【ワラス観光まとめ】鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選

「ワラス観光のモデルコースが知りたい」

「効率よく観光スポットを回りたい」

「初心者向けの観光プランを知りたい」

初めてワラス観光を計画する際、どの観光スポットを選べばよいか迷いますよね。

ワラス観光では、トレッキング体験と高所順応を考慮したモデルコースで回ることをおすすめします。

この記事では、ペルーのハイキングの聖地ワラスの鉄板モデルコース5つとおすすめ観光スポット10選、効率的な回り方のポイントを詳しく紹介します。

ワラスのおすすめ滞在エリア:

>プラザ・デ・アルマス周辺のおすすめホテル

\40カ国以上旅した編集長おすすめ/

ワラス観光のおすすめモデルコース

ペルーのハイキングの聖地ワラスは、アンデス山脈の絶景と古代文明の遺跡を同時に楽しめる特別な観光地です。

標高3,100mという高地にあるため、高所順応を考慮したモデルコース選びが成功のカギとなります。

3つの厳選モデルコース

初回のワラス観光では、体力レベルと滞在日数に応じて以下の3つのコースから選ぶことをおすすめします。

プラサ・デ・アルマス→アンカシュ博物館→ワイワッシュ展望カフェ(到着日・順応重視)

ワラス中心部を徒歩で散策し、高所に体を慣らしながらアンデス文化に触れる初日向けコースです。

ワスカラン国立公園(リャンガヌコ湖)→ラグナ69→温泉(モンテレイ)(絶景ハイキング)

ワラス観光のハイライトである氷河湖ラグナ69への日帰りトレッキングコースです。

チャビン・デ・ワンタル遺跡→チャビン博物館→ワラス夜景スポット(文化重視)

3,000年前のチャビン文明の謎に迫る歴史愛好家向けコースです。

これら3コースを組み合わせることで、自然・文化・街歩きのバランスが取れたワラス観光を実現できます。

各コースは移動手段や所要時間、体力度が異なるため、次章で詳しく解説していきます。

ワラス観光に便利なおすすめ宿泊エリア

ワラスは標高3,100mという高地にあるため、宿泊エリア選びが観光の成功を左右します。

トレッキング基地としての機能性と街歩きの利便性、高所順応への配慮を考慮して最適なエリアを選択しましょう。

セントロ(歴史中心部)

ワラスの中心部であるセントロエリアは、初回訪問者に最も人気の宿泊エリアです。

プラサ・デ・アルマスを中心とした歴史地区で、徒歩圏内に多くの見どころが集まっています。

近くにある観光スポット

・プラサ・デ・アルマス(徒歩2分)

・アンカシュ博物館(徒歩5分)

・ワラス大聖堂(徒歩3分)

・中央市場(徒歩7分)

特徴と滞在のコツ

セントロの宿泊施設は歴史的な建物を改装したホテルが多く、コロニアル調の雰囲気を楽しめます。

朝8時頃から地元の人々の活動が始まるため、高所順応のための散歩に最適な環境です。

ただし夜間は人通りが少なくなるため、女性の一人歩きは22時以降は控えることをおすすめします。

現地在住の日本人ガイドによると「セントロの宿は朝食が充実しているところが多く、トレッキング前の栄養補給に便利」とのことです。

>プラザ・デ・アルマス周辺のおすすめホテル

ルスリアガ大通り周辺

アベニーダ・マリスカル・トリビオ・デ・ルスリアガは、ワラスのメインストリートとして機能しています。

バス停やツアー会社、レストランが集中する観光の拠点エリアです。

近くにある観光スポット

・バスターミナル(徒歩10分)

・ツアー会社街(徒歩3分)

・アウトドアショップ街(徒歩5分)

・展望カフェ(徒歩8分)

