「ロヴィニの観光スポットやモデルコースが知りたい」
「ロヴィニ観光を効率よく回りたい」
「ロヴィニ観光の鉄板モデルコースが知りたい」
初めてロヴィニを訪れる場合、どの観光スポットをどう回ればいいか迷いますよね。
この記事では、ロヴィニ観光の鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選を紹介します。
ロヴィニのおすすめ滞在エリア:
ロヴィニ観光のおすすめモデルコース
ロヴィニは徒歩でコンパクトに回れる半島の旧市街が魅力です。
朝の静けさと夕暮れの港、ビーチとの組み合わせなど目的に応じた3つのルートを紹介します。
半日定番ルート
ロヴィニ港→旧市街の石畳路地→聖エウフェミヤ教会(鐘楼展望)→市場
午前中に港のカフェからスタートし、旧市街の路地を散策しながら鐘楼に登って絶景を満喫、最後に市場で地元の食材や土産を眺めるルートです。
夕景満喫ルート
ゴールデンケープ(昼)→旧市街散策→港のレストラン(夕日鑑賞)→ライトアップ撮影
午後から森林公園で海水浴や散歩を楽しみ、夕方に旧市街へ戻って港で夕日を眺めながらディナー、夜景撮影で締めくくる写真映え重視の流れです。
海と旧市街よくばりルート
朝の市場→聖エウフェミヤ教会→カタリーナ島ボート→旧市街ランチ→グラシア通りギャラリー散策
朝から活動開始して鐘楼展望と島でのビーチ滞在、午後は路地裏のアート巡りで文化体験も詰め込む1日満喫プランです。
ロヴィニ観光に便利なおすすめ宿泊エリア
ロヴィニの宿選びは滞在目的と移動手段で大きく分かれます。
旧市街の情緒を優先するか、ビーチやレンタカー駐車の利便性をとるか、4つの主要エリアの特徴を紹介します。
旧市街周辺
旧市街内には路地に面した小規模ゲストハウスやアパートメントが点在し、石畳の坂道を登った先に宿があることも珍しくありません。
港の雰囲気を朝夕独占でき、聖エウフェミヤ教会やグラシア通りのギャラリーまで徒歩数分でアクセス可能です。
夏季の深夜はレストランのテラス席や観光客の話し声が聞こえる日もあるため、軽い防音対策があると快適です。
予算は夏のピークで1泊1万5000円〜3万円、肩季は1万円前後で探せます。
近くにある観光スポット
旧市街内はほぼすべてが徒歩圏内で、バルビ門、ヴァルディボラ広場の青果市場、港のマリーナ、聖エウフェミヤ教会鐘楼、グラシア通りのアート店が集中しています。
朝のうちに路地散策や市場巡りを済ませ、午後はカフェで過ごす滞在スタイルに最適です。
新市街(マリーナ〜市場周辺)
旧市街の外縁部から北へ数百メートルの範囲にホテルやアパートメントが広がり、スーパーやバス停へのアクセスが良好です。
旧市街の入口であるバルビ門まで徒歩5〜10分で、観光と生活利便性のバランスが取れた立地といえます。
レンタカーで訪れる場合、多くの宿に駐車場があり、坂道や石畳を荷物を持って歩かなくて済む点も魅力です。
予算は夏季で1泊1万2000円〜2万5000円、ホテルチェーンも選択肢に入ります。
近くにある観光スポット
ロヴィニ市場は徒歩圏で、早朝に地元の野菜や魚介、トリュフ製品をチェックできます。
港沿いのカフェやレストランも5分程度の距離にあり、旧市街の路地散策前後に休憩を挟みやすい配置です。
ゴールデンケープ(森林公園)周辺
半島の南側にあるゴールデンケープ森林公園の周辺は、リゾートホテルやキャンプ場、ヴィラタイプの宿が点在します。
旧市街まで自転車で10〜15分、徒歩では30分ほどかかるため、レンタサイクルや宿の無料自転車貸し出しを活用すると便利です。
海沿いの小道で朝のランニングや散歩、ビーチでの海水浴を優先したい旅行者に向いています。
