【北京観光まとめ】鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選

「北京観光のモデルコースが知りたい」

「北京のおすすめ観光スポットはどこ?」

「効率よく北京観光を回りたい」

初めて北京を訪れる場合、どの観光スポットを優先すべきか、どう回れば効率的なのか悩みますよね。

北京観光では、故宮や万里の長城などの定番スポットをモデルコースに沿って巡ることで、限られた時間でも充実した旅が実現できます。

この記事では、北京観光の鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選をまとめて紹介します。

北京のおすすめ滞在エリア:

>故宮博物院周辺のおすすめホテル

北京観光のおすすめモデルコース

初めての北京観光では、限られた日数で効率よく定番スポットを巡るモデルコースを組むことが成功の鍵です。

ここでは2泊3日から1日完結まで、旅のスタイルに合わせた3つのおすすめコースを紹介します。

2泊3日で定番スポット制覇コース

天安門広場→故宮博物院→景山公園(1日目)、万里の長城(八達嶺)→明の十三陵→北京ダック(2日目)、天壇公園→南鑼鼓巷→什刹海(3日目)

初めての北京観光で外せない世界遺産を効率的に巡るコースです。

1日目は市内中心部の天安門・故宮エリアを徒歩で散策し、2日目は専用車で郊外の万里の長城へ日帰りします。

3日目は朝の天壇公園から胡同さんぽまで、北京らしい雰囲気を満喫できます。

3泊4日でゆったり世界遺産満喫コース

頤和園→円明園→三里屯(1日目)、天安門広場→故宮博物院→景山公園→北京ダック(2日目)、万里の長城(慕田峪)→798芸術区(3日目)、天壇公園→王府井→帰国(4日目)

