【マラケシュ観光まとめ】鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選

「マラケシュ観光のモデルコースが知りたい」

「効率よくマラケシュ観光スポットを回りたい」

「定番のマラケシュ観光プランが知りたい」

はじめてマラケシュを観光する場合、どのスポットから回ればいいか分からないですよね。

マラケシュ観光では、旧市街のメディナと新市街を効率的に巡るモデルコースを事前に計画することが重要です。

この記事では、マラケシュ観光の鉄板モデルコース5つと絶対に外せないおすすめ観光スポット10選を詳しく紹介します。

マラケシュのおすすめ滞在エリア:

>ジャマ・エル・フナ広場周辺のおすすめホテル

マラケシュ観光のおすすめモデルコース

マラケシュを初めて訪れる方におすすめのモデルコースを3つご紹介します。

旧市街メディナを効率よく回りたい方、新市街でゆったり過ごしたい方、両方を満喫したい方まで、それぞれのニーズに合わせたプランです。

旧市街重点コース

ジャマ・エル・フナ広場→スーク→バヒア宮殿

メディナの中心部で活気あふれるジャマ・エル・フナ広場から観光をスタートしましょう。

徒歩3分で伝統市場スークに到着し、モロッコ雑貨やスパイスの買い物を楽しめます。

午後は徒歩10分のバヒア宮殿へ移動し、19世紀の華麗な宮殿建築と美しい庭園を堪能できます。

現地在住者によると「午前中のスークは客引きが少なく散策しやすい」とのことです。

新市街ゆったりコース

マジョレル庭園→イヴ・サンローラン美術館→新市街カフェ散策

ホテルからタクシーで約10分、鮮やかな青が印象的なマジョレル庭園へ。

同じ敷地内にあるイヴ・サンローラン美術館も併せて見学しましょう。

午後は新市街の洗練されたカフェでモロッコティーを楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

現地在住者からは「新市街のカフェは静かで休憩に最適。メディナとは違った雰囲気が味わえる」と好評です。

バランス満喫コース

クトゥビヤ・モスク→エル・バディ宮殿→スーク→夜のジャマ・エル・フナ広場

朝はメディナの象徴クトゥビヤ・モスクから観光開始。

77メートルのミナレットが美しい12世紀のモスクです。

徒歩5分でエル・バディ宮殿へ移動し、かつての王居城跡と広大な中庭を散策。

昼食後はスークで買い物を楽しみ、夜は広場で屋台グルメと大道芸を満喫できます。

現地在住者によると「夜の広場は特に活気があり、マラケシュの魅力を最も感じられる時間帯」とおすすめしています。

マラケシュ観光に便利なおすすめ宿泊エリア

マラケシュの宿泊エリアは大きく旧市街メディナと新市街ギリーズに分かれます。

観光スポットへのアクセス、雰囲気、安全性など、それぞれに特色があるため、旅のスタイルに合わせて選びましょう。

現地在住者の口コミも参考に、各エリアの特徴と近隣の観光スポットをご紹介します。

旧市街メディナエリア

世界遺産に登録された赤い城壁に囲まれた旧市街メディナは、マラケシュ観光の中心エリアです。

ジャマ・エル・フナ広場、スーク、主要なモスクや宮殿が徒歩圏内に集まっているため、観光拠点として最適な立地です。

伝統的な建築様式のリヤド(中庭のある邸宅)に宿泊できるのも大きな魅力。

現地在住者によると「朝食前に広場を散歩すると、昼間とは違った静かなマラケシュを体感できる」とのことです。

夜は屋台の音楽や賑わいを間近で感じられ、マラケシュの文化に深く触れられます。

ただし、路地は複雑で迷いやすく、騒音が気になる場合もあります。

現地在住者からは「地図アプリを活用し、夜間の一人歩きは避けるのが安全」とアドバイスが寄せられています。

近くにある観光スポット

・ジャマ・エル・フナ広場(徒歩0〜5分)

・スーク(徒歩2〜5分)

・クトゥビヤ・モスク(徒歩3〜8分)