特徴と滞在のコツ

このエリアの最大のメリットは、リマからのバス到着時間(早朝6時頃)にすぐチェックインできる24時間対応ホテルが多いことです。

トレッキング用品のレンタルや購入、ツアーの前日予約がすべて徒歩圏内で完結します。

現地在住者によると「ルスリアガ通りのホテルは、朝5時出発のラグナ69ツアーの集合場所まで徒歩5分以内が多く、時間に余裕を持てる」とのアドバイスがあります。

夜間も比較的人通りがあり、安全性の面でも優秀なエリアです。

>ルスリアガ大通り周辺のおすすめホテル

アントニオ・ライモンディ通り周辺

ワラス北部に位置するライモンディ通り周辺は、静かな住宅街の中に質の高い宿泊施設が点在しています。

地元住民との交流を重視する旅行者に人気のエリアです。

近くにある観光スポット

・ワイワッシュ展望台(徒歩15分)

・モンテレイ温泉(バス20分)

・コレクティーボ乗り場(徒歩8分)

・地元市場(徒歩12分)

特徴と滞在のコツ

このエリアの宿泊施設は家族経営のペンションやゲストハウスが中心で、温かいホスピタリティが魅力です。

朝食では地元の新鮮な食材を使った料理が楽しめ、高所順応に必要な栄養をしっかり摂取できます。

現地在住者のアドバイスによると「ライモンディ通りの宿は、チュルップ湖への自力アクセス用コレクティーボの乗り場が近く、個人ハイキングを計画している人に便利」とのことです。

セントロまで徒歩20分程度の距離のため、静かな環境で休息したい長期滞在者におすすめです。

>アントニオ・ライモンディ通り周辺のおすすめホテル

カルワス(空港アクセス重視)

ワラス市内から約30km離れたカルワスは、コマンダンテ・FAP・ヘルマン・アリアス・グラサニ空港への最短アクセスが可能なエリアです。

リマとの航空移動を予定している旅行者の最終泊に適しています。

近くにある観光スポット

・カルワス空港(バス15分)

・ワスカラン国立公園入口(バス10分)

・地元の織物工房(徒歩10分)

・カルワス中央市場(徒歩5分)

特徴と滞在のコツ

カルワスの宿泊施設は数は少ないものの、空港送迎サービス付きのホテルが充実しています。

ワラス市内より標高が若干低く(約2,600m)、高所順応が困難だった場合の避難先としても機能します。

現地在住者によると「カルワスの宿は、早朝フライトでも空港まで30分で到着できるため、時間に余裕がない旅程の最後に重宝する」とのことです。

ワラス観光の最終日に利用し、翌日の早朝便でリマへ向かう場合に最も効率的なエリアです。

>コマンダンテ・FAP・ヘルマン・アリアス・グラサニ空港周辺のおすすめホテル

ワラス観光のモデルコース5つ

ワラス観光を最大限楽しむためには、高所順応と体力レベルを考慮したモデルコース選びが重要です。

到着日から段階的に標高を上げながら、自然の絶景と古代文明の遺跡を効率よく回る5つのコースを詳しく解説します。

1日プラン(初日・順応重視)

ワラス到着初日は高所順応を最優先に、市内中心部を徒歩で散策するコースがおすすめです。

標高3,100mの環境に体を慣らしながら、アンデス文化の基礎知識を身につけましょう。

プラサ・デ・アルマス→アンカシュ博物館→ワイワッシュ展望カフェ

9:00にプラザ・デ・アルマスからスタートし、ワラスの歴史的中心部を散策します。

10:30にアンカシュ博物館でチャビン文明の石像や出土品を見学し、古代アンデス文化への理解を深めます。

12:30にワイワッシュ山脈を一望できる展望カフェで昼食を取りながら、翌日以降のハイキング計画を立てましょう。

移動手段と所要

・プラサ・デ・アルマス→アンカシュ博物館:徒歩5分

・アンカシュ博物館→展望カフェ:徒歩8分

・全行程所要時間:約4時間

現地在住者によると「初日は15:00以降に軽い頭痛や息切れを感じることが多いため、午後は宿でゆっくり休息することが大切」とのアドバイスがあります。

1日プラン(絶景ハイキング)

ワラス観光のハイライトであるラグナ69への日帰りトレッキングコースです。

コバルトブルーの氷河湖と6,000m級の山々が織りなす絶景は、一生の思い出となることでしょう。

ワスカラン国立公園(リャンガヌコ湖)→ラグナ69→温泉(モンテレイ)