時間に余裕のある3泊4日なら、頤和園や慕田峪長城など混雑の少ないスポットも組み込めます。

各日の移動距離を抑えて無理なく回れるため、写真撮影やカフェ休憩の時間も確保できます。

現地在住者からは「頤和園は午前中、万里の長城は平日朝がおすすめ」との声が多く聞かれます。

弾丸1日で王道スポット巡りコース

天安門広場→故宮博物院→景山公園→什刹海→南鑼鼓巷

出張ついでや乗り継ぎで北京に1日だけ滞在する場合の凝縮コースです。

地下鉄1号線と8号線を使って市内中心部を効率的に移動し、徒歩圏内の観光スポットを朝から夕方まで巡ります。

荷物はホテルまたは空港のロッカーに預けて身軽に動くのがポイントです。

北京観光に便利なおすすめ宿泊エリア

北京は広大な都市のため、宿泊エリア選びが旅の効率を左右します。

ここでは観光・交通・治安の面から現地在住者にも人気の5つのエリアを紹介します。

王府井周辺

北京屈指の繁華街で、外国人観光客の定番宿泊エリアです。

故宮や天安門広場まで徒歩圏内で、地下鉄1号線と5号線が交わる交通の要所でもあります。

周辺には日系デパートや国際ブランドのショップ、レストランが集まっており、初めての中国旅行でも安心して滞在できます。

近くにある観光スポット

故宮博物院まで徒歩約15分、天安門広場まで徒歩約10分、景山公園まで徒歩約20分です。

夜は王府井小吃街で北京グルメを楽しめます。

>故宮博物院周辺のおすすめホテル

前門・天安門周辺

歴史的な街並みが残る、北京観光の中心エリアです。

天安門広場や前門大街が目の前にあり、故宮・天壇への移動も便利です。

胡同が多く残るエリアで、伝統的な四合院を改装したブティックホテルも点在しています。

現地在住者からは「朝の天安門広場の国旗掲揚式を見るなら前門エリアの宿が最適」との声があります。

近くにある観光スポット

天安門広場まで徒歩約5分、故宮博物院まで徒歩約15分、天壇公園まで地下鉄で約15分です。

前門大街では老舗の全聚徳(北京ダック)や中国茶の専門店が並びます。

>天安門広場周辺のおすすめホテル

三里屯

北京のナイトライフとショッピングの中心地で、若者や欧米人に人気のエリアです。

おしゃれなカフェ、バー、レストランが集まり、英語が通じる店も多いため言語面の不安が少なくなります。

地下鉄10号線の三里屯駅周辺には国際ブランドが入る太古里商業施設があります。

ビジネス街のCBDエリアにも近く、出張と観光を兼ねる場合にも便利です。

近くにある観光スポット

工人体育場まで徒歩約10分、朝陽公園まで地下鉄で約5分、798芸術区までタクシーで約15分です。

観光スポットからはやや離れますが、地下鉄10号線で故宮方面へもアクセス可能です。

>朝陽公園周辺のおすすめホテル

后海・什刹海

湖を囲む胡同エリアで、北京の下町情緒を味わえる宿泊エリアです。

昼は胡同散策、夜はバーやライブハウスが並ぶ活気ある雰囲気が楽しめます。

鼓楼駅周辺には伝統的な四合院を改装したホステルやブティックホテルが多く、リーズナブルに泊まれる宿も豊富です。

南鑼鼓巷までも徒歩圏内で、北京らしい路地裏の風景を満喫できます。

近くにある観光スポット

什刹海まで徒歩すぐ、南鑼鼓巷まで徒歩約15分、鼓楼まで徒歩約10分です。

故宮へも地下鉄8号線を使って約20分でアクセスできます。

中関村

北京の学術エリアで、IT企業や大学が集まる落ち着いた宿泊エリアです。

観光エリアからは少し離れますが、地下鉄4号線で頤和園や動物園方面へのアクセスが便利です。

ホテル価格は王府井や三里屯より安めで、長期滞在やビジネス利用に向いています。

周辺には学生向けのリーズナブルな飲食店が多く、現地の日常生活を感じられます。

近くにある観光スポット

頤和園まで地下鉄4号線で約20分、北京動物園まで地下鉄で約15分、北京大学や清華大学のキャンパスも徒歩圏内です。

観光よりも研究や視察目的の滞在に適しています。

北京観光のモデルコース5つ

北京には世界遺産や歴史的建造物が点在しているため、目的に合わせたモデルコースを組むことが満喫への近道です。

ここでは初めての北京観光でも迷わず回れる、5つのテーマ別モデルコースを詳しく紹介します。

王道1日|紫禁城と天壇・景山公園コース

天安門広場→故宮博物院→景山公園→什刹海→天壇公園