夏季の予算は1泊2万円〜4万円で、プール付きリゾートが多く、子連れやカップルに人気です。
近くにある観光スポット
ゴールデンケープ森林公園内には複数の小さなビーチや岩場の海水浴スポットが点在し、午前中の人が少ない時間帯に泳げます。
森の中の遊歩道はジョギングやサイクリングに適しており、木陰で涼みながら自然を満喫できます。
>ゴールデンケープ(ズラトニ・ルト)森林公園周辺のおすすめホテル
カタリーナ島・レッドアイランド
港から小型ボートで数分の距離にある離島の宿は、主にレッドアイランド(聖アンドリャ島)に集中しています。
島内にホテルが1軒あり、プライベートビーチや静けさを重視する滞在に最適です。
ボートは夏季に頻繁に運航しており、日中は旧市街と島を自由に往復できます。
予算は夏季1泊2万5000円〜で、早期予約がおすすめです。
近くにある観光スポット
島周辺は海水浴と散策が主な活動で、レッドアイランドには聖アンドリャ修道院跡や松林の遊歩道があります。
カタリーナ島は無人で岩場の海岸があり、ボートで気軽に立ち寄れる小さな冒険スポットです。
ロヴィニ観光のモデルコース5つ
ロヴィニは半日でも1日でも、目的に合わせて柔軟にルートを組めるコンパクトな町です。
旧市街散策から海遊び、近郊日帰りまで、5つのモデルコースを具体的な移動手段とともに紹介します。
半日定番ルート(午前発)
ロヴィニ港→旧市街の石畳路地→聖エウフェミヤ教会(鐘楼展望)→市場
午前8時にロヴィニ港のカフェで朝食をとり、観光客の少ない時間帯に旧市街へ入ります。
バルビ門をくぐって石畳の路地を散策し、カラフルな家々やアートギャラリーを眺めながら20分ほど歩くと聖エウフェミヤ教会に到着です。
鐘楼の入場料は約2ユーロで、上まで登ると旧市街とアドリア海を一望できる絶景が広がります。
教会見学後は徒歩5分のロヴィニ市場へ向かい、地元の野菜やトリュフ製品、イストリア名産のオリーブオイルをチェックして午前中のコースを締めくくります。
朝10時前に動き出せば、12時前には一通り回れるため、午後は宿で休むか別のエリアへ移動できます。
市場は午前中が品揃え豊富で活気もあるため、この順番での散策が理想的です。
夕景満喫ルート(午後発)
ゴールデンケープ(昼)→旧市街散策→港のレストラン(夕日鑑賞)→ライトアップ撮影
午後14時に宿を出発し、旧市街から徒歩20分または自転車で10分のゴールデンケープ森林公園へ向かいます。
森の中の遊歩道を散歩しながら小さなビーチに立ち寄り、16時頃まで海水浴や読書でのんびり過ごします。
夕方17時に旧市街へ戻り、路地をゆっくり散策しながら気になるショップやギャラリーに立ち寄ります。
18時30分頃に港沿いのレストランを予約しておき、テラス席で夕日を眺めながらイストリア風シーフードのディナーを楽しみます。
夏季は20時過ぎまで明るいため、食後に旧市街のライトアップ撮影へ繰り出すのがおすすめです。
鐘楼のライトアップと港に映る夜景は、日中とは違うロマンチックな雰囲気を演出してくれます。
海と旧市街よくばり1日ルート
朝の市場→聖エウフェミヤ教会→カタリーナ島ボート→旧市街ランチ→グラシア通りギャラリー散策
朝8時に市場で新鮮な果物やパンを購入し、9時に聖エウフェミヤ教会の鐘楼へ登って朝の澄んだ空気の中で景色を満喫します。
10時に港から小型ボートに乗り、片道5分でカタリーナ島へ向かいます(運賃は往復10ユーロ前後)。
島の岩場で2時間ほど海水浴やシュノーケリングを楽しみ、12時30分のボートで旧市街へ戻ります。
旧市街の路地裏レストランで遅めのランチをとり、14時からグラシア通り周辺のアートギャラリーや手工芸品店をゆっくり巡ります。
