ?」
「治安が良いエリアでホテルを取りたい」

モロッコ旅行を計画すると、治安やエリア選びに不安を感じるものです。

モロッコ全土は外務省海外安全ホームページで「レベル1(十分注意)」とされていますが、都市ごとに治安が悪いエリアと良いエリアが存在します。

この記事では、外務省海外安全ホームページとモロッコ在住日本人の声をもとに、マラケシュやフェズの治安状況、現地人が避ける危険エリア、ホテルを取るのにおすすめのエリアを解説します。

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モロッコの治安概要

モロッコはエキゾチックな文化と美しい景観で多くの旅行者を魅了しています。

しかし、旅行を計画する際に「モロッコの治安は大丈夫?」と不安を感じる方も多いでしょう。

このセクションでは、外務省海外安全ホームページの最新情報と現地の声をもとに、モロッコ全体の治安状況や犯罪傾向、注意すべきポイントを詳しく解説します。

モロッコ全体の治安状況と傾向

モロッコ全土は、外務省海外安全ホームページによると「危険レベル1:十分注意してください」とされています。

これは「旅行を控える必要はないが、十分な注意が必要」というレベルです。

2014年以降、モロッコ政府はテロ警戒態勢を強化し、警察や軍による厳しい管理体制を敷いています。

その結果、治安は比較的安定していますが、テロのリスクや軽犯罪は依然として残っています。

観光客が多く集まる都市や観光地では、スリや詐欺、刃物を使った恐喝などの金銭目的の犯罪が発生しています。

また、過去には治安部隊と衝突するデモや暴動も発生しており、デモや集会には近づかないことが重要です。

外務省海外安全ホームページの最新情報

2025年5月時点で、モロッコ全土は「レベル1:十分注意してください」が継続されています。

このレベルは「命に関わる危険は少ないが、油断するとトラブルに巻き込まれる可能性がある」ことを意味します。

特に都市部や観光地では、外国人観光客を狙ったスリやひったくり、詐欺が多発しています。

また、テロについても、モロッコ国内の警戒態勢は引き続き高い状態が続いています。

現地の最新情報は、外務省海外安全ホームページや在モロッコ日本大使館のWebサイトで随時確認できます。

モロッコで多い犯罪の種類と特徴

モロッコでは、観光客を標的とした軽犯罪が多発しています。

スリ・置き引き・ひったくり

観光地のメディナやスーク、バスターミナルなど人が多く集まる場所でスリや置き引きが頻繁に発生しています。

リュックの外ポケットやズボンの後ろポケットからの盗難が多いです。

貴重品は肌身離さず、RFID防止ポーチや防犯リュックを活用することが推奨されます。

詐欺・ぼったくり

「お金はいらない」と言って近づく偽ガイドや、観光案内の後で高額請求をする詐欺が多発しています。

正規のツアー会社やホテルで手配したガイドを利用するのが安全です。

また、タクシーのぼったくりや偽警官による詐欺も報告されています。

女性旅行者が注意すべき点

女性旅行者へのしつこいナンパやつきまとい、性的嫌がらせも問題となっています。

毅然とした態度で無視し、知らない男性の誘いは断固拒否することが大切です。

露出の少ない服装を心がけると、トラブルに巻き込まれるリスクを下げられます。

モロッコの治安に関する在住日本人の声

モロッコ在住日本人によると、「昼間は比較的安全だが、夜間は一人歩きを避けるべき」「観光地では必ずスリ対策を」「現地の人は親切だが、しつこい客引きには注意」といった声が多く聞かれます。