北京観光の定番スポットを1日で効率的に巡るコースです。

朝8時に天安門広場からスタートし、開門と同時に故宮へ入場すれば混雑を避けられます。

故宮の見学には最低でも2時間半から3時間かかるため、午前中をたっぷり使って北門の神武門まで抜けます。

故宮北門を出たらすぐ目の前が景山公園で、頂上の万春亭からは故宮全体を見渡す絶景が広がります。

現地在住者からは「景山公園は午後2時から3時頃が写真撮影に最適」との声があります。

午後は地下鉄8号線で什刹海へ移動し、胡同散策と湖畔のカフェでひと休みします。

夕方4時頃に地下鉄5号線で天壇公園へ移動し、夕暮れの祈年殿を見学して締めくくります。

移動手段と所要時間

天安門広場から故宮は徒歩5分、故宮から景山公園は徒歩すぐ、景山公園から什刹海は地下鉄8号線で15分、什刹海から天壇は地下鉄5号線と7号線乗り換えで約25分です。

1日の歩行距離は約8kmになるため、歩きやすい靴が必須です。

万里の長城日帰り|八達嶺または慕田峪コース

ホテル→万里の長城(八達嶺または慕田峪)→明の十三陵→北京市内

万里の長城へ日帰りで訪れる定番コースです。

八達嶺長城は北京市内から車で約1時間半、慕田峪長城は約2時間の距離にあります。

八達嶺は観光客が多く混雑しますが、アクセスが便利でロープウェイも整備されています。

慕田峪は混雑が少なく、トボガンスライダーで下山する楽しみもあるため、近年人気が高まっています。

現地ツアーを利用すれば、朝7時にホテルを出発して8時半頃に長城到着、3時間ほど散策した後に明の十三陵を経由して夕方4時頃に市内へ戻れます。

個人で行く場合は、八達嶺なら北京北駅から高速鉄道S2線で約1時間半、慕田峪ならバスまたはタクシーを利用します。

ロープウェイとスライダー活用

八達嶺長城は北8楼まで登れば代表的な景色が撮影できます。

ロープウェイを使えば体力を温存でき、往復チケットは140元です。

慕田峪長城のトボガンスライダーは大人120元で、子どもから大人まで楽しめる人気アトラクションです。

頤和園と円明園|清代皇室の庭園美コース

ホテル→頤和園→円明園→清華大学または北京大学→三里屯

清朝の皇室庭園を巡る優雅なコースです。

朝8時半に地下鉄4号線で北宮門駅へ向かい、頤和園の北門から入場します。

昆明湖を眺めながら佛香閣へ登り、長廊の美しい彩画を見ながら東門へ抜けるルートが定番です。

頤和園の見学には最低3時間かかるため、午前中をたっぷり使います。

昼食後は地下鉄4号線で1駅移動し、円明園へ向かいます。

円明園は英仏連合軍によって破壊された遺跡群で、西洋楼遺址が見どころです。

午後3時頃に近くの清華大学または北京大学のキャンパスを散策し、夕方は三里屯でショッピングとディナーを楽しみます。

湖上ボートと見どころ

頤和園では昆明湖をボートで渡る体験がおすすめです。

東岸から西岸へ渡るフェリーは大人15元で、湖上から佛香閣を眺める絶景が楽しめます。

現地在住者からは「頤和園は朝9時前に入場すれば観光客が少なく写真撮影がしやすい」との情報があります。

胡同さんぽと后海グルメコース

南鑼鼓巷→鼓楼・鐘楼→什刹海→后海バー街→王府井

北京の下町情緒を味わう胡同散策コースです。

午前10時に地下鉄南鑼鼓巷駅からスタートし、おしゃれなカフェや雑貨店が並ぶメインストリートを散策します。

徒歩15分で鼓楼へ到着し、楼上から胡同の屋根が連なる風景を一望します。

鼓楼から什刹海までは徒歩10分で、湖畔をぐるりと歩きながら伝統的な四合院建築を眺めます。

昼食は后海周辺の胡同に点在する家庭料理店で老北京炸醤麺や豆汁などローカルグルメを味わいます。

午後は胡同を人力車で巡るツアーに参加するのもおすすめで、1時間約200元です。

夕方から后海のバー街が賑わい始め、湖を眺めながらビールやカクテルを楽しめます。

おすすめ屋台と時間帯

南鑼鼓巷では串焼きや揚げパン、タピオカドリンクなど食べ歩きグルメが充実しています。

午後3時から4時頃は混雑が落ち着くため、ゆっくり散策できる狙い目の時間帯です。

后海エリアは夜8時以降にライブ音楽が始まり、北京のナイトライフを満喫できます。

798芸術区とユニバーサル北京コース

798芸術区→ユニバーサル北京リゾート→ホテル

現代アートとエンターテインメントを楽しむ新北京コースです。