5:30にワラス市内のツアー会社前からバンで出発し、約2時間でワスカラン国立公園に到着します。

8:00からリャンガヌコ湖畔の駐車場(標高3,850m)からラグナ69(標高4,600m)への往復トレッキングを開始します。

14:30に下山後、モンテレイ温泉で疲れた筋肉をリラックスさせて1日を締めくくります。

移動手段と所要

・ワラス→国立公園入口:専用バン2時間

・リャンガヌコ湖→ラグナ69:トレッキング片道2.5時間

・下山後→モンテレイ温泉:専用バン40分

・全行程所要時間:約12時間

現地ガイドによると「ラグナ69は午前中が最も美しく撮影でき、12:00以降は雲がかかりやすいため早朝出発が重要」とのことです。

1日プラン(文化重視)

3,000年前のチャビン文明の謎に迫る歴史愛好家向けのコースです。

ペルー最古の文明の遺跡と博物館を組み合わせて、古代アンデスの精神世界を深く理解できます。

チャビン・デ・ワンタル遺跡→チャビン博物館→ワラス夜景スポット

7:00にワラスからバスでチャビン・デ・ワンタルへ向かい、約3時間で到着します。

10:30から地下神殿や石像群を見学し、謎に満ちたチャビン文明の宗教的建造物を探索します。

14:00にチャビン博物館で出土品の詳細解説を受け、16:00にワラスへ戻ります。

19:00にワラス市内の夜景スポットで、アンデス山脈に沈む夕陽を眺めながら1日を振り返りましょう。

移動手段と所要

・ワラス→チャビン遺跡:公共バス3時間

・チャビン遺跡→博物館:徒歩10分

・チャビン→ワラス:公共バス3時間

・全行程所要時間:約12時間

現地在住者によると「チャビン行きのバスは朝7:00の1便のみのため、前日に必ずバスターミナルでチケットを購入しておくことが重要」とのことです。

2日プラン(中級者向け)

体力に自信があり、より本格的なハイキングを楽しみたい中級者向けの2日間コースです。

ワラス周辺の隠れた絶景スポットを訪れ、地元の食文化も満喫できます。

ウィルカコチャ→チュルップ湖→ワラス名物料理

1日目は6:00にコレクティーボでウィルカコチャ(標高3,700m)へ向かい、約1時間で到着します。

8:00から神聖な湖の周囲を散策し、インカ時代から続く宗教的な遺跡を見学します。

2日目は早朝5:30にチュルップ湖への自力ハイキングを開始し、標高4,450mの美しい氷河湖を目指します。

夜はワラス市内で名物のクイ(テンジクネズミ)料理とアンデスビールを堪能しましょう。

移動手段と所要

・ワラス→ウィルカコチャ:コレクティーボ1時間

・ウィルカコチャ湖一周:トレッキング3時間

・ワラス→チュルップ湖登山口:コレクティーボ30分

・チュルップ湖往復:トレッキング6時間

現地在住者によると「チュルップ湖は個人ハイキングが可能だが、帰りのコレクティーボは15:00以降本数が少なくなるため時間管理が重要」とのアドバイスがあります。

3〜4日プラン(トレッキング拠点滞在)

ワラスを拠点にした本格的なマルチデイトレッキングを楽しむ上級者向けコースです。

世界的に有名なサンタクルス・トレックを体験し、アンデスの大自然を満喫できます。

サンタクルス・トレック(4日)概略→リターン後の街歩き→パストルリ氷河

1〜4日目はサンタクルス・トレック(往復約50km)で、ブランカ山脈の核心部を踏破します。

最高地点のプンタ・ウニオン峠(標高4,750m)からは、ペルー最高峰ワスカラン山(標高6,768m)の絶景が望めます。

5日目はワラス市内でゆっくりと疲れを癒し、地元のマーケットで土産物を購入します。

6日目はパストルリ氷河への日帰りハイキングで、氷河の末端まで歩く特別な体験ができます。

移動手段と所要

・ワラス→カシャパンパ:専用車1.5時間

・サンタクルス・トレック:4日間(3泊4日)