・バヒア宮殿(徒歩8〜12分)

・サアード朝墳墓群(徒歩10〜15分)

・エル・バディ宮殿(徒歩10〜15分)

・マドラサ・ベン・ユーセフ(徒歩8〜12分)

>ジャマ・エル・フナ広場周辺のおすすめホテル

新市街ギリーズエリア

メディナの西側に広がる新市街ギリーズは、フランス統治時代に建設された近代的なエリアです。

高級ホテル、洗練されたカフェ、ブティックが並び、静かで落ち着いた環境で滞在できます。

道路は整備されており、迷う心配が少ないのも安心ポイント。

現地在住者によると「ホテルのサービスレベルが高く、治安も良好。メディナとは対照的な快適さがある」と評価されています。

マジョレル庭園やイヴ・サンローラン美術館へのアクセスも良好です。

メディナへはタクシーで約10分、徒歩でも20〜30分程度でアクセスできます。

現地在住者からは「新市街のカフェ『キャフェ・レ・ジャーデン』は観光客にも人気で、ゆっくり休憩できる」とおすすめの声も。

近くにある観光スポット

・マジョレル庭園(徒歩10〜15分/タクシー5分)

・イヴ・サンローラン美術館(徒歩10〜15分/タクシー5分)

・メナラ庭園(徒歩15〜20分/タクシー8分)

・ジャマ・エル・フナ広場(徒歩20〜30分/タクシー10分)

・新市街ショッピングエリア(徒歩5〜10分)

>マジョレル庭園周辺のおすすめホテル

パルメライエリア(郊外)

市街地から車で約20分の緑豊かなパルメライエリアは、高級リゾートホテルが点在する静寂な宿泊エリアです。

ヤシの木に囲まれた贅沢な環境で、都市の喧騒から離れてゆっくり過ごしたい方に最適です。

現地在住者によると「リゾート感覚で滞在でき、スパやゴルフなどの施設も充実している」とのこと。

観光スポットへは専用車やタクシーでの移動が基本となります。

現地在住者からは「ホテルの送迎サービスを活用すると便利。夕日を眺めながらのディナーは格別」と好評です。

近くにある観光スポット

・メディナ中心部(車で20〜25分)

・マジョレル庭園(車で15〜20分)

・アトラス山地展望スポット(車で30〜40分)

・ゴルフ場(車で10〜15分)