朝10時に地下鉄14号線で望京南駅へ向かい、タクシーで798芸術区へ入ります。

798芸術区は旧工場をリノベーションしたギャラリーやカフェが立ち並ぶアートスポットで、午前中に2時間ほど散策します。

現地在住者からは「798のUCCA尤倫斯当代芸術中心は企画展の質が高くおすすめ」との評判です。

昼食後はタクシーまたは配車アプリでユニバーサル北京リゾートへ移動し、15分ほどで到着します。

ユニバーサル北京は2021年開業の最新テーマパークで、ハリーポッターエリアやトランスフォーマーなど7つのテーマエリアがあります。

パークでは最低5時間は必要なため、午後1時頃に入場して夜8時の閉園まで満喫します。

チケット予約と滞在配分

ユニバーサル北京のチケットは公式アプリまたは公式サイトで事前購入が必須です。

平日なら1デーパスが418元から、週末や休日は638元からとなります。

エクスプレスパスを追加購入すれば待ち時間を短縮でき、効率的に回れます。

798芸術区は入場無料ですが、個別のギャラリー展示は20元から50元の入場料がかかる場合があります。

北京のおすすめ観光スポット10選

北京観光のハイライトを10か所に厳選し、見どころと基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)をまとめます。

各スポットは市内中心と郊外をバランスよく配置し、モデルコースと接続しやすい順序で紹介します。

故宮博物院(紫禁城)

明清2代の皇城で、太和殿や御花園など壮麗な建築群が続きます。

午前の入場が混雑回避に有効で、北門側の景山公園から俯瞰写真が定番です。

チケットは公式サイト事前購入がスムーズです。

基本情報

・営業時間:8:30-17:00(入場16:00まで、季節変動あり)

・定休日:月(連休期間は変動)

・料金:60元(繁忙期)、40元(閑散期)+一部別料金

・住所:北京市東城区景山前街4号

天安門広場

世界最大級の広場で、人民英雄記念碑や毛主席紀念堂が点在します。

夜間ライトアップや早朝の国旗掲揚式が人気です。

周辺の警備が厳格なため入場検査に時間を見込みます。

基本情報

・営業時間:5:00-22:00(エリアにより変動)

・定休日:なし(行事で立入規制あり)

・料金:無料(施設は一部有料)

・住所:北京市東城区東長安街

天壇公園(祈年殿)

皇帝が豊穣を祈った聖域で、青い瓦の祈年殿が象徴です。

朝の太極拳や合唱など市民活動の活気に触れられます。

円丘壇や回音壁も散策に最適です。

基本情報

・営業時間:6:00-21:00(殿宇エリアは9:00-17:00)

・定休日:なし

・料金:公園入園10-15元、通票21-34元(季節で変動)

・住所:北京市東城区天壇路

頤和園

昆明湖と万寿山を中心とする皇室庭園で、長廊や仏香閣が名高いです。

湖上ボートで対岸へ渡ると歩行距離を節約できます。

午前中の入場で観光客が少なく写真が撮りやすいです。

基本情報

・営業時間:6:30-18:00(園内施設は8:30-17:00)

・定休日:なし

・料金:公園入園30-60元、園中園は別料金

・住所:北京市海淀区新建宮門路19号

万里の長城(八達嶺/慕田峪)

北京市内から日帰り圏の代表的区間です。

八達嶺はアクセス良好だが混雑しやすく、慕田峪は空いて景観が良いです。

ロープウェイやトボガンスライダー活用で上下移動を効率化できます。

基本情報

・営業時間:7:30-17:30(区間で変動)

・定休日:なし

・料金:40-65元(区間・季節により変動)

・住所:八達嶺=北京市延慶区、慕田峪=北京市懐柔区

景山公園

故宮北門正面の小高い丘で、万春亭からの俯瞰が名物です。

午後の斜光~夕景が写真向きです。

故宮見学とセットの立地で移動が少なく済みます。

基本情報

・営業時間:6:00-21:00(季節変動あり)

・定休日:なし

・料金:2-10元(季節変動)

・住所:北京市西城区景山西街44号

什刹海・南鑼鼓巷

胡同の路地文化と湖畔散策が楽しめます。

人力車ツアーで効率よく名所を回れます。

夜は后海のバー街で生演奏が始まります。

基本情報

・営業時間:エリアは終日、店舗は各店で異なる

・定休日:なし(店舗により異なる)