また、「デモや集会を見かけたらすぐに離れる」「現地の治安情報はSNSや大使館の発信をこまめにチェックする」といったアドバイスも寄せられています。

緊急時の連絡先・役立つアプリ情報

モロッコでトラブルに巻き込まれた場合は、警察(19)、救急(15)、消防(15)に連絡してください。

在モロッコ日本大使館の電話番号は+212-537-75-00-78です。

現地の治安情報や交通情報をリアルタイムで確認できるアプリとして、「Googleマップ」や「Moovit」などの利用が便利です。

外務省「たびレジ」への登録も推奨されます。

モロッコの治安は比較的安定していますが、観光客を狙った犯罪や突発的なデモ・テロのリスクは残っています。

常に最新情報を確認し、十分な注意を払うことが安全な旅のポイントです。

マラケシュで治安が良いおすすめ宿泊エリア

マラケシュはモロッコの中でも人気の高い観光都市ですが、エリアによって治安状況が大きく異なります。

このセクションでは、マラケシュで治安が良いとされる宿泊エリアの特徴や、実際にホテルを選ぶ際のポイント、在住日本人の口コミなどを詳しく紹介します。

マラケシュの治安が良いエリアの特徴

マラケシュの治安が良いエリアは、観光客が多く集まり、警察の巡回も頻繁な場所が中心です。

交通の便が良く、夜間も比較的人通りが絶えないため、女性の一人旅や初めての渡航者にも安心です。

特にギリーズ地区やウィルダ地区は、ホテルやレストラン、ショッピングモールが充実しており、治安面で高い評価を受けています。

ギリーズ地区(Gueliz)の治安とおすすめポイント

ギリーズ地区はマラケシュの新市街に位置し、ヨーロッパ風の街並みが広がっています。

このエリアは地元の富裕層や外国人観光客が多く、治安が良いことで知られています。

・大通り沿いには警察のパトロールが頻繁に行われている
・カフェやレストランが多く、夜遅くまで賑わっている
・ショッピングモールやスーパーマーケットもあり、生活利便性が高い

ギリーズ地区は交通の便も良く、タクシーやバスを利用して旧市街や観光地へのアクセスも簡単です。

初めてマラケシュを訪れる方や、落ち着いた雰囲気で滞在したい方におすすめのエリアです。

ウィルダ地区(Hivernage)の治安とおすすめポイント

ウィルダ地区は高級ホテルやリゾートが立ち並ぶエリアで、マラケシュの中でも特に治安が良いとされています。

このエリアは外国人観光客やビジネスマンの利用が多く、警備体制がしっかりしています。

・高級ホテルやスパが多く、セキュリティも万全
・広い通りや緑豊かな公園があり、落ち着いた雰囲気
・夜間も人通りがあり、女性の一人歩きでも比較的安心

ウィルダ地区は静かな環境でリラックスしたい方や、ホテルの快適さを重視する方に最適です。

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マラケシュでホテルを選ぶ際の注意点

マラケシュでホテルを選ぶ際は、治安だけでなくアクセスや周辺環境も重視しましょう。

・旧市街(メディナ)は観光に便利ですが、夜間は人通りが少なくなるため注意が必要
・宿泊先の口コミや評価を事前に確認し、治安面で不安がないかチェックする
・ホテルのセキュリティ体制やフロントの対応も重要なポイント

また、女性や一人旅の場合は、24時間対応のフロントやセキュリティスタッフが常駐しているホテルを選ぶとより安心です。

マラケシュ在住日本人の口コミ

マラケシュ在住日本人によると、「ギリーズ地区やウィルダ地区は夜でも安心して歩ける」「観光客向けのホテルが多く、スタッフの対応も丁寧」「旧市街は昼間は賑やかだが、夜は人気がなくなるので注意が必要」といった声が多く聞かれます。

また、「ホテル選びでは立地と治安のバランスが大切」「タクシーを利用する際はホテルで呼んでもらうと安心」といった実践的なアドバイスも寄せられています。

マラケシュで安全に快適な滞在を楽しむためには、治安が良いエリアを選び、現地の最新情報をこまめにチェックすることが重要です。

フェズで治安が良いおすすめ宿泊エリア

フェズはモロッコを代表する歴史都市で、世界遺産にも登録された美しいメディナが有名です。

一方で、エリアによって治安状況が大きく異なるため、宿泊先選びは慎重に行う必要があります。

このセクションでは、フェズで治安が良いとされる宿泊エリアの特徴や、ホテル選びのポイント、在住者や旅行者の口コミをもとに詳しく解説します。

フェズの治安が良いエリアの特徴

フェズで治安が良いとされるエリアは、観光客が多く集まり警察の巡回も頻繁な場所が中心です。

新市街の「ヌーヴェル・ヴィル」や、比較的落ち着いた「フェズ・エル・ジャディド」などが挙げられます。

これらのエリアはホテルやレストランが多く、夜間も人通りがあるため、女性や一人旅でも安心して滞在できます。

ヌーヴェル・ヴィル(Ville Nouvelle)の治安とおすすめポイント

ヌーヴェル・ヴィルは、フランス統治時代に整備された新市街で、現代的な雰囲気が漂うエリアです。

・広い通りや整然とした街並みで、夜間も比較的人通りが多い
・警察の巡回が多く、トラブルが発生しにくい
・ホテルやカフェ、レストランが充実しており、生活利便性も高い