・ワラス→パストルリ氷河:専用バン1時間

・パストルリ氷河ハイキング:往復4時間

現地ガイドによると「サンタクルス・トレックは乾季(5〜9月)限定で、装備レンタルとガイド付きツアーが安全面でおすすめ」とのことです。

高所順応の入れ方と注意点

ワラスでの観光を成功させるためには、段階的な高所順応が不可欠です。

到着初日は標高3,100mのワラス市内で軽い散歩程度に留め、2日目から徐々に活動量を増やしていきましょう。

高山病の初期症状(頭痛、吐き気、めまい)を感じた場合は、無理をせず標高の低い場所で休息を取ることが大切です。

チケット・入園料・予約の実務

ワスカラン国立公園の入園料は1日券30ソル、3日券60ソル、年間券150ソルです。

ラグナ69やパストルリ氷河など複数のスポットを訪れる場合は、3日券が経済的でお得になります。

ツアー予約は前日でも可能ですが、乾季のピークシーズン(7〜8月)は満席になることがあるため、2日前の予約をおすすめします。

現地在住者によると「ワラス市内のツアー会社は価格がほぼ統一されているため、集合場所の近さと日本語対応の有無で選ぶとよい」とのアドバイスがあります。

ワラスのおすすめ観光スポット10選

ワラス観光で外せない絶景湖や氷河、古代文明の遺跡を厳選して紹介します。

営業時間や料金、住所まで基本情報を添えて、計画を立てやすい形でまとめます。

ラグナ69

ターコイズブルーの氷河湖で、ワラス観光のハイライトとして知られます。

日帰りトレッキングで片道約2.5時間、標高差が大きいので高所順応後の訪問が安心です。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:5:00〜17:00(国立公園ゲート運用時間の目安)

・定休日:なし

・料金:ワスカラン国立公園1日券S/30、3日券S/60、1か月S/150

・住所:Parque Nacional Huascarán, Laguna 69

チュルップ湖

岩場の鎖場を越えてたどり着く蒼い高山湖で、健脚向けの人気コースです。

コレクティーボで登山口まで行けるため、個人手配のトレッカーにも好評です。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:6:00〜16:00(戻りのコレクティーボ最終便に注意)

・定休日:なし

・料金:ワスカラン国立公園1日券S/30(対象区画)

・住所:Quebrada Churup, Parque Nacional Huascarán

ワスカラン国立公園(リャンガヌコ湖)

ポプラ色の湖水とケブラン山の氷壁が映える撮影名所です。

ラグナ69への入口にもなり、ツアーでのアクセスが一般的です。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:6:00〜16:00(ゲート運用時間の目安)

・定休日:なし

・料金:1日S/30、3日S/60、1か月S/150

・住所:Llanganuco, Parque Nacional Huascarán

パストルリ氷河

標高5,000mに迫る氷河に歩いて近づける希少なスポットです。

アップダウンは緩やかで、長距離歩行が苦手でも挑戦しやすい点が魅力です。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:7:00〜15:00(午後は天候急変に注意)

・定休日:なし

・料金:ワスカラン国立公園入園料適用

・住所:Pastoruri, Parque Nacional Huascarán

チャビン・デ・ワンタル遺跡

紀元前のチャビン文明を代表する宗教遺跡で、地下回廊やレリーフが見どころです。

博物館とセットで見学すると、文明の理解が深まります。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:9:00〜16:00(火〜日)

・定休日:月

・料金:S/15(学生割引あり)

・住所:Sitio Arqueológico de Chavín de Huántar, Chavín de Huántar

チャビン国立博物館

遺跡からの出土品や石柱のレプリカ展示が充実し、年代や用途の解説が丁寧です。

午前中は比較的空いており、落ち着いて鑑賞できます。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:9:00〜16:00(火〜日)

・定休日:月

・料金:無料(企画展は別料金の可能性あり)

・住所:Av. 17 de Enero, Chavín de Huántar

アンカシュ博物館(ワラス市内)

アンデス考古と民俗資料の両方を扱い、市内観光で立ち寄りやすい立地です。

初日に訪れると、その後の遺跡観光の理解が進みます。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:9:00〜17:00(月〜土)、9:00〜14:00(日)

・定休日:なし

・料金:S/5

・住所:Av. Luzuriaga 762, Huaraz

プラサ・デ・アルマス(ワラス中央広場)