・料金:散策無料(体験・施設は別料金)

・住所:北京市西城区什刹海一帯/東城区南鑼鼓巷

798芸術区

旧工業地帯を再生したアートエリアです。

ギャラリーやミュージアム、カフェが点在し半日滞在に適します。

UCCA(尤倫斯現代芸術センター)の企画展に注目です。

基本情報

・営業時間:エリアは概ね10:00-18:00(施設により異なる)

・定休日:施設により異なる

・料金:散策無料(各展示は20-100元程度)

・住所:北京市朝陽区酒仙橋路2号

ユニバーサル北京リゾート

2021年開業の大型テーマパークで、7エリアが集結します。

混雑日はエクスプレスパスで回遊効率が上がります。

公式アプリのモバイルオーダーや待ち時間確認が便利です。

基本情報

・営業時間:9:00-21:00(時期で変動)

・定休日:なし

・料金:418-638元(時期により変動)

・住所:北京市通州区ユニバーサル大道

明の十三陵

明代皇帝の陵墓群で、神路の石像や地下宮殿(定陵)が見どころです。

長城観光と同日に組み合わせやすい立地です。

展示は中国語中心のため解説アプリの併用が有用です。

基本情報

・営業時間:8:30-17:30(施設で変動)

・定休日:なし

・料金:30-60元(陵墓により異なる)

・住所:北京市昌平区十三陵鎮

北京観光の持ち物・支払いと通信対策

北京観光を快適に楽しむために、支払い準備と通信環境の整備、季節対策の3点を事前に整えると安心です。

現地在住者の実感も交え、具体的な手順と代替策をわかりやすくまとめます。

キャッシュレスの準備(Alipay/WeChat Pay)

