【チェンマイ観光まとめ】鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選

「チェンマイ観光のモデルコースが知りたい」

「おすすめの観光スポットを知りたい」

「効率よくチェンマイを観光したい」

初めてのチェンマイ観光では、どの観光スポットを優先すべきか、どんなルートで回れば効率的か迷いますよね。

初めてのチェンマイ観光は、モデルコースをもとに寺院・マーケット・郊外を組み合わせて効率的に回ることをおすすめします。

この記事では、チェンマイ観光の鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選を紹介します。

チェンマイのおすすめ滞在エリア:

>ワット・プラシン周辺のおすすめホテル

チェンマイ観光のおすすめモデルコース

初めてチェンマイを訪れる方向けに、効率よく定番スポットを回れるおすすめコースを3つ紹介します。

寺院・マーケット・郊外の絶景をバランスよく組み合わせたプランで、限られた時間でチェンマイの魅力を余すことなく体験できます。

初めて向け王道1日プラン

ワット・プラシン→ワット・チェディルアン→ワロロット市場→サンデー・ウォーキングストリート

旧市街の代表寺院2か所を午前中に徒歩で巡り、昼はローカル市場で軽食、夕方から週末限定のサンデーマーケットで雑貨探しと屋台グルメを楽しむ王道ルートです。

自然と寺院の絶景1日プラン

ドイステープ寺院→山麓カフェ→旧市街散策→ナイトバザール

午前中にソンテウで山上のドイステープへ向かい黄金の仏塔と市街地の眺望を満喫、下山後は旧市街の寺院をゆったり歩き、夜はナイトバザールでお土産探しと食事を楽しむプランです。

グルメと買い物半日+夜市満喫

ニマンヘミン通り→MAIIAM現代美術館→カフェホッピング→チェンマイ・ナイトサファリ

おしゃれカフェが集まるニマンヘミンで午前を過ごし、午後は郊外の美術館でアート鑑賞、夜はナイトサファリで動物との触れ合いを楽しむ変化に富んだコースです。

チェンマイ観光に便利なおすすめ宿泊エリア

チェンマイには寺院が集まる旧市街、おしゃれなカフェが立ち並ぶニマンヘミン、リバーサイドリゾートなど宿泊エリアが複数あります。

それぞれ周辺の観光スポットや雰囲気が異なるため、旅のスタイルに合わせて選ぶことが重要です。

ここでは初めてのチェンマイ旅行で特におすすめの3つのエリアを詳しく紹介します。

旧市街(シティ中心)

四方を堀と城壁に囲まれた旧市街は、チェンマイ観光の中心エリアです。

徒歩圏内に主要な寺院が集まり、移動の負担が少なく効率的に観光できるのが最大の魅力です。

古民家を改装したブティックホテルやゲストハウスが多く、ランナー王朝時代の雰囲気を感じながら滞在できます。

日曜日にはラチャダムヌン通りでサンデーマーケットが開催され、ホテルの目の前で夜市を楽しめるロケーションも人気です。

旧市街内はソンテウやトゥクトゥクが頻繁に走り、ドイステープなど郊外への移動も簡単にアクセスできます。

初めてチェンマイを訪れる方や寺院巡りをメインにしたい方に最適なエリアです。

近くにある観光スポット

・ワット・プラシン(徒歩5分圏内)

・ワット・チェディルアン(徒歩10分圏内)

・ターペー門(徒歩5〜15分)

・サンデー・ウォーキングストリート(毎週日曜開催)

>ワット・プラシン周辺のおすすめホテル

ニマンヘミン通り(カフェ・ショッピング)

チェンマイ大学近くのニマンヘミン通りは、若者や欧米人旅行者に人気のトレンド発信地です。

洗練されたカフェ、セレクトショップ、おしゃれなレストランが軒を連ね、旧市街とは異なる現代的な魅力があります。

インスタ映えするカフェやアート空間が多く、写真好きや買い物重視の旅行者にぴったりです。

夜はルーフトップバーやクラブも営業しており、ナイトライフを楽しみたい方にもおすすめできます。

ホテルはデザイナーズホテルやコンドミニアム型の宿が中心で、長期滞在にも適した設備が整っています。

旧市街やナイトバザールへはGrabで10分程度の距離なので、観光の拠点としても十分機能します。

近くにある観光スポット

・MAIIAM現代美術館(車で10分)