16時頃にカフェで休憩し、夕方は宿でシャワーを浴びて夜の散策に備えます。
海遊びと文化体験を1日に詰め込むため、日焼け止めと水着、羽織物を持参すると快適です。
近郊日帰りプーラ+ロヴィニ夜景
ロヴィニ発(バス)→プーラ円形闘技場→旧市街散策→ロヴィニ戻り→夜景撮影
朝9時にロヴィニのバスターミナルから直行バスでプーラへ向かい、所要約40分で到着します(片道4ユーロ前後)。
10時にプーラ円形闘技場の見学を開始し、1世紀に建てられたローマ遺跡の内部やアリーナを1時間半かけて回ります。
闘技場から徒歩10分のプーラ旧市街でランチをとり、アウグストゥス神殿やセルギウス凱旋門など小規模な遺跡を午後に散策します。
16時のバスでロヴィニへ戻り、17時前に宿へチェックイン後、夕食を済ませて19時30分から旧市街の夜景撮影に出かけます。
ライトアップされた鐘楼と港の水面に映る光を撮影し、夜21時頃に宿へ戻る充実の1日コースです。
プーラのバス時刻表は夏季と冬季で異なるため、事前にオンラインで確認しておくと安心です。
トリュフ街道(モトブン)+港町散策
ロヴィニ発(車)→モトブン丘陵の町→トリュフランチ→ロヴィニ戻り→港カフェ
朝8時30分にレンタカーでロヴィニを出発し、内陸へ約50km、1時間でモトブンに到着します。
丘の上の城壁都市モトブンの石畳を登り、10時から旧市街の城壁散策や教会見学を1時間楽しみます。
11時30分に丘の麓のトリュフ専門レストランで、イストリア名物の白トリュフパスタや黒トリュフリゾットのランチをいただきます。
昼食後は周辺のワイナリーに立ち寄り、イストリア産白ワインのテイスティングを楽しむのもおすすめです。
14時にモトブンを出発し、15時30分にロヴィニへ戻って宿で荷物を置いた後、夕方は港のカフェでゆっくり過ごします。
トリュフシーズンは9月〜1月で、特に10月〜11月が最盛期のため、この時期に訪れると新鮮なトリュフを堪能できます。
レンタカーなしでもロヴィニ発の現地ツアーが複数あり、モトブンとグロジュニャンを巡る半日ツアーが人気です。
ロヴィニのおすすめ観光スポット10選
ロヴィニ観光で外せない定番から、短時間で巡れる実用的なスポットまで厳選しました。
各スポットの見どころと基本情報をまとめたので、旅程作成や現地での時短に役立ちます。
聖エウフェミヤ教会(鐘楼展望)
丘の上に建つ象徴的な教会で、鐘楼からは半島状の旧市街とアドリア海を一望できます。
午前の澄んだ光や夕景の時間帯は写真映えが高く、階段は急なので歩きやすい靴が安心です。
基本情報
営業時間:教会9:00〜18:00、鐘楼は季節変動あり。
定休日:不定休(ミサ時は内部見学制限あり)。
料金:教会無料、鐘楼約€2。
住所:Ul. Sv. Eufemije, Rovinj。
旧市街の石畳路地
丸みのある石畳とカラフルな外壁の路地が続き、アトリエや雑貨店が点在します。
午前は人が少なく撮影しやすく、雨上がりは石畳がよく滑るため注意が必要です。
基本情報
営業時間:通りは終日通行可、店舗は10:00〜20:00目安。
定休日:店舗により月曜や冬季休業あり。
料金:散策無料。
住所:Old Town Rovinj 一帯。
ロヴィニ港(マリーナ)
停泊するボートと旧市街のパステルカラーが作る絵画的な風景が魅力です。
夕方はテラス席から夕日とともに海風を感じられ、ナイトフォトにも最適です。
基本情報
営業時間:終日散策可。
定休日:なし。
料金:無料。
住所:Obala Pina Budicina, Rovinj。
ゴールデンケープ(ズラトニ・ルト)森林公園
松林の遊歩道と岩場のビーチが連なる自然公園で、海水浴や散歩に向いています。
