世界一周含めこれまで40カ国以上を旅した世界新聞編集長です。
今回は、これから海外旅行に出るあなたに向けて、絶対に役立つ荷造りテクニックを7つ紹介します。
はじめての海外旅行でも安心して準備できるように、初心者目線を大切にしながら具体的に解説していきますね。
1. 荷物は”使うシーン”ごとにパッキングする
荷造りのコツは、アイテムをジャンルごとに分けるのではなく、「使うシーン」でまとめることです。
たとえば、飛行機内で使うアイテム(アイマスク、耳栓、機内用スリッパなど)を一つのポーチにまとめる。
現地の街歩き用、ホテル滞在用、観光地訪問用…と用途別に小分けすることで、旅先で荷物を探す手間が激減します。
ポーチはメッシュ素材だと中身が見えて便利ですよ!
例えば、私は東南アジア旅行の際、街歩き用ポーチにサングラス、地図、日焼け止め、折りたたみ傘をまとめておき、移動が格段にスムーズになりました。
2. スーツケースと手荷物で”リスク分散”する
海外旅行では、スーツケースが遅延・紛失するリスクもゼロではありません。
そのため、貴重品や最低限1泊分の着替えは必ず機内持ち込み手荷物に分けておきましょう。
私も、スマホの充電器、下着セット、歯ブラシセットなどを必ず手荷物に入れています。
実際、ヨーロッパ周遊中にロストバゲージを経験しましたが、手荷物に必要な物を入れていたため、現地でも問題なく過ごせました。
3. 衣類は”圧縮袋”で一気にコンパクトに
かさばる服類は、圧縮袋を使って一気にスリム化しましょう。
特に冬場の海外旅行や、長期滞在の場合は圧縮袋があるかないかで収納力が全然違います。
最近は、手で巻くだけで空気が抜ける圧縮袋も売られているので、ポンプ不要で簡単です。
なお、ホテル滞在中は袋を開けたらすぐに衣類を取り出してシワを伸ばすのがおすすめですよ。
例えば、カナダ旅行では防寒着が多かったのですが、圧縮袋で1/3のスペースに収めることができました。
4. “機内必須アイテム”は取り出しやすい場所へ
長時間フライトの海外旅行では、機内で使うものをすぐ取り出せる位置に収納するのが鉄則です。
私がいつも手元に置くものは、
- アイマスク
- イヤホン
- ペットボトルの水
- 機内エンタメ用のスマホやタブレット
- リップクリーム、ハンドクリーム
- 歯磨きセット
これらは機内持ち込み用バッグのポケットやサイドにまとめておき、離陸前に座席周りにセットしています。
ニューヨーク行きの夜便では、機内エンタメ用にAmazonプライムでダウンロードした映画が大活躍しました。
5. “現地の治安”に合わせて持ち物を調整する
行き先によって必要な防犯アイテムも違います。
例えば、ヨーロッパ(特にパリ、ローマ)ではスリ対策が重要なので、
- パスポート用セキュリティポーチ
- チェーン付き財布
- 斜めがけできる防犯バッグ
などを用意しておくと安心です。
また、南米などではホテルの部屋の金庫に入れる小型南京錠も活躍します。
最新の現地治安情報は、外務省の海外安全ホームページで必ずチェックしてくださいね。
イタリア・ナポリでは、宿のスタッフから「観光エリア外には絶対に財布を見せないように」とアドバイスされ、実際に効果を実感しました。
6. “現地調達できるもの”は無理に持っていかない
海外旅行では、現地でも簡単に手に入るものは無理に日本から持って行かないのがコツです。
例えば、
- シャンプー・ボディソープ(ホテルにあることが多い)
- 現地SIMカード(空港やコンビニで買える)
- 飲料水(スーパーで激安)
などは現地調達でOK。
その分、スーツケースのスペースをお土産用に空けておく方が賢いですよ!
ただし、薬類(風邪薬、胃腸薬、持病の薬など)は必ず日本から持参しましょう。
バンコク滞在中、SIMカードは空港で10分ほどで購入完了し、すぐにネットが使えるようになりました。
7. “最後の仕上げ”は持ち物リストでチェック
荷造りが終わったら、最後に必ず持ち物リストを見ながらチェックをしましょう。
私も毎回、
- パスポート
- クレジットカード(最低2枚)
- 航空券(Eチケット)
- 現金(日本円+米ドル)
- 海外旅行保険証
- 充電器セット
- 衣類一式
などの必須アイテムをリストアップして、一つひとつチェックを入れています。
例えば、過去にUSB充電ケーブルを忘れて現地で高額なケーブルを買う羽目になった経験があり、それ以来リストチェックを欠かさなくなりました。
以上、【世界新聞編集長が直伝】海外旅行の荷造りテクニック7選でした!
荷造りは、旅の成功を左右するといっても過言ではありません。
しっかり準備して、最高の海外旅行を楽しんでくださいね。