・チェンマイ大学アートセンター(徒歩15分)

・トンパヨム市場(徒歩10分)

・ニマンヘミン通りのカフェ&ショップ街(徒歩圏内)

>トンパヨム市場周辺のおすすめホテル

ピン川沿い(リバーサイド・リゾート)

ピン川沿いエリアは静かでリラックスした滞在を求める方に最適です。

リバービューの高級ホテルやリゾートが点在し、プールやスパ施設が充実しているのが特徴です。

旧市街やナイトバザールからは少し離れますが、その分落ち着いた雰囲気の中でゆっくり過ごせます。

川沿いにはローカルレストランやカフェが並び、朝夕の散歩コースとしても人気があります。

旧市街までは車で5〜10分なので、観光と休息のバランスを取りたいカップルやファミリーにおすすめです。

ワロロット市場も近く、早朝の市場散策を楽しんでからホテルで朝食をとることもできます。

近くにある観光スポット

・ワロロット市場(徒歩10〜15分)

・ナイトバザール(車で5分)

・旧市街主要寺院(車で10分)

・ピン川沿いカフェ&レストラン街(徒歩圏内)

>ワロロット市場周辺のおすすめホテル

チェンマイ観光のモデルコース5つ

チェンマイは寺院・マーケット・郊外の自然・カフェ文化など見どころが多彩で、滞在日数やテーマに応じて組み合わせるのがポイントです。

ここでは初めての方から2回目以降のリピーターまで楽しめる、実際に現地在住日本人が推奨する効率的なモデルコースを5つ紹介します。

各コースは移動手段や所要時間も具体的に記載しているので、旅行計画の参考にしてください。

1. 旧市街コンプリート(徒歩+ソンテウ)