自転車道が整備され、旧市街から自転車10〜15分でアクセスできます。
基本情報
営業時間:終日。
定休日:なし。
料金:無料。
住所:Park šuma Zlatni Rt, Rovinj。
ロヴィニ市場(青果市場)
トリュフ製品やオリーブオイル、季節の果物が揃い、朝の散策に最適です。
簡単な食べ歩きや土産探しに便利で、午前中が最も活気があります。
基本情報
営業時間:7:00〜13:00目安。
定休日:日曜や冬季は縮小運営あり。
料金:入場無料(購入は別途)。
住所:Trg Valdibora, Rovinj。
バルビ門
旧市街の玄関口となるアーチで、ヴェネツィア統治時代の紋章が残ります。
フォトスポットとして人気で、門を抜けると歴史地区の雰囲気が高まります。
基本情報
営業時間:終日。
定休日:なし。
料金:無料。
住所:Trg G. Matteottija, Rovinj。
カタリーナ島
港から小型ボートで約5分の小島で、岩場の海岸と市街の眺望が魅力です。
日中はピクニックや海遊びに向き、簡単に往復できる気軽な離島体験が可能です。
基本情報
営業時間:ボート運航時間に準拠(概ね9:00〜19:00夏季)。
定休日:荒天運休あり。
料金:往復€8〜€12目安。
住所:Otok Katarina, Rovinj。
レッドアイランド(聖アンドリャ島)
ゆったりとした時間が流れるリゾート島で、松林の遊歩道と静かなビーチが点在します。
宿泊者以外も日帰りで訪問でき、混雑を避けたい人に向いています。
基本情報
営業時間:ボート運航時間に準拠(季節変動)。
定休日:荒天運休あり。
料金:往復€10〜€15目安。
住所:Otok Sv. Andrija, Rovinj。
マティヨッティ広場と時計塔
港に面した広場で、カフェが並び、旧市街散策の起点になります。
時計塔は写真の目印として使いやすく、待ち合わせにも便利です。
基本情報
営業時間:終日(店舗は10:00〜22:00目安)。
定休日:店舗により異なる。
料金:散策無料。
住所:Trg Giacoma Matteottija, Rovinj。
グラシア通りのギャラリー街
路地に小さなギャラリーやアトリエが集まり、オリジナル作品の購入が楽しめます。
夕方は作家と話せることもあり、旅の記念品探しに向いています。
基本情報
営業時間:11:00〜19:00目安(季節変動)。
定休日:不定休、冬季休業あり。
料金:散策無料。
住所:Grisia, Rovinj。
ロヴィニ観光のベストシーズンと混雑・物価対策
ロヴィニ観光は海の透明度が上がる初夏と初秋が狙い目です。
真夏は宿とレストランが混み合うので、時間帯戦略と早期予約で旅費と待ち時間を圧縮します。
月別の気温と海遊び適性
ロヴィニは地中海性気候で、4〜5月は日中18〜22℃で街歩きが快適です。
6月は25℃前後で海も温み、クラゲの少ない朝の海遊びがしやすくなります。
7〜8月は28〜32℃で日差しが強く、日中は屋内見学や森林公園での休憩を挟むと体力を維持できます。
9月は27℃前後で海水温も高く、混雑が落ち着き撮影とビーチの両立がしやすいです。
10月は22℃前後でトリュフの旬と重なり、食の体験価値が高まります。
混雑回避の時間帯戦略
朝8〜10時は旧市街の路地と市場が空いており、石畳の路地撮影と買い物を先に済ませます。
聖エウフェミヤ教会の鐘楼は朝または夕方が順光・逆光の差が付き、人も少なく階段の待ちが短縮できます。
港のテラス席は日没1時間前が最も埋まるため、夕食は17:30台のアーリー予約が安全です。
ゴールデンケープは午前の木陰が涼しく、岩場のビーチは13時以降の照り返しが強いのでラッシュガードが有効です。