ヌーヴェル・ヴィルは、初めてフェズを訪れる方や、治安面を重視したい方におすすめのエリアです。

フェズ・エル・ジャディドの治安とおすすめポイント

フェズ・エル・ジャディドは、王宮やユダヤ人街(メラ)など歴史的な建造物が多く残るエリアです。

この地域は観光客が多く、警備体制も整っているため、比較的安全に過ごせます。

・王宮周辺は警備が厳重で、犯罪発生率が低い
・観光スポットが点在し、昼夜問わず人の流れがある
・ホテルやリアドも多く、滞在拠点として便利

フェズ・エル・ジャディドは、歴史的な雰囲気を楽しみながら治安面も重視したい旅行者に最適です。

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フェズでホテルを選ぶ際の注意点

フェズでホテルを選ぶ際は、治安だけでなくアクセスや周辺環境も確認しましょう。

・旧市街(メディナ)は観光に便利ですが、夜間の外出は避けるのが無難
・特にブルーゲート(ブージュルード門)周辺は、夜間の治安が悪化しやすいとの口コミが多い
・宿泊先の口コミや評価を事前にチェックし、治安に不安がないか確認する

また、フロントが24時間対応しているホテルや、セキュリティスタッフが常駐している宿泊施設を選ぶと安心です。

フェズ在住日本人や旅行者の口コミ

フェズ在住日本人や旅行者の声として、「ヌーヴェル・ヴィルは夜でも比較的安心」「メディナは昼間は賑やかだが、夜間は絶対に一人で歩かないほうが良い」「ブルーゲート周辺は観光には便利だが、夜間の外出は控えるべき」といった意見が多く聞かれます。

また、「ホテル選びでは立地と治安のバランスが大事」「夜間の移動はタクシーを利用するのが安全」といったアドバイスも寄せられています。

フェズで安全に快適な滞在を楽しむためには、治安が良いエリアを選び、現地の最新情報をこまめにチェックすることが重要です。

モロッコで現地人も避ける危険エリア

モロッコは比較的治安が安定している国とされていますが、都市や時間帯によっては注意が必要な危険エリアが存在します。

このセクションでは、マラケシュやフェズをはじめとした主要都市の治安が悪いエリアや、現地人も避けるべきスポット、実際に起きているトラブル事例を具体的に解説します。

マラケシュの治安が悪いエリアと注意点

マラケシュでは、旧市街(メディナ)やジャマ・エル・フナ広場周辺が特に注意すべきエリアです。

観光客が多く集まるため、スリや置き引き、押し売り、詐欺行為が頻発しています。

夕方から夜にかけては人混みが増え、パフォーマーや屋台に紛れてスリが活動しやすくなります。

また、メディナの細い路地や人通りの少ない裏道は、現地の人も夜間は避ける傾向があります。

・知らない人に声をかけられても安易についていかない
・写真や動画の撮影後に金銭を要求されるケースが多い
・夜間の一人歩きや裏道の通行は避ける

ジャマ・エル・フナ広場周辺では、偽ガイドや強引な客引きにも注意が必要です。

フェズの治安が悪いエリアと注意点

フェズでは、旧市街(フェズ・エル・バリ)の入り組んだ路地がスリや詐欺師の活動エリアになりやすい場所です。

観光客が迷子になりやすい構造のため、道に迷ったふりをして近づいてくる偽ガイドやタカリも多く見られます。

・メディナ内の細い路地や人通りの少ない場所は夜間に特に危険
・ブルーゲート周辺では観光客を狙ったスリやひったくりが発生
・知らない人からの案内や親切な申し出には警戒が必要

夜間や早朝のフェズ駅周辺も、女性や少人数の場合は特に注意が必要です。

カサブランカ・タンジェなど主要都市の危険エリア

カサブランカでは、市中心部のメディナやハッサン2世モスク周辺、繁華街やナイトスポットで夜間の犯罪リスクが高まります。

タンジールでは、港やバスターミナル、フェリーターミナル付近でぼったくりや詐欺、物乞いが多発しています。

シャウエンは日中は安全ですが、夜間はマリファナの売人や不審者が出没することがあるため、女性の一人歩きは避けましょう。

ラバトは首都で比較的治安が良いとされていますが、王宮周辺や観光地ではスリや置き引きに注意が必要です。

夜間・早朝に気をつけるべき場所

モロッコの多くの都市で、夜間や早朝は犯罪リスクが高まります。

現地の人も、夜遅くまで出歩くことは少なく、一般的に人通りが減る時間帯は危険度が上がります。

・深夜の鉄道駅やバスターミナル周辺は特に注意
・人気のない路地や明かりの少ない場所は避ける
・現地の人が帰り始めたら、自分も同じタイミングで移動する

フェズやマラケシュの旧市街では、屋台やお店が閉まる時間以降は観光客も減り、犯罪に巻き込まれるリスクが高まります。

危険エリアでの具体的な被害事例

モロッコでは、観光客が次のような被害に遭うケースが報告されています。

・スリやひったくり:混雑した市場や広場、公共交通機関で発生
・偽ガイドや客引き:親切を装って近づき、案内後に高額な報酬を要求
・押し売りや詐欺:写真撮影や小物購入後に法外な金額を請求される
・夜間の暴行や恐喝:人気のない場所や深夜の移動時に発生