北京ではキャッシュレス決済が主流で、小規模店舗でもQR決済が一般的です。

クレジットカードが使えない屋台やタクシーもあるため、QR決済の準備があると行動の自由度が上がります。

現地在住者からは「小銭が減って移動がスムーズ」との声があり、観光中の待ち時間短縮にもつながります。

事前設定の手順

・Alipayは海外電話番号でも登録可。

パスポート認証を済ませ、クレジットカードを紐付ける。

・WeChat Payはアプリを更新し、ID認証→カード登録の順で設定。

カード発行国によってはアクティベートに時間がかかる。

・屋台やタクシーは店頭QRをスキャンして金額を入力する方式が多い。

お釣り不要で会計が速い。

使い分けのコツ

・大型施設やチェーン店はどちらも対応が多い。

不具合時に備えてAlipayとWeChatの2本立てが安心。

・交通系は配車アプリの支払い連携が便利。

事前にどちらかを主決済に設定しておく。

アプリ制限とVPN/代替サービス

中国本土では一部海外サービスが使いにくく、代替アプリの用意が有効です。

観光中に地図や検索が使えないと行程が止まるため、事前のインストールとログイン確認が鍵になります。

現地在住者からは「到着直後はオフライン地図が保険になる」との実感も多いです。

情報収集・検索の代替

・地図は「高徳地図(Amap)」または「百度地図」。

中国語表記でも英語検索が通るケースがある。

・翻訳は「DeepL」や「Google翻訳」のオフラインパックを渡航前にDL。

・メールやクラウドは端末内保存を併用し、重要書類はPDFで持参。

SNSと予約の運用

・飲食店や観光の口コミは「大衆点評」アプリが強力。

・配車は「滴滴出行」、鉄道は「12306」、観光予約は各施設の公式アプリや信頼できるプラットフォームを使用。

・VPNは自己責任。

可否や速度は変動があるため、過度に依存せず代替アプリ前提で計画する。

eSIM/通信と配車・地図アプリ

空港到着から移動をスムーズにするには、即時接続できるeSIMが便利です。

街中の移動は地下鉄が網羅的で、補完として配車アプリを組み合わせると待ち時間が減ります。

通信プランの選び方

・eSIMは到着時自動接続タイプを選ぶと楽。

容量は3〜5日で5〜10GBが目安。

・地下鉄や商業施設に無料Wi-Fiはあるが、認証に時間がかかることも多い。

街歩きは自前回線が安心。

・テザリングで同行者とシェアする場合は追加容量を確保。

移動アプリの使い方

・配車は「滴滴出行」でピン位置を正確に指定。

英語UIの利用可否を事前確認。

・地下鉄ルート検索は高徳地図が高速。

タクシーとの比較で所要時間を見積もれる。

・長距離の郊外移動(慕田峪長城など)は往復とも同じドライバー手配が安心。

冬の防寒/春秋の砂塵対策

北京は大陸性気候で寒暖差が大きく、季節ごとの準備が快適さを左右します。

現地在住者の声では「冬は体感温度が想像以上に低い」「春は乾燥と砂塵で目が疲れる」が共通点です。

冬(12〜2月)の装備

・ダウンジャケット、ニット帽、手袋、マフラーは必須。

・貼るカイロと保湿リップ、ハンドクリーム。

・足元は防滑ソールのスニーカーやブーツ。

屋外観光の多い長城・頤和園で威力を発揮。

春秋(3〜5月/9〜11月)の装備

・マスク、サングラス、目薬で砂塵対策。

・気温差に対応できる薄手ダウンやウィンドブレーカー。

・乾燥対策に携帯加湿器やのど飴。

夏(6〜8月)の装備

・日傘、帽子、日焼け止め、携帯扇風機。

・冷感タオルと塩分タブレットで熱中症予防。

・午後のスコール対策に軽量レインジャケット。

現地で役立つ小ワザ集

短時間で行列を避けたり、無駄な移動を減らすコツをまとめます。

小さな工夫の積み重ねが、1日の観光密度を上げます。

行列回避と時短

・故宮は開門直後の午前が最適。

入口での荷物検査を見越して早めに到着。

・長城は平日の朝イチが空いている。

慕田峪はケーブルカー往復+トボガン下山で時短。

・ユニバーサル北京は公式アプリで待ち時間とモバイルオーダーを活用。

現金とチップ

・少額の現金も携行。

市場や一部の屋台で役立つ。

・チップ文化は基本なし。

荷物運びなど特別なサービスに対して任意で渡す程度。

トイレと衛生

・主要観光地のトイレは整備が進むが、紙が無い場合に備えポケットティッシュとウェットティッシュを常備。

・手指消毒液を携行し、食べ歩き前後に使用。

セキュリティとマナー

旅の安全を高める実践的な注意点です。

