世界一周含めこれまで40カ国以上を旅した世界新聞編集長です。
今回は、初めての海外旅行でも「これがあって本当に助かった」と思える、現地で役立つアプリやサービスを12個ご紹介します。
言葉の壁や不慣れな交通、現地でのトラブルは誰でも不安になるものですが、事前にスマホに入れておくだけでその不安を大きく軽減してくれるツールが今はたくさんあります。
現地での安心と快適さを手に入れるために、この記事を参考に、旅の準備を万全にしていきましょう。
1. Googleマップ
世界中で使える地図アプリ。現在地の把握や目的地までの経路、レストランなどの検索が可能。事前にオフラインマップを保存すればネットがなくても安心です。
2. Google翻訳
メニューや標識の翻訳、会話の通訳まで可能な万能翻訳ツール。カメラをかざすだけで即時翻訳でき、オフライン利用にも対応しています。
3. Currency
為替レートをリアルタイムで確認できる通貨換算アプリ。現地通貨での価格をすぐに日本円に変換できるので、買い物時に非常に便利です。
4. Uber
世界中で利用できる配車アプリ。言葉がわからなくてもアプリ上で行き先と支払いが完結し、初めての国でも安心して移動できます。
5. WhatsApp
海外ではLINEより主流なチャット&通話アプリ。ホテルや現地スタッフとの連絡、友人同士の連絡手段として必携です。
6. MAPS.ME
オフラインでも使える地図アプリ。特に登山道やローカルルートに強く、Googleマップで表示されない道も網羅されています。
7. Yelp
レストラン・カフェ・ショップの口コミ検索に便利なアプリ。写真や評価をチェックして、ハズレなしの現地グルメを選べます。
8. Papago
韓国発の翻訳アプリで、アジア圏に特に強いのが特徴。画像翻訳や音声入力にも対応し、Google翻訳と併用すると翻訳精度がさらに向上します。
9. TripIt
旅程を一括管理できるアプリ。予約メールを転送するだけで自動的にスケジュールが作成され、紙の控えが不要になります。
10. NordVPN
公共Wi-Fi利用時に通信を暗号化し、個人情報を守るセキュリティアプリ。カフェや空港でフリーWi-Fiを使うなら必須です。
11. たびレジ
外務省提供の安全情報通知サービス。渡航先を登録すれば、災害やテロなどの重要情報を日本語で受信できます。
12. Tabiori
旅のスケジュールや持ち物リストを同行者と共有できる日本製アプリ。グループ旅行には特におすすめです。
編集長の体験談:翻訳アプリに救われた中南米のバス
ニカラグアでローカルバスに乗った時の話です。英語も通じず、路線番号も記載がない…。
そんな時に助けられたのがGoogle翻訳とPapagoの組み合わせ。
翻訳アプリで「このバスは〇〇に行きますか?」と表示し、見せるとドライバーが頷いてくれたのです。
乗客も手振りで席を譲ってくれ、地図アプリと翻訳アプリの力を実感しました。
今でもその時の安心感は忘れられません。
現地旅行者のリアルな声
X(旧Twitter)でよく見かける声を紹介します:
- 「MAPS.MEがなかったら山で遭難してたかも…」
- 「TripItで旅程管理したら紙を忘れても問題なし」
- 「Papago、韓国ではGoogle翻訳より自然な文が出る!」
SNSでも評価が高いアプリを選べば、間違いはありません。
よくある質問Q&A
Q. 通信がない場所でも使えるアプリは?
→ Google翻訳・MAPS.ME・Currencyはオフライン保存可。
Q. まず何を入れるべき?
→ マップ・翻訳・通貨換算・安全情報。この4つで旅の基盤が整います。
Q. 海外でクレジットカードを使うのが怖いんだけど…
→ UberやTripItはアプリ内決済で安全性も高く、現金より安心な場合もあります。
アプリを使いこなすコツ
旅行前、自宅のWi-Fiで一度すべてのアプリを開き、基本機能を使ってみましょう。
初期設定やインターフェースに慣れておくだけで、現地での戸惑いが格段に減ります。
旅先で「アプリが開かない」「操作がわからない」と焦らずに済むよう、軽く“予習”してから出発しましょう。
編集長からのメッセージ
アプリは荷物にはなりませんが、旅の「安心」を持ち運ぶ道具です。
私はこれまで40カ国以上の旅で、何度もアプリに助けられてきました。紹介したツールはすべて、自信を持っておすすめできるものばかりです。
あなたの旅が、少しでも安心で快適なものになりますように。
それでは、良い旅を!