外務省海外安全ホームページも、デモや集会には絶対に近づかないよう警告しています。

危険エリアや時間帯を避け、現地の最新情報を常に確認することが安全な旅の第一歩です。

モロッコの治安と女性一人旅・グループ旅行の注意点

モロッコはエキゾチックな魅力にあふれ、女性の一人旅やグループ旅行でも人気の高い国です。

一方で、現地特有のトラブルや治安リスクも存在するため、女性旅行者は特に慎重な行動が求められます。

このセクションでは、女性旅行者が直面しやすいトラブルや安全対策、現地でのコミュニケーションのコツ、体験談をもとにしたアドバイスを紹介します。

女性旅行者が直面しやすいトラブル例

モロッコでは、女性旅行者に対するしつこいナンパやつきまとい、性的な嫌がらせが報告されています。

現地男性から「美しい」「一緒に観光しよう」などと声をかけられることが多く、相手にすると行為がエスカレートすることもあります。

また、偽ガイドや詐欺行為も多く、観光案内を装って高額なチップを要求されるケースも少なくありません。

夜間の一人歩きや人通りの少ない場所では、スリや強盗、恐喝のリスクも高まります。

服装・持ち物・行動のポイント

モロッコはイスラム文化圏のため、露出の多い服装は避けるのが基本です。

・長袖・長ズボンやロングスカートなど、肌の露出を控える服装を選ぶ
・スカーフや大判ストールを持参し、必要に応じて肩や頭を覆う
・バッグは必ず体の前に持ち、ファスナー付きのものを使う
・スマホや財布は人目につかないように管理し、カフェやレストランでも机に出しっぱなしにしない
・現金やカードは複数の場所に分けて持つ

夜間や早朝の外出は控え、どうしても移動が必要な場合はタクシーを利用するのが安全です。

現地でのコミュニケーションと安全確保

現地の人々はフレンドリーですが、親切を装った詐欺や強引な誘いもあるため、距離感を大切にしましょう。

・知らない男性からの誘いははっきり断る
・必要以上に個人的な情報を話さない
・困った時は近くのホテルスタッフや警察に相談する
・現地語やフランス語で「ノン」「結構です」と言えるようにしておくと安心

また、宿泊先は口コミで「女性にも安心」と評価されている場所を選び、入口の施錠やスタッフの対応も確認しましょう。

女性旅行者の体験談とアドバイス

実際にモロッコを旅した女性からは、「昼間は問題なく観光できたが、夜は絶対に一人で歩かないようにした」「知らない男性に話しかけられても無視を貫いた」「防犯リュックやRFIDポーチが役立った」といった声が多く聞かれます。

また、「ホテルのスタッフが親切だったが、距離感を大切にした」「現地の女性に話しかけてみると安心感があった」など、現地の雰囲気を理解しながら自分を守る工夫をしている方も多いです。

外務省海外安全ホームページでも、女性旅行者への声かけやつきまとい、スリ・詐欺被害への注意喚起がなされています。

安全な旅のためには、現地の文化や治安感覚を理解し、最新情報をこまめにチェックしながら行動することが大切です。

モロッコの治安と交通・移動時の注意点

モロッコ旅行では、都市間や市内の移動時にも治安リスクやトラブルが発生しやすい場面があります。

このセクションでは、タクシーやバス、鉄道など交通機関の利用時に気を付けるべきポイントや、具体的なトラブル事例、便利なアプリや安全対策について詳しく解説します。

タクシー・バス・鉄道の安全性と利用時の注意

モロッコの主要都市ではタクシーやバス、鉄道が移動手段として広く利用されています。

タクシーは「プチタクシー」と「グランタクシー」の2種類があり、プチタクシーは市内移動、グランタクシーは都市間移動に使われます。

・タクシー利用時は必ずメーターを使うか、乗車前に料金を確認する
・メーターを使わない場合は、目的地までの総額をはっきり交渉する
・複数人で乗車する場合は、1人あたりの料金か全員分か事前に確認する