混雑エリアではスリ対策と端末の紛失防止が重要です。

防犯の基本

・スマホは斜め掛けポーチや内ポケットに収納。

背面ポケットは避ける。

・配車待ちや改札前はバッグの口を閉める。

・夜間の人通りの少ない路地は避け、大通りを歩く。

観光マナー

・歴史建造物内での飲食禁止やフラッシュ撮影禁止の掲示を確認。

・列への割り込みを避け、荷物検査では係員の指示に従う。

・ドローンは原則申請が必要。

施設周辺での飛行は控える。

北京観光のチケット予約と混雑回避

人気スポットが集中する北京観光では、事前予約と訪問時間の最適化で体験の質が大きく変わります。

ここでは故宮・頤和園・ユニバーサル北京の予約手順と、長城や市内観光の混雑回避テクニックをまとめます。

故宮・頤和園・ユニバーサルの予約手順

故宮・頤和園は公式サイトや公式アプリでの実名チケット事前購入が基本です。

ユニバーサル北京は公式アプリで入園チケットとエクスプレスを事前購入しておくと待ち時間を短縮できます。

当日枠は早期に完売しやすいため、渡航1〜2週間前までの手配が安心です。

故宮(紫禁城)予約のコツ

・入場は「午前枠/午後枠」の選択制。

開門直後の午前枠が空いて写真向き。

・パスポート番号入力の実名制。

当日はパスポート現物を携行。

・見学は南門(午門)から北門(神武門)への一方通行が基本。

出口側の景山公園で俯瞰写真を撮る計画にする。

頤和園予約のコツ

・入園券と「園中園」(仏香閣、蘇州街など)の別料金に注意。

必要な分だけ事前購入。

・北宮門から入場すると長廊〜仏香閣の動線がスムーズ。

・湖上ボートは現地購入可。

風の弱い午前が運航安定。

ユニバーサル北京の手配

・公式アプリでチケット購入、入園日指定、クレカ登録まで事前完了。

・混雑日はエクスプレス購入で主要アトラクションを網羅。

・モバイルオーダーで食事待ちを短縮。

人気ショーは開始15分前の入場が目安。

早朝/遅めシフトで行列回避

混雑ピークを避ける時間戦略は、滞在効率を大きく高めます。

早朝スタートか夕方以降の遅めシフトが効果的です。

時間帯の基本戦略

・故宮は開門直後、景山公園は午後の斜光〜夕景が写真向き。

・天壇公園は市民活動の多い朝が活気的で涼しい。

・頤和園は午前の入場で団体ピークを回避。

昆明湖の逆光を避けやすい。

平日分散と昼休憩

・長城(八達嶺/慕田峪)は平日朝イチ。

10時以降に増える団体前に主区間を歩き切る。

・昼の人出が増える時間帯は移動や屋内展示に充てる。

・夕方は什刹海や南鑼鼓巷の散策へ切り替え、夜は后海で音楽を楽しむ。

長城は平日朝/慕田峪の選択

長城は区間と時間の選び方が混雑回避の決め手です。

体力と写真の目的に応じて八達嶺と慕田峪を使い分けます。

区間の比較と移動

・八達嶺=アクセス至便、標準的な景観、混雑多め。

鉄道S2線や高速道路で到達。

・慕田峪=観光客少なめ、尾根の稜線が美しい。

ケーブルカーやトボガンで高低差を無理なく攻略。

・平日朝7時台に市内出発が理想。

往復とも同じドライバーを手配すると復路の待機で時短。

歩き方と装備

・日差しと風が強い区間が多い。

帽子、日焼け止め、ウィンドブレーカーを携行。

・滑りにくいスニーカー必須。

石段の勾配が急な箇所は手すり側を選ぶ。

・飲料水は少し多めに。

山上の売店は価格高めかつ混雑しやすい。

まとめ:北京観光を楽しむために

北京観光は「定番の世界遺産を午前に押さえる」「市内は地下鉄+徒歩」「郊外は配車または専用車」の3点で効率が上がります。

モデルコースは王道の市内1日、長城日帰り、庭園+胡同の組み合わせで無駄な移動を抑えます。

宿泊は王府井や前門に拠点を置くと、故宮・天安門・天壇へのアクセスが良く、夜の食事選びも容易です。

事前準備は実名制チケット、Alipay/WeChatの登録、地図アプリとeSIMで当日の詰まりを防ぎます。

季節対策は冬の防寒、夏の暑熱、春秋の砂塵に合わせた装備が快適性を左右します。

安全面はスリ対策と夜間の路地回避、荷物の最小化を徹底し、写真や食事の時間を多めに確保すると満足度が高まります。

北京のおすすめ滞在エリア:

>故宮博物院周辺のおすすめホテル

※最新の治安情報は外務省海外安全ホームページやSNSなどで収集することをおすすめします

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運営歴12年の海外旅行メディア「世界新聞」が運営しています。50カ国500都市以上の治安・観光情報を掲載中。