市民が集う中心広場で、カテドラルやカフェが取り囲みます。

朝夕は光が柔らかく、写真撮影や散歩に向いています。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:終日

・定休日:なし

・料金:無料

・住所:Plaza de Armas, Huaraz

ウィルカコチャ

小高い丘からブランカ山脈を正面に望む里山の湖です。

日の出や夕景に合わせた軽ハイキングの目的地として人気です。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:6:00〜18:00

・定休日:なし

・料金:無料(地域保全費の任意寄付あり)

・住所:Laguna Wilcacocha, Huaraz

モンテレイ温泉

鉄分を含む温泉で、トレッキング後の疲労回復に最適です。

個室浴場と共同浴場があり、時間帯で混雑が変わります。

基本情報(営業時間・定休日・料金・住所)

・営業時間:6:00〜17:00

・定休日:なし(設備点検日は休業の可能性あり)

・料金:S/10〜S/20(浴槽種別で変動)

・住所:Baños Termales de Monterrey, Huaraz

ワラス観光で知っておきたい高所対策とベストシーズン

ワラス観光は標高3,100mの高地での活動が前提になるため、体調管理と季節選びが成功の鍵です。

高所順応の手順と、乾季と肩シーズンの過ごし方を分かりやすくまとめます。

高所順応のステップ

到着日から2日目にかけては、市内散策や低強度の丘歩きで体を慣らします。

3日目以降にラグナ69やチュルップ湖など標高4,000m超のハイキングを計画すると安全性が高まります。

・初日:市内のプラサ・デ・アルマスやアンカシュ博物館を軽く散策する。

・2日目:ウィルカコチャや展望カフェで短時間のアップダウンに留める。

・3日目:ラグナ69やチュルップ湖など高標高ハイキングに挑戦する。

・就寝前は水分を多めに取り、アルコールは避ける。

到着日と2日目の過ごし方

到着日は階段や速歩を避け、こまめに休憩しながら行動します。

酸素飽和度が下がりやすい夜間は、枕を1枚増やして上半身を高くする方法が効果的です。

症状の目安とセルフケア

頭痛、吐き気、めまい、食欲不振が現れたら行動を中止し、水分補給と休息を優先します。

症状が強い場合は、カフェインを避けて鎮痛薬を適切に使用し、回復しない場合は下山を選びます。

シーズン別の服装と装備

乾季(5〜9月)は日中は強い日差し、朝晩は氷点下近くまで冷え込みます。

レイヤリング、UV対策、手袋とビーニー、軽アイゼンはパストルリ氷河で有効です。

・乾季:フリースとダウン、レインジャケット、紫外線対策のサングラス。

・肩シーズン(3〜4月、10〜11月):レインウェアと防水のトレッキングシューズ。

・雨季(12〜2月):泥濘対策のゲイターと防水カバー、予備ソックス。

ベストシーズンの考え方

ハイキング中心なら乾季の5〜9月が最適で、視界が安定し撮影条件も良好です。

混雑と価格を避けるなら3〜4月、10〜11月の肩シーズンが狙い目です。

現地在住の口コミと時間帯のコツ

「ラグナ69は午前中ほど風が弱く、水面が穏やかで写真映えする」との声があります。

「パストルリは午後に雷雲が発生しやすいので、正午には下山ルートに入る」のが安全です。

ワラス観光の移動と予約テクニック

ワラス観光をスムーズに進めるには、リマからの移動手段と現地での足回り、ツアー予約の勘所を押さえることが大切です。

夜行バスやコレクティーボの使い分け、集合場所の見つけ方まで具体的に解説します。

リマ⇄ワラスの移動

リマからワラスまでは長距離バスの利用が最も一般的で、夜行便を使うと時間効率が高いです。

大手バス会社は座席クラスが複数あり、180度に近いリクライニング席なら体の負担が軽くなります。

・主要会社:クルス・デル・スール、オルトゥルサ、モビル・バスなど。

・所要時間:片道約8〜9時間。

・発車時刻:朝便と夜行便があり、夜22時発→翌6〜7時着のパターンが多い。