バスや鉄道では、混雑時のスリや置き引きに注意が必要です。

荷物は自分の目の届く範囲に置き、座席下や棚に置いたまま離れないようにしましょう。

交通機関を使う際によくあるトラブル

観光客がよく遭遇するのが、タクシーやバスでのぼったくりや詐欺被害です。

・タクシー運転手が遠回りをして高額な料金を請求する
・正規のタクシーを装った無許可車両によるトラブル
・バスや鉄道の駅で「案内します」と声をかけてくる人物に付きまとわれる
・混雑した車内でのスリや置き引き

特に夜間や早朝の移動は犯罪リスクが高まるため、できるだけ明るい時間帯に移動することが推奨されます。

正規タクシーと非正規タクシーの見分け方

モロッコの正規タクシーは、車体に都市ごとの色分けがされており、屋根にタクシーランプがついています。

車体番号や運転手の身分証が車内に掲示されているかも確認しましょう。

・正規タクシーは必ずメーターが設置されている
・無許可車両や白タクは利用しない
・ホテルやレストランでタクシーを呼んでもらうと安心

万が一トラブルが発生した場合は、警察やホテルスタッフに相談しましょう。

移動時に役立つアプリ・サービス

モロッコ旅行では、スマートフォンの地図アプリや交通情報アプリが安全な移動に役立ちます。

・Googleマップ:目的地までのルート検索や周辺情報の確認に便利
・Moovit:バスや鉄道の時刻表や乗換案内に対応
・eSIM:現地到着後すぐにインターネット接続が可能で、トラブル時の連絡や情報収集に役立つ

また、外務省「たびレジ」に登録しておくと、現地での緊急情報や安全情報が日本語で受け取れます。

安全な移動のためのポイント

・できるだけグループで移動し、夜間や人気の少ないエリアは避ける
・荷物は体の前で管理し、財布やスマホはすぐに取り出せない場所に収納する
・バスターミナルや駅で声をかけてくる人物には警戒し、案内や荷物運びの申し出は断る
・大きな荷物はバスの下部に預ける際、タグを必ず受け取り、到着時に自分で確認する

モロッコの交通機関を安全に利用するためには、事前の情報収集と慎重な行動が不可欠です。

現地の最新治安情報や移動手段の特徴を理解し、安心して旅を楽しみましょう。

モロッコの治安まとめ

モロッコはエキゾチックな文化や美しい景観で多くの旅行者を魅了する国ですが、治安面では都市や時間帯によって注意が必要です。

このセクションでは、これまで解説してきたモロッコの治安情報を総括し、安全に旅を楽しむためのポイントや困ったときの相談先、最新情報の入手方法をまとめます。

モロッコ治安の総括と安全に旅するためのポイント

モロッコ全体の治安は比較的安定していますが、スリや詐欺、ぼったくりなど観光客を狙った軽犯罪が多発しています。

特にマラケシュやフェズなどの旧市街や観光地周辺は、日中でも十分な注意が必要です。

女性旅行者や一人旅の場合は、夜間の外出や人通りの少ないエリアを避け、露出の少ない服装を心がけましょう。

ホテル選びは治安の良いエリアを優先し、口コミや評価を必ず確認してください。

移動時は正規のタクシーや公共交通機関を利用し、荷物や貴重品の管理を徹底しましょう。

現地の人とのコミュニケーションでは、親切を装った詐欺や強引な誘いに警戒し、困ったときはホテルスタッフや警察に相談することが大切です。

現地で困ったときの相談先・連絡先

トラブルや緊急時には、以下の連絡先を活用してください。

・警察:19
・救急:15
・消防:15
・在モロッコ日本大使館:+212-537-75-00-78

ホテルや観光案内所でも、困ったときの相談やサポートが受けられます。

また、現地でのトラブルはすぐに日本大使館や領事館にも報告しましょう。

最新情報の入手方法と出発前のチェックリスト

モロッコの治安情報は、外務省海外安全ホームページや在モロッコ日本大使館のウェブサイトで随時更新されています。

出発前には、外務省「たびレジ」に登録し、現地の最新情報や緊急時の連絡先をスマートフォンに保存しておくと安心です。

・パスポートや貴重品のコピーを用意
・現地の緊急連絡先をメモ
・ホテルや移動手段の予約確認
・治安が良いエリアの地図や情報を事前に調べる
・現地通貨やクレジットカードの準備

安全な旅のためには、最新の治安情報をこまめにチェックし、慎重な行動を心がけることが重要です。

モロッコの魅力を存分に楽しむためにも、事前の準備と現地での注意を忘れずに過ごしましょう。

※最新の治安情報は外務省海外安全ホームページやSNSなどで収集することをおすすめします

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この記事を書いた人

運営歴12年の海外旅行メディア世界新聞の編集長。世界一周を含め40カ国以上に訪問。海外旅行関連の登壇多数。旅の書籍を出版。