ワット・プラシン→ワット・チェディルアン→ターペー門→ワロロット市場→サンデー・ウォーキングストリート

旧市街の主要寺院と市場を1日で巡る王道コースです。

午前9時にワット・プラシンからスタートし、静かな時間帯に金色の仏像をじっくり参拝できます。

徒歩10分でワット・チェディルアンへ移動し、巨大な仏塔を見学します。

2つの寺院は徒歩圏内なので、途中のカフェで休憩しながらゆっくり歩けます。

ターペー門でフォトストップした後、ソンテウに乗ってワロロット市場へ向かいます。

ワロロット市場では地元の食材やお土産を物色し、軽食をつまむのがおすすめです。

夕方17時以降はラチャダムヌン通りでサンデーマーケットが開催されるので、手作り雑貨や屋台グルメを存分に楽しめます。

現地在住者によると、サンデーマーケットは17時半から18時が最も活気があり、19時以降は混雑のピークを迎えるため早めの訪問が快適です。

王道寺院3か所と市場を一筆書きで巡回

このコースは旧市街内を効率的に回れるルートで、移動距離が短く体力的にも負担が少ないのが魅力です。

寺院は午前中が比較的空いているため、ゆっくり写真撮影や参拝ができます。

サンデーマーケットは日曜日のみ開催なので、訪問曜日を調整する必要があります。

2. ドイステープ絶景+旧市街ハイライト

ドイステープ寺院→プーピン宮殿→旧市街散策→ナイトバザール

チェンマイ観光のハイライトであるドイステープ寺院を午前中に訪れ、午後は旧市街を散策するバランス型コースです。

午前8時にホテルを出発し、ソンテウをチャーターしてドイステープへ向かいます。

片道約40分の山道を登り、標高1080メートルの寺院に到着します。

黄金に輝く仏塔と市街地を見下ろすパノラマビューは圧巻で、早朝の澄んだ空気の中で参拝できるのがメリットです。

下山途中にプーピン宮殿に立ち寄り、王室の冬季離宮と美しい庭園を見学できます。

正午に旧市街へ戻り、ローカル食堂でカオソーイやガイヤーンなど北タイ料理のランチを楽しみます。

午後は旧市街の寺院を2〜3か所巡り、カフェで休憩しながらのんびり過ごします。

夕方18時以降はナイトバザールで買い物や夕食を楽しみ、マッサージで1日の疲れを癒すのがおすすめです。

午前に山上、午後に街歩きの黄金配分

ドイステープは午前中の早い時間が涼しく、観光客も少ないため快適に参拝できます。

現地ガイドによると、ソンテウのチャーターは往復600〜800バーツが相場で、ドライバーと待ち合わせ時間を決めておくとスムーズです。

プーピン宮殿は12月〜1月の開園期間のみ見学可能なので、訪問時期を確認してください。

3. チェンライ日帰り(白寺・青寺・黒庵)

ホワイトテンプル→ブルーテンプル→ブラックハウス→ゴールデントライアングル

チェンマイから北へ約180キロメートル離れたチェンライの芸術寺院を巡る日帰りコースです。

午前7時にチェンマイを出発し、専用車で約3時間かけてチェンライへ移動します。

最初に訪れるホワイトテンプルは、真っ白な外観と細密な装飾が特徴の現代芸術寺院です。

午前中の光が最も美しく反射するため、フォトジェニックな写真が撮れます。

次にブルーテンプルへ移動し、鮮やかな青い内装と巨大な白い仏像を見学します。

昼食はチェンライ市街のレストランで北タイ料理を味わい、午後はブラックハウスへ向かいます。

ブラックハウスは寺院ではなく芸術家の作品群で、黒を基調とした独特の世界観が広がります。

時間があればゴールデントライアングルまで足を延ばし、タイ・ラオス・ミャンマーの国境地点を訪れることも可能です。

夕方18時頃にチェンライを出発し、21時頃にチェンマイへ戻ります。

貸切チャーターで時短移動

チェンライ日帰りツアーは現地ツアー会社のプライベートチャーターが便利で、料金は1台3500〜4500バーツ程度です。

ホワイトテンプルは午前9時前後が最も空いており、午後は団体ツアー客で混雑するため早めの到着がおすすめです。

移動距離が長いため、車内で休憩しながらゆっくり過ごせる余裕を持った計画が必要です。

4. 自然体験と象のエシカル保護区

エレファント・ジャングル・サンクチュアリ→滝トレッキング→スパ→ナイトマーケット

チェンマイ郊外の象保護区で象との触れ合いを楽しみ、自然の中でリラックスする1日コースです。

午前8時にホテルをピックアップし、車で約1時間かけて保護区へ向かいます。

エレファント・ジャングル・サンクチュアリでは、象に餌やりや水浴びをさせる体験ができ、象使いから象の生態や保護活動について学べます。

象に乗るのではなく一緒に歩き、自然な環境で触れ合うエシカルなプログラムが特徴です。

昼食は保護区でタイ料理のビュッフェが提供され、カレーや炒め物など多彩なメニューを楽しめます。

午後は近くの滝へトレッキングし、マイナスイオンたっぷりの森林浴を満喫します。

15時頃にチェンマイ市街へ戻り、スパで2時間のトリートメントを受けて疲れを癒します。

夕方18時以降はナイトマーケットで軽食やショッピングを楽しみ、のんびり過ごします。

半日サンクチュアリ+スパ+夜市

象保護区のツアーは半日プランが主流で、料金は2500〜3500バーツ程度です。

現地スタッフによると、象の水浴びは午前中が活発で、午後は象も休憩モードに入るため午前参加がおすすめです。

スパは事前予約が必須で、オアシススパやチバソムなど高評価の店舗を選ぶと満足度が高まります。

5. ニマンヘミン発カフェホッピング

ニマンヘミン通りカフェ巡り→MAIIAM現代美術館→モンチェム→サタデーナイトマーケット

おしゃれなカフェ文化を堪能し、アートや山の景色を楽しむトレンド重視のコースです。

午前9時にニマンヘミン通りのカフェでブランチからスタートし、インスタ映えする空間でゆっくり過ごします。

リストレットやグラフなど人気カフェを2〜3軒ハシゴし、それぞれ異なるインテリアとコーヒーを楽しみます。

正午にMAIIAM現代美術館へ移動し、タイ現代アートのコレクションを鑑賞します。

美術館のカフェも洗練されており、アート鑑賞後の休憩に最適です。

午後14時に車をチャーターしてモンチェムへ向かい、約1時間で標高1200メートルの山頂に到着します。

モンチェムでは茶畑やひまわり畑が広がり、涼しい気候の中で絶景を楽しめます。

16時に下山し、夕方18時からウアライ通りで開催されるサタデーナイトマーケットへ向かいます。

サンデーマーケットに比べて観光客が少なく、ローカル色が濃いのが特徴です。

MAIIAMやモンチェムと組み合わせ

ニマンヘミンのカフェは平日午前中が比較的空いており、週末は混雑するため予約がおすすめです。

モンチェムは乾季の12月〜2月がベストシーズンで、雨季は道路状況が悪化するため注意が必要です。

サタデーナイトマーケットは土曜日のみ開催なので、訪問曜日を調整してください。

チェンマイのおすすめ観光スポット10選

チェンマイ観光で外せない定番と、初めてでも回りやすいスポットを10か所厳選して紹介します。

各スポットは営業時間や料金などの基本情報も記載するので、旅程づくりにそのまま活用できます。

ワット・プラタート・ドイ・ステープ

チェンマイの象徴的な山上寺院で、黄金の仏塔と市街を一望できる眺望が魅力です。

朝の澄んだ時間帯や夕景が特に美しく、参道のナーガ階段やケーブルカーも名物です。

基本情報

・営業時間:5:00〜21:00

・定休日:なし

・料金:拝観料30バーツ、ケーブルカー20バーツ

・住所:Su Thep, Mueang Chiang Mai, Chiang Mai 50200

ワット・チェディルアン

旧市街中心にそびえる巨大仏塔の遺構が見どころで、夜のライトアップも荘厳です。

近接する本堂や僧侶との托鉢風景など、旧市街散策のハイライトになります。

基本情報

・営業時間:8:00〜22:00

・定休日:なし

・料金:大人40バーツ、子ども20バーツ

・住所:103 Phra Pokklao Rd, Mueang Chiang Mai 50200

ワット・プラシン

ランナー様式の本堂と精緻な壁画が有名で、旧市街観光の拠点に最適です。

境内は広く、朝の静かな時間に参拝すると雰囲気を存分に味わえます。

基本情報

・営業時間:6:00〜20:00

・定休日:なし

・料金:参拝無料(一部寄付箱あり)

・住所:2 Samlan Rd, Phra Sing, Mueang Chiang Mai 50200

ワロロット市場

生鮮から雑貨まで揃うローカル市場で、軽食の食べ歩きとお土産探しに最適です。

午前中は活気があり、スパイスやドライフルーツの量り売りが人気です。

基本情報

・営業時間:6:00〜18:00(店舗により異なる)

・定休日:なし(店舗により異なる)

・料金:入場無料

・住所:Wichayanon Rd, Chang Moi, Mueang Chiang Mai 50300

サンデー・ウォーキングストリート

日曜夕方に旧市街メインストリートで開かれる巨大ナイトマーケットです。

ハンドクラフト雑貨と屋台ご飯が充実し、18:00前後の時間帯が歩きやすいです。

基本情報

・営業時間:日曜17:00〜22:00頃

・定休日:月〜土

・料金:入場無料

・住所:Ratchadamnoen Rd, Si Phum, Mueang Chiang Mai 50200

ナイトバザール

毎日開催の定番夜市で、土産物や衣料、屋台フードが並ぶ観光の定番です。

雨天でも営業する店舗が多く、夕食とショッピングを一度に楽しめます。

基本情報

・営業時間:18:00〜22:30頃

・定休日:なし

・料金:入場無料

・住所:Chang Khlan Rd, Chang Khlan, Mueang Chiang Mai 50100

MAIIAM現代美術館

タイ現代アートの名作を収蔵する私設美術館で、洗練された展示と館内カフェが魅力です。

写真映えするインスタレーションも多く、ニマンヘミン滞在と相性が良いです。

基本情報

・営業時間:10:00〜18:00

・定休日:火曜

・料金:大人200バーツ前後(企画により変動)

・住所:122 Moo 7 Ton Pao, San Kamphaeng, Chiang Mai 50130

ドイ・インタノン国立公園

標高2565mのタイ最高峰を擁する公園で、涼しい気候のトレッキングや滝巡りが人気です。

国王・王妃の双峰パゴダやカーワメー自然歩道など、半日〜1日で満喫できます。

基本情報

・営業時間:5:30〜18:30

・定休日:なし

・料金:入園料大人300バーツ前後+車両代

・住所:Ban Luang, Chom Thong District, Chiang Mai 50160

エレファント・ジャングル・サンクチュアリ

象乗りをしないエシカル体験で、餌やりや水浴び、散歩などのプログラムが特徴です。

午前参加は象が活発で、写真も撮りやすく満足度が高い傾向です。

基本情報

・営業時間:ツアーにより異なる(主に午前/午後の半日)

・定休日:なし

・料金:2500〜3500バーツ程度

・住所:拠点複数(市内ホテル送迎あり)

ニマンヘミン通り

おしゃれカフェとブティックが集積するトレンドエリアで、街歩きとカフェ巡りに最適です。

日中は撮影、夕方はバー利用と時間帯で表情が変わります。

基本情報

・営業時間:店舗により異なる

・定休日:店舗により異なる

・料金:入場無料

・住所:Nimmanhaemin Rd, Suthep, Mueang Chiang Mai 50200

チェンマイ観光のベストシーズンと注意点

チェンマイ観光は季節で快適さと楽しみ方が大きく変わります。

乾季・暑季・雨季の特徴を理解し、スモーキーシーズンや祭りの時期を踏まえて旅程を最適化しましょう。

現地在住者の実感も交え、服装や日程調整のコツを具体的に解説します。

乾季と暑季と雨季の過ごし方

乾季(11〜2月)は朝晩が涼しく、日中も湿度が低く観光や屋外アクティビティに最適です。

薄手長袖+羽織りが快適で、朝の寺院参拝や山エリアの眺望が特に美しく感じられます。

暑季(3〜5月)は日中の最高気温が上がるため、屋外は午前と夕方に集中させ、日中はカフェや美術館、スパを活用します。

帽子・サングラス・日焼け止め・吸湿速乾の半袖を基本に、水分と電解質補給を意識します。

雨季(6〜10月)はスコールが多い一方で、緑が鮮やかで滝や山景色が映える季節です。

折りたたみ傘と軽量レインジャケット、滑りにくいサンダルを用意し、屋内施設と屋外を天気アプリで切り替えると快適です。

現地在住者からは「午後のスコール明けは気温が下がり、ナイトマーケットが歩きやすい」との声があります。

スモーキーシーズン対策と服装

スモーキーシーズン(概ね2〜4月)は農地焼きで大気汚染が悪化しやすく、山の眺望が霞む日が増えます。

PM2.5対策として、規格マスク(KF94/N95相当)を携行し、屋外運動を控えめに調整します。

空気清浄機付きのホテルを選ぶと体調管理が容易になり、在住者の多くも室内時間を増やす運用をしています。

服装は通気性の高い半袖+薄手羽織りを基本に、目の保護用のサングラスも用意すると安心です。

眺望重視のドイステープやモンチェムは、AQI(大気質指数)の良い朝に組み込むと満足度が上がります。

祭り(イーペン/コムローイ)の計画

イーペン(コムローイ)は陰暦に基づくため日程が毎年変動し、公式イベントはチケット制で早期完売が一般的です。

現地ツアーや送迎付きプランは2〜3か月前の予約が安全で、集合場所や解散時刻を確認しておくと当日の動線がスムーズです。

会場は草地が多いため、歩きやすいスニーカーと薄手羽織り、モバイルバッテリーを持参します。

写真撮影は広角と望遠の両方があると表情豊かな画が撮れます。

市内のライトアップは混雑するため、帰りの足は配車アプリで事前手配すると待ち時間を短縮できます。

月別の見どころと注意

・11〜12月:乾季入りで朝晩が最も快適。

寺院と旧市街散策がはかどり、カフェ巡りも混みすぎず楽しめます。

・1〜2月:ハイシーズンでホテルが高騰しやすい一方、ベストに近い気候。

早割や平日滞在が費用最適化の鍵です。

・3〜4月:暑季ピーク+スモッグ注意。

屋外は朝夕に限定し、日中はスパや美術館、モールでクールダウンします。

・5〜6月:肩シーズンで価格が落ち着き、雨はまだ本格化前。

短期旅行のコスパが高い時期です。

・7〜9月:雨季本番でスコールはあるが、緑と滝の迫力が増します。

予備日を1日組み込み、天候で屋外日程を振替える設計が有効です。

・10月:雨が収まり、朝夕が過ごしやすくなる立ち上がりの良期。

混雑は緩やかで写真も撮りやすいです。

服装・持ち物の実用チェックリスト

・薄手長袖/半袖の速乾ウェア。

汗冷えを防ぎ、寺院参拝の露出マナーにも対応します。

・羽織り(冷房/朝晩/山対策)。

朝のドイステープは体感が下がるため必携です。

・歩きやすいスニーカーとサンダル。

スコール後は滑りにくい靴底が安心です。

・日焼け止め・帽子・サングラス。

暑季は紫外線と照り返し対策が必須です。

・折りたたみ傘/軽量レインジャケット。

雨季は通り雨が多く、軽装の防水が快適です。

・KF94/N95相当マスク。

スモーキーシーズンの喉や鼻の保護に有効です。

・モバイルバッテリーと小型扇風機。

炎天下や祭り会場でのバッテリー切れと暑さ対策に役立ちます。

旅程設計のコツ(在住者の実感ベース)

寺院や市場は午前に集中させると混雑と暑さを避けやすいです。

サンデーマーケットは開始直後の17時台が歩きやすく、19時以降は混雑が顕著です。

ドイステープやモンチェムなど眺望スポットは朝の空気が澄む時間帯の満足度が高いです。

雨季は屋内(カフェ・スパ・美術館)と屋外(寺院・滝・市場)を日替わりで組み合わせ、天気で柔軟に入れ替えます。

スモッグ予報が高い日は眺望を翌日にスライドし、代わりに旧市街散策やアート鑑賞に充てると無理がありません。

安全面と健康管理のポイント

夜道は明るい幹線を選び、配車アプリで目的地入力を正確に行います。

市場や屋台では加熱済み・回転の良い店を選び、ボトル飲料を徹底します。

日中の屋外は30〜60分ごとに日陰や店内で冷却休憩を入れると体調を崩しにくいです。

高低差のある寺院では手すり側を歩き、水分と塩分を携行します。

山道の移動は車酔いに備えてガムや酔い止めを用意すると安心です。

チェンマイ観光の移動・予算・治安ガイド

チェンマイ観光をスムーズに楽しむには、移動手段の使い分け、1日の予算設計、基本的な安全対策が重要です。

ここでは初めての旅行でも迷わないように、在住者の実感に基づく実用情報をまとめます。

時間と体力を節約する工夫で、寺院・市場・郊外の見どころを効率よく回りましょう。

移動手段の基本(ソンテウ/Grab/トゥクトゥク)

旧市街内は徒歩+ソンテウの併用が最も手軽で安く、主要スポットを短距離で結べます。

郊外のドイステープやモンチェムは配車アプリの往復手配や半日チャーターが快適です。

夜間や雨天時はトゥクトゥクよりも配車アプリの明朗会計が安心で、目的地の入力ミスを避けられます。

・旧市街内の短距離:徒歩10〜20分+ソンテウ乗合。

暑さ対策にカフェ休憩を挟むと負担が減ります。

・市内の中距離:配車アプリで10〜15分移動。

料金の目安が事前に分かり安心です。

・郊外観光:ソンテウや車のチャーターで半日運用。

待機を依頼して復路確保を徹底します。

所要時間と動線設計のコツ

寺院は午前の早い時間に集中させると混雑と暑さを避けられ、写真も綺麗に撮れます。

市場や夜市は開場直後が歩きやすく、食事とショッピングの両立がしやすい時間帯です。

郊外は片道30〜60分の移動を見込み、往復+見学の総時間から逆算して日程を組みます。

・旧市街の寺院3か所+市場:徒歩ベースで4〜5時間。

・ドイステープ往復+参拝:移動含めて3〜4時間。

・ニマンヘミン+MAIIAM:車移動込みで半日想定。

1日の予算目安(食・移動・観光)

チェンマイは物価が比較的安く、食事と移動を含めても日次予算を抑えられます。

アクティビティやスパを組み込む日は上振れを見込み、メリハリ消費で満足度を高めます。

カードと現金を併用し、屋台や市場用に少額紙幣を多めに準備します。

・食事:朝100〜200、昼200〜300、夜300〜600バーツ。

屋台は安く、レストランはやや高めです。

・移動:市内短距離10〜100バーツ、郊外往復600〜1000バーツ。

人数で割るとお得です。

・観光・体験:寺院は低額、サンクチュアリやスパは1000〜3500バーツ。

・合計目安:1日800〜2500バーツ。

内容により変動します。

両替・通信・支払い

市内の両替商は空港よりレートが良い傾向があり、中心部での両替を推奨します。

通信はeSIMや空港SIMが手軽で、配車アプリや地図の安定利用に必須です。

支払いはカードと現金の併用がベストで、市場や屋台は現金対応が基本です。

・千円札や小額バーツを用意すると小売店でのやり取りが円滑です。

・高額の現金は分散し、ホテルのセーフティを活用します。

観光での安全対策(スリ・ぼったくり回避)

人混みでは前掛けバッグを斜めがけにして、スマホは手首ストラップで落下や抜き取りを予防します。

配車は正規アプリで手配し、車体とナンバーを乗車前に照合します。

乗合ソンテウは料金を乗車前に確認し、口頭トラブルを避けます。

・夜は明るい幹線道路を選び、路地ショートカットは避けます。

・寺院内では露出を控え、マナーを守ると不要な注意を受けにくいです。

健康管理(暑さ・スモッグ・食)

暑季は日中の直射を避け、30〜60分に一度は冷房休憩を挟みます。

スモーキーシーズンはKF94/N95相当のマスクを携行し、眺望スポットは空気が澄む朝に回します。

屋台は加熱済みで回転の良い店を選び、ボトル水と電解質補給で体調を守ります。

・日焼け止め、帽子、サングラスは必須装備です。

・山道移動は酔い止めやガムの準備が有効です。

在住者の実感メモ

サンデーマーケットは開始直後が歩きやすく、19時以降は混雑のピークになります。

ドイステープは午前の参拝が快適で、帰路の渋滞を避けやすいです。

ニマンの人気カフェは週末午前が混むため、平日午前や予約でストレスを減らせます。

・寺院2〜3か所+市場1か所+夜市1つの構成が1日の満足度と体力のバランスが良好です。

・郊外観光と市内散策を交互に配置すると疲労が蓄積しにくいです。

まとめ:チェンマイ観光を楽しむために

チェンマイ観光は「旧市街の寺院」「夜市」「郊外の自然」を1日の中でどう配分するかが満足度の鍵です。

朝は寺院と眺望、昼はカフェや美術館、夜はマーケットという時間割が体力と効率の両立に役立ちます。

宿泊は旧市街・ニマンヘミン・リバーサイドのいずれかを軸に、移動導線と滞在の雰囲気で選ぶと迷いません。

モデルコースを土台に、サンデーマーケットや象保護区、ドイステープなど優先度の高い体験から日程に落とし込みましょう。

乾季は屋外中心、暑季や雨季は屋内と屋外を柔軟に組み替える運用が快適です。

チェンマイのおすすめ滞在エリア:

>ワット・プラシン周辺のおすすめホテル

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