日没後30〜60分のブルーアワーに港と鐘楼のライトアップを撮ると、三脚なしでもぶれにくいです。
旅費最適化の宿・移動の工夫
宿は肩季の早割が最も効くため、6月と9月の旧市街外縁のホテルやアパートを90〜60日前に確保します。
旧市街は車両進入制限があるため、スーツケースは港近くのタクシーボートやカート搬入サービスを活用します。
島しょ部のボートは天候で減便や欠航が出るため、午前に往路を入れて復路を早めに設定すると安全です。
バス移動は夏冬で時刻が変わるため、ロヴィニ〜プーラ〜ザグレブの接続は往復どちらかを余裕ダイヤにします。
レストランは海沿いと路地裏で価格差が出やすいので、ランチは旧市街の奥、ディナーは港ビューに配分すると満足度が上がります。
春・初夏の肩シーズン攻略
5月は路地の花が映え、週末イベントが入っても混雑は軽めで、写真目的の滞在に向きます。
6月上旬は海水温が上がり、島へのボートも動き出すため、旧市街+海の二刀流が成立します。
服装は朝晩が冷えるため、薄手のジャケットと風よけの羽織を携行すると快適です。
真夏の混雑と価格上昇
7〜8月は宿泊単価が2割以上上がる傾向があり、旧市街は深夜まで賑わう日が増えます。
ピーク日は市場や鐘楼の入場待ちが出るため、午前と夜間に観光を寄せ、日中は森林公園や島で過ごします。
ディナーは前日までにオンライン予約を入れ、海沿い席は備考でサンセット希望を伝えるとスムーズです。
朝活とブルーアワー活用
朝の路地は清掃直後で路面が映り込みやすく、広角での前景作りがしやすい時間帯です。
夕方は港の逆光を避けるため、鐘楼側から港を望む立ち位置で人波を避けると安定します。
市場と路地の分散散策
市場→鐘楼→ギャラリー→港の順で回ると坂の上り下りが最短化できます。
午後はギャラリーの開店が遅れる日があるため、営業時間のばらつきを考慮してルートに余白を持たせます。
早割とキャンセル規定の見極め
可変料金の宿は不可返金と48時間前無料の2プランが並ぶことが多く、航空券確定前は柔軟プランが安全です。
島行きの悪天候リスクに備え、滞在2日以上で代替日を設けると計画倒れを避けられます。
フェリー・ボートの運航期
カタリーナ島とレッドアイランドへのボートは夏季中心で、肩季は本数が減るため夕方の最終便に注意します。
強風日は白波で欠航が出るため、海アクティビティは旅程前半に組み、後半に街歩きと食を置くのが安全です。
ロヴィニ観光のアクセスと移動術
ロヴィニ観光は到着空港の選び方と、市内の徒歩・自転車・ボートの使い分けで快適さが大きく変わります。
坂と石畳が多いので荷物を持った移動を短くし、時間帯で混雑を避ける工夫が鍵です。
空路と国際到着口(プーラ・トリエステ・ヴェネツィア)
プーラ空港はロヴィニまで約40kmで、車なら約40分、空港シャトルやバスの本数は季節で増減します。
トリエステ空港からは国境越えのバス/シャトルで2.5〜3.5時間が目安で、荷物が多い場合はドアツードアの送迎が便利です。
ヴェネツィア空港からはプライベート送迎で約3.5時間、長距離バスは経由便が中心で所要は4〜5時間を見込みます。
乗継が不安な場合、ザグレブ空港INで国内移動→ロヴィニ入り、帰路はプーラ空港OUTなどオープンジョー構成が時間効率に優れます。
各空港からの移動時間と費用目安
プーラ空港→ロヴィニは路線バス€6〜€10、シャトル€15前後、タクシー/配車は€60〜€90が相場です。
トリエステ→ロヴィニは直行バスの運行が肩季に減るため、コペルやポレチ経由で€20〜€35、乗継1回で到着できます。
ヴェネツィア→ロヴィニは長距離バス€30〜€50、乗車4〜5時間が一般的で、複数社のダイヤを横断検索すると選択肢が増えます。
