こんにちは。
世界一周含めこれまで40カ国以上を旅した世界新聞編集長です。
はじめての海外旅行では、「飛行機の乗り方がよくわからない」「どの座席を選べばいいか迷う」といった不安を抱える人も多いと思います。
国内線と国際線では手続きや流れも違いますし、座席の選び方ひとつで旅の快適さが大きく変わります。
今回は、そんな海外旅行初心者の方に向けて、飛行機の基本的な乗り方と座席の選び方について、わかりやすく解説します。
【STEP1】まずはeチケットを準備しよう
海外旅行では、紙の航空券ではなく「eチケット(電子航空券)」が一般的です。
予約が完了すると、メールで届くeチケット控え(英文PDFなど)を必ず印刷しておきましょう。
スマホでも見せられますが、電池切れなどのリスクを考えると、紙があると安心です。
とくに入国審査時には「帰りの便の予約確認書(eチケット)」の提示を求められることがあるので、往復分を印刷しておくのがおすすめです。
【STEP2】空港に到着!チェックイン手続き
国際線は出発の2〜3時間前までに空港へ到着するのが基本です。
空港に着いたら、自分が乗る航空会社のカウンターへ行き、「チェックイン」手続きをします。
チェックインとは、航空券の確認と搭乗手続き、荷物預けなどを行うプロセスです。
最近では、空港の自動チェックイン機やオンラインチェックイン(前日などにネットで完了できる)も普及していますので、活用してみるのもよいでしょう。
【STEP3】荷物を預ける&手荷物の注意点
海外旅行では、スーツケース(預け荷物)と手荷物(機内に持ち込むカバン)を分けて用意します。
預け荷物は20〜23kg程度まで無料のケースが多いですが、航空会社やクラスによって異なります。
事前に確認しておきましょう。
機内持ち込み荷物では、以下に注意が必要です:
- 液体物は100ml以下の容器で透明なジップ袋に入れる(1人1袋まで)
- ハサミやカッターなどの刃物類はNG
- モバイルバッテリーは必ず手荷物へ(預け荷物には入れない)
【STEP4】保安検査・出国審査を通過しよう
チェックインが済んだら、出発ゲートへ向かいます。
まずは保安検査(セキュリティチェック)を通過し、続いて出国審査(イミグレーション)です。
保安検査では、金属探知機を通ったり、荷物をX線に通したりします。
スマホ、PC、上着などはトレーに入れて検査します。
出国審査では、パスポートと搭乗券を提示します。
特に質問はされませんが、パスポートの出国スタンプを必ず確認しましょう。
【STEP5】搭乗ゲートへ!時間には余裕を持って行動
出国審査が終わると、いよいよ出発ゲートです。
搭乗開始時間は出発の40〜50分前、搭乗締切は30分前が一般的なので、免税店でのショッピングや飲食は時間を確認しながら楽しみましょう。
搭乗ゲートや搭乗時間は直前で変更になることもあります。
空港内のモニターやアナウンスはこまめにチェックしてください。
座席の選び方:初心者でも快適に過ごすコツ!
飛行機の座席は、位置によって快適さがかなり変わります。
● 窓側 or 通路側?
- 窓側(Window):景色を楽しめて静か。ただし、トイレに行くには隣の人に声をかける必要あり。
- 通路側(Aisle):自由に立ち上がれる。トイレやストレッチがしやすいので、長距離便では人気。
初心者やトイレが近い人は通路側がおすすめです。
● 前方 or 後方?
- 前方席:降機が早い、揺れが少ない傾向。ビジネスクラスに近く、静かなことが多い。
- 後方席:混雑しがち。食事サービスが後回しになるが、空席が出やすいので横になれる可能性もあり。
● 非常口席(Exit Row)
足元が広く、長身の人にとっては快適ですが、緊急時には乗務員の指示に従って対応が求められるため、英語力や身体的な条件を確認されることがあります。
体力や言語に自信がない人は避けたほうが無難です。
【編集長の体験談】ベスト座席は「後方の通路側」
私自身、世界一周中や長時間のフライトでいろいろ試しましたが、ベストポジションは「後方の通路側」です。
人が多いエリアを避けたいときや、席が空いていた場合に3席横になって眠れたことも何度かありました。
海外旅行初心者におすすめの座席指定サービス
最近では、航空会社の公式サイトで座席指定ができるサービスがあります。
無料・有料のパターンがありますが、LCC(格安航空)では有料が基本です。
座席指定を忘れていても、チェックイン時に相談すれば空いている席の中から選ばせてくれることもありますので、遠慮せず聞いてみましょう。
まとめ:飛行機の乗り方をマスターして安心の海外旅行を!
海外旅行は飛行機に乗るところから始まっています。
はじめは不安もあるかもしれませんが、流れさえつかめば意外とスムーズに乗れるものです。
そして、座席の選び方次第で快適度がグッと変わります。
旅をより楽しむために、事前の情報収集とちょっとした工夫を忘れずに!
この記事が、あなたの初めての海外旅行を少しでもサポートできれば幸いです。