>パルメライ周辺のおすすめホテル

マラケシュ観光のモデルコース5つ

滞在日数や興味に合わせて選べる5つのモデルコースをご紹介します。

短期間の方から長期滞在の方まで、効率よくマラケシュの魅力を満喫できるプランを詳しく解説します。

現地在住者の口コミを参考に、各スポット間の移動手段や所要時間も含めてお伝えします。

1日コース:定番スポット満喫プラン

ジャマ・エル・フナ広場→スーク→クトゥビヤ・モスク→バヒア宮殿

短時間でマラケシュの定番スポットを効率よく回るプランです。

朝8時にジャマ・エル・フナ広場からスタートし、活気ある朝の雰囲気を楽しみましょう。

徒歩3分でスークに移動し、モロッコ雑貨やスパイスの買い物を1時間程度楽しみます。

現地在住者によると「午前中のスークは客引きが少なく、ゆっくり散策できる」とのことです。

10時頃に徒歩5分でクトゥビヤ・モスクへ移動し、77メートルのミナレットを見学。

11時30分に徒歩10分でバヒア宮殿へ向かい、19世紀の美しい宮殿建築を堪能します。

現地在住者によると「バヒア宮殿は午後になると団体客で混雑するため、午前中の見学がおすすめ」とアドバイスがあります。

昼食は宮殿近くの伝統レストランでタジン料理を楽しみ、午後はスークで最後の買い物を。

2日コース:旧市街と新市街を満喫プラン

1日目:旧市街メディナ散策

ジャマ・エル・フナ広場→スーク→バヒア宮殿→サアード朝墳墓群

1日目は世界遺産の旧市街メディナを中心に観光します。

朝は広場の屋台で朝食を取り、現地の雰囲気を体感しましょう。

スークでは革製品、陶器、絨毯などの伝統工芸品をじっくり見学。

バヒア宮殿では美しいモザイクタイルと庭園を1時間かけて見学します。

午後は徒歩10分でサアード朝墳墓群へ移動し、16世紀の華麗な装飾を堪能。

現地在住者によると「墳墓群は比較的空いているので、ゆっくり見学できる穴場スポット」とのことです。

2日目:新市街と庭園巡り

マジョレル庭園→イヴ・サンローラン美術館→新市街カフェ→メナラ庭園

2日目はタクシーで新市街方面へ移動。

マジョレル庭園では鮮やかな青い建物と植物の調和を楽しみます。

併設のイヴ・サンローラン美術館も見学し、ファッションとモロッコ文化の関係を学習。

午後は新市街の洗練されたカフェでミントティーを飲みながら休憩。

現地在住者から「『キャフェ・レ・ジャーデン』は静かで読書にも最適」と好評です。

夕方はメナラ庭園でアトラス山脈の夕日を眺めながら散策しましょう。

3日コース:歴史と文化を深く学ぶプラン

1日目:メディナの歴史探訪

クトゥビヤ・モスク→マドラサ・ベン・ユーセフ→マラケシュ博物館→エル・バディ宮殿

マラケシュの歴史を深く学ぶコースです。

12世紀建造のクトゥビヤ・モスクから観光を開始。

徒歩8分でマドラサ・ベン・ユーセフに到着し、14世紀のイスラム建築を見学します。

マラケシュ博物館では地域の歴史と伝統工芸品を学習。

午後はエル・バディ宮殿でかつての王居城跡を散策します。

現地在住者によると「これらのスポットは徒歩圏内にあり、歴史の流れを感じながら回れる」とおすすめです。

2日目:伝統工芸と現代アート

スーク詳細散策→マジョレル庭園→イヴ・サンローラン美術館→新市街ギャラリー巡り

2日目は伝統工芸から現代アートまで幅広く体験。

スークでは各分野(革製品、金属工芸、陶器、絨毯)のエリアを詳しく見学。

職人の作業風景を見学できる工房もあります。

午後は新市街でモロッコの現代アート作品を鑑賞。

現地在住者によると「職人との交流も楽しく、制作過程を見学できるのが魅力」とのことです。

3日目:自然と食文化体験

メナラ庭園→パルメライエリア→料理教室→ハマム体験

最終日は自然と食文化を満喫。

朝はメナラ庭園でオリーブ畑散策。

パルメライエリアではヤシの木に囲まれた農園を見学します。

午後は現地の料理教室でタジンやクスクスの作り方を学習。

夕方は伝統的なハマム(蒸し風呂)でリラックス。

現地在住者によると「料理教室は英語やフランス語で開催され、お土産にレシピももらえる」と好評です。

4日コース:近郊観光を含む充実プラン

1〜2日目:マラケシュ市内観光

前述の2日コースと同じ内容で市内の主要スポットを回ります。

3日目:アトラス山地日帰りツアー

アトラス山地→ベルベル人村落→ウリカ川渓谷→展望台

3日目は市内から車で1時間のアトラス山地へ日帰りツアー。

標高1,500メートルの山間部でベルベル人の伝統的な生活を見学。

ウリカ川渓谷では美しい滝と緑豊かな自然を楽しめます。

現地在住者によると「アトラス山地は気温が10度近く低いので、上着持参が必要」とのアドバイスがあります。

昼食は現地のベルベル料理を堪能し、午後は展望台からマラケシュ市街を一望。

4日目:エッサウィラ日帰り観光

エッサウィラ旧市街→港→城壁→ビーチ→アルガンオイル工房

4日目は大西洋沿岸の港町エッサウィラへ日帰り観光。

マラケシュから車で約2時間30分の距離です。

世界遺産の旧市街では青と白の美しい街並みを散策。

港では新鮮なシーフードを楽しみ、城壁からは大西洋の絶景を堪能。

現地在住者によると「エッサウィラは風が強く、マラケシュより涼しいので服装に注意」とのことです。

アルガンオイル工房では女性の協同組合による伝統的な製造過程を見学できます。

5日コース:モロッコ文化完全体験プラン

1〜3日目:4日コースと同内容

4日目:サハラ砂漠1泊ツアー

マラケシュ→ワルザザート→メルズーガ砂漠→ラクダトレッキング→砂漠キャンプ

4日目から5日目にかけてサハラ砂漠1泊ツアーに参加。

朝早くマラケシュを出発し、車でアトラス山脈を越えてワルザザートへ。

映画の撮影地としても有名なワルザザートで昼食と休憩。

午後はメルズーガ砂漠に到着し、ラクダに乗って砂丘の奥地へ。

現地在住者によると「砂漠は昼夜の寒暖差が激しいため、防寒着は必須」とのアドバイスがあります。

夕日鑑賞後は砂漠のキャンプで一夜を過ごし、満天の星空を楽しみます。

5日目:砂漠からマラケシュ帰還

日の出鑑賞→アイト・ベン・ハッドゥ→マラケシュ帰還

早朝は砂丘での日の出鑑賞から1日をスタート。

帰路では世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥを見学。

日干しレンガ造りの要塞都市で、映画のロケ地としても有名です。

現地在住者によると「アイト・ベン・ハッドゥは午前中の光が美しく、写真撮影におすすめ」との声があります。

夕方にはマラケシュに帰還し、最後の夜は広場で屋台料理を楽しみましょう。

マラケシュのおすすめ観光スポット10選

マラケシュ観光で外せない定番から、庭園や宮殿、歴史遺構までを網羅します。

営業時間や定休日、料金などの基本情報を添えて、初訪問でも迷わず計画できる構成です。

現地在住者の口コミに基づく混雑回避やベスト時間帯のヒントも交えて紹介します。

ジャマ・エル・フナ広場

昼夜問わず音楽と屋台でにぎわうマラケシュの中心広場です。

夕暮れ前後は光と影が美しく、屋上テラスからの眺めが人気です。

夜は屋台グルメと大道芸で最高潮の活気を体感できます。

基本情報

営業時間:24時間

定休日:なし

料金:無料

住所:Jamaa El Fna, Marrakech 40000

マラケシュのスーク(市場)

革、絨毯、金属、木工、スパイスなど職人街が広がる巨大市場です。

午前中は客引きが比較的穏やかで回りやすい傾向があります。

相場の2〜3割上で提示されることが多く、値引き交渉が前提です。

基本情報

営業時間:9:00〜19:00(店舗により異なる)

定休日:金曜午後休が一部であり

料金:無料(購入代金のみ)

住所:Medina of Marrakech, 40000

クトゥビヤ・モスク

高さ約77mのミナレットが街のランドマークになっています。

非イスラム教徒は内部見学不可のため外観観賞が中心です。

早朝は人が少なく、全景写真を落ち着いて撮影できます。

基本情報

営業時間:外観観賞は随時

定休日:なし(礼拝時間は見学制限あり)

料金:無料(外観)

住所:Rue El Koutoubia, Marrakech 40000

バヒア宮殿

19世紀末に建てられた幾何学タイルと木彫が見事な宮殿です。

中庭や回廊は光のコントラストが美しく写真映えします。

午後は混雑しやすく、午前の見学が快適です。

基本情報

営業時間:9:00〜17:00(最終入場16:30目安)

定休日:なし

料金:70MAD前後

住所:Avenue Imam El Ghazali, Marrakech 40000

エル・バディ宮殿

16世紀の王宮跡で、広大な遺構と中庭が残る野外遺産です。

高台からの眺望やコウノトリの巣が見どころです。

開場直後は静かで遺構のスケール感を味わえます。

基本情報

営業時間:9:00〜17:00

定休日:なし

料金:70MAD前後

住所:Ksibat Nhass, Marrakech 40000

サアード朝墳墓群

16世紀のズッリージュ装飾が美しい王族の霊廟です。

入場制限で列ができることがあり、午前がスムーズです。

細密な装飾の接写撮影に適したスポットです。

基本情報

営業時間:9:00〜17:00

定休日:なし

料金:70MAD前後

住所:Rue de la Kasbah, Marrakech 40000

マドラサ・ベン・ユーセフ(神学校)

中庭を囲む学生房と水盤が象徴的なイスラム建築です。

幾何学文様とアラベスクの壁面装飾は圧巻です。

午前中は逆光が少なく、装飾の陰影が出やすいです。

基本情報

営業時間:9:00〜18:00

定休日:なし

料金:60〜80MAD目安

住所:Kaat Benahid, Marrakech 40000

マジョレル庭園

群青色の建物とサボテンコレクションで知られる都市のオアシスです。

開園直後は写真撮影がしやすく、日中は大変混雑します。

併設の美術館とセットで2〜3時間の滞在が目安です。

基本情報

営業時間:8:30〜18:00(季節変動あり)

定休日:なし

料金:200MAD前後(庭園)、別途美術館

住所:Rue Yves Saint Laurent, Marrakech 40090

イヴ・サンローラン美術館

デザイナーの作品や資料を収蔵するモダンな美術館です。

展示室は暗所が多く、温度管理が徹底されています。

庭園との相互訪問で世界観の理解が深まります。

基本情報

営業時間:10:00〜18:00(火曜休が多い)

定休日:火曜

料金:130〜150MAD目安

住所:Rue Yves Saint Laurent, Marrakech 40090

メナラ庭園

大きな水面とパビリオン越しにアトラス山脈を望む公園です。

夕刻は逆光とシルエットが美しく散歩に最適です。

週末は地元ファミリーでにぎわいます。

基本情報

営業時間:8:00〜19:00(季節変動)