早朝・深夜着は公共交通の接続が途切れるため、宿到着が夜間になる場合は送迎手配とセルフチェックイン手順の確認が安心です。
バス・シャトル・レンタカー比較
長距離バスは安価で荷物制限が緩めですが、繁忙期は満席が出るためオンライン事前購入が安全です。
空港シャトルは小規模運行で、便に合わせて増便されるケースがあり、集合場所と予約締切の確認が重要です。
レンタカーは旧市街の車両規制がネックなので、市外の駐車場を拠点に徒歩と自転車で回る構成がストレスが少ないです。
国境越えのレンタカーは越境手数料や保険条件が変わるため、事前にクロアチア・イタリア間の可否を確認します。
市内移動(徒歩・自転車・水上タクシー)
旧市街は徒歩が基本で、石畳と坂が続くためスニーカー必須、雨天時は滑りに注意します。
自転車は新市街〜ゴールデンケープの移動に最適で、旧市街の中心部は押し歩きが安全です。
水上タクシーは港からカタリーナ島やレッドアイランドへ短時間で到達でき、午後遅い便の最終時刻に留意します。
海風の強い日は欠航や減便があるため、島遊びは午前の往路を確保し、復路を早めに設定すると安心です。
坂道・石畳の歩き方
丸石の路地はつま先でグリップを作る歩き方が安定し、厚底より屈曲性のある靴が向きます。
スーツケースは車輪が削れやすいので、旧市街内の宿はチェックイン直前に持ち込むと負担が減ります。
早朝の清掃後は路面が湿って滑りやすいため、写真撮影は段差の上り下りに注意を払います。
自転車レンタルの拠点
マリーナ周辺や新市街の大通り沿いにレンタル店が複数あり、半日・1日料金で€10〜€20が目安です。
宿の無料レンタサイクルは在庫に限りがあるため、前夜に押さえると朝の動き出しがスムーズです。
ヘルメットとワイヤーロックをセットで受け取り、カフェ立ち寄り時は視認性の高い場所に施錠します。
旧市街外駐車場の使い方
旧市街入口手前の有料駐車場は、短時間の見学やチェックイン時の荷降ろしに便利です。
長時間駐車は新市街側の広い駐車場に移動すると料金が抑えられ、夜間は防犯カメラの有無を確認します。
宿が提携している駐車割引がある場合、フロントでバーコードやコインを受け取る方式が多いです。
荷物搬入のコツ
港のタクシーボートや宿のカート搬入サービスを活用すると、石畳の負担を最小化できます。
チェックアウト日は坂を下る動線を優先し、港側の出口に荷物を寄せてから朝食に向かうと移動が楽です。
45L以上のスーツケースは路地での取り回しが難しいため、機内持ち込み+ソフトボストンの2バッグ構成が快適です。
リピーター向け移動テク
ロヴィニ〜プーラ〜モトブンの周遊は、午前に内陸、午後に海辺へ戻すと渋滞と逆方向でストレスが少ないです。
夕景狙いは徒歩ルートで港→鐘楼方向に抜けると逆光を避けやすく、帰路は緩い下り坂で安全に戻れます。
ボート遊びと旧市街散策は同日に詰め込まず、天候予備日を1日入れると撮影成功率が上がります。
まとめ:ロヴィニ観光を楽しむために
ロヴィニ観光は旧市街の路地と港の夕景、鐘楼展望と近郊の海遊びをどう配分するかで満足度が決まります。
半日は「港→路地→鐘楼→市場」、1日は「市場→鐘楼→島ボート→路地→港夕景」の流れが効率的です。
宿は旧市街の情緒か新市街の利便かで選び、荷物動線と自転車活用で快適性を高めます。
ベストシーズンは6月と9月、真夏は時間帯分散と早期予約で混雑と物価の影響を抑えます。
アクセスはプーラ空港経由が最短で、長距離バスや送迎を併用すると移動の不確実性を減らせます。
写真とグルメは夕景ディナーと朝活散策の2本柱で組み、天候予備日を1日確保すると計画が安定します。
ロヴィニのおすすめ滞在エリア:


