世界一周含めこれまで40カ国以上を旅した世界新聞編集長です。
海外旅行の準備で意外と迷うのがスーツケースの選び方です。
「3泊4日くらいの短期旅行では、どれくらいのサイズがいいの?」「軽くて丈夫なスーツケースってどれ?」と、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、短期の海外旅行にも使えるスーツケースの選び方と、編集長おすすめのアイテムを実体験をもとにご紹介します。
初めての海外旅行でも安心できるよう、失敗しないポイントを丁寧に解説していきます。
スーツケースは「日数+スタイル」で選ぶのが鉄則!
スーツケースを選ぶ上で最初に考えるべきは、旅行日数と自分の旅のスタイルです。
例えば、同じ3泊4日でも「現地でお土産をたくさん買う予定」「荷物はできるだけ最小限にしたい」など、スタイルは人によってさまざま。
目安は以下の通りです。
- 2〜4泊:35〜45リットル(Sサイズ)
- 5〜7泊:50〜65リットル(Mサイズ)
- 8泊以上:70リットル以上(Lサイズ)
短期旅行の場合は、機内持ち込み可能なSサイズ(35〜45L)が人気ですが、ヨーロッパ方面や冬の旅行ではコートやセーターなど嵩張る荷物もあるため、余裕を見て40〜50Lを選ぶと安心です。
「キャスター」「重さ」「素材」の3点が重要
実際に海外旅行を重ねてきた編集長の経験から、以下の3点は特に重視したいポイントです。
① キャスターの安定性
海外の道は石畳や段差が多く、日本のように滑らかとは限りません。
そのため「4輪タイプで360度回転するダブルキャスター」がおすすめです。
1輪よりも走行が安定し、スムーズに動かせます。
海外旅行中はキャリーバッグを引いて数キロ歩くことも珍しくありません。
口コミでも「ダブルキャスターでよかった!石畳の道も耐えられた」という声が多く見られます。
② 本体の軽さ
「軽い=弱い」ではなく、最近のスーツケースは軽量で丈夫なポリカーボネート素材が主流です。
特にLCC(格安航空会社)を利用する際は重量制限が厳しいので、スーツケース本体が3kg以内に抑えられているとベター。
最近旅行者に人気なのが無印良品の36Lスーツケース(約2.8kg)で、機内持ち込みサイズにも対応しています。
③ ハードとソフトの素材選び
スーツケースには「ハードケース(樹脂素材)」と「ソフトケース(布地)」があります。
- ハードケース:頑丈で防水性が高く、空港での雑な扱いにも安心。
- ソフトケース:軽くて収納ポケットが豊富。出張や荷物が少ない旅行に便利。
海外旅行初心者には、防犯性や耐久性が高いハードケースがおすすめです。
知っておきたい海外スーツケース事情
旅行先の国や空港によって、スーツケースの扱い方や利用方法に違いがあります。
例えば…
- アメリカ入国時にはTSAロック付きのスーツケースが必須。 → TSA職員が検査のためにスーツケースを開ける際、専用キーで開錠できるため。
- ヨーロッパでは公共交通機関を利用することが多く、小回りの効くサイズが便利。 → 電車やバスの荷物置き場が狭いケースも多いです。
- アジア方面ではLCCが主流なので、手荷物サイズや重量に注意。 → 事前に航空会社の荷物規定を必ず確認しましょう。
口コミでは「行きはスーツケースが余裕だったのに、帰国時にお土産が入りきらなかった!」という声が多数。
そんな時は、スーツケースの中に折りたためる「エコバッグやサブバッグ」を忍ばせておくのがおすすめです。
編集長おすすめ!短期海外旅行に最適なスーツケース3選
① [無印良品:バーを自由に調節できるスーツケース(36L)]
- 軽さ:2.8kg
- 機内持ち込みOK
- キャスター音が静かで滑らか
4泊程度までならこれで十分です。
② [サムソナイト:Cosmolite 36L]
- 特殊素材Curv使用で超軽量(1.7kg!)
- デザイン性と耐久性の両立
- お値段は張るが長く使いたい人向け
海外旅行リピーターに人気のモデルです。
③ [イノベーター:INV50(38L)]
- 北欧デザインでおしゃれ
- TSAロック&ダブルキャスター搭載
- 内部に仕切りが多く整理しやすい
街歩き中心の旅行にぴったりのサイズ感です。
まとめ:旅の快適さはスーツケースで決まる!
短期の海外旅行でも、スーツケースの選び方次第で旅の快適さは大きく変わります。
「軽くて丈夫」「移動しやすい」「収納しやすい」の3つを意識すれば、荷物に振り回されず、現地での観光やグルメも思いきり楽しめるはずです。
そして何よりも、旅の目的や自分のスタイルに合ったスーツケースを選ぶことが大切です。
これから海外旅行に行く方は、ぜひこの記事を参考に、自分にぴったりの相棒(スーツケース)を見つけてくださいね。
それでは、良い旅を!