定休日:なし

料金:無料

住所:Avenue de la Menara, Marrakech 40000

マラケシュ観光の治安・交渉・交通の実践ガイド

マラケシュ観光を安心かつ快適に楽しむための実践的なコツをまとめます。

スークでの値段交渉、旧市街での安全対策、移動の選び方など、現地で役立つ情報を具体的に解説します。

現地在住者の口コミを踏まえ、時間帯や距離感もわかりやすく示します。

旧市街メディナの安全対策

旧市街は活気がある一方で、道が狭く入り組んでいます。

貴重品は前掛けの斜めがけバッグに入れ、スマホは撮影以外はポケットに出さないのが安心です。

露出の少ない服装にすると客引きに絡まれにくく、地元の文化にも配慮できます。

狭い路地はバイクが通るため、右側に寄って進路を空けると接触を避けられます。

地図アプリはオフラインに保存しておき、分岐で立ち止まって方向を確認すると迷いにくいです。

夜の一人歩きは大通りを選び、路地の抜け道は避けると安全です。

・路地での案内オファーは断り、「ノンメルシー」で軽く手を挙げて通過します。

・両替やATMは大広場周辺や新市街の銀行内を選ぶと安心です。

スークでの価格交渉のコツ

最初の提示は相場より高いことが多いため、半額程度から会話を始めます。

同じ商品の相場を複数店舗で確認し、購入店を後戻りで決めると良い買い方になります。

セット買いを提案すると単価が下がるので、ラグやバブーシュ、陶器はまとめ交渉が有効です。

笑顔で冗談を交えたやり取りは値引きに効き、強い否定より「予算が限られている」の表現が有効です。

現金は小額紙幣を多めに用意し、支払い時の混乱を防ぎます。

配送が必要な大型商品は、店舗の過去配送実績と追跡番号の有無を確認します。

・購入前に傷・サイズ・色味を自然光で確認します。

・袋詰め後も中身を再チェックしてから支払います。

交通手段の選び方と移動時間の目安

旧市街内の主要スポットは徒歩移動が基本で、渋滞の影響を受けにくいです。

新市街や郊外はタクシー利用が便利で、短距離は5〜10分の移動が多いです。

乗車前に目的地と料金を確認し、相場感を共有するとトラブルを避けられます。

流しのタクシーが不安な場合は、ホテルやレストランに配車を頼むと安心です。

空港からメディナ中心部までは車で20〜25分が目安です。

マジョレル庭園とメディナ間はタクシーで約10分、徒歩だと25〜30分程度です。

・朝夕のラッシュ時は旧市街周縁で渋滞が起きやすいです。

・帰路のタクシーは広場の外周や大通りに出ると拾いやすいです。

効率よく回るための時間帯戦略

午前はスークと人気宮殿の見学が快適で、写真撮影も人の写り込みが少ないです。

正午前後は庭園やカフェで休憩し、屋内展示や美術館に切り替えると体力を温存できます。

夕方はメナラ庭園や屋上テラスからの夕景が美しく、風も涼しく感じられます。

夜はジャマ・エル・フナ広場で屋台の活気を楽しみ、帰路は大通りを選ぶと安全です。

金曜の礼拝時間は宗教施設周辺が混雑するため、周辺動線に余裕を持たせると安心です。

季節で日没時間が変わるため、夕景の計画は前日に確認すると失敗が減ります。

・人気スポットは開場直後と閉場前が狙い目です。

・長蛇の列が発生しやすい庭園は、開園15分前到着で並ぶとスムーズです。

食事・水・衛生の実践ポイント

水はペットボトルのミネラルウォーターを選び、氷入りの飲み物は避けると安心です。

屋台では加熱済み・回転の良い店を選び、提供直後に食べるとリスクを下げられます。

手指消毒用ジェルとウェットティッシュを常備すると食事前後に衛生管理がしやすいです。

辛味やスパイスが強い料理は、ミントティーやヨーグルトのトッピングで調整できます。

チップはカフェで2〜5MAD、レストランで会計の5〜10%を目安にするとスムーズです。

胃腸薬・整腸剤・経口補水液は携帯し、体調のサインを感じたら早めに休憩します。

・長時間歩行に備え、クッション性のあるスニーカーを推奨します。

・強い日差し対策として帽子とサングラス、日焼け止めを常用します。

支払い・通信・緊急時の備え

旧市街では現金主体の店舗が多く、小額紙幣の用意が実用的です。

新市街や美術館、一部のリヤドではカードが使える場所が増えています。

通信はeSIMや現地SIMを活用すると、地図や配車手配で迷いにくくなります。

パスポートはホテルのセーフティボックスに保管し、写真とコピーをスマホと紙で別保管します。

緊急時は滞在先の連絡先、保険会社の緊急窓口、最寄りの医療機関の住所と電話をメモします。

現地でトラブルが起こった場合は、周囲の店員やガードマンのいる場所に迅速に移動します。

・領収書は返品・配送トラブル対応のため必ず保管します。

・高額購入は店名と担当者の名刺をもらうと安心です。

マラケシュ観光の季節・服装・持ち物ガイド

