【ソウル治安ガイド2026】夜の雰囲気と動画でえらぶ滞在エリア

女性だけで夜の明洞を歩いて大丈夫なのか、梨泰院での群衆事故や繁華街での酔客トラブルといった報道を目にしていれば、不安を感じるのは自然なことです。

この記事は、ソウルの治安を「良い・悪い」で評価するものではありません。

世界40カ国以上を取材してきた経験から言えることは、治安は「場所・時間帯・行動」の組み合わせで変わるということです。

どのエリアにいるか、何時に、どんな行動をとるかによって、リスクの中身はまったく異なります。

この記事では、外務省をはじめとする公的情報をもとにソウルで注意が必要なエリアを整理し、治安の観点から旅の目的別におすすめの宿泊エリアを紹介します。

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ソウルで注意が必要と言われるエリア

ソウルは全体として大きな治安上の問題が指摘されている都市ではありませんが、エリアや時間帯によっては注意が必要な場面があります。

外務省と在韓日本大使館が公開している安全情報をもとに、旅行者が実際に訪れる可能性のある3つのエリアを整理しました。

梨泰院(Itaewon)

梨泰院は、深夜の酔客トラブルや性的ハラスメントに注意が必要なエリアです。

ソウル中心部から地下鉄6号線で30分以内にアクセスできる外国人向けの歓楽街で、バーやクラブが集中していることから、夜になると国内外から多くの人が集まります。

在韓日本大使館は公式の安全情報ページで、夜間の繁華街における盗難・強盗・性的トラブルへの注意を呼びかけており、梨泰院を含む歓楽街エリアを繰り返し挙げています。

また、2022年10月29日に発生した群衆事故を受け、ソウル市と龍山区は翌年のハロウィン前後に大規模な警備・群衆管理計画を公式に発表しました。

このエリアを危険と断定する公式指定ではありませんが、行政が特定のエリアとして管理を強化した経緯があります。

Lonely Planetも、深夜の混雑時は貴重品管理と飲酒量への注意を促しています。

夜間に訪れる場合は、混雑するクラブ周辺での貴重品の管理を徹底し、見知らぬ人からの過度な接触には応じないよう意識しておくとよいでしょう。

東大門(Dongdaemun)周辺の深夜帯

東大門周辺は、深夜の雑踏でのスリや置き引きに注意が必要なエリアです。

東大門デザインプラザ(DDP)周辺には24時間営業の卸売市場が複数あり、買い物客・業者・観光客が深夜から明け方にかけて入り混じります。

外務省の安全情報は、深夜営業の市場や繁華街でのスリ・置き引き被害を報告事例として挙げています。

Wikivoyageも、東大門の市場エリアについて深夜帯に雑踏が増し、混雑した環境でのスリのリスクを明記しています。

コスメや衣類の買い物目的で深夜に訪れる旅行者が多いエリアですが、大きな荷物や買い物袋を持って歩くと狙われやすくなります。

バッグは体の前に抱えるか、チャックが開きにくい構造のものを使い、スマートフォンや財布をバッグの外ポケットに入れたまま歩かないようにすることをおすすめします。

鍾路3街(Jongno 3-ga)周辺

鍾路3街周辺は、ぼったくりや誘い込み型のトラブルに注意が必要なエリアです。

地下鉄1・3・5号線が交差する鍾路3街の駅周辺、特にタプコル公園付近には、大衆食堂や屋台が集まるローカル色の強い飲食街が広がっています。

在韓日本大使館は、見知らぬ人から食事や飲酒に誘われた際のぼったくり・詐欺被害を注意事項として明記しています。

Wikivoyageも、このエリアについて観光客向けではなく地元客が中心のエリアであり、旅行者への過度な接触や誘い込みへの注意を記載しています。

観光地として整備されたエリアではないため、ガイドブックに掲載されていない飲食店に入ると、料金トラブルが発生しやすい環境があります。

見知らぬ人から声をかけられて食事や飲み物に誘われた場合は、その場で断るか、事前にメニューと料金を確認してから入店する、こうした行動が被害を遠ざけることにつながります。

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ソウルで治安目線でおすすめの宿泊エリア

夜も積極的に動きたいのか、それとも落ち着いた拠点を確保してから観光したいのかによって、ソウルでの宿泊エリアの選び方は変わります。

ここでは旅行のスタイル別に、治安の観点からも選びやすい3つのエリアを紹介します。

【観光重視】明洞(Myeongdong)

免責事項

本記事は、公的機関の情報や統計、観光関連資料をもとにまとめています。

ただし、都市の雰囲気や治安の感じ方は、訪れる時期や時間帯、そのときの行動によっても変わります。

ここで紹介している内容は、特定の場所の安全性を保証するものではなく、あくまで滞在の参考情報のひとつです。

本記事の情報に基づく行動によって生じた損害等について、当サイトは責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

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この記事を書いた人

運営歴12年の海外旅行メディア世界新聞の編集長。世界一周を含め40カ国以上に訪問。海外旅行関連の登壇多数。旅の書籍を出版。