・座席選び:2階席前方は眺望が良いが揺れやすいので、酔いやすい人は1階席推奨。

・安全と快適:上着とイヤープラグ、貴重品は身体前面で携行すると安心。

夜行バスと昼便の違い

夜行便は到着後にすぐ観光へ移れる利点がある一方、睡眠の質が下がることがあります。

昼便は車窓の景観を楽しめる反面、到着が夜になるとチェックインに手間取ることがあります。

・夜行便活用例:到着日を順応日として軽い散策にし、2日目から本格行動に移る。

・昼便活用例:明るいうちに到着し、ホテルで十分に休んでから翌日活動する。

航空便・カルワス空港の使い方

カルワス(アンタ)空港はワラス市街から約30kmで、天候により運航が不安定になる場合があります。

便数が限られるため、復路のフライトは余裕を持った日程で計画すると安心です。

・空港から市内:タクシーで45〜60分。

・深夜早朝便:ホテルの送迎手配を推奨。

・荷物:ストーブ燃料やガス缶は機内・預け入れ不可。

ツアー予約と現地手配

日帰りツアーは前日予約でも手配できることが多く、料金は会社間で大きな差がありません。

乾季のピークは席が埋まりやすいため、2日前までの予約が無難です。

・相場感:ラグナ69、パストルリ氷河、ラグナ・パロンなどは1人S/60前後(送迎込みの移動サービス型)。

・言語:英語案内は最小限のことが多く、集合時刻と帰着時刻の確認が重要。

・装備:防寒着と雨具、行動食、水2L、現金少額を準備。

・キャンセル:体調不良を想定し、前日までのキャンセルポリシーを事前確認。

集合場所と持ち物

集合はルスリアガ大通りやツアー会社前が定番で、ホテル前ピックアップのオプションもあります。

「戻り時間に遅れない」ことが最重要で、ガイドの指示時刻をメモしておきましょう。

・必携品:パスポートまたは写真、国立公園パス、ヘッドライト、現金、行動食。

・服装:レイヤリング前提で、朝はダウン、日中は通気の良い長袖、午後はレインジャケット。

自力アクセスのコレクティーボ活用

ウィルカコチャやチュルップ湖などは、コレクティーボで登山口近くまで安価に移動できます。

帰路の便が少ない路線もあるため、下山時刻から逆算して行動計画を組みましょう。

・ウィルカコチャ:中央市場近くの乗り場から片道S/2、所要約30〜60分。

・チュルップ湖:アグスティン・ガマラ通りの発着所から往復券が便利、朝7〜9時台の便が中心。

・ラグナ・リャカ:ピテック経由の専用コレクティーボでS/40、帰着まで待機してくれる運用が一般的。

帰路のピックアップ手配

下山時刻が読みにくい場合は、往路のドライバーに帰路の待機を依頼しておくと安心です。

連絡手段として現地SIMかオフラインでも繋がる通話アプリを準備しておきましょう。

・ドライバー連絡:出発前にWhatsApp番号を交換。

・遅延時対応:合流できない場合の待機時間と追加料金を事前合意。

・安全:日没後の未舗装路歩行は避け、無理をせず撤退判断をする。

まとめ:ワラス観光を楽しむために

ワラス観光は高所順応の流れを設計し、移動と装備を最適化すると満足度が大きく高まります。

モデルコースの組み合わせと季節選び、現地手配のコツをおさえて安全に楽しみましょう。

計画の要点と安全第一

初日は市内散策で順応し、2日目に軽めの丘歩き、3日目以降に高標高を組み込む段階設計が有効です。

リマ発の夜行バスや現地ツアーは早朝発が多いため、前夜の準備と睡眠確保が成功の鍵です。

ハイキングは正午から天候が崩れやすいため、午前中の行動と早めの下山を心がけます。

旅を充実させるコツとチェックリスト

・国立公園パスは訪問日数に合わせて1日・3日を選ぶ。

・水2L以上、防寒・雨具、行動食、現金の小額、ヘッドライトを常備する。

・チュルップ湖など自力アクセスは帰路の足を確保し、ドライバー連絡先を共有する。

・混雑期はツアーを2日前までに予約し、朝は軽食と電解質で体調を整える。

・夜間の単独行動は避け、中心部での送迎やグループ行動を心がける。

ワラスのおすすめ滞在エリア:

>プラザ・デ・アルマス周辺のおすすめホテル

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