マラケシュ観光を快適に楽しむために、季節ごとの気候と服装、持ち物のポイントをまとめます。

春秋のベストシーズンから夏冬の注意点まで、具体的な準備リストと時間帯の過ごし方を提案します。

現地在住者の口コミも踏まえ、実際に役立つ実践的な工夫を紹介します。

ベストシーズンと気温の目安

春は3〜5月で最高気温は20〜28℃、朝晩は12〜16℃で過ごしやすいです。

秋は9〜11月で最高気温は22〜30℃、日中は強い日差しがあるため帽子と日焼け止めが必要です。

夏は6〜8月で35〜40℃超になる日もあり、屋外歩行は午前と夕方に絞るのが安全です。

冬は12〜2月で日中は15〜20℃、朝晩は5〜10℃に下がるため薄手のダウンやセーターが活躍します。

日没後は体感温度が下がるため、夜の広場観光には羽織り物を携帯すると快適です。

乾燥が強い季節はリップクリームや保湿クリームがあると助かります。

季節別の服装と靴

春秋は薄手長袖シャツにチノパンやロングスカート、軽量ジャケットの重ね着が便利です。

夏は通気性の良いコットンやリネンの長袖、日差し対策の広めの帽子、UVサングラスが必須です。

冬はニットと薄手ダウン、首元を守るストールを組み合わせると朝晩の冷えに対応できます。

宗教・文化に配慮し、肩と膝が隠れる服装を選ぶとスークでの声掛けが穏やかになります。

足元は石畳と砂埃に強いクッション性のあるスニーカーが最適です。

砂埃対策として暗色の靴と汚れてもよいボトムを選ぶと管理が楽です。

持ち物チェックリスト

・帽子、UVサングラス、日焼け止め(SPF50+、PA+++相当)。

・薄手の長袖、羽織り、ストール(冷房・日差し・礼拝所配慮)。

・歩きやすいスニーカー、替え靴下、擦れ防止テープ。

・ミネラルウォーター用の折りたたみボトル、経口補水パウダー。

・常備薬、整腸薬、胃腸薬、鎮痛薬、バンドエイド、手指消毒ジェル。

・ウェットティッシュ、ポケットティッシュ、小袋(ごみ・小分け用)。

・モバイルバッテリー、2ポート充電器、Cタイプケーブル、変換プラグCタイプ。

・薄手レインジャケット(にわか雨・砂埃避け)、折りたたみ傘。

・現金小額紙幣、クレジットカード2枚、パスポートコピーと保険証書。

時間帯別の過ごし方のコツ

午前は宮殿や神学校、スークの買い物で混雑と暑さを避けられます。

正午前後は庭園や美術館、屋内カフェで休憩を取り、体力を温存します。

夕方はメナラ庭園や屋上テラスで夕景撮影に向き、気温も下がり歩きやすいです。

夜はジャマ・エル・フナ広場で屋台と音楽を楽しみ、大通りでの帰路を選ぶと安心です。

金曜の礼拝時間は周辺が混雑するため、動線に余裕を持たせるとスムーズです。

開場直後や閉場前は人気施設でも待ち時間が短くなりやすいです。

女性向けの安心ポイント

肩と膝が隠れるワンピースに薄手カーディガンの組み合わせが快適で安心です。

透け防止のインナーとストールがあると場面に応じて調整できます。

リヤド内のプールは水着規定を事前確認し、共用スペースでは羽織りを持つと便利です。

アクセサリーは控えめにし、目立つブランドロゴは避けると安心です。

ナイトメイクはにじみにくいコスメとミストで固定すると長時間の観光でも崩れにくいです。

髪はまとめると砂埃や暑さのストレスが減ります。

荷造りの小ワザ

衣類は圧縮バッグで小分けにすると砂埃を避けながら取り出しやすいです。

現金は3カ所に分け、支払い用・予備・宿保管に分散します。

レシートと名刺を封筒にまとめると配送や返品時の照合がスムーズです。

お土産の割れ物は衣類で緩衝材代わりに包み、手荷物で持ち帰ると安心です。

香りの強いスパイスは密閉袋を二重にしてスーツケースに収納します。

eSIMや現地SIMを事前準備すると空港での時間短縮に役立ちます。

まとめ:マラケシュ観光を楽しむために

マラケシュ観光は、旧市街メディナの散策と新市街の庭園・美術館を組み合わせると満足度が高まります。

モデルコースを活用し、午前は宮殿やスーク、夕方は庭園や屋上テラス、夜は広場の屋台を楽しむ配分が効率的です。

宿泊はメディナのリヤドで文化体験、新市街ギリーズで静かな休息を使い分けると快適です。

交渉は笑顔と相場確認を基本に、現金小額紙幣と名刺・レシートの管理でトラブルを回避できます。

季節は春秋が快適で、夏は早朝と夕方、冬は防寒対策と乾燥対策を意識すると安心です。

安全は大通り移動とオフライン地図の活用で迷いと声掛けを減らせます。

マラケシュのおすすめ滞在エリア:

>ジャマ・エル・フナ広場周辺のおすすめホテル

※最新の治安情報は外務省海外安全ホームページやSNSなどで収集することをおすすめします

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運営歴12年の海外旅行メディア「世界新聞」が運営しています。50カ国500都市以上の治安・観